JPS6236540A - 粒子解析装置 - Google Patents
粒子解析装置Info
- Publication number
- JPS6236540A JPS6236540A JP17650885A JP17650885A JPS6236540A JP S6236540 A JPS6236540 A JP S6236540A JP 17650885 A JP17650885 A JP 17650885A JP 17650885 A JP17650885 A JP 17650885A JP S6236540 A JPS6236540 A JP S6236540A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow
- sample liquid
- cell
- flow cell
- optical system
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- Pending
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- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、フローサイトメータ等において、サンプル液
がフローセルの中心を安定した層流をなして流れている
か否かを容易に判定することを可能とした粒子解析装置
に関するものである。
がフローセルの中心を安定した層流をなして流れている
か否かを容易に判定することを可能とした粒子解析装置
に関するものである。
[従来の技術]
フローサイトメータとは、高速で流れる細胞浮遊溶液、
即ちサンプル液に例えばレーザ光を照射し、その散乱光
・蛍光による光電信号を検出し。
即ちサンプル液に例えばレーザ光を照射し、その散乱光
・蛍光による光電信号を検出し。
細胞の性質・構造を解明する装置であり、細胞化学、免
疫学、血液学、腫瘍学、遺伝学等の分野で使用されてい
る。
疫学、血液学、腫瘍学、遺伝学等の分野で使用されてい
る。
フローサイトメータにおいては、照射光の光軸に対する
サンプル液の流れる軸の位置を一定に保持することは正
確な測定上欠くことのできない要件であり、そのために
シース液を加圧し層流の性質を保持させながら高速でノ
ズル先端を通過させ、この流れの中央にサンプル液を注
入する方式が採用されている。このようにすると、サン
プル液は高速で層流の中心軸に沿って流れることになり
、このときサンプル液の流速を絞り込み安定した層流を
得るために、サンプル液とシース液との流量比を1対5
0程度に保ち、内径50pm〜250JLm程度のノズ
ル又はセル内を秒速10m程度で通過させる。
サンプル液の流れる軸の位置を一定に保持することは正
確な測定上欠くことのできない要件であり、そのために
シース液を加圧し層流の性質を保持させながら高速でノ
ズル先端を通過させ、この流れの中央にサンプル液を注
入する方式が採用されている。このようにすると、サン
プル液は高速で層流の中心軸に沿って流れることになり
、このときサンプル液の流速を絞り込み安定した層流を
得るために、サンプル液とシース液との流量比を1対5
0程度に保ち、内径50pm〜250JLm程度のノズ
ル又はセル内を秒速10m程度で通過させる。
このように安定した層流を得るための初期条件を設定し
ても、装置を含む周囲雰囲気の微小変動により、計測期
間中に層流の微小変動が起り得る。従って、精度の高い
計測結果を得るためには常に層流の状態及びサンプル液
がセル又はノズルの中心を流れているか否かを監視する
必要がある。
ても、装置を含む周囲雰囲気の微小変動により、計測期
間中に層流の微小変動が起り得る。従って、精度の高い
計測結果を得るためには常に層流の状態及びサンプル液
がセル又はノズルの中心を流れているか否かを監視する
必要がある。
従来、このような層流の安定性及びサンプル液がセル又
はノズルの中心を流れているか否かを監視するためには
、照射光軸及びサンプル液の流れの方向とそれぞれ直交
する方向に顕微鏡を配置し、サンプル液の流れを監視す
るという方法が採用されている。しかし、この方法では
照射光軸方向のサンプル液の流れの位置は監視すること
ができるが、サンプル液の流れの方向及び照射光の光軸
方向に、それぞれ直交する方向のサンプル液流の位置を
監視することは不可能である。従って。
はノズルの中心を流れているか否かを監視するためには
