JPS6235410A - 異方導電性接着シ−トの製造方法 - Google Patents

異方導電性接着シ−トの製造方法

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JPS6235410A
JPS6235410A JP17328485A JP17328485A JPS6235410A JP S6235410 A JPS6235410 A JP S6235410A JP 17328485 A JP17328485 A JP 17328485A JP 17328485 A JP17328485 A JP 17328485A JP S6235410 A JPS6235410 A JP S6235410A
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Japan
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sheet
adhesive
resin
conductive
terminals
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JP17328485A
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中山 四郎
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子部品の端子部の接続用の異方導電性接着シ
ートに関するもので、特に接続せんとする端子部相互間
の絶縁抵抗が改善された異方導電性接着シートに関する
(従来の技術〉 近時厚さ方向の端子間では導通し、横方向の端子間では
絶縁性である異方4電性接着シートが電子機器分野で多
く用いられている。
現在使用さnている異方導電性接着シートは炭素繊維や
金属繊維を切断してチョップを作り、これ全接着性樹脂
中分散せしめ、剪M力全働かせる方法によってシートラ
製造してい次。
(発明が改良すべき問題点〕 上記方法によって製造した異方導電性接着シートは導電
性繊維が横方向で接触する確率がOではなく、端子ピッ
チの狭細化に応じるには問題があり、横方向の絶縁の信
頼性に不安があった。
(問題点全解決しようとする手段) 本発明は上記の実情に鑑み種々検討の結果、導電性繊維
をあらかじめ接着剤として用いる接着用樹脂とは相容性
のない被覆用樹脂を以て被覆してなるチョップを用意し
、然る後接着用樹脂を用いて、@記チョップに剪断力を
与えて整列させながら一体化してシートに加工し、異方
導電性8Mシートとすることにより横方向の絶縁の信頼
性を高めることができ次。
本発明で用いる導電性繊維には銅、アルミニウム、その
他の金属及び炭素等の繊維が用いられ。
素材の導電率は102S/Qm8変以上あればよく。
又導電性繊維の径は大略30μm以下、好ましくは20
μm以下が良い。
導雪性m維に被覆する樹脂としては既述のように接着用
樹脂とは相容性が無いことが必須の要件である。
又、シート化方法が、接着用樹脂の溶液による場せには
繊維に塗装被覆する樹脂には接着用樹脂の溶液に用いら
れる溶剤に溶けないことが必須である。又、この繊維の
被覆用樹脂にはポリエチレンやフッ素樹脂の如く接着性
の悪い熱可塑性樹脂でもよいが、接着用樹脂とは相容性
のない限り接着性樹脂であってもよく、又、この外、a
a用耐脂は他の実使用条件1例えば耐熱性、耐湿性等も
配、意して使用材料を選定することは当然である。
導電性##!維に被蒋用樹脂を被覆する方法は、押出法
によってコーティングするか、樹脂塗料を塗布する等1
通常の被覆手段が用いらnるが完全被覆は必ずしも要求
されず、大略70%以上の表面が被覆さnていればよい
被覆厚さも基本的には任意であるが、接続部の抵抗との
関係で、厚過ぎるのは好ましくなく、大略繊維径の50
4以下が望ましい。
導電性繊維のチョップ長は主にシート化加工性に関係し
、余りに長大なものは加工し難くシート厚の均一性を失
なうおそれがあり、又、余りに短尺のものFi繊維チョ
ップの方向性がランダムになるおそれがあり、これらを
配慮して適当な長さのものとされるが1通常U O,1
〜1.0m程変のものが用いられる。
接着性樹脂としてはいわゆるホットメルト型の接着性樹
脂及び熱硬化性の接着性樹脂のいずれでも用いることが
できる。
シート化の方法としては1例えば被援用樹脂を導電性繊
維に被覆した後切断し、チョップとなし。
或はあらかじめチョップに切断してから樹脂全被覆しこ
れを接着性樹脂に一定の割付で配合し、溶融押出するか
&熱カレンダーがけするか、或いは流延法による等適宜
な手段によって行、なうことができる。いずれの方法に
よる場せでも、導電性線維に剪断力が加わって加工方向
に並行に繊維が整列するに足る条件が必要である。この
線維が整列するに足る剪断力は繊維の長さ媒質の粘度等
によって異なり、個々の組甘せに於て最適条件を定めな
ければならない。
導電性繊維の配付開会は接続部の電導変特性との関係で
定まるが、最終シートに於て体積分率で大略104以上
は必要で1分率が大きい程電導度が大きくなる。しかし
、余り過大であるとシート物性や接着力が低下するので
1分率50%程健以下が望ましい。最終的に得られる本
発明の異方導電性接着シートは接着性樹脂マトリックス
に被援用樹脂を被覆した導電性繊維が加工方向に並行に
整列した構造となる。この構造は導電性繊維に被覆した
被覆用樹脂が接着性樹脂とは相容性がなく。
溶剤にも啓けず、かつ両圏脂の融点が友とへ近似してい
ても、溶融状態に於て化学的ポテンシャルの相異から界
面が保存されて導電性繊維同志で接触することがない。
