JPS6234886B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6234886B2 JPS6234886B2 JP57125748A JP12574882A JPS6234886B2 JP S6234886 B2 JPS6234886 B2 JP S6234886B2 JP 57125748 A JP57125748 A JP 57125748A JP 12574882 A JP12574882 A JP 12574882A JP S6234886 B2 JPS6234886 B2 JP S6234886B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caisson
- filling
- pump
- closed
- sand
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- Expired
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 11
- 230000006378 damage Effects 0.000 claims 1
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D23/00—Caissons; Construction or placing of caissons
- E02D23/02—Caissons able to be floated on water and to be lowered into water in situ
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は防波堤、護岸等の建設において、水底
基礎上に据え付けた中空の密閉形ケーソン内への
中詰方法に関するものである。
基礎上に据え付けた中空の密閉形ケーソン内への
中詰方法に関するものである。
堤体構築のために据え付けられた上記密閉形ケ
ーソンは通常海象条件の厳しい海域を対象として
用いられており、波浪等によつて移動しないため
にも砂等の中詰材料を急速に中詰めしなければな
らない。又異常時の波浪に耐え得る重量とするに
は中詰材の充填率を100％近くまで高めることが
最も経済的である。密閉形ケーソン内への中詰作
業はサンドポンプ等を利用した水搬工法により砂
と水をスラリー状態にして圧送充填することが提
案されれているが、作業能率を高めるには大型ポ
ンプを用いる必要がある。然しながら砂の充填率
の増加に伴うケーソン内圧の変化過程は、サンド
ポンプの能力に依存し、能力が大きいと早期から
内圧の上昇を開始してケーソンの許容耐力以上と
なるおそれがあり、小さい能力のサンドポンプで
は、内圧上昇開始時期を遅くすることが出来る。
又、十分に小さい能力のサンドポンプであれば殆
ど内圧を上昇させないで100％近くまで砂を充填
することが可能となる。
ーソンは通常海象条件の厳しい海域を対象として
用いられており、波浪等によつて移動しないため
にも砂等の中詰材料を急速に中詰めしなければな
らない。又異常時の波浪に耐え得る重量とするに
は中詰材の充填率を100％近くまで高めることが
最も経済的である。密閉形ケーソン内への中詰作
業はサンドポンプ等を利用した水搬工法により砂
と水をスラリー状態にして圧送充填することが提
案されれているが、作業能率を高めるには大型ポ
ンプを用いる必要がある。然しながら砂の充填率
の増加に伴うケーソン内圧の変化過程は、サンド
ポンプの能力に依存し、能力が大きいと早期から
内圧の上昇を開始してケーソンの許容耐力以上と
なるおそれがあり、小さい能力のサンドポンプで
は、内圧上昇開始時期を遅くすることが出来る。
又、十分に小さい能力のサンドポンプであれば殆
ど内圧を上昇させないで100％近くまで砂を充填
することが可能となる。
本発明は上記の点に着目して為されものであ
り、本発明による中詰方法は密閉形ケーソン内に
充填物を水搬によつて中詰する方法において、初
めは大型ポンプを用いて密閉形ケーソン内に充填
物を大きな水搬流量で中詰めし、前記ケーソン内
の中詰め率が所定値に達したとき以降大型ポンプ
を小型ポンプに切り換え充填物の水搬流量を減少
してケーソン内の昇圧によるケーソンの破壊を防
止するようにしたことを特徴とする。
り、本発明による中詰方法は密閉形ケーソン内に
充填物を水搬によつて中詰する方法において、初
めは大型ポンプを用いて密閉形ケーソン内に充填
物を大きな水搬流量で中詰めし、前記ケーソン内
の中詰め率が所定値に達したとき以降大型ポンプ
を小型ポンプに切り換え充填物の水搬流量を減少
してケーソン内の昇圧によるケーソンの破壊を防
止するようにしたことを特徴とする。
以下図面によつて本発明の実施例を説明する。
第１図ａ，ｂにおいては１は基礎マウンド、２
は密閉形ケーソン、３は作業船、４はバージ、５
は大型サンドポンプ、６は小型サンドポンプ、７
は余水返送ポンプ、８は電磁弁、９，９′は注入
ライン、１０は返送ラインを示す。
は密閉形ケーソン、３は作業船、４はバージ、５
は大型サンドポンプ、６は小型サンドポンプ、７
は余水返送ポンプ、８は電磁弁、９，９′は注入
ライン、１０は返送ラインを示す。
又、第２図において１１はケーソン２の上蓋、
１２，１３は夫々この上蓋１１の中心部に穿けた
充填物注入口及び上蓋１１の端部に穿けた排水
口、１４はケーソン２の側壁、１５はケーソン２
内を多数の室に区劃するための垂直隔壁、１６は
