JPS6236547A - 氷厚計用センサ - Google Patents
氷厚計用センサInfo
- Publication number
- JPS6236547A JPS6236547A JP17594785A JP17594785A JPS6236547A JP S6236547 A JPS6236547 A JP S6236547A JP 17594785 A JP17594785 A JP 17594785A JP 17594785 A JP17594785 A JP 17594785A JP S6236547 A JPS6236547 A JP S6236547A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- primary
- ice
- sea
- primary coil
- Prior art date
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- Pending
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、海氷の厚さを推定するための氷厚計用セン
サに関するものである。
サに関するものである。
第2図は例えば特開昭58−223704号公報に示さ
れた従来の氷淳計用センサを示す断面図であシ、海氷6
の上部に1次コイル1と2次コイル2とを配置し、1次
コイル1に0.1〜2 MHzの高周波電流を流して電
磁界を発生させ、このとき2次コイル2に誘起する電圧
の抵抗成分を測定すること、すなわち海氷5下部の海面
4までの距離を空中から電磁誘導現象を利用して測定す
ることKより海氷3の厚さの推定を可能にしている。
れた従来の氷淳計用センサを示す断面図であシ、海氷6
の上部に1次コイル1と2次コイル2とを配置し、1次
コイル1に0.1〜2 MHzの高周波電流を流して電
磁界を発生させ、このとき2次コイル2に誘起する電圧
の抵抗成分を測定すること、すなわち海氷5下部の海面
4までの距離を空中から電磁誘導現象を利用して測定す
ることKより海氷3の厚さの推定を可能にしている。
なお、上記抵抗成分の発生は海氷6の下面にある海水中
に発生する渦流損失に基づくものである。
に発生する渦流損失に基づくものである。
上記のような従来の氷厚計用センサにおいて、第6図に
示すように1次コイル1を2次コイル2の上方に配置し
て海氷6の厚さを測定する場合は磁束5が海面4に達す
るまでに拡がってしまい、検出感度の低下をもたらし、
このためセンナのコイル径を例えば500+tm程度と
大きくする必要があシ、取扱いに不便であるという問題
点があった。
示すように1次コイル1を2次コイル2の上方に配置し
て海氷6の厚さを測定する場合は磁束5が海面4に達す
るまでに拡がってしまい、検出感度の低下をもたらし、
このためセンナのコイル径を例えば500+tm程度と
大きくする必要があシ、取扱いに不便であるという問題
点があった。
この発明はかかる問題点を解決するため釦なされたもの
であシ、小型で感度の良い氷厚計用センサを得ることを
目的とするものである。
であシ、小型で感度の良い氷厚計用センサを得ることを
目的とするものである。
この発明に係る氷厚計用センサは、1次コイルと2次コ
イルの間隔を1〜677Lとし、各コイルの長さをコイ
ル間隔の1150以内とし、1次コイルを2次コイルの
下方に配置するものである。
イルの間隔を1〜677Lとし、各コイルの長さをコイ
ル間隔の1150以内とし、1次コイルを2次コイルの
下方に配置するものである。
この発明においてはコイル長さの短かい1次コイルと2
次コイルを使用し、1次コイルと2次コイル間の間隔を
大きくすると共に1次コイルを2次コイルの下方に配置
することにより距離検出感度を高くする。
次コイルを使用し、1次コイルと2次コイル間の間隔を
大きくすると共に1次コイルを2次コイルの下方に配置
することにより距離検出感度を高くする。
第1図はこの発明の一実施例を示す説明図であり、図に
おいて1は海面4より距離h1だけ離れた位置に配置し
た1次コイル、2は1次コイルの上方で海面4よシ距離
h2だけ離れた位置に配置した2次コイルであシ、1次
コイル1及び2次コイル2は共にコイル長さが短かくな
っている。6は海面4の上部にある海氷である。
おいて1は海面4より距離h1だけ離れた位置に配置し
た1次コイル、2は1次コイルの上方で海面4よシ距離
h2だけ離れた位置に配置した2次コイルであシ、1次
コイル1及び2次コイル2は共にコイル長さが短かくな
っている。6は海面4の上部にある海氷である。
上記のような1次コイル1及び2次コイル2からなる氷
厚計用センサの距離検出感度を高めるため、氷浮計用セ
ンサの特性の究明をはかった結果、この発明においては
次のような解決策を講じている0 (1)1次コイル1と2次コイル2の相互インダクタン