本発明による異方導電性接着シートの使用方法は、接続
すべき端子間に、端子の長さ方向と、異方導電性接着シ
ートの製造方向とを同じくするように同シートを記聞し
、熱圧着することによって行なわれる。端子部は通常凸
部となっているために、熱圧着時の変形率は非端子部よ
り端子部の方が大きく、接着用樹脂及び導電性繊維の被
覆用樹脂とともに流動変形して端子−導電性繊維一端子
の導通部が形成される。又同時に接着用樹脂は非端子部
及び端子部の一部に接着界面を形成し、全体として一体
接着されることになる。
(実施例2 実施例1 単繊維直径6μmのカーボンFR維を0.31111長
のチョップとし、ポリスチレン3係濃度のトルエン溶液
に分散せしめた。このスラリー状のものを120℃の温
度の空気浴中にノズルから噴出せしめて繊維チョップが
相互に接着していない表面がポリスチレンで被覆さfし
たカーゼン繊維を得た。
この被覆層の厚さは平均2μm程度であった。酢酸ビニ
ル成分18係全含有するエチレン・酢ビ共重せ体100
重量部に対し、仙記ポリスチレン被覆カー昶ン繊維チョ
ップ40重−i部の割付で。
110℃の温度でロール混練した。次にこの混和物el
oo℃の温度でTダイ押出によりフィルム状とした。成
形条件はダイ出口線速(平均ン5m7分、ロール冷却に
おける線速15ffi/分である。
得られ7?:フイルム厚さは25μmであった。
比較例1 ポリスチレンで処理しない外は、すべて実施例1と同一
条件で25μm厚の異方導電性フィルム全製造した。
次にポリエステルフィルムに15μm厚の銅箔によって
形成した端子部幅0.3m、端子間間隔0.3園の10
端子印刷回路を用い、@述の実施例及び比較例に示した
異方導電性シートの製造方向を端子部の長手方向に平行
になるようにして端子部間に配置し、接着部巾5mの条
件で熱接着した。
熱接着の条件は温度140℃、圧力50吟/ctI、圧
着時間15秒である。
上記のように異方導電性シートを熱接着した印刷回路に
ついて、端子間導通抵抗(10端子J。
隣接端子間絶縁抵抗(9端子間]を測定した。その結果
は下表のとおりである。
実施例2 集束ダイス伸線による断面非円形である等価断面積径9
μmのステンレス線に6・6ナイロン5%クレゾール溶
液を塗布乾燥して被覆層を形成した。
被覆層の平均厚さは1.5μm程度であった。この繊維
を0.5m程度のチョップとした。
エポキシ樹脂、酸無水物型硬化剤、ポリウレタンの混和
物を30%含有するアセトン溶液に前述のチョップ+m
和物100重量部当り、100重葉部配付し混練して分
散せしめた。
本スラリーをナイフコータにより線速10m/分にて離
型紙上に塗布し、乾燥後厚さ22μmの異方導電性シー
トを製造し次。
比較例2 ナイロンを被覆しない繊維チョップを用いる外は、実施
例2と同一条件で厚さ20μmの異方導電性シートを製
造した。
次にポリイミドフィルム上に厚さ18μmの銅箔にて作
製した端子部幅0.2+w、隣接端子間間隔0.2mの
10端子(接着部端子金メツキノの印刷回路を用いて熱
*着した。熱接着は最初に1枚の印刷回路の端子部に5
諺幅に切断した接着シート(離型紙付きのまま)全置き
、120℃、20吻/dの圧力で10秒間の処理で仮接
着し1次に離型紙を剥ぎとり、二枚目の印刷回路をピッ
チt 8せて置き、200℃、 40kg/cA、 2
5秒の本接着処理を行なった。
王妃のように異方導電性シートを熱接着した印刷回路に
ついて、端子間導通抵抗(10端子)。
隣接端子間絶縁抵抗(9端子間)全測定した。その結果
は下表のとおりである。
(発明の効果) 以上のように本発明tri2種の相容性のないm脂を用
い、その一方は導電性繊#を被扱し、他方は接着剤とし
て作用する両者の間には製造及び使用(熱接着)を通じ
て界面が形成されるので導電性繊維同志が接触すること
は通常の条件では発生し難く、従って隣接端子間の絶縁
抵抗に異常に小さな値を生じることがなくなり、ピッチ
の狭細化した電子部品の接続が確実なものとなるのであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 導電性繊維に被覆用樹脂が被覆されているチョップを、
    前記の被覆用樹脂とは相容性のない接着性樹脂を以て前
    記チョップに剪断力を与えながらシートに加工すること
    を特徴とする異方導電性接着シートの製造方法
JP17328485A 1985-08-08 1985-08-08 異方導電性接着シ−トの製造方法 Granted JPS6235410A (ja)

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JPS6235410A true JPS6235410A (ja) 1987-02-16
JPH0568806B2 JPH0568806B2 (ja) 1993-09-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6276215A (ja) * 1985-09-30 1987-04-08 富士ゼロックス株式会社 電気接続用異方導電材料
WO1999048110A1 (fr) * 1998-03-19 1999-09-23 Nitto Denko Corporation Film conducteur anisotrope
JP2009094298A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Sony Chemical & Information Device Corp 磁性シートの製造方法及び磁性シート

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