JPS6235300A - グリッドと増感紙の構造体 - Google Patents

グリッドと増感紙の構造体

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JPS6235300A
JPS6235300A JP17470885A JP17470885A JPS6235300A JP S6235300 A JPS6235300 A JP S6235300A JP 17470885 A JP17470885 A JP 17470885A JP 17470885 A JP17470885 A JP 17470885A JP S6235300 A JPS6235300 A JP S6235300A
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grid
intensifying screen
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rays
cassette
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横田 和人
斎藤 昭久
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は放射線撮影に用いるグリッドと増感紙との構造
体に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般に医療診断などにおけるX線写真の撮影では、第3
図で示すようにグリッド1と、X線フィルム3および増
感紙4 、51に収納したカセ、テ(取枠)2とを、X
線曝射方向に対し前後側に組合せて配置し撮影を行なっ
ている。
グリッド1は、多数のX線透過性のスペーサとX線不透
過性の鉛な−どで形成されたもので、アルミニウムなど
からなるグリッド前面板6とグリッド後面板7とに挾ま
れて接着された構成である。カセツテ2の内部には、X
線フィルム3と前面増感紙4と後面増感紙5とを重ねて
収納しである。各増感紙4,5はベース(台紙)8に螢
光体を塗布してなる螢光体層9を形成し、さらに螢光体
N9に透明保護膜(図示せず)を形成したものである。
また、カセツテ2はアルミニウムなどで形成され、各増
感紙4,5を押えるためにカセツテ前面板10とカセツ
テ後面板11を設けたものである。
そして、X線撮影を行なう場合には、X線管12から被
写体Aに向けてX1liIj+を照射すると、被写体A
を吸収、散乱を受けずに透過したX線のほとんどは、グ
リッド前面版6、グリッド1およびグリッド後面板7を
通過するが前記X線が被写体Aを通る時に発生した散乱
X線のほとんどがグリッド1において遮断される。次い
で、前記透過X線はカセツテ2のカセツテ前面板10か
ら前面増感紙4を通ジ、ここでX#ilの一部が前面増
感紙4の螢光体M9で吸収されて該螢光体層9に螢光を
発生せしめ、これによりX線フィルム3を感光させる。
さらに、X線はX線フィルム3を通過した後に後面増感
紙5を通る時に、後面増感紙5の螢光体層9がX線の一
部を吸収して螢光を発し、xHフィルム3を感光せしめ
て撮影を行なっている。
しかして、このようにグリッド1およびカセ、テ2を用
いてX線撮影を行なう場合には、被写偉人にて発生した
散乱X線をグリッド1にてX線フィルム3へ到達しない
ように遮断しているので、X線がグリッド1を通過した
後にカセツテ2内のX線フィルム3に到達するまでの間
において、散乱xs’e発生させないようにすることが
、良好な画質のX線像を得る上で必要なことである。す
なわち、X線フィルム3上でX線像を成立させるために
は直線透過線のみが必要で、散乱線はX線像にカプリを
発生させる要因となり、X線像の画質を低下させるもの
である。
しかしながら、冥際には前記グリッド1とカセツテ2に
収納したX線フィルム3との間においては、グリッド1
の後面部に位置するグリ。
ド後面板7と、前面増感紙4の前面側に位置するカセツ
テ前面板10が散乱線発生体として存在している。この
ため、被写体Aで発生した散乱X線をグリッド1で遮断
しても、グリッド1を通過した透過X線が、XIWフィ
ルム3Vc到達する過程で散乱線発生体、すなわちグリ
ッド後面板7およびカセツテ前面板1oを透過する時に
、X@の一部が散乱して散乱X線が発生し、X線フィル
ム3には透過X線とともに前記散乱線発生体で発生した