この隔壁に穿けた充填物流通孔、１７はケーソン
底版を示す。
１２，１３は夫々この上蓋１１の中心部に穿けた
充填物注入口及び上蓋１１の端部に穿けた排水
口、１４はケーソン２の側壁、１５はケーソン２
内を多数の室に区劃するための垂直隔壁、１６は
この隔壁に穿けた充填物流通孔、１７はケーソン
底版を示す。
本発明においてはケーソン内部に中詰されたス
ラリー等の充填物の量を測定するための機構、例
えば光センサー１８を第２図に示すように各垂直
隔壁１５に上下に離間して多数配置し、初め大型
サンドポンプ５のみにより密閉形ケーソン２内に
中央の室に中詰を開始しケーソン内全体の充填物
の充填率が所定値、即ちケーソン２の内圧が許容
耐力に近づく値例えば70％に達したとき充填物の
送給を大型サンドポンプ５から小型サンドポンプ
６に切り換えるようにする。
ラリー等の充填物の量を測定するための機構、例
えば光センサー１８を第２図に示すように各垂直
隔壁１５に上下に離間して多数配置し、初め大型
サンドポンプ５のみにより密閉形ケーソン２内に
中央の室に中詰を開始しケーソン内全体の充填物
の充填率が所定値、即ちケーソン２の内圧が許容
耐力に近づく値例えば70％に達したとき充填物の
送給を大型サンドポンプ５から小型サンドポンプ
６に切り換えるようにする。
上記光センサーはフオトトランジスターが光を
検出する特徴があることを利用するもので、予め
密閉形のケーソン壁へ光源とフオトトランジスタ
ーを対にして取り付け、フオトトランジスターか
らの信号をケーソン外部へ取り出し中詰材料の詰
まり具合を測定するものである。
検出する特徴があることを利用するもので、予め
密閉形のケーソン壁へ光源とフオトトランジスタ
ーを対にして取り付け、フオトトランジスターか
らの信号をケーソン外部へ取り出し中詰材料の詰
まり具合を測定するものである。
第３図は光センサーの実施例で１９は電源、２
０は表示器、２１〜２３は光源、２４〜２６は光
量の増幅装置、２７〜２９はフオトトランジスタ
ー、３０〜３５は防水容器、３６は中詰材料、３
７はケーソンの外部、３８は密閉形ケーソンの内
部である。第３図において夫々１個の光源と、増
幅装置と、フオトトランジスターで１個のセンサ
ーを構成する。例えば、光源２３から出た光は増
幅装置２６で増幅され、フオトトランジスター２
９が光を検出して表示器２０に表示する。増幅装
置２６とフオトトランジスター２９は適当な間隔
で開いており、もしその間に中詰材料３６が詰ま
ればフオトトランジスター２９は光を検出しなく
なり、それが表示器２０に現れる。このように、
中詰材料が詰まつてくるとフオトトランジスター
２８，２７の状態が順次表示器２０に表示され
て、中詰材料の詰まり具合を知る事が出来る。
０は表示器、２１〜２３は光源、２４〜２６は光
量の増幅装置、２７〜２９はフオトトランジスタ
ー、３０〜３５は防水容器、３６は中詰材料、３
７はケーソンの外部、３８は密閉形ケーソンの内
部である。第３図において夫々１個の光源と、増
幅装置と、フオトトランジスターで１個のセンサ
ーを構成する。例えば、光源２３から出た光は増
幅装置２６で増幅され、フオトトランジスター２
９が光を検出して表示器２０に表示する。増幅装
置２６とフオトトランジスター２９は適当な間隔
で開いており、もしその間に中詰材料３６が詰ま
ればフオトトランジスター２９は光を検出しなく
なり、それが表示器２０に現れる。このように、
中詰材料が詰まつてくるとフオトトランジスター
２８，２７の状態が順次表示器２０に表示され
て、中詰材料の詰まり具合を知る事が出来る。
本発明においては光センサーの代わりにコンデ
ンサー方式も採用出来る。
ンサー方式も採用出来る。
コンデンサー方式とは物質によつて誘電率が異
なる基本原理を利用し、予め密閉式のケーソン壁
へ電極を取り付け、静電容量という形で容量の変
化を電気信号でケーソン外部へ取り出し中詰材料
の詰まり具合を測定する方法である。
なる基本原理を利用し、予め密閉式のケーソン壁
へ電極を取り付け、静電容量という形で容量の変
化を電気信号でケーソン外部へ取り出し中詰材料
の詰まり具合を測定する方法である。
第４図はコンデンサー方式の実施例で、３９は
電源、４０〜４２は変換器、４３〜４５は例えば
長さ1m程度の平行ビニールコードより成るセン
サー、４６〜４８は防水処理を示し、センサー４
３〜４５を各々測定したい異なる高さの位置へ取
り付けると例えば、センサー４５が中詰材料３６
により詰まると変換器４０の静電容量に変化が現
れ、そこまで中詰材料３６が到達したことが判
り、以下順次変換器４１，４２で中詰材料の詰ま
り具合を知ることが出来る。
電源、４０〜４２は変換器、４３〜４５は例えば
長さ1m程度の平行ビニールコードより成るセン
サー、４６〜４８は防水処理を示し、センサー４
３〜４５を各々測定したい異なる高さの位置へ取
り付けると例えば、センサー４５が中詰材料３６
により詰まると変換器４０の静電容量に変化が現
れ、そこまで中詰材料３６が到達したことが判
り、以下順次変換器４１，４２で中詰材料の詰ま
り具合を知ることが出来る。
上記のように本発明方法においては初めは大型
ポンプを用いて砂の充填を行い、密閉形ケーソン
内全体の充填材の充填の程度を知り、これによつ
て大型ポンプを小型ポンプに切り換え充填材の充
填速度を減少するようにしたのでケーソンを破壊
することなく効率良く充填を行い得る大きな利益
がある。
ポンプを用いて砂の充填を行い、密閉形ケーソン
内全体の充填材の充填の程度を知り、これによつ
て大型ポンプを小型ポンプに切り換え充填材の充
