JPS6234215A - ギア・チェンジ・レバ−・ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野・関連出願 この発明は、メカニカル・トランスミッションにメカニ
カル・クラッチ、油圧クラッチなどの何れかを組み合わ
せたオートマチック・トランスミッション、フルイド・
カップリングおよびハイドロリック・トルク・コンバー
タの何れかを組み合わせたオートマチック・上ランスミ
ッション、およびフィンガー・コントロール・トランス
ミッションなどに使用されるギア・チェンジ・レバー・
ユニットに関する。

背景技術 目下、例えば、フルイド・トルク・コンバータを組み合
わせたオートマチック・トランスミッションの変速操作
機構には、フロア型シフト機構が広く使用されてきてい
る。

そのフロア型シフト機構は、ロッド若しくは、ケーブル
を介してシフト・レバーでそのトルク・コンバータを操
作する構造であるので、操作力の軽減および操作ストロ
ークの減少には限界があった。

発明の目的・課題 この発明の目的・課題は、操作性の向上、すなわち、操
作力を軽減可能にし、操作ストロークを減少可能にし、
操作感を向上し、また、自動変速に加えてドライバーの
意志による変速も可能にし、かつ、その自動変速とその
ドライバーの意志による変速との切換えを容易にし、各
種のオートマチック・トランスミッションに適用可能に
するところのフロア型のギア・チェンジ・レバー・ユニ
ットの提供にある。

目的・課題に係る構成上の発明の概要：請求する発明の
内容 それらを課題として、この発明のギア・チェンジ・レバ
ー・ユニットは、ギア・チェンジ・レバー・ボックスの
ベースに互いに軸線を平行させ、かつ、適宜の間隔を置
いて配置された一対のシフト・シャフトと、そのシフト
・シャフトの上方で、かつ１そのシフト・シャフトに平
行する方向に配置され、そのシフト・シャフトに往復摺
動可能に支持されたセレクト・シャフトと、そのボック
スのレバー・シフト・ゲートを貫通して、そのボッ。

クスの外側に伸長されてそのセレクト・シャフトに揺動
可能に支持されたギア・チェンジ・レバーと、そのセレ
クト・シャフトのまわりに揺動されるそのギア・チェン
ジ・レバーに関連して、そのボックス内に配置され、そ
のレバー・シフト・ゲートで規制されたそのギア・チェ
ンジ・レバーの揺動範囲において、レバー・シフト位置
を決定する複数の噛み合い位置を備えたセレクト・カム
・プレートと、そのギア・チェンジ・レバーに軸線方向
に往復動可能に支持され、かつ、そのセレクト・カム・
プレートの複数の噛み合い位置に先端を選択的に噛み合
わせられるレバー・セレクト・ロック・ピンと、選択的
に噛み合わせられたそのセレクト・カム・プレートの噛
み合い位置にそのレバー・セレクト・ロック・ピンを保
持するレバー・セレクト・ロック・スプリングと、選択
的に噛み合わせられたそのセレクト・カム・プレートの
噛み合い位置からそのレバー・セレクト・ロッり・ピン
を外すレバー・リリース機構と、そのレバー・シフト・
ゲートで規制されたそのセレクト、シャフトのまわりの
そのギア・チェンジ°レバーの揺動範囲に関連して、そ
のボックス内に配置され、そのシフト・シャフト上のそ
のギア・チェンジ、レバーの往復摺動を規制する複数の
噛み合い位置を備えたレバー・ホールド・カム・プレー
トと、そのギア・チェンジ・レバーに配置すれ、そのレ
バー・シフト・ゲートで規制されたそのギア・チェンジ
・レバーの揺動範囲において、そのセレクト・シャフト
のまわりのそのギア・チェンジ・レバーの揺動に応じて
そのレバー・ホールド・カム・プレートの複数の噛み合
い位置に選択的に噛み合わせられるレバー・ホールド・
ガイド・ピンと、そのシフト・シャフト上のそのギア・
チェンジ・レバーの往復摺動に応じて開閉されるアップ
・シフト・スイッチと、そのシフト・シャフト上のその
ギア・チェンジ・レバーの往復摺動に応じて開閉される
ダウン・シフト・スイッチと・そのセレクト・シャフト
のまわりのそのギア・チェンジ・レバーの揺動に応じて
開閉されるセレクト・スイッチとを含んで構成し、その
レバー・ホールド・ガイド・ピンがそのレバー・ホール
ド・カム・プレートのホールド噛み合い位置にあるとキ
、そのギア・チェンジ・レバーにマニュアル・アップ・
シフトおよびマニュアル・ダウン・シフト操作を可能に
し、トランスミッションの自動変速に加えて、ドライバ
ーの意志による変速を可能にするものである。

具体例の説明 以下、この発明に係るギア・チェンジ・レバー・ユニッ
トの望ましい具体例について、図面を参照して説明する
。

第１ないし４図は、自動車に搭載され、ハイドロリック
・トルク・コンバータを組み合わせたオートマチック・
トランスミッション（図示せず）に適用されたこの発明
のギア・チェンジ・レバー・ユニットの８体例１０を示
している。