散乱X線が到達する。従って、X線フィルム3に形成さ
れるX1fJ像は、散乱X線によりカプリを生じてコン
トラストの悪いものとなる。
しかも、グリッド1とX線フィルム3との間において散
乱X線が発生するとともに吸収によりX線量が減衰する
ので、このX線量の減衰を補償するために、X線管13
から照射する単位時間肖りOXgI景を増大し、あるい
はX線照射時間を増大して曝射X線量を増大する必要が
あり、これに伴い被写体における被曝X線量が増大する
〔発明の目的〕
本発明は前記事情に基づいてなされたもので、被写体に
曝写したX線がX線フィルムに到達する過程における散
乱X線の発生を防止し、高画質のX線像を得ることがで
きるグリッドと増感紙の構造体を提供することを目的と
する。
〔発明の概要〕
本発明のグリッドと増感紙の構造体は、グリッドの後面
部に、X線フィルムの前面側に配置する増感紙を直接重
合して組合せたことを特徴とするものである。すなわち
、本発明は、グリッドと前面増感紙とを散乱線発生体で
あるグリッド後面板とカセツテ前面板とを介在させずに
一体化した構造体を用いて、グリッドとX線フィルムと
の間で散乱X線の発生を防止し、透過X線のみをX線フ
ィルムに到達させてX線撮影を行なうようにしたもので
ある。
以下本発明について図面を参照して説明する。
本発明によるグリッドと増感紙の構造体における最も効
果的な形態を、第1図について説明する。第1図におい
て第3図と同一部分は同一符号を付しである。m1図で
示す形態は、グリッド1の後面部に、該後面部を増感紙
のベース8として利用して螢光体を塗布し、前面増感紙
4としての螢光体層9を形成している。なお、グリッド
1は前面部にグリッド前面板6を接着して強度をもたせ
である。すなわち、グリッド1の後面部に、ベース8を
有しない前面増感紙4を直接重合して両者を一体化した
構成の構造体を形作っている。この構成のグリッドと増
感紙の構造体では、グリッド1と前面増感紙4との間か
ら散乱光発生体であるグリッド後面板7とカセツテ前面
板10′!il−排除できるとともに、前面増感紙4の
ベース8′!i?排除できる。一般に増感紙のベースは
僅かではあるが散乱光発生体として作用する。
そして、この構造体は、後面増感紙5と重ねてカセツテ
2に納めたX線フィルム3の前面側に重合配置し、カセ
ツテ2におけるカセツテ前面板と兼用したものとして設
ける。すなわち、前記カセツテ2は従来のカセツテ前面
板10を取除いた構成として、前記構造体をカセツテ2
における前面板を除いた部分に配置してカセ。
テ前面板の機能をもたせる。
しかして、このような構成をなすグリッドと増感紙の構
造体を用いてX線写真の撮影を行なう場合を述べる。X
線管12から被写体AにX線を曝射すると、被写体Aを
透過したX線はグリッド前面板6およびグリッド1を通
過し、且つ被写体Aにて発生した散乱X線はグリッド1
において遮断される。グリッド1を通過したX線は直ち
に前面増感紙4である螢光体層9を通過し、ここで一部
のX線が吸収されて螢光体19が螢光を発し、X線フィ
ルム3を感光する。
螢光体層9を通過したX線は、さらにX線フィルム3f
、通過して後面増感紙5の螢光体層9Vc吸収され、こ
の螢光体層9が螢光を発してX線フィルム3を感光する
このように前記のグリッドと増感紙の構造体を用いてx
B撮影を行なうことにより、被写体Aを透過したX線が
、グリッド1、前面増感紙4(螢光体層9)を通過して
X線フィルム3に到達する過程において、散乱線発生体
を通過しないために散乱Xiが発生することがない。従
って、X線フィルム3には直線透過線のみが寄与し、カ
プリがなく且つコントラストが良い良好な画質のX線像
を得ることができる。
なお、前述した形態の説明では、グリッドと増感紙の構
造体において前面増感紙4としてベース8を設けないも
の、すなわち螢光体層9のみのものを用いているが、第
2図で示すようにベース8に螢光体層9t−形成した前
面増感紙4を使用し、この前面増感紙4t−グリッド1
の後面部に薄い両面接着テープなどを用いて重合接着し
て構造体を構成しても良い、また、前述した形態では、
グリッドと増感紙の構造体を、カセツテ2の前面板と兼
用して用いているが、第2図で示すようにカセツテ前面
板ioを有するカセツテ2を使用し、このカセツテ2の
内部に構造体を納めて設けるようにしても良い。この場
合にはカセツテ前面板10により構造体を保詐すること
