JPS6235997Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6235997Y2 JPS6235997Y2 JP1981031080U JP3108081U JPS6235997Y2 JP S6235997 Y2 JPS6235997 Y2 JP S6235997Y2 JP 1981031080 U JP1981031080 U JP 1981031080U JP 3108081 U JP3108081 U JP 3108081U JP S6235997 Y2 JPS6235997 Y2 JP S6235997Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- female
- male
- coupler
- cylinder
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
油圧機器の油圧配管の結合、分離には、急速継
手の一である両路自動閉鎖方式(ツーウエイボー
ルロツク方式)のカプラ(セルフシールカツプリ
ング)が多用されている。本考案は、このカプラ
に装着して、カプラを含む油圧回路内の残圧を除
去して、カプラの結合を容易にするための器具に
関するものである。
手の一である両路自動閉鎖方式(ツーウエイボー
ルロツク方式)のカプラ(セルフシールカツプリ
ング)が多用されている。本考案は、このカプラ
に装着して、カプラを含む油圧回路内の残圧を除
去して、カプラの結合を容易にするための器具に
関するものである。
農用フロントローダ等、油圧機器を使用する作
業機では、油圧配管の結合、分離を容易にするた
めに、上記カプラが使用されている。しかし、油
圧回路内に残圧が作用している場合、カプラの分
離は比較的容易である反面、その結合は、人力で
不可能なことがある。
業機では、油圧配管の結合、分離を容易にするた
めに、上記カプラが使用されている。しかし、油
圧回路内に残圧が作用している場合、カプラの分
離は比較的容易である反面、その結合は、人力で
不可能なことがある。
カプラ結合時、回路内の残圧除去の方法とし
て、次の操作が一般に採られている。
て、次の操作が一般に採られている。
(1) 配管の任意部分のネジを緩め、油圧を外部に
流出させる。
流出させる。
(2) 危険ではあるが、カプラの逆止弁をたたく。
(3) 残圧抜き装置を用いて、雄ネジによりカプラ
の逆止弁を圧入する。
の逆止弁を圧入する。
しかし、農用作業機では、対象が食品であるの
で、圧油を外部に流出飛散させると食品汚染のお
それがあり、又、(3)の使用では、雌雄カプラ個別
に装着しなければならない不便もある。
で、圧油を外部に流出飛散させると食品汚染のお
それがあり、又、(3)の使用では、雌雄カプラ個別
に装着しなければならない不便もある。
そこで本考案は、カプラ雌雄個別には勿論、両
者に同時に装着して、回路内の残圧除去を可能に
し、かつ、両者同時に装着した場合には、外部に
圧油を全く流出せしめずして、雌雄カプラの結合
を容易にせんとするものである。
者に同時に装着して、回路内の残圧除去を可能に
し、かつ、両者同時に装着した場合には、外部に
圧油を全く流出せしめずして、雌雄カプラの結合
を容易にせんとするものである。
以下、図示実施例に基づいて、本考案を詳説す
る。
る。
第1図に示すように、外筒1は、互いに螺合す
る雌筒2と雄筒7とから構成される。
る雌筒2と雄筒7とから構成される。
雌筒2は、右部に、スリーブ3、ロツクボール
4などの雄カプラ着脱機構を有する。即ち、雌カ
プラの雄カプラ着脱機構と同様の構成を有し、雄
カプラ装着時には雄カプラと連通する。
4などの雄カプラ着脱機構を有する。即ち、雌カ
プラの雄カプラ着脱機構と同様の構成を有し、雄
カプラ装着時には雄カプラと連通する。
5は、左部内周に設けられた雌ネジで、6は、
中央内周に突設された内壁である。内壁6の左端
面は、後述のピストン右端面が当接する当て面
6′を形成する。
中央内周に突設された内壁である。内壁6の左端
面は、後述のピストン右端面が当接する当て面
6′を形成する。
雄筒7は、左部外周に、ロツクボール係止溝8
を有して、雌カプラ着脱機構(雄カプラの雌カプ
ラ着脱機構と同様)形成し、雌カプラ装着時には
雌カプラと連通する。又、左部の肉厚部9の右端