そのギア・チェンジ・レバー・ユニット１０は、その自
動車における運転席に隣接してフロアに配置されるに適
合されたフロア型に製作されたもので、ギア・チェンジ
・レバー・ボックス１１と、そのボックス１１のベース
１２に互いに軸線を平行させて前後方向に適宜の間隔を
置いて配置された一対のシフト・シャフト１３．１３と
、そのベース１２に関して左右方向に往復動されるよう
に、そのシフト・シャフト１３．１３に往復摺動可能に
支持されたアップ・シフト・アンド・ダウン・シフト・
スイッチング・フレーム１４と・そのシフト・シャフト
１３．１３の上方で、かつ、そのシフト・シャフト１３
．１３に平行する方向において、そのスイッチング・フ
レーム１４に配置されたセレクト・シャフト１５と、そ
のギア・チェンジ・レバー・ボックス１１に配置された
レバー・シフト・ゲート３２を貫通してそのボックス１
１の外側に伸長されて、そのセレクト・シャフト１５に
揺動可能に支持されたギア・チェンジ・レバー１６と、
そのギア・チェンジ・レバー１６のためのセレクト・カ
ム・プレート１７と、そのギア・チェンジ・レバー１６
のために、そのセレクト・カム・プレート１７の複数の
噛み合い位置に先端を選択的に噛み合わせるレバー・セ
レクト・ロック・ピン１８と、そのレバー・セレクト・
ロック・ピン１８のためのレバー・セレクト・ロック・
スプリング１９と、そのレバー・セレクト・ロック・ピ
ン１８のためのレバー・リリース機構２０と、そのギア
・チェンジ・レバー１６のためのレバー・ホールド・カ
ム・プレート２１と、そのギア・チェンジ・レバー１６
のために、そのレバー・ホールド・カム・プレート２１
の複数の噛み合い位置に選択的に噛み合わせられるレバ
ー・ホールド・ガイド・ピン２２と、アップ・シフト・
スイッチ２３と、ダウン・シフト・スイッチ２４と、セ
レクト・スイッチ２５と、そのベース１２とそのスイッ
チング・フレーム１４との間に配置された一対のリター
ン・スプリング２６．２６と、そのギア・チェンジ・レ
バー１６とそのセレクト・カム・プレート１７どの間に
配置されたレバー留め機構２７と、そのオートマチック
・トランスミッションのリバース（Ｒ）、ニュートラル
（Ｎ）、ドライブ（Ｄ）、およびホールド（ＨＯＬＤ）
の状態を表示する表示ランプ２８．２９．３０．３１と
を含んで構成されている。勿論、その表示ランプ２８．
２９．３０．３１は、そのレバー・シフト・ゲート３２
に隣接して、そのギア・チェンジ・レバー・ボックス１
１に配置された表示ガラス３３のリバース（Ｒ）、ニュ
ートラル（Ｎ）、ドライブＣＤ）、およびホールド（Ｈ
ＯＬＤ）の位置を表示する。

そのギア・チェンジ・レバー・ボックス１１は、ドライ
ブ位置（Ｄ）、ニュートラル位置（Ｎ）、リバース位置
（Ｒ）、ホールド位置（ＨＯＬＤ）などのレバー・シフ
ト位置を設定可能にし、かっ、そのホールド位１１（Ｈ
ＯＬＤ）において、マニュアル・アップ・シフト位置（
ＵＰ）およびマニュアル・ダウン・シフト位置（ＤＯＷ
Ｎ）を設定可能にするところの丁字形開口に形成された
レバー・シフト・ゲート３２を備え、そのレバー・シフ
ト・ゲート３２でそのギア・チェンジ・レバー１６の揺
動を規制しながら、そのギア・チェンジ・レバー１６に
自動変速とドライバーの意志による変速との切換えを容
易に可能にさせ、その自動変速およびそのドライバーの
意志による変速を可能にする。

そのレバー・シフト・ゲート３２は、第３図から理解さ
れるように、そのドライブ位置（Ｄ）、ニュートラル位
置（Ｎ）、リバース位置（Ｒ）、およびホールド位置（
ＨＯＬＤ）をそのギア・チェンジ・レバー１６に設定さ
せるところのそのギア・チェンジ・レバー１６のための
前後方向の揺動範囲に対応され、また、そのホールド位
置（ＨＯＬＤ）において、マニュアル・アップ・シフト
位置（ＵＰ）およびマニュアル・ダウン・シフト位置（
ＤＯＷＮ）をそのギア・チェンジ・レバー１６に設定さ
せるところのそのギア・チェンジ・レバー１６のための
左右方向の往復動範囲にも対応されている。

そのベース１２は、第２および４図から理解されるよう
に、鋼板から切断され、上面に両側を折り曲げた一対の
サイド・フランジ３４．３５を備え、そのシフト・シャ
フト１３．１３を支持可能にしている。

