JPS6234677A - 圧力容器のライニング方法 - Google Patents

圧力容器のライニング方法

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Publication number
JPS6234677A
JPS6234677A JP60175543A JP17554385A JPS6234677A JP S6234677 A JPS6234677 A JP S6234677A JP 60175543 A JP60175543 A JP 60175543A JP 17554385 A JP17554385 A JP 17554385A JP S6234677 A JPS6234677 A JP S6234677A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tantalum
copper
welding
lining
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60175543A
Other languages
English (en)
Inventor
Rikita Nakayama
中山 力太
Shigemi Hososuna
細砂 茂美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP60175543A priority Critical patent/JPS6234677A/ja
Publication of JPS6234677A publication Critical patent/JPS6234677A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は圧力容器のライニング方法に関し、さらに詳し
くは、圧力容器の胴板母材に高耐蝕性のタンタルまたは
ニオブをライニングする方法に関する。
[従来技術1 従来より、圧力容器のライニングとして、タンタル板ま
たはニオブ板をライニング材として使用されており、ラ
イニング作業性からその厚さは1〜3mmのものを使用
せざるを得なかった。
このような、タンタルまたはタンタル合金のクラツド鋼
については、特公昭50−024706号公報および米
国特許第3,443,306号明細書により知られてい
るが、本発明者の溶接実験によればタンタルの厚さは1
.5ma+以上でなければ中間材のチタン或いは銅が溶
融してタンタル溶接ビードに混入するので実際に溶接が
できなかった。
また、高圧の圧力容器においては、胴体母材が厚肉とな
る場合には溶接後応力除去を行なうことが法規上要求さ
れているが、タンタルをライニングした後に応力除去を
実施するとタンタル材が酸化し、劣化するようになるが
、実際には真空応力除去は困難である。
従来におけるタンタルライニング方法は、第2図(、)
に示すように、胴板母材11に厚さ1〜3關のタンタル
板12.12を密着させ、このタンタル板12が突合さ
れる線上にタンタル当板13を胴板母材11に当接して
おいて、その上でタンタル板12.12を溶接部14で
突合せ溶接するのである。
また、これとは別の方法として第2図(b)に示すよう
に、厚さ1〜31I11のタンタル板12.12に胴板
母材11に密着させてから、そのタンタル板12.12
の突合せ部を突出させてその先端に溶接部14により溶
接を行なうのである。
このようなライニング法では、タンタル板は1〜3II
1mの厚さを必要とし、さらに、タンタルは比重も16
と大きく、ライニング材が厚くなると重量が重くなり、
かつ、コスト高となっていた。また、タンタルは胴板母
材に直接溶接することができないのでタンタルライニン
グ材の保持が困難である。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記に説明した従来における胴板母材に対する
タンタル(ニオブを含む。)ライニングの種々の問題点
を解決するためになされたものであり、タンタルライニ
ング材は胴板母材に強固に密着した状態であり、かつ、
タンタルライニングの厚さも従来の1/3以下とするこ
とができ、さらに、ライニング作業性に優れ、かつ、コ
スト的にも安価である圧力容器のタンタルライニング方
法を提供するものである。
[問題点を解決するための手段1 本発明に係る圧力容器のライニング方法のvf徴とする
ところは、タンタルまたはニオブと銅または銅合金の複
合板を用い、この複合板の銅または銅合金側と胴板母材
とを当接し、銅または銅合金の一部を切欠して複合板の
銅または銅合金と胴板母材とを溶接し、次いで、複合板
のタンタルまたはニオブを溶接することにある。
本発明に係る圧力容器のライニング方法について以下詳
細に説明する。゛ 即ち、タンタル(ニオブを含む。)板と銅(ネーバル黄
銅等の銅合金を含む。)板とを爆発圧接により複合板と
してから、ロール圧延により適切な厚さ、例えば、銅2