面は、ピストン左端面が当接する当て面9′を形
成する。10は、右部外周に設けられた雄ネジ
で、前記雌筒2の雌ネジ5に螺合せしめることに
より、雌筒2と雄筒7とが螺合して、外筒1を形
成する。11は、雄筒中央外周に突設されたレバ
ーである。したがつて、レバー11により雄筒7
を回転せしめて、雄筒を右方向に、又、雌筒2を
回転することにより、雌筒を左方向に移動させ、
全体として外筒を伸縮することができる。
を有して、雌カプラ着脱機構(雄カプラの雌カプ
ラ着脱機構と同様)形成し、雌カプラ装着時には
雌カプラと連通する。又、左部の肉厚部9の右端
面は、ピストン左端面が当接する当て面9′を形
成する。10は、右部外周に設けられた雄ネジ
で、前記雌筒2の雌ネジ5に螺合せしめることに
より、雌筒2と雄筒7とが螺合して、外筒1を形
成する。11は、雄筒中央外周に突設されたレバ
ーである。したがつて、レバー11により雄筒7
を回転せしめて、雄筒を右方向に、又、雌筒2を
回転することにより、雌筒を左方向に移動させ、
全体として外筒を伸縮することができる。
外筒1内には、ピストン12が遊嵌される。ピ
ストン12は、雄筒肉厚部9より長い左軸13
と、雌筒内壁6より長い右軸14とを有し、ピス
トン本体は、内壁6と肉厚部9との間に形成され
る外筒内の空間に、左右方向に移動自在に収容さ
れる。なお、15は、スリツト又は通孔等の通路
で、雌雄両筒を連絡するものである。
ストン12は、雄筒肉厚部9より長い左軸13
と、雌筒内壁6より長い右軸14とを有し、ピス
トン本体は、内壁6と肉厚部9との間に形成され
る外筒内の空間に、左右方向に移動自在に収容さ
れる。なお、15は、スリツト又は通孔等の通路
で、雌雄両筒を連絡するものである。
前述のように、ピストン12の左右端面は、外
筒内に対設された当て面6′,9′に、それぞれ当
接可能である。したがつて、雄筒7に雌カプラ1
6を装着して、雌筒2を回転させて雌筒を左方向
に移動させれば、当て面6′はピストンの右端面
に当接する。ピストンは、雌筒の左方向への移動
に伴い、左方向に移動し、左軸13は、雌カプラ
の逆止弁17を圧入する。
筒内に対設された当て面6′,9′に、それぞれ当
接可能である。したがつて、雄筒7に雌カプラ1
6を装着して、雌筒2を回転させて雌筒を左方向
に移動させれば、当て面6′はピストンの右端面
に当接する。ピストンは、雌筒の左方向への移動
に伴い、左方向に移動し、左軸13は、雌カプラ
の逆止弁17を圧入する。
同様に、雌筒2に雄カプラ18を装着して、レ
バー11を回転すれば、雄筒7は右方向に移動
し、ピストン12は当て面9′に当接する。した
がつて、ピストンは右方向に移動して、右軸14
は、雄カプラの逆止弁19を圧入する。
バー11を回転すれば、雄筒7は右方向に移動
し、ピストン12は当て面9′に当接する。した
がつて、ピストンは右方向に移動して、右軸14
は、雄カプラの逆止弁19を圧入する。
外筒1に、雌雄カプラを同時に装着すれば、外
筒を伸したのち、次第に縮めることにより、両カ
プラの両逆止弁を、同時に圧入することができ
る。
筒を伸したのち、次第に縮めることにより、両カ
プラの両逆止弁を、同時に圧入することができ
る。
以下、本考案の作動、効果について述べる。
雌カプラ16側に残圧が作用する場合には、第
2図に示す如く、外筒1の雄筒7に雌カプラを装
着し、雌筒2を回転して、ピストン12を左方向
に送れば、左軸13は逆止弁17を圧入する。圧
油は、雌カプラから外筒内の空間部に流入し、残
圧は除去される。
2図に示す如く、外筒1の雄筒7に雌カプラを装
着し、雌筒2を回転して、ピストン12を左方向
に送れば、左軸13は逆止弁17を圧入する。圧
油は、雌カプラから外筒内の空間部に流入し、残
圧は除去される。
雄カプラ18側に残圧が作用する場合には、第
3図のように、雌筒2に雄カプラを装着し、レバ
ー11を回転して、ピストン12を右方向に送れ
ば、右軸14は逆止弁19を圧入する。したがつ
て、圧油は雄カプラから、外筒内空間部に流入
し、残圧は除去される。
3図のように、雌筒2に雄カプラを装着し、レバ
ー11を回転して、ピストン12を右方向に送れ
ば、右軸14は逆止弁19を圧入する。したがつ
て、圧油は雄カプラから、外筒内空間部に流入
し、残圧は除去される。
雌雄両カプラを外筒に装着した場合には、外筒
を縮めて行くことにより、左右軸が両カプラの両