そのシフト・シャフト１３．１３は、自動車の前後方向
に対して軸線を直交させ、かつ、互いに軸線を平行させ
て、しかも、互いに適宜の間隔を置き、かつ、そのベー
ス１２の上方に適宜の間隔を置いて、両端をそのサイド
・フランジ３４．３５間に固定している。すなわち、そ
のシフト・シャフト１３．１３は、そのベース１２の前
方と後方とにおいて、両端をそのサイド・フランジ３４
．３５に固定して、そのベース１２に支持されている。

そのアップ・シフト・アンド・ダウン・シフト・スイッ
チング・フレーム１４は、第２および４図から理解され
るように、一対の軸受パイプ３６．３７と一対のサイド
・プレート３８．３９とより方形に枠組みされている。

特に、その軸受バイブ３６．３７はそのシフト・シャフ
ト１３．１３の長さよりも短かい所定の長さに寸法取り
され、また、そのサイド・プレート３８．３９は、その
シフト・シャフト１３．１３の軸間距離にその軸受バイ
ブ３６．３７を連結可能にする長さに予め寸法取りされ
であるので、その軸受パイプ３６．３７およびサイド・
プレー）３８．３９から枠組みされたそのスイッチング
・フレーム１４は、その軸。

受パイプ３６．３７をそのシフト・シャフト１３．１３
に嵌め合わせて、そのシフト・シャフト１３．１３に往
復摺動可能に支持される。

また、そのように、そのスイッチング・フレーム１４が
そのシフト・シャフト１３．１３に往復摺動可能に支持
された状態では、そのサイド・プレー）−３８，３９は
対応するベース１２のサイド・フランジ３４．３５に向
かい合わせられる。

さらに、そのスイッチング・フレーム１４は、そのサイ
ド・プレー）３８．３９にスプリング・シート４０．４
１をそれぞれ形成し、対応したリターン・スプリング２
６．２６の一端をそのスプリング・シート４０．４１に
受は得るようにしている。

そのセレクト・シャフト１５は、第２および４図から理
解されるように、そのシフト・シャフト１３．１３に平
行する方向に軸線をなして、そのシフト・シャフト１３
．１３の上方に適宜の間隔を置いて、そのスイッチング
・フレーム１４のサイド・プレート３８．３９間に支持
されている。

その結果、そのセレクト・シャフト１５は、そのシフト
・シャフト１３．１３の上方で、かつ、そのシフト、シ
ャフト１３．１３に平行する方向に配置され、そのスイ
ッチング・フレーム１４を介してそのシフト・シャフト
１３．１３に往復摺動可能に支持される。

そのギア・チェンジ・レバー１６は、ギア・チェンジ・
レバー・ボックス１１のレバー・シフト・ゲート３２を
貫通して、そのボックス１１の外側に伸長されて、その
セレクト・シャフト１５に揺動可能に支持されている。

そのギア・チェンジ・レバー１６は、第１および４図か
ら理解されるように、パイプから所定の長さに切断され
た中空ロッド４２と、そのロッド４２の根元に溶接され
た軸受パイプ４３と、そのロッド４２の先端に嵌め合わ
せられてねじ止めされたノブ４４とより構成され、その
軸受パイプ４３をそのセレクト・シャフト１５に嵌め合
わせて、そのセレクト・シャフト１５に揺動可能に支持
されている。

そのようにして、支持されたそのギア・チェンジ・レバ
ー１６は、その自動車の前後方向において、そのセレク
ト・シャフト１５のまわりに揺動可能になり、また、そ
の自動車の左右方向において、そのシフト・シャフト１
３．１３上に往復動可能になる。勿論、そのギア・チェ
ンジ・レバー１６の前後方向の揺動範囲は、セレクト・
カム・プレート１７およびレバー・シフト°ゲート３２
で規制され、また、そのギア・チェンジ・レバー１６の
左右方向の往復範囲は、レバー・ホールド・カム・プレ
ート２１およびレバー・シフト・ゲート３２で規制され
ている。

さらに、そのギア・チェンジ・レバー１６は、そのレバ
ー・シフト・ゲート３２に摺動されるカバー・プレート
４５を取り付け、そのギア・チェンジ・レバー１６がそ
のシフト・シャフト１３．１３上に往復動され、また、
そのセレクト・シャフト１５のまわりに揺動される際、
そのカバー・プレート４５でそのレバー・シフト・ゲー
ト３２を常に閉塞している。

そのセレクト・カム・プレート１７は、そのセレクト・
シャフト１５のまわりに揺動されるそのギア・チェンジ
・レバー１６に関連して、そのボックス１１内に配置さ
れている。

そのセレクト・カム・プレート１７は、第１および４図
から理解されるように、そのアップ・シフト°アンド・
ダウン・シフト・スイッチング・フレーム１４上に起立
されて、そのスイッチング・フレーム１４のサイド・プ
レート３８．３９の−４に一体的に形成されている。特
に、そのセレクト・カム・プレート１７は、プレート面
をそのシフト・シャフト１３．１３およびセレクト・シ
ャフト１５の軸線に直交させられ、しかも、そのセレク
ト・シャフト１５のまわりのそのギア・チェンジ・レバ
ー１６の前後方向の揺動範囲に臨まされている。