填速度を減少するようにしたのでケーソンを破壊
することなく効率良く充填を行い得る大きな利益
がある。
第１図ａは本発明方法を実施する中詰装置の説
明用正面図、第１図ｂはその平面図、第２図は密
閉形ケーソンの断面図、第３図は光センサーの説
明図、第４図はコンデンサー方式の説明図であ
る。 １……基礎マウンド、２……密閉形ケーソン、
３……作業船、４……バージ、５……大型サンド
ポンプ、６……小型サンドポンプ、７……余水返
送ポンプ、８……電磁弁、９，９′……注入ライ
ン、１０……返送ライン、１１……上蓋、１２…
…充填物注入口、１３……排水口、１４……側
壁、１５……垂直隔壁、１６……充填物流通孔、
１７……ケーソン底版、１８……センサー、１９
……電源、２０……表示器、２１〜２３……光
源、２４〜２６……増幅装置、２７〜２９……フ
オトトランジスター、３０〜３５……防水容器、
３６……中詰材料、３７……ケーソンの外部、３
８……ケーソンの内部、３９……電源、４０〜４
２……変換器、４３〜４５……センサー、４６〜
４８……防水処理。
明用正面図、第１図ｂはその平面図、第２図は密
閉形ケーソンの断面図、第３図は光センサーの説
明図、第４図はコンデンサー方式の説明図であ
る。 １……基礎マウンド、２……密閉形ケーソン、
３……作業船、４……バージ、５……大型サンド
ポンプ、６……小型サンドポンプ、７……余水返
送ポンプ、８……電磁弁、９，９′……注入ライ
ン、１０……返送ライン、１１……上蓋、１２…
…充填物注入口、１３……排水口、１４……側
壁、１５……垂直隔壁、１６……充填物流通孔、
１７……ケーソン底版、１８……センサー、１９
……電源、２０……表示器、２１〜２３……光
源、２４〜２６……増幅装置、２７〜２９……フ
オトトランジスター、３０〜３５……防水容器、
３６……中詰材料、３７……ケーソンの外部、３
８……ケーソンの内部、３９……電源、４０〜４
２……変換器、４３〜４５……センサー、４６〜
４８……防水処理。
Claims (1)
- １ 密閉形ケーソン内に充填物を水搬によつて中
詰する方法において、初めは大型ポンプを用いて
密閉形ケーソン内に充填物を大きな水搬流量で中
詰めし、前記ケーソン内の中詰め率が所定値に達
したとき以降大型ポンプを小型ポンプに切り換え
充填物の水搬流量を減少してケーソン内の昇圧に
よるケーソンの破壊を防止するようにしたことを
特徴とする密閉形ケーソンの中詰方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12574882A JPS5918820A (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 密閉形ケ−ソンの中詰方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12574882A JPS5918820A (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 密閉形ケ−ソンの中詰方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5918820A JPS5918820A (ja) | 1984-01-31 |
| JPS6234886B2 true JPS6234886B2 (ja) | 1987-07-29 |
Family
ID=14917823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12574882A Granted JPS5918820A (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 密閉形ケ−ソンの中詰方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5918820A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5214493B2 (ja) * | 2009-02-27 | 2013-06-19 | 五洋建設株式会社 | 構造物内中詰材の計測方法、計測装置および水中構造物施工方法 |
| JP6192756B2 (ja) * | 2016-02-05 | 2017-09-06 | 五洋建設株式会社 | ケーソン中詰材の投入管理方法及び投入管理装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5771936A (en) * | 1980-10-20 | 1982-05-06 | Penta Ocean Constr Co Ltd | Caisson with cover |
-
1982
- 1982-07-21 JP JP12574882A patent/JPS5918820A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5771936A (en) * | 1980-10-20 | 1982-05-06 | Penta Ocean Constr Co Ltd | Caisson with cover |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5918820A (ja) | 1984-01-31 |
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