ができる。なお、被写体At−透過したX線がカセツテ
前面板10を通過する時に散乱X線が発生するが、この
散乱X線はグリッド1により遮断することができる。
〔発明の実施例〕
次に本発明の実施例について説明する。
本発明例として第1図で示す構成をなすグリッドと増感
紙の構造体を使用してX線撮影を行ない、また第3図で
示す従来方法によってX線撮影を行ない、各X線撮影に
おけるX線像のコントラストを比較した。被写体として
、厚さlO■のアクリル板に直径および深さが各々異な
る多数の孔を形成したものを使用し、X線像において前
記アクリル板における孔部と非孔部との間のコントラス
トの状態を比較した。X線撮影条件は、X線管とX線フ
ィルムとの間の距離150cm、アクリル板とX線フィ
ルムとの間の距離2 an 、管電圧85 KVPであ
る。X線撮影の結果、本発明例の場合には従来例の場合
に比してはるかに良好なコントラストのX線像が得られ
た。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、グリッドと前面増
感紙とを重合して構造体を構成したので、この構造体を
用いてX線写真の撮影を行なうことによシ、グリッドと
Xiフィルムとの間における散乱X線の発生を防止でき
、カプリのない良好な画質のXH像を得ることができる
また、本発明の構造体を用いることにより、グリッドと
X線フィルムとの間における散乱X組の発生によるX線
の減衰を防止できるので、X1!撮影において被写体V
C対する単位時間当りのX線照射量の減少、あるいはX
線照射時間の短縮を図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構造体の一実施例を示す断面図、第2
図は他の実施例を示す断面図、第3図は従来例を示す断
面図である。 1・・・グリッド、2・・・カセツテ、3・・・X、@
フィルム、4・・・前面増感紙、5・・・後面増感紙、
6・・・グリッド前面板、7・・・グリッド後面板、8
・・・ベース、9・・・螢光体層、10・・・カセツテ
前面板、11・・・カセツテ後面板、12・・・X線管
、A・・・被写体。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)グリッドの後面部に、X線フィルムの前面側に配
    置する増感紙を直接重合して組合せたことを特徴とする
    グリッドと増感紙の構造体。
  2. (2)増感紙はベースを有しないものである特許請求の
    範囲第1項に記載のグリッドと増感紙の構造体。
  3. (3)増感紙はベースを有するものである特許請求の範
    囲第1項に記載のグリッドと増感紙の構造体。
  4. (4)グリッドと増感紙の重合体は、X線フィルムを収
    納するカセッテの前面板を兼用するものである特許請求
    の範囲第1項ないし第3項いずれかに記載のグリッドと
    増感紙の構造体。
  5. (5)グリッドと増感紙の重合体はカセッテの前面板の
    後側に配置されてなる特許請求の範囲第1項ないし第3
    項いずれかに記載のグリッドと増感紙の構造体。
JP17470885A 1985-08-08 1985-08-08 グリッドと増感紙の構造体 Granted JPS6235300A (ja)

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JPS6235300A true JPS6235300A (ja) 1987-02-16
JPH0511800B2 JPH0511800B2 (ja) 1993-02-16

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0625841U (ja) * 1992-08-31 1994-04-08 株式会社大林製作所 X線写真撮影におけるフイルム交換装置
JPH0683208U (ja) * 1993-05-15 1994-11-29 弥寿治 赤阪 コレットチャック

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49130789A (ja) * 1973-04-16 1974-12-14
JPS49131087A (ja) * 1973-04-16 1974-12-16

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