そのように配置されたそのセレクト・カム・プレート１
７には、そのレバー・シフト・ゲート３２で規制された
そのギア・チェンジ・レバー１６の前後方向の揺動範囲
において、レバー・シフト位置を決定する複数の噛み合
い位置４７．４８．４９．５０が備えられている。

その噛み合い位置４７．４８．４９．５０は、プレス機
で、打抜き加工されたカム穴４６の段付は面からなり、
その段付は面４７．４８．４９．５０は、そのギア・チ
ェンジ・レバー１６のリバース（Ｒ）、ニュートラル（
Ｎ）、ドライブ（Ｄ）、およびホールド（ＨＯＬＤ）の
位置を決定する。

そのレバー・セレクト・ロック・ビン１８は、そのギア
・チェンジ・レバー１６の中空ロッド４２の所定の位置
に穴明けされた一対のスロット５１．５２に嵌め合わせ
られ、そのレバー・リリース機構２０によって、そのギ
ア・チェンジ・レバー１６に軸線方向に往復動可能に支
持されている。

また、そのレバー・セレクト・ロック・ピン１８は、先
端をそのセレクト・カム・プレート１７に伸長して、そ
のカム穴４６に嵌め合わせ、そのレバー・リリース機構
２０を操作し、そのレバー・セレクト・ロック・スプリ
ング１９に抗して、そのレバー・セレクト・ロック・ピ
ン１８をそのギア・チェンジ・レバー１６の軸線方向に
おいて、下方に押し下げ、その状態でそのギア・チェン
ジ・レバー１６をそのセレクト・シャフト１５のまわり
に揺動し、次いで、そのレバー・リリース機構２０を操
作状態から解放し、そのレバー・セレクト・ロック・ス
プリング１９によって、そのレバー・セレクト・ロック
・ピン１８がそのギア・チェンジ・レバー１６の軸線方
向において、上方に押し上げられるに伴って、そのレバ
ー・セレクト・ロック・ピン１８の先端がそのカム穴４
６の噛み合い位置、換言するならば、段付は面４７．４
８．４９．５０に選択的に噛み合わせられるようにして
いる。

そのレバー・セレクト・ロック・スプリング１９は、そ
のギア・チェンジ・レバー１６の中空ロッド４２内に配
置され、選択的に噛み合わせられたそのセレクト・カム
・プレート１７の噛み合い位置４７．４８．４９．５０
にそのレバー・セレクト・ロック・ピン１８をそのレバ
ー゛リリース機構２０のスライド・ブロックを介して保
持する。

そのレバー・リリース機構２０は、第４図から理解され
るように、そのギア・チェンジ・レノ（−１６の中空ロ
ッド４２に往復摺動可能に嵌め合わせられたスライド・
ブロック５３と、そのギア・チェンジ・レバー１６のノ
ブ４４に形成されたプランジャ・ガイド・ボア５４に往
復摺動可能（こ嵌め合わせられたプランジャ５５と、そ
のスライド・ブロック５３とそのプランジャ５５とを連
結した連結棒５６と、そのプランジャ５５のカム面５７
を押すリリース・ピン５８と、そのリリース・ピン５８
のためのリターン・スプリング５９とより構成されてい
る。

そのスライド・ブロック５３は、レバー・セレクト・ロ
ック・ピン１８を貫通させて支持し、また、レバー・セ
レクト・ロック・スプリング１９のばね圧を受けている
。

また、そのリリース・ピン５８は、そのプランジャ・ガ
イド・ボア５４に直交してそのノブ４４に形成されたピ
ン・ガイド・ボア６０に往復摺動可能に嵌め合わせられ
、常態では、一端をそのノブ４４から突出させ、また、
他端をそのプランジャ５５のカム面５７に常に接触させ
ている。

そのリターン・スプリング５９は、ピン・ガイド・ボア
６０に嵌め込まれ、そのリリース・ピン５８の一端をそ
のノブ４４から突出させろ方向において、スプリング・
シート６１およびそのプランジャ５５を介してそのリリ
ース・ピン５８を押している。

そのレバー・ホールド・カム・プレート２１は、そのレ
バー・シフト・ゲート３２およびセレクト・カム・プレ
ート１７で規制されたそのセレクト・シャフト１５のま
わりのそのギア・チェンジ・レバー１６の前後方向の揺
動範囲に関連して、そのボックス１１内に配置されてい
る。

そのレバー・ホールド・カム・プレート２１は、第２図
から理解されるように、そのベース１２を兼用するもの
で、換言するならば、そのベース１２（７）−ｓ分を使
用するもので、そのセレクト・シャフト１５のまわりの
そのギア・チェンジ・レバー１６の前後方向の揺動範囲
に関連したそのセレク。