、照射光軸及びサンプル液の流れの方向とそれぞれ直交
する方向に顕微鏡を配置し、サンプル液の流れを監視す
るという方法が採用されている。しかし、この方法では
照射光軸方向のサンプル液の流れの位置は監視すること
ができるが、サンプル液の流れの方向及び照射光の光軸
方向に、それぞれ直交する方向のサンプル液流の位置を
監視することは不可能である。従って。
計測結果にばらつきが生じ十分に精度の高い計測は望め
ない。
ない。
このような欠点を除去するために、例えば第6図に示し
た・装置が採用されている。これは、フローセル1の中
央部の紙面に垂直な流通部2内をサンプル液が高速で通
過するようになっており、この流れと直交する方向の光
軸01上にレーザ光源3、結像レンズ4が配され、レー
ザ光源3から出射されたレーザ光りは、結像レンズ4に
よりサンプル液に照射されるようになっている。そして
、レーザ光りのサンプル液による前方散乱光側には、集
光レンズ5a、/\−ワーフー6、絞り7a、光電検出
器8aが順次に配され、/\−ワーフー6の反射側の光
軸02上には順次に配されたピント板9a、結像レンズ
loaから成る観察光学系Aが配置されている。側方散
乱光側の光軸03上には、集光レンズ5b、絞り7b、
光電検出器8bが順次に配され、それぞれ集光レンズ5
a、5b、絞り7a、7bを介して光電検出器8a、8
bにより前方散乱光、側方散乱光が検出されるようにな
っている。そして、側方散乱光の測光光学系と反対側の
側方散乱光側の光軸04上には、順次に配された集光レ
ンズ5b′、ピント板9b、結像レンズ10bから成る
観察光学系Bが配されている。従って、観察光学系Aに
より照射光軸方向のサンプル液の流れの状態及び位置を
監視することができ、観察光学系Bにより光軸03方向
のサンプル液の流れの状態及び位置を監視することがで
きる。即ち、この装置によればサンプル液の流れの状態
及び位置を十分に正確に判定することが可能である。し
かし、この方式は観察光学系が2組必要なために装置が
複雑かつ高価になり、更に観察窓が2つになるために観
察方向を変える度に観察窓を覗き換えなければならず、
操作が煩雑になり判定に手間が掛かるという欠点を有し
ている。
た・装置が採用されている。これは、フローセル1の中
央部の紙面に垂直な流通部2内をサンプル液が高速で通
過するようになっており、この流れと直交する方向の光
軸01上にレーザ光源3、結像レンズ4が配され、レー
ザ光源3から出射されたレーザ光りは、結像レンズ4に
よりサンプル液に照射されるようになっている。そして
、レーザ光りのサンプル液による前方散乱光側には、集
光レンズ5a、/\−ワーフー6、絞り7a、光電検出
器8aが順次に配され、/\−ワーフー6の反射側の光
軸02上には順次に配されたピント板9a、結像レンズ
loaから成る観察光学系Aが配置されている。側方散
乱光側の光軸03上には、集光レンズ5b、絞り7b、
光電検出器8bが順次に配され、それぞれ集光レンズ5
a、5b、絞り7a、7bを介して光電検出器8a、8
bにより前方散乱光、側方散乱光が検出されるようにな
っている。そして、側方散乱光の測光光学系と反対側の
側方散乱光側の光軸04上には、順次に配された集光レ
ンズ5b′、ピント板9b、結像レンズ10bから成る
観察光学系Bが配されている。従って、観察光学系Aに
より照射光軸方向のサンプル液の流れの状態及び位置を
監視することができ、観察光学系Bにより光軸03方向
のサンプル液の流れの状態及び位置を監視することがで
きる。即ち、この装置によればサンプル液の流れの状態
及び位置を十分に正確に判定することが可能である。し
かし、この方式は観察光学系が2組必要なために装置が
複雑かつ高価になり、更に観察窓が2つになるために観
察方向を変える度に観察窓を覗き換えなければならず、
操作が煩雑になり判定に手間が掛かるという欠点を有し
ている。
[発明の目的]
本発明の目的は、フローセルをサンプル液の流れの軸廻
りに回転可能とすることにより、サンプル液の流れの状
態及び位置を容易に判別し得る粒子解析装置を提供する
ことにある。
りに回転可能とすることにより、サンプル液の流れの状
態及び位置を容易に判別し得る粒子解析装置を提供する
ことにある。
[発明の概要]
上述の目的を達成するための本発明の要旨は、サンプル
液を通過させる流通部を有し、前記サンプル液の流れの
軸廻りに回転可能なフロ゛−セルと、光源からの照射光
により前記サンプル液で散乱された散乱光を測光する測
光光学系と、前記サンプル液の流れの状態を観察する観