〜5n+m、タンタル0.3〜0.511Irnの厚さ
とした複合板を、この複合板の胴側と胴板母材とを当接
して、銅の一部を切欠して複合板の銅と胴板母材とを溶
接して固定してか呟この鋼溶接部の所で複合板のタンタ
ル同志を溶接する方法である。
本発明に係る圧力容器のライニング方法について、第1
図(、)(e)により説明すると(以下、タンタルはニ
オブを含み、銅は銅合金を含むものとして説明する。)
、胴板母材1にタンタル2と銅3とを爆発圧接により複
合板としてからロール圧延により適切な厚さとした複合
板の#13側を当接し、ti43の一部を切欠してt!
43と胴板母材1とを溶接部6により溶接してから、タ
ンタル当板4を溶接部6上に挿入し、複合板のタンタル
2.2同志を溶接部5により突合せ溶接するのであ机ま
た、第1図(b)に示すように、胴板母材1にタンタル
2と銅3とを爆発圧接により複合板とし、この複合板を
ロール圧延により適切な厚さとして銅3fflllを当
接し、銅3の一部を切欠して溶接部6により溶接を行な
った後、タンタル2.2を折曲げて突出させて溶接部5
により溶接を行なう。
この場合に、タンタルと銅との複合板と胴板母材とは、
複合板の銅3と胴板母材1が炭素鋼系であっでも溶接が
可能であり、任意の位置においてタンタルと銅の複合板
を胴板母材に溶接固定することができる。
この第1図において、溶接に際してはタンタルは融点が
約3000℃と高いので胴板母材および銅が溶融しない
ように注意する必要がある。しかし、銅は熱伝導が良好
であるので溶接熱を逃し易いので、銅および胴板母材は
めったに溶融することはない。
このように、本発明に係る圧力容器のライニング方法は
、タンタルと銅とを爆発圧接により複合板としてから、
ロール圧延により適切な厚さとしているので、タンタル
板のみのライニングの場合と比較して、複合板のタンタ
ルの厚さは1/3〜115にも薄くなり、さらに、銅の
厚さも2〜5II1m程度とすることによりタンタルと
銅の複合板として適当な剛性が得られるのでライニング
作業性が向上する。
なお、応力除去が必要な場合には、先づ、胴板母材の応
力除去を実施した後に、上記した通りりンタルと銅複合
板の胴板母材に溶接固定は容易であるので、応力除去に
よるタンタル材の酸化による劣化はない。
[発明の効果1 以上詳細に説明したように、本発明に係る圧力容器のラ
イニング方法は上記の構成であるが呟タンタルの使用量
を従来の1/3以下とすることができ、かつ、タンタル
は銅と複合板とされているので剛性を有し、さらに、タ
ンタルと銅との複合板は任意の位置で溶接固定すること
が可能であり、さらに、応力除去によるタンタルの劣化
らないという優れた効果を有する圧力容器にタンタルを
ライニングする方法である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る圧力容器のライニング方法を説明
するための概略図、第2図は従来の圧力容器にライニン
グをする方法を説明するための概略図である。 1・・胴板母材、2・・タンタル、3・・銅1.1・・
タンタル当板、5・・タンタル溶接部、6・・銅溶接部
。 予1図 矛2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. タンタルまたはニオブと銅または銅合金の複合板を用い
    、この複合板の銅または銅合金側と胴板母材とを当接し
    、銅または銅合金の一部を切欠して複合板の銅または銅
    合金と胴板母材とを溶接し、次いで、複合板のタンタル
    またはニオブを溶接することを特徴とする圧力容器のラ
    イニング方法。
JP60175543A 1985-08-09 1985-08-09 圧力容器のライニング方法 Pending JPS6234677A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07257686A (ja) * 1994-03-17 1995-10-09 Naikai Aakit:Kk 耐食性金属ライニング材の接合方法及びライニングタンク類

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58112687A (ja) * 1981-12-25 1983-07-05 Akira Takayasu クラツドピ−スを用いるライニング施工法とクラツドピ−ス

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58112687A (ja) * 1981-12-25 1983-07-05 Akira Takayasu クラツドピ−スを用いるライニング施工法とクラツドピ−ス

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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