ト・シャフト１５の直下にあるそのベース１２の部分で
ある。

そのように、そのセレクト・シャフト１５の直下のその
ベース１２の部分であるところのそのレバー・ホールド
・カム・プレート２１には、そのレバー・シフト・ゲー
ト３２で規制されたそのセレクト・シャフト１５のまわ
りのそのギア・チェンジ・レバー１６の前後方向の揺動
範囲に関連して、そのスイッチング・フレーム１４を介
してそのシフト・シャフト１３．１３上のそのギア・チ
ェンジ・レバー１６の往復摺動を規制する複数の噛み合
い位置６３．６４が備えられている。

その噛み合い位置６３．６４は、プレス機で打抜き加工
されたカム穴６２の段付は面からなり、その段付は面６
３．６４は、そのギア・チェンジ・レバー１６のシフト
・ロック（ＳＨＩＦＴ　　ＬＯＣＫ）、およびホールド
（ＨＯＬＤ）の位置を決定する。

そのレバー・ホールド・ガイド・ピン２２は、そのギア
・チェンジ・レバー１６の軸受パイプ４３の下方外側面
に根元を溶接し、また、そのレバー・ホールド・カム・
プレート２１、すなわちベース１２に先端を伸長し、そ
の先端をカム穴６２に嵌め合わせ、そのセレクト・シャ
フト１５のまわりのそのギア・チェンジ・レバー１６の
ｎ後方向の揺動に応じて、そのカム穴６２に形成された
段付は面６３．６４に選択的に噛み合わせられるよう構
成されている。

すなわち、そのレバー・ホールド・ガイド・ピン２２は
、そのレバー・ホールド・カム・プレート２１のカム穴
６２に伸長され、そのレバー・シフト・ゲート３２で規
制されたそのギア・チェンジ・レバー１６の揺動範囲に
おいて、そのセレクト・シャフト１５のまわりのそのギ
ア・チェンジ・レバー１６の揺動に応じてそのレバー・
ホールド・カム・プレートの複数の噛み合い位置、すな
わち、段付は面６３．６４に選択的に噛み合わせられ、
そのセレクト・シャフト１５のまわりのそのギア・チェ
ンジ・レバー１６の揺動に関連して、そのシフト・シャ
フト１３．１３のそのギア・チェンジ・レバー１６の往
復摺動を規制する。

そのアップ・シフト・スイッチ２３は、そのベース１２
のサイド・フランジ３４を臨んで、そのアップ・シフト
・アンド・ダウン・シフト・スイッチング・フレーム１
４のサイド・プレート３８に配置され、そのシフト・シ
ャフト１３．１３上のそのギア・チェンジ・レバー１６
の左右方向の往復摺動に応じて、換言するならば、その
ギア・チェンジ・レバー１６に伴われて、そのシフト・
シャフト１３．１３上のそのスイッチング・フレーム１
４の左右方向の往復摺動に応じて開閉される。勿論、そ
のアップ・シフト・スイッチ２３は、へイドロリック・
トルク・コンバータを組み合わせたオートマチック・ト
ランスミッションの油圧制御回路に配置されたアップ・
シフト電磁弁（図示せず）の電気回路に電気的に接続さ
れている。

そのダウン・シフト・スイッチ２４は、そのアップ・シ
フト・スイッチ２３に左右対称的にして、そのベース１
２のサイド・フランジ３５を臨んで、そのアップ・シフ
ト・アンド・ダウン・シフト・スイッチング・フレーム
１４のサイド・プレート３９に配置され、そのシフト・
シャフト１３．１３上のそのギア・チェンジ・レバー１
６の左右方向の往復摺動に応じて、換言するならば、そ
のギア・チェンジ・レバー１６に伴われて、そのシフト
・シャフト１３．１３上のそのスイッチング・フレーム
１４の左右方向の往復摺動に応じて開閉される。勿論、
そのダウン・シフト・スイッチ２４は、そのアップ・シ
フト・スイッチ２３の場合と同様に、そのオートマチッ
ク・トランスミッションの油圧制御回路に配置されたダ
ウン・シフト電磁弁（図示せず）の電気回路に電気的に
接続されている。

そのセレクト・スイッチ２５は、ホール素子を使用した
無接型に構成され、そのセレクト・シャフト１５のまわ
りに揺動されたそのギア・チェンジ・レバー１６のリバ
ース（Ｒ）、ニュートラル（Ｎ）、ドライブＣＤ）、お
よびホールド（ＨＯＬＤ）の位置に応じて開閉されるも
ので、第４図に示されるように、そのセレクト・シャフ
ト１５のまわりのそのギア・チェンジ・レバー１６の前
後方向の揺動範囲を臨んで、そのセレクト・シャフトに
固定されている。勿論、そのセレクト・スイッチ２５は
、そのへイドロリック・トルク・コンバータを組み合わ
せたオートマチック・トランスミッションの油圧制御回
路に配置されたシフト電磁弁（図示せず）の電気回路に
電気的に接続され、そのシフト電磁弁を開閉する。

