JPS6236760Y2 - - Google Patents

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JPS6236760Y2
JPS6236760Y2 JP1980191221U JP19122180U JPS6236760Y2 JP S6236760 Y2 JPS6236760 Y2 JP S6236760Y2 JP 1980191221 U JP1980191221 U JP 1980191221U JP 19122180 U JP19122180 U JP 19122180U JP S6236760 Y2 JPS6236760 Y2 JP S6236760Y2
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JP
Japan
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pipe
cap
recess
container
hole
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JP1980191221U
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JPS57114649U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 この考案は、飲料液を収容する容器用のキヤツ
プに関するもので、その目的は、キヤツプを取外
すことなく飲料液を残らず簡単に飲めるようにす
ることにある。
(従来技術とその問題点) 周知の如く飲料液を収容する各種容器の内、主
に水や湯を収容する水筒容器にあつては、容器口
部に螺合するキヤツプを取外すか、キヤツプに設
けた注口より口栓を取外し、開口した口部や注口
に口を当てて直接飲料液を飲むか、口部や注口よ
り一旦コツプに飲料液を注いで飲んでいた。しか
し幼児や児童にあつては、容器口部よりキヤツプ
や口栓を取外すことが非常に困難であるため、キ
ヤツプ等の取外時に飲料液をこぼす欠点がある
し、容器口部より直接飲料液を飲む際、あるいは
容器口部よりコツプに飲料液を注ぐ際にもこぼす
欠点があつた。
〔考案の構成〕
そこでこの考案は、容器口部に嵌合するキヤツ
プに嵌合凹部を設け、凹部に吸い口パイプを起伏
回動自在に支承し、パイプの起伏によつてキヤツ
プに設けた通水孔と通気孔を順に開閉し、キヤツ
プを嵌合したままパイプより飲料液を吸い出せる
ようにし、幼童児においても容器より飲料液をこ
ぼさずに簡単に飲めるようにしたものである。
(実施例) 次に本案容器用キヤツプの構造を実施例の図面
により説明すると、本案キヤツプは容器口部Bに
嵌合するキヤツプ本体1と、本体1の上部嵌合凹
部4に軸支する吸い口パイプ5、及びパイプ5の
起立時に連通するホース8から構成されるもの
で、パイプ5は後部両側に回転軸15,25を設
け、パイプ後端部5aが回転軸15を中心とする
弧状に形成され、回転軸15より前方のパイプ5
に下向きの突出部7を設け、キヤツプ本体1は上
壁2の外周縁より下方に垂下する周壁3の内面
に、容器口部Bに嵌合する係止部13を設け、キ
ヤツプ上壁2の中央部に嵌合凹部4を有し、凹部
4を形成する両側壁41,42にパイプ回転軸1
5,25の軸受部14,24を設け、凹部底壁4
0に起立したパイプ5の弧状後端部5aに密接
し、パイプ5の流水孔6に連通する通水孔12
と、倒伏したパイプ5の突出部7が挿入する通気
孔22を穿設し、通水孔12の下方にホース接続
口32を設け、接続口32に容器本体A内の下部
まで達するホース8を接続するものである。
図中44は凹部4の後方に設ける後壁で、後壁
44は倒伏したパイプ5の弧状後端部5aに接し
流水孔6を塞ぐ。43は凹部4の前方に設ける前
壁で、前壁43は倒伏したパイプ5の流水孔6の
先端を塞ぐ。9はキヤツプ本体1に設けた注口
で、注口9に口栓19を嵌合している。
本案のキヤツプは上記構造であるから、パイプ
5の突出部7をキヤツプ本体凹部4の通気孔22
に向け、パイプ後端部5aより両側に突出する回
転軸15,25を凹部側壁41,42の軸受部1
4,24に嵌合し、凹部4にパイプ5を起伏回動
自在に支承すると共に、ホース接続口32に容器
本体Aの下部まで達するホース8を嵌着してお
き、このホース8を容器本体Aの上部より内部に
挿入し、キヤツプ本体1を容器口部Bに嵌合する
ものである。
(作用) 本案キヤツプを嵌合した容器より飲料液Eを飲
む際、キヤツプ本体1の凹部4に支承するパイプ
5を起立回動すれば、先ずパイプ5の突出部7に
よつて閉鎖されていた通気孔22が開口し、続い
てパイプ5の流水孔6と凹部底壁40の通水孔1
2が連通するので、起立したパイプ5の先を口に
して飲料液Eを飲めば、飲料液Eはホース8より
通水孔12を介してパイプ5に吸い上げられるた
め、キヤツプ5を外さないで容器本体A内に収容
されている飲料液Eを飲むことができる。又起立
パイプ5を凹部4に向けて倒伏すれば、先ずパイ
プ5の後端部5aによつて通水孔12が塞がれ、
続いてパイプ5の突出部7が通水孔22に挿入
し、通気孔22を塞ぎ、凹部4内に倒伏する。更
に凹部4の後方に後壁44を、又は凹部4の前後
方に前後壁43,44を設けたキヤツプ本体1に
あつては、パイプ5の倒伏時に流水孔6が塞がれ
る。
〔考案の効果〕
従つて飲料液を収容する容器本体の口部に本案
キヤツプを嵌合しておけば、飲料液を飲む際、キ
ヤツプ本体の凹部に支承した吸い口パイプを起立
すれば、先ずパイプ突出部の挿入によつて塞がれ
ていた凹部の通気孔が開口し、続いてパイプの流
水孔が凹部に設けた通水孔と連通するので、キヤ
ツプを取外すことなく起立したパイプを口にして
飲料液を飲むことができる。しかも通水孔下部の
接続口に容器本体内の下部まで達するホースが取
付けられているため、飲料液を残らずにホースよ
りパイプに吸い上げて飲むことができるし、飲料
液の減少に従つて通気孔より容器本体内に外気が
流入するため、飲料液の吸い上げも容易であるし
連続的に飲むこともできる。又パイプをキヤツプ