スMについて。
厚計用センサの距離検出感度を高めるため、氷浮計用セ
ンサの特性の究明をはかった結果、この発明においては
次のような解決策を講じている0 (1)1次コイル1と2次コイル2の相互インダクタン
スMについて。
一般に対向して配置した2個のコイル間の相互インダク
タンスMを計算で求めることは極めて複雑であって、氷
厚計用センサの設計のだめの見通しをたてるために利用
することは困難である。しかし、2@のコイルが各々単
巻コイルの場合は比較的簡囃に求められる。すなわち直
径2 Rの単巻コイルを2個同軸上に並列配置し、この
コイル間隔をdとするとき、2(’aのコイルの相互イ
ンダクタンスMは次の近似式で与えられる。
タンスMを計算で求めることは極めて複雑であって、氷
厚計用センサの設計のだめの見通しをたてるために利用
することは困難である。しかし、2@のコイルが各々単
巻コイルの場合は比較的簡囃に求められる。すなわち直
径2 Rの単巻コイルを2個同軸上に並列配置し、この
コイル間隔をdとするとき、2(’aのコイルの相互イ
ンダクタンスMは次の近似式で与えられる。
ここでkは比例常数である。
したがって1次コイル1と2次コイル2の各々のコイル
長さを短かくすることによシ上記(I)式を適用して1
次コイル1と2次コイル2の相互インダクタンスMを求
めることができる。このとき、相互インダクタンスMの
理論上のパラメータはコイル半径Rとコイル間隔dであ
る。
長さを短かくすることによシ上記(I)式を適用して1
次コイル1と2次コイル2の相互インダクタンスMを求
めることができる。このとき、相互インダクタンスMの
理論上のパラメータはコイル半径Rとコイル間隔dであ
る。
(2)同軸上に配置した1次コイル1と2次コイル2が
海面4に対向して設けられた場合の距離検出感度につい
て。
海面4に対向して設けられた場合の距離検出感度につい
て。
一般に1次コイル1から距離りの位置に完全導体板があ
るとき、相互インダクタンスMの減少分ΔMは鏡像の原
理によシ間隔が2 h+dの場合に相当1−1次の式で
近似される。
るとき、相互インダクタンスMの減少分ΔMは鏡像の原
理によシ間隔が2 h+dの場合に相当1−1次の式で
近似される。
したがって相互インダクタンスMの減少割合はとなる。
上記式(III)から距離りに対してコイル間隔dが大
きいときに、相互インダクタンスMの減少割合が大きく
なる。
きいときに、相互インダクタンスMの減少割合が大きく
なる。
海面4に対向して設けた1次コイル1と2次コイル2の
相互インダクタンスMの減少割合、すなわち距離検出感
度を高めるためには、海水にも導電性があることから、
上記完全導体板の場合と同様に1次コイル1と2次コイ
ル2との間のコイル間隔(h2−h、)を大きくする。
相互インダクタンスMの減少割合、すなわち距離検出感
度を高めるためには、海水にも導電性があることから、
上記完全導体板の場合と同様に1次コイル1と2次コイ
ル2との間のコイル間隔(h2−h、)を大きくする。
なお海氷3の導電率は海水の1%程度(1年氷の場合)
であるから、海面4上に海氷3が浮かんでいても、海面
4までの距離測定にはあまシ影響はしない。また、この
場合1次コイル1と2次コイル2のコイル径は距離検出
感度には余シ影響しないが、コイル径を小さくすると当
然2次コイル2の誘起電圧が小さくなる〇 (3)海面4に対向配置した1次コイル1と2次コイル
2の位置関係による距離測定への影響について。
であるから、海面4上に海氷3が浮かんでいても、海面
4までの距離測定にはあまシ影響はしない。また、この
場合1次コイル1と2次コイル2のコイル径は距離検出
感度には余シ影響しないが、コイル径を小さくすると当
然2次コイル2の誘起電圧が小さくなる〇 (3)海面4に対向配置した1次コイル1と2次コイル
2の位置関係による距離測定への影響について。
距離測定に有効な磁束は1次コイル1が発生した磁束の
うち、2次コイル2に鎖交する磁束5である。
うち、2次コイル2に鎖交する磁束5である。
1次コイル1を2次コイ/I/2の下側に配置すると、
1次コイル1に対する2次コイル2の対称位置に仮想的
なコイル2′が考えられ、有効磁束5は2次コイル2.
1次コイル1 及ヒ仮想コイル2′ヲ貫くビーム状にな
シ、海水中にも入って行くが、逆に1次コイル1を2次
コイル2の上側に配置すると、第3図に示すように有効
磁束5が海面4に達するまでに拡ってしまい、距離検出
感度が低下する。そこで1次コイル1を2次コイル2の
下側に配置する〇 上記各事項について検討し、実験した結果、氷厚肘用セ
ンサの1次コイル1と2次コイル2を下記数値に規定す
るととKよシ距離検出感度が良い氷厚肘用センサが得ら
れることが明らかとなつ念。
1次コイル1に対する2次コイル2の対称位置に仮想的
なコイル2′が考えられ、有効磁束5は2次コイル2.