その一対のリターン・スプリング２６．２６はコイル・
スプリングからなり、第２図から理解されるように、そ
のベース１２とそのスイッチング・フレーム１４との間
に配置され、そのシフト・シャフト１３．１３上に左右
方向に往復摺動されたそのスイッチング・プレート１４
をそのベース１２の中央に戻し、すなわち、そのレバー
・ホールド・ガイド・ピン２２をそのレバー・ホールド
・カム・プレート２１の段付は面６３に噛み合わせ可能
にする位置にそのギア・チェンジ・レパ−１６を戻すと
同時に、閉路されたアップ・シフト・スイッチ２３およ
びダウン・シフト・スイッチ２４を開路する。

そのリターン・スプリング２６．２６は、そのスイッチ
ング・フレーム１４のサイド・プレート３８．３９に形
成されたスプリング・シート４０．４１に一端を支持さ
せ、また、そのベース１２のサイド・フランジ３４．３
５に固定されたスプリング・ガイド・ホルダ６５．６６
に他端を支持させて、そのベース１２とそのスイッチン
グ・フレーム１４との間に左右対称的に配置され、その
スイッチング・フレーム１４がそのベース１２の中央に
戻されろようにしている。

そのレバー留め機構２７は、そのセレクト・カム・プレ
ート１７にそのギア・チェンジ・レバー１６を止めるも
ので、第４図から理解されるように、そのセレクト・カ
ム・プレート１７に開口端を近接させてそのギア・チェ
ンジ・レバー１６の中空ロッド４２に溶接されたニップ
ルと、そのニップル６７に出し入れ可能に嵌め合わせら
れたボール６８と、そのニップル６７に嵌め込まれ、そ
のボール６８をそのセレクト・カム・プレート１７に押
し付けるコイル・スプリング６９とより構成され、その
レバー・リリース機構２０のリターン・スプリング５９
のばね圧に関連して、そのギア・チェンジ・レバー１６
にセレクト感を与えている。

その表示ランプ２８．２９．３０．３１は、第４図から
理解されるように、そのギア・チェンジ・レバー・ボッ
クス１１内の所定の位置に配置されたブラケット７０に
取り付けられ、そのセレクト・スイッチ２５の開閉動作
に応じて、点灯および消灯され、そのレバー・シフト・
ゲート３２に隣接して配置された表示ガラス３３のリバ
ース（Ｒ）、ニュートラル（Ｎ）、ドライブ（Ｄ）、お
よびホールド（）１０ＬＤ）の位置を示す。勿論、それ
ら表示ランプ２８．２９．３０．３１は、そのオートマ
チック・トランスミッションのための電源回路（図示せ
ず）に電気的に接続されている。

次に、上述のように構成されたギア・チェンジ・レバー
・ユニット１０を使用して、その自動車に搭載され、そ
のへイドロリック・トルク・コンバータを組み合わせた
オートマチック・トランスミッションの変速操作につい
て説明する。

そのオートマチック・トランスミッションでは、オイル
・ポンプをクラッチ、ロー・サーボ、およびリバース・
サーボに接続する油圧制御回路が、予め、レギュレータ
・バルブ、スロットル・バルブ、ガ、バナ・バルブ、シ
フト・バルブ、ダウン・シフト・バルブ（ロー・レンジ
・バルブ：レンジ・コントロール・バルブ）、そのギア
・チェンジ・レバー・ユニット１０のセレクト・スイッ
チ２５にソレノイド・コイルを電気的に接続したソレノ
イド・セレクタ・バルブ（ソレノイド・コントロール９
バルブ：マニュアル・バルブに相当）、そのギア・チェ
ンジ・レバー・ユニット１０のアップ・シフト・スイッ
チ２３にソレノイド・コイルを電気的に接続したアップ
・シフト・ソレノイド・バルブ、そのギア・チェンジ・
レバー・ユニット１０のダウン・シフト・スイッチ２４
にソレノイド・コイルを電気的に接続したダウン・シフ
ト・ソレノイド・バルブなどを備えているので、今、そ
のレバー・リリース機構２０において、リターン・スプ
リング５９に抗してリリース・ピン５８を指で押し、そ
のプランジャ５５および連結棒５６を介して、そのスラ
イド・ブロック５３をそのレバー・セレクト・ロック・
スプリング１９に抗して押し下げる。

そのようにして、そのスライド・ブロック５３がそのギ
ア・チェンジ・レバー１６の中空ロッド４２内に下方に
押し下げられるに伴って、そのレバー・セレクト・ロッ
ク・ピン１８もまた、その中空ロッド４２に形成された
スロット５１．５２に案内されて、そのギア・チェンジ
・レバー１６の軸線方向において下方に移動され、その
レバー・セレクト・ロック・ピン１８は、ギア・チェン
ジ・レバー・ボックス１１の表示ガラス３３に表示され
たニュートラル位置（Ｎ）に対応し、第１図に示される
ように、そのセレクト・カム・プレート１７のカム穴４
６において、ニュートラル位置（Ｎ３である段付は面４
８との噛み合いが解かれ、その際には、そのレバー・ホ
ールド・ガイド１ピン２２がそのレバー・ホールド・カ
ム・プレート２１のカム穴６２において段付は面６３に
噛み合わされているので、そのギア・チェンジ・レバー
１６には、そのセレクト・シャフト１５のまわりの前後
方向の揺動のみが許容される。