察光学系とを具備することを特徴とする粒子解析装置で
ある。
液を通過させる流通部を有し、前記サンプル液の流れの
軸廻りに回転可能なフロ゛−セルと、光源からの照射光
により前記サンプル液で散乱された散乱光を測光する測
光光学系と、前記サンプル液の流れの状態を観察する観
察光学系とを具備することを特徴とする粒子解析装置で
ある。
〔発明の実施例]
本発明を第1図〜第5図に図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は全体の構成図であり、観察光学系A及びフロー
セルl以外は第6図に示した従来例と同様である。即ち
、フローセル1の中央部の紙面に垂直な流通部2内を、
高速層流となったシース液に包まれて、流体力学的焦点
合わせが行われたサンプル液Sが通過するようになって
いる。そして、フローセル1はこのサンプル液Sの流れ
の方向の軸を中心に矢印で示すように回転可能に設置さ
れている。
セルl以外は第6図に示した従来例と同様である。即ち
、フローセル1の中央部の紙面に垂直な流通部2内を、
高速層流となったシース液に包まれて、流体力学的焦点
合わせが行われたサンプル液Sが通過するようになって
いる。そして、フローセル1はこのサンプル液Sの流れ
の方向の軸を中心に矢印で示すように回転可能に設置さ
れている。
また、サンプル液Sの流れと直交する方向にレーザ光源
3が配置されており、このレーザ光源3から出射された
レーザ光りを流通部2に導光するために、光軸01に結
像光学系4が配置されている。そして、サンプル液Sに
よって散乱されたレーザ光りの前方散乱光側には、集光
レンズ5a、絞り7a、光電検出器8aが順次に配され
ており、結像レンズ4を介して流通部2で照射されたレ
ーザ光りはサンプル液Sにより散乱され、集光レンズ5
a、絞り7aを経て光電検出器8aに至り、主にサンプ
ル液S中の検体粒子の大きさの情報が得られる。また、
サンプル液Sの流れの中心軸とレーザ光りの光軸01と
にそれぞれほぼ直交する方向の光軸03上には、側方散
乱光用集光レンズ5b、絞り7b、光電検出器8bが順
次に配列されており、サンプル液Sによるレーザ光りの
90@方向の側方散乱光が計測され、主にサンプル液S
中の検体粒子の顆粒性が観測できるようになっている。
3が配置されており、このレーザ光源3から出射された
レーザ光りを流通部2に導光するために、光軸01に結
像光学系4が配置されている。そして、サンプル液Sに
よって散乱されたレーザ光りの前方散乱光側には、集光
レンズ5a、絞り7a、光電検出器8aが順次に配され
ており、結像レンズ4を介して流通部2で照射されたレ
ーザ光りはサンプル液Sにより散乱され、集光レンズ5
a、絞り7aを経て光電検出器8aに至り、主にサンプ
ル液S中の検体粒子の大きさの情報が得られる。また、
サンプル液Sの流れの中心軸とレーザ光りの光軸01と
にそれぞれほぼ直交する方向の光軸03上には、側方散
乱光用集光レンズ5b、絞り7b、光電検出器8bが順
次に配列されており、サンプル液Sによるレーザ光りの
90@方向の側方散乱光が計測され、主にサンプル液S
中の検体粒子の顆粒性が観測できるようになっている。
なお、検体粒子に蛍光標識を施して生化学的解析を行う
場合には、図示しない波長選別手段を光軸03上に設置
することにより測定が可能となる。
場合には、図示しない波長選別手段を光軸03上に設置
することにより測定が可能となる。
更に、フローセル1を挟んで光軸03と反対側の光軸0
4上には、集光レンズ5b′、ピント板9b、結像レン
ズ10bが順次に配列され、観察者はフローセル1を回
転させることにより、サンプル液Sの流れの状態を複数
の方向からこの観察光学系Bを介して観察できるように
なっている。
4上には、集光レンズ5b′、ピント板9b、結像レン
ズ10bが順次に配列され、観察者はフローセル1を回
転させることにより、サンプル液Sの流れの状態を複数
の方向からこの観察光学系Bを介して観察できるように
なっている。
第2図(a) 、 (b)は回転可能なセルユニットの
斜視図であり、(b)は(a)の状態を時計方向に90
°回転させている。フローセルl上方のノズル部の上部
中央には、図示しないサンプル液圧送部により加圧され
たサンプル液Sを流すためのサンプル管11が接続され
、ノズル部の上部側面には図示しないシース液圧送部に
より加圧されたシース液Jを流すためのシース管12が
接続されている。そして、シース液Jによって流体力学