本体の凹部内に倒伏すると、倒伏したパイプによ
つて凹部の通水孔と通気孔が塞がれるため、例え
容器を転倒してもキヤツプから飲料液が漏水する
ことはないし、パイプは凹部内に倒伏されるため
汚れにくい。更に本案キヤツプは上記の如くパイ
プを起立するだけで飲料液を飲むことができるた
め、幼童児においても簡単に操作して飲料液を飲
むことができるし、キヤツプや中栓を取外して飲
料液を飲む場合より手間がかからないし、コツプ
がなくともこぼさずに飲めるは勿論、片手でしか
も歩きながら飲むこともできる等、本案キヤツプ
は飲料液を幼児童においても簡単にしかもこぼさ
ずに飲めるようにした前記特徴と共に、飲料液を
繰返して飲む水筒容器のキヤツプとして、又炭酸
飲料や果実飲料、或はビール等を収容するアルミ
缶、又はブリキ缶のキヤツプとして実用面に顕著
な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案キヤツプの嵌合状態における要部
構造を示す容器の一部切欠正面図、第2図は類例
キヤツプを嵌合した容器の一部切欠正面図、第3
図はキヤツプ本体の平面図、第4図はその中央縦
断面図、第5図は類例キヤツプ本体の中央縦断面
図、第6図乃至第9図は吸い口パイプの平面図と
正面図、側面図及び中央縦断面図、第10図は類
例キヤツプ本体の平面図、第11図はパイプ起立
状態における本案キヤツプの中央縦断面図、第1
2図イ,ロは類例キヤツプ本体の平面図と中央縦
断面図、第13図イ,ロ,ハは類例パイプの平面
図と中央縦断面図及び側面図、第14図イ,ロ,
ハは後壁の平面図と正面図及び側面図、第15図
はパイプ起立状態における要部拡大断面図であ
る。 A……容器本体、B……口部、E……飲料液、
1……キヤツプ本体、2……上壁、12……通水
孔、22……通気孔、3……周壁、13……係止
部、4……凹部、40……底壁、41,42……
側壁、43……前壁、44……後壁、14,24
……軸受部、5……吸い口パイプ、5a……弧状
後端部、15,25……回転軸、6……流水孔、
7……突出部、8……ホース、32……ホース接
続口、9……注口、19……口栓。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 容器口部Bに嵌合するキヤツプにおいて、キ
    ヤツプ本体1の上壁2中央部に、吸い口パイプ
    5を起伏自在に支承する凹部4を設け、凹部底
    壁40に起立パイプの流水孔6と連通し、倒伏
    パイプの後端部5aによつて塞がれる通水孔1
    2と、パイプの下部に設けた突出部7の挿入に
    よつて塞がれる通気孔22を設け、通水孔の下
    部にホース8の接続口32を設けた容器用キヤ
    ツプ。 2 凹部4を形成する側壁41,42の後部に後
    ろ向きに開口する軸受部14,24を設け、パ
    イプ後端部5aの両側に前記凹部の軸受部に支
    承する回転軸15,25を突出し、この回転軸
    が凹部の後方より軸受部に挿入し、パイプが起
    伏自在に支承する実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載の容器用キヤツプ。
JP1980191221U 1980-12-27 1980-12-27 Expired JPS6236760Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980191221U JPS6236760Y2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27

Applications Claiming Priority (1)

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JP1980191221U JPS6236760Y2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57114649U JPS57114649U (ja) 1982-07-15
JPS6236760Y2 true JPS6236760Y2 (ja) 1987-09-18

Family

ID=29995663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980191221U Expired JPS6236760Y2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60175057U (ja) * 1984-04-27 1985-11-20 ライオン株式会社 内容物注出機構付キヤツプ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3059816A (en) * 1957-02-19 1962-10-23 Schenley Ind Inc Combination container closure and pouring device
JPS5330454B2 (ja) * 1973-05-31 1978-08-26

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5538281Y2 (ja) * 1975-04-26 1980-09-08
JPS5653005Y2 (ja) * 1976-08-23 1981-12-10

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US3059816A (en) * 1957-02-19 1962-10-23 Schenley Ind Inc Combination container closure and pouring device
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JPS57114649U (ja) 1982-07-15

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