従って、そのリリース・ビン５８を押した状態で、その
ギア・チェンジ・レバー１６をそのセレクト・シャフト
１５のまわりに後方に揺動し、そのギア・チェンジ・レ
バー１６をその表示ガラス３３のドライブ位置（Ｄ）に
なし、そこにおいて、そのリリース・ビン５８から指を
放す。

そのように、指がそのリリース・ビン５８から放される
と、そのレバー・セレクト・ロック・スプリング１９に
よって、そのレバー・セレクト・ロック・ビン１８は、
そのギア・チェンジ・レバー１６の中空ロッド４２に形
成されたそのスロッ）５１．５２に案内されながらその
スライド・ブロック５３に伴われて、そのギア・チェン
ジ・レバー１６の軸線方向において、上方に移動され、
そのレバー・セレクト・ロック・ビン１８は、その表示
ガラス３３に表示されたドライブ位置（Ｄ）に対応し、
第１図に示されるように、そのセレクト・カム・プレー
ト１７のカム穴４６において、ドライブ位置（Ｄ）であ
る段付は面４９に噛み合わせられる。

そのように、そのギア・チェンジ・レバー１６がそのド
ライブ位置（Ｄ）にロックされると、そのセレクト・ス
イッチ２５が切り換えられ、その油圧制御回路は、アク
セル・ペダルの踏込み量および車速に応じて、そのトラ
ンスミッションを自動的に変速する。

次に、再び、そのリターン・スプリング５９に抗してそ
のリリース・ビン５８を指で押し、そのプランジャ５５
および連結棒５６を介して、そのスライド・ブロック５
３をそのレバー・セレクト・ロック・スプリング１９に
抗して押し下げる。

そのように、そのスライド・ブロック５３がそのギア・
チェンジ・レバー１６の中空ロッド４２内に下方に再び
押し下げられるに伴って、そのレバー・セレクト・ロッ
ク・ビン１８も再び、そのギア・チェンジ・レバー１６
の中空ロッド４２に形成されたそのスロット５１．５２
に案内されて、そのギア・チェンジ・レバー１６の軸線
方向において、下方に移動され、そのレバー・セレクト
・ロック・ビン１８は、そのギア・チェンジ・レバー・
ボックス１１の表示ガラス３３に表示されたドライブ位
置（Ｄ）に対応し、第１図に示されるように、そのセレ
クト・カム・プレート１７のカム穴において、ドライブ
位置（Ｄ）である段付は面４９との噛み合いが解かれ、
その際、そのレバー・ホールド・ガイド・ビン２２がそ
のレバー・ホールド・カム・プレート２１のカム穴６２
において、段付は面６３に噛み合わせられているので、
そのギア・チェンジ・レバー１６はそのセレクト・シャ
フト１５のまわりに前後方向にのみ揺動可能にされてい
る。

従って、そのリリース・ビン５８を押した状態で、その
ギア・チェンジ・レバー１６をそのセレクト・シャフト
１５のまわりに後方に揺動し、そのギア・チェンジ・レ
バー１６をその表示ガラス３３のホールド位置（ＨＯＬ
Ｄ）になし、そこにおいて、そのリリース・ビン５８か
ら指を放す。

そのように、指がそのリリース・ビン５８から放される
と、そのレバー・セレクト・ロック・スプリング１９に
よって、そのレバー・セレクト。

ロック・ビン１８は、そのギア・チェンジ・レバー１６
の中空ロッド４２に形成されたそのスロット５１．５２
に案内されながら、そのスライド・ブロック５３に伴わ
れて、そのギア・チェンジ・レバー１６の軸線方向にお
いて、上方に移動され、そのレバー・セレクト・ロック
・ビン１８は、その表示ガラス３３に表示されたホール
ド位置（８０ＬＤ）に対応し、第１図に示されるように
、そのセレクト・カム・プレート１７のカム穴４６にお
いて、ホールド位置（ＨＯＬＤ）である段付は面５０に
噛み合わせられる。

そのように、そのギア・チェンジ・レバー１６がホール
ド位置（ＨＯＬＤ）にロックされると、そのセレクト・
スイッチ２５が切り換えられ、その際には、そのレバー
・ホールド・ガイド・ピン２２がそのレバー・ホールド
・カム・プレート２１のカム穴６２において、段付は面
６４に噛み合わせられるので、そのギア・チェンジ・レ
バー１６は、そのアップ・シフト・アンド・ダウン・シ
フト・スイッチング・フレーム１４を介してそのシフト
・シャフト１３．１３上に往復摺動可能になり、そのト
ランスミッションのアップ・シフトおよびダウン・シフ
トが手ｖＪＪ操作可能になる。

従って、そのギア・チェンジ・レバー１６が第２図にお
いて、そのスイッチング・フレーム１４を介してそのシ
フト・シャフト１３．１３上に下方に摺動されるならば
、そのアップ・シフト・スイッチ２３はそのペース１２
のサイド・フランジ３４に接触して、閉略される。