的焦点合わせの行われたサンプル液Sがフローセル1の
角型部13に導かれるようになっている。更に、フロー
セルlのノズル部の上部側面には、フローセル1に固定
された回転ノブ14が設置され、フローセル1はセルホ
ルダ15によって保持されるようになっている。
斜視図であり、(b)は(a)の状態を時計方向に90
°回転させている。フローセルl上方のノズル部の上部
中央には、図示しないサンプル液圧送部により加圧され
たサンプル液Sを流すためのサンプル管11が接続され
、ノズル部の上部側面には図示しないシース液圧送部に
より加圧されたシース液Jを流すためのシース管12が
接続されている。そして、シース液Jによって流体力学
的焦点合わせの行われたサンプル液Sがフローセル1の
角型部13に導かれるようになっている。更に、フロー
セルlのノズル部の上部側面には、フローセル1に固定
された回転ノブ14が設置され、フローセル1はセルホ
ルダ15によって保持されるようになっている。
第3図はセルユニットの一部を切欠した縦断面図であり
、セルホルダ15の下方のフローセル1のノズル部には
抜は防止板16が固定されており、フローセルlとこの
抜は防止板16とによりセルホルダ15は係止されてい
る。この部分で、フローセルl、セルホルダ15はそれ
ぞれ円形断面を有し、更に回転するために適当な隙間を
有するため、回転ノブ14を第2図(a)に示すR方向
に移動させることにより、フローセル1を矢印R方向に
回転させることができるようになっている。
、セルホルダ15の下方のフローセル1のノズル部には
抜は防止板16が固定されており、フローセルlとこの
抜は防止板16とによりセルホルダ15は係止されてい
る。この部分で、フローセルl、セルホルダ15はそれ
ぞれ円形断面を有し、更に回転するために適当な隙間を
有するため、回転ノブ14を第2図(a)に示すR方向
に移動させることにより、フローセル1を矢印R方向に
回転させることができるようになっている。
第4図(a)はフローセル1の角型部13をサンプル液
Sの流れの方向から見た図であり、(b)はフローセル
1を(a)の矢印Eの方向から観察した場合の観察像を
示している。また、(C)はフローセル1を(a)の状
態から90°回転させ、(a)と同一の状態で流れてい
るサンプル液Sを流れの方向から見た図であり、(d)
は(C)の状態を70−セル1のE方向から観察した場
合の像を示している。
Sの流れの方向から見た図であり、(b)はフローセル
1を(a)の矢印Eの方向から観察した場合の観察像を
示している。また、(C)はフローセル1を(a)の状
態から90°回転させ、(a)と同一の状態で流れてい
るサンプル液Sを流れの方向から見た図であり、(d)
は(C)の状態を70−セル1のE方向から観察した場
合の像を示している。
いま、第4図(a)に示すように、サンプル液Sがフロ
ーセル1の角を部13を、流通部2の中心からAρだけ
観察方向Eと同方向でかつ観察者から遠去かる方向にず
れているとする。これをE方向に配された観察光学系B
を介して観察すると、(b)に示すようにサンプル液S
は流通部2の中央を流れているように見える。即ち、観
察方向Eと同方向のずれΔpは検出不可能である。
ーセル1の角を部13を、流通部2の中心からAρだけ
観察方向Eと同方向でかつ観察者から遠去かる方向にず
れているとする。これをE方向に配された観察光学系B
を介して観察すると、(b)に示すようにサンプル液S
は流通部2の中央を流れているように見える。即ち、観
察方向Eと同方向のずれΔpは検出不可能である。
次に、同じ状態のフローセル1を回転ノブ14によりR
方向に90°回転させると、第4図(C)に示すように
サンプル液Sの流れは、流通部2の中心から観察方向E
からみて右側にΔりだけずれることになり、観察光学系
Bを介して(d)に示すように流通部2の右側を流れて
いるサンプル液Sを観察することができる。このように
、フローセルlを回転させる以前は検出できなかった観
察方向Eと同方向のずれΔ夕が、フローセル1を90@
回転させることにより、観察方向Eと直交する方向のず
れΔ夕として容易に検出することができる。
方向に90°回転させると、第4図(C)に示すように
サンプル液Sの流れは、流通部2の中心から観察方向E
からみて右側にΔりだけずれることになり、観察光学系
Bを介して(d)に示すように流通部2の右側を流れて
いるサンプル液Sを観察することができる。このように
、フローセルlを回転させる以前は検出できなかった観