1次コイル1 及ヒ仮想コイル2′ヲ貫くビーム状にな
シ、海水中にも入って行くが、逆に1次コイル1を2次
コイル2の上側に配置すると、第3図に示すように有効
磁束5が海面4に達するまでに拡ってしまい、距離検出
感度が低下する。そこで1次コイル1を2次コイル2の
下側に配置する〇 上記各事項について検討し、実験した結果、氷厚肘用セ
ンサの1次コイル1と2次コイル2を下記数値に規定す
るととKよシ距離検出感度が良い氷厚肘用センサが得ら
れることが明らかとなつ念。
この発明に係る氷厚肘用センサを使用する氷厚の計澗法
は海面4までの距離計測に基づいていることから、海氷
3の1さを2m程度までと想定すると、有効磁束5が海
水中にも入って行くようKするため、1次コイル1と2
次コイル2のコイル間隔を海氷6の厚さ程度とする。し
たがってコイル間隔(h2−h、)を1〜3m程度とし
、かつ1次コイル1を2次コイル2の下側に配置する◇
また、1次コイル1と2次コイル2のコイル長さは単巻
コイルに対応させるため上記コイル間隔の1150以内
とする。
は海面4までの距離計測に基づいていることから、海氷
3の1さを2m程度までと想定すると、有効磁束5が海
水中にも入って行くようKするため、1次コイル1と2
次コイル2のコイル間隔を海氷6の厚さ程度とする。し
たがってコイル間隔(h2−h、)を1〜3m程度とし
、かつ1次コイル1を2次コイル2の下側に配置する◇
また、1次コイル1と2次コイル2のコイル長さは単巻
コイルに対応させるため上記コイル間隔の1150以内
とする。
上記のように1次コイル1と2次コイル2のコイル長さ
及びコイル間隔を規定し、かつ1次コイル1と2次コイ
ル2のコイル直径を100gとして実際に計測した結果
、従来のコイル直径が500鳩のセンナ以上の距離検出
感度を有していることが確認された。
及びコイル間隔を規定し、かつ1次コイル1と2次コイ
ル2のコイル直径を100gとして実際に計測した結果
、従来のコイル直径が500鳩のセンナ以上の距離検出
感度を有していることが確認された。
なお上記実施例では1次コイル1と2次コイル2の2個
のコイルを使用した場合を示したが、差動相互誘導型セ
ンサを使用するときは、1次コイル1と2次コイル2と
の間に第5のコイルを置くこと1/i:よシセンサの全
長が増加することを防止し、かつ上記実施例と同様に距
離検出感度を高めることができる・ 〔発明の効果〕 この発明は以上説明したように1コイル長さの短かい1
次コイルと2次コイルを使用し、1次コイルと2次コイ
ル間のコイル間@を大きくすると共に1次コイルを2次
コイルの下側に配置するようにし九ので距離検出感度を
高めることができる。
のコイルを使用した場合を示したが、差動相互誘導型セ
ンサを使用するときは、1次コイル1と2次コイル2と
の間に第5のコイルを置くこと1/i:よシセンサの全
長が増加することを防止し、かつ上記実施例と同様に距
離検出感度を高めることができる・ 〔発明の効果〕 この発明は以上説明したように1コイル長さの短かい1
次コイルと2次コイルを使用し、1次コイルと2次コイ
ル間のコイル間@を大きくすると共に1次コイルを2次
コイルの下側に配置するようにし九ので距離検出感度を
高めることができる。
したがって各コイルのコイル径も小さくすることができ
、センサ自体の外径が小型となり重量も軽量となるので
、センサの取扱い上の利便も大となる効果を有する。
、センサ自体の外径が小型となり重量も軽量となるので
、センサの取扱い上の利便も大となる効果を有する。
なお、この発明は氷厚肘用センサについて説明したが、
謂板等の金属板までの距離計測にも同様に適用し得る。
謂板等の金属板までの距離計測にも同様に適用し得る。
第1図はこの発明の実施例を示す説明図、第2図は従来
例を示す断面図、第3図は第2図に示した従来例の説明
図である。 1・・・1次コイル、2・・・2次コイル、3・・・海
氷、4・・・海面。
例を示す断面図、第3図は第2図に示した従来例の説明
図である。 1・・・1次コイル、2・・・2次コイル、3・・・海
氷、4・・・海面。
Claims (1)
- 海氷の上部に1次コイルと2次コイルとを配置し、1次
コイルに高周波電流を流して電磁界を発生させ、このと
きの2次コイルに誘起する電圧の抵抗成分を測定し、こ
の電圧の抵抗成分に基づいて海氷の厚さを推定する氷厚
計用センサにおいて、上記1次コイルと2次コイルの間
隔を1〜3mとし、各コイルの長さをコイル間隔の1/
50以内とし、1次コイルを2次コイルの下方に配置す
ることを特徴とする氷厚計用センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17594785A JPS6236547A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | 氷厚計用センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17594785A JPS6236547A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | 氷厚計用センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6236547A true JPS6236547A (ja) | 1987-02-17 |
Family
ID=16005033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17594785A Pending JPS6236547A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | 氷厚計用センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6236547A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102607390A (zh) * | 2012-02-28 | 2012-07-25 | 太原理工大学 | 一种极地海冰冰裂缝宽度自动化测量装置及测量方法 |
-
1985
- 1985-08-12 JP JP17594785A patent/JPS6236547A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102607390A (zh) * | 2012-02-28 | 2012-07-25 | 太原理工大学 | 一种极地海冰冰裂缝宽度自动化测量装置及测量方法 |
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