逆止弁を圧入する。圧油は高圧側から低圧側に、
圧力差が零になるまで流れる(第4図)。
を縮めて行くことにより、左右軸が両カプラの両
逆止弁を圧入する。圧油は高圧側から低圧側に、
圧力差が零になるまで流れる(第4図)。
上記いずれの場合でも、残圧を排除、又は圧力
差を解消することができるので、雌雄カプラの結
合が、人力により容易に行うことができる。
差を解消することができるので、雌雄カプラの結
合が、人力により容易に行うことができる。
以上詳述したように、本考案に係る残圧抜き器
具は、専用工具を用いることなく、1箇の器具
で、雌雄いずれのカプラの、又は雌雄両カプラの
残圧排除を可能とし、雌雄カプラを人力によつ
て、容易に結合できるので、極めて実用的であ
る。
具は、専用工具を用いることなく、1箇の器具
で、雌雄いずれのカプラの、又は雌雄両カプラの
残圧排除を可能とし、雌雄カプラを人力によつ
て、容易に結合できるので、極めて実用的であ
る。
第1図は本考案に係る器具の一部欠截正面図、
第2図は雌カプラ装着時の、第3図は雄カプラ装
着時の、第4図は雌雄両カプラ装着時のそれぞれ
一部欠截正面図である。 1……外筒、2……雌筒、5……雌ネジ、6…
…内壁、6′……当て面、7……雄筒、9……肉
厚部、9′……当て面、10……雄ネジ、12…
…ピストン、13……左軸、14……右軸、15
……通路、16……雌カプラ、18……雄カプ
ラ、17,19……逆止弁。
第2図は雌カプラ装着時の、第3図は雄カプラ装
着時の、第4図は雌雄両カプラ装着時のそれぞれ
一部欠截正面図である。 1……外筒、2……雌筒、5……雌ネジ、6…
…内壁、6′……当て面、7……雄筒、9……肉
厚部、9′……当て面、10……雄ネジ、12…
…ピストン、13……左軸、14……右軸、15
……通路、16……雌カプラ、18……雄カプ
ラ、17,19……逆止弁。
Claims (1)
- 雌雄一組の両路自動閉鎖方式のカプラに於ける
雄カプラ着脱機構を有して装着した雄カプラと連
通可能な雌筒2と、雌カプラ着脱機構を有して雌
カプラ装着した雌カプラと連通可能な雄筒7と
を、互いに左右方向に移動可能に螺合して外筒1
を形成し、雌筒と雄筒とに対設した当て面6′,
9′側端面が当接可能で、かつ、カプラの一方又
は双方を外筒に装着時、装着したカプラの一方又
は双方の逆止弁を圧入可能な軸13,14を左右
に有するピストン12を外筒内に遊嵌するととも
に、ピストンに雌雄両筒を連絡する通路15を設
けてなるカプラの残圧抜き器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981031080U JPS6235997Y2 (ja) | 1981-03-05 | 1981-03-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981031080U JPS6235997Y2 (ja) | 1981-03-05 | 1981-03-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57143482U JPS57143482U (ja) | 1982-09-08 |
JPS6235997Y2 true JPS6235997Y2 (ja) | 1987-09-12 |
Family
ID=29828541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981031080U Expired JPS6235997Y2 (ja) | 1981-03-05 | 1981-03-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6235997Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54126221U (ja) * | 1978-02-23 | 1979-09-03 |
-
1981
- 1981-03-05 JP JP1981031080U patent/JPS6235997Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57143482U (ja) | 1982-09-08 |
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