察方向Eと同方向のずれΔ夕が、フローセル1を90@
回転させることにより、観察方向Eと直交する方向のず
れΔ夕として容易に検出することができる。
第5図はフローセルlが所定角度毎に自動的に停止し得
る係止機構を有する第2の実施例のセルユニットの一部
を切欠した縦断面図である。フローセル1のノズル部の
セルホルダ15と接触する部分に位置決め用凹孔が所定
の角度、例えば90@間隔に設けられており、セルホル
ダ15の一部に孔が設けられ、その孔内にばね17が取
り付けられ、ばね17の先端には位置決めポール18が
連結されている。
る係止機構を有する第2の実施例のセルユニットの一部
を切欠した縦断面図である。フローセル1のノズル部の
セルホルダ15と接触する部分に位置決め用凹孔が所定
の角度、例えば90@間隔に設けられており、セルホル
ダ15の一部に孔が設けられ、その孔内にばね17が取
り付けられ、ばね17の先端には位置決めポール18が
連結されている。
回転ノブ14によりフローセル1が回転中は、フローセ
ル1のノズル部の壁に位置決めポール18が押され、ば
ね17が縮んだ状態でセルホルダ15の内側をフローセ
ル1が回転する。そして、位置決めポゴル18の位置と
フローセル1の位置決め用凹孔が一致すると、位置決め
ポール18が位置決め用凹孔に入り、ばね17によって
押し付けられ、フローセルlの回転が自動的に停止する
ことになり、操作性を更に向上させることができる。
ル1のノズル部の壁に位置決めポール18が押され、ば
ね17が縮んだ状態でセルホルダ15の内側をフローセ
ル1が回転する。そして、位置決めポゴル18の位置と
フローセル1の位置決め用凹孔が一致すると、位置決め
ポール18が位置決め用凹孔に入り、ばね17によって
押し付けられ、フローセルlの回転が自動的に停止する
ことになり、操作性を更に向上させることができる。
また、上述した第1の実施例は第6図に示した観察光学
系Bとフローセル1の回転とを組み合わせたものである
が、観察光学系Aとフローセル1の回転とを組み合わせ
て、サンプル液Sの流れの位置を調整することもできる
。即ち、観察光学系Aを介して第4図(C)の状態のサ
ンプル液Sの流れを観察すると第4図(b)のように見
え、ずれΔpを検出することは不可能であるが、フロー
セル1を時計方向に90″′回転させると、第4図(a
)のサンプル液Sの流れと流通部2の中心に対して対称
な位置のサンプル液Sの流れを観察することができ、第
4図(d)のように見えるためにずれΔpを検出するこ
とが可能であり、第1の実施例と同様の効果を得ること
ができる。
系Bとフローセル1の回転とを組み合わせたものである
が、観察光学系Aとフローセル1の回転とを組み合わせ
て、サンプル液Sの流れの位置を調整することもできる
。即ち、観察光学系Aを介して第4図(C)の状態のサ
ンプル液Sの流れを観察すると第4図(b)のように見
え、ずれΔpを検出することは不可能であるが、フロー
セル1を時計方向に90″′回転させると、第4図(a
)のサンプル液Sの流れと流通部2の中心に対して対称
な位置のサンプル液Sの流れを観察することができ、第
4図(d)のように見えるためにずれΔpを検出するこ
とが可能であり、第1の実施例と同様の効果を得ること
ができる。
なお、以上の各実施例ではフローセル1の回転を手動で
行うようにしたが、回転手段としてモータ等を使用し、
より操作を容易とすることもできる。また、以上の説明
は角型部13を有するクローズドタイプのフローセルl
についてなされたが、角型部13の無いオープンセルに
ついても同様に実施することができる。
行うようにしたが、回転手段としてモータ等を使用し、
より操作を容易とすることもできる。また、以上の説明
は角型部13を有するクローズドタイプのフローセルl
についてなされたが、角型部13の無いオープンセルに
ついても同様に実施することができる。
[発明の効果]
以上説明したように本発明に係る粒子解析装置は、サン
プル液の流れの方向の中心軸の廻りにフローセルを回転
させることによって、複数方向からサンプル液の流れの
状態を観察可能としたことにより、サンプル液の流れの
状態及び流れのフローセル中心からのずれを容易に、し
かも正確に判定することを可能とし、複雑な装置を要せ
ずに精度の高い計測を可能としている。
プル液の流れの方向の中心軸の廻りにフローセルを回転
させることによって、複数方向からサンプル液の流れの
状態を観察可能としたことにより、サンプル液の流れの
状態及び流れのフローセル中心からのずれを容易に、し
かも正確に判定することを可能とし、複雑な装置を要せ
ずに精度の高い計測を可能としている。
図面第1図〜第5図は本発明に係る粒子解析装置の実施
例を示すものであり、第1図は光学系の構成図、第2図
はセルユニー2トの斜視図、第3図はセルユニットの一
部を切欠した断面図、第4図はセルの横断面図及び観察
像の説明図、第5図は係止機構を有するセルユニットの
一部を切欠した断面図であり、第6図は観察光学系を2
組有する従来例の構成図である。 符号lはフローセル、2は流通部、3はレーザ光源、5
は集光レンズ、7は絞り、8は光電検出器、9はピント
板、10は結像レンズ、11はサンプル管、12はシー
ス管、14は回転ノブ、15はセルホルダである。 特許出願人 キャノン株式会社 B 縞2図 (G ) (b)第4図
例を示すものであり、第1図は光学系の構成図、第2図
はセルユニー2トの斜視図、第3図はセルユニットの一
部を切欠した断面図、第4図はセルの横断面図及び観察
像の説明図、第5図は係止機構を有するセルユニットの
一部を切欠した断面図であり、第6図は観察光学系を2
組有する従来例の構成図である。 符号lはフローセル、2は流通部、3はレーザ光源、5
は集光レンズ、7は絞り、8は光電検出器、9はピント
板、10は結像レンズ、11はサンプル管、12はシー
ス管、14は回転ノブ、15はセルホルダである。 特許出願人 キャノン株式会社 B 縞2図 (G ) (b)第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、サンプル液を通過させる流通部を有し、前記サンプ
ル液の流れの軸廻りに回転可能なフローセルと、光源か
らの照射光により前記サンプル液で散乱された散乱光を
測光する測光光学系と、前記サンプル液の流れの状態を
観察する観察光学系とを具備することを特徴とする粒子
解析装置。 2、前記フローセルの回転が所定角度ごとに間欠的に停
止し得る係止機構を有する特許請求の範囲第1項に記載
の粒子解析装置。 3、前記フローセルの回転角度を90°とした特許請求
の範囲第1項に記載の粒子解析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17650885A JPS6236540A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 粒子解析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17650885A JPS6236540A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 粒子解析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6236540A true JPS6236540A (ja) | 1987-02-17 |
Family
ID=16014857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17650885A Pending JPS6236540A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 粒子解析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6236540A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7227354B2 (en) | 2003-12-22 | 2007-06-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Magnetic material amount detecting apparatus |
JP2017534890A (ja) * | 2014-11-13 | 2017-11-24 | マーケット ユニバーシティー | 分光蛍光光度計のセルホルダー用のアダプター |
-
1985
- 1985-08-09 JP JP17650885A patent/JPS6236540A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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