そのように、そのアップ・シフト・スイッチ２３が閉路
されると、そのアップ・シフト・ソレノイド・バルブの
ソレノイド・コイルに電流が流れ、そのアップ・シフト
・ソレノイド・バルブが開かれ、圧油は、そのオイル・
ポンプからクラッチに流れ、そのトランスミッションは
手動的にアップ・シフトされる。

また、そのギア・チェンジ・レバー１６が、第２図にお
いて、そのスイッチング・フレーム１４を介してそのシ
フト・シャフト１３．１３上に上方に摺動されるならば
、そのアップ・シフト・スイッチ２３は閉略され、それ
に伴って、そのアップ・シフト・ソレノイド・バルブが
閉じられ、他方、そのダウン・シフト・スイッチ２４は
、そのペース１２のサイド・フランジ３５に接触して閉
略され、そのダウン・シフト・ソレノイド・バルブのソ
レノイド・コイルに電流が流れる。

そのように、そのダウン・シフト・ソレノイド・バルブ
に電流が流れると、そのダウン・シフト・ソレノイド・
バルブは開かれ、圧油はそのオイル・ポンプからクラッ
チおよびロー・サーボに流れ、そのトランスミッション
は手動的にダウン・シフトされる。

従って、その自動車が坂道を走行する場合、そのホール
ド位置（ＨＯＬＤ）において、そのスイッチング・フレ
ーム１４を介してそのシフト・シャフト１３．１３上に
そのギア・チェンジ・レバー１６を往復摺動させること
によって、そのトランスミッションが手動的に変速可能
になり、その坂道において、その自動車はドライバーの
意志によって円滑に走行される。

また、そのギア・チェンジ・レバー１６がそのセレクト
・シャフト１５のまわりに前方に揺動され、そのギア・
チェンジ・レバー・ボックス１１の表示ガラス３３に表
示されたリバース位置（Ｒ）に対応したところの第１図
に示されたそのセレクト・カム・プレート１７のカム穴
４６における段付は面４７に噛み合わせられるならば、
そのセレクト・スイッチ２５が切り換えられ、そのソレ
ノイド・セレクト・バルブが動作され、圧油がそのオイ
ル・ポンプからそのリバース・サーボに流れ、そのトラ
ンスミッションを後退速に変速する。

前述のギア・チェンジ・レバー・ユニット１゜では、そ
のレバー・ホールド・カム・プレート２１がそのペース
１２を兼用する構造に製作されたが、そのペース１２か
ら分離された独立構造に製作することも勿論、可能であ
る。

発明の利便・利益 上述よりして、既に提案され、使用されてきたフ豐ア型
シフト機構に比較していえば、この発明のギア・チェン
ジ・レバー・ユニットは、セレクト・シャフトが一対の
シフト・シャフトの上方で、かつ、そのシフト・シャフ
トに平行する方向に配置され、そのシフト・シャフトに
往復摺動可能に支持され、ギア・チェンジ・レバーがそ
のセレクト・シャフトに揺動可能に支持され、また、そ
のギア・チェンジ・レバーの揺動範囲において、レバー
・シフト位置を決定する複数の噛み合い位置を形成した
セレクト・カム・プレート、そのセレクト・カム・プレ
ートの複数の噛み合い位置に選択的に噛み合わせられる
レバー・セレクト・ロック・ピン、そのレバー・セレク
ト・ロック・ピンのためのレバー・セレクト・ロック・
スプリング、そのレバー・セレクト・ロック・ピンのた
めのしバー・リリース機構、そのシフト・シャフト上の
そのギア・チェンジ・レバーの往復摺動を規制する複数
の噛み合い位置を形成したレバー・ホールド・カム・プ
レート、および、そのセレクト・シャフトのまわりのそ
のギア・チェンジ・レバーの揺動に応じてそのレバー・
ホールド・カム・プレートの複数の噛み合い位置に選択
的に噛み合わせられるレバー・ホールド・ガイド・ピン
が備えられ、さらに、そのシフト・シャフト上のそのギ
ア・チェンジ・レバーの往復摺動に応じて開閉されるア
ップ・シフト・スイッチおよびダウン・シフト・スイッ
チが備えられ、さらには、そのセレクト・シャフトのま
わりのそのギア・チェンジ・レバーの揺動に応じて開閉
されるセレクト・スイッチが備えられているので、この
発明のギア・チェンジ・レバー・ユニットでは、操作力
が軽減され、そのギア・チェンジ・レバーが短縮可能に
なり、それに伴って、操作ストロークが減少され、操作
感が向上され、変速操作によるドライバーの肉体的精神
的疲労が軽減され、そのようにして操作性が向上され、
また、そのレバー・ホールド・カム・プレートの複数の
噛み合い位置がそのセレクト・シャフトのまわりのその
ギア・チェンジ・レバーの揺動範囲に関連してそのシフ
ト・シャフト上のそのギア・チェンジ・レバーの往復摺
動を規制するシフト・ロック位置（ＳＨＩＦＴ　　ＬＯ
ＣＫ）およびホールド位置（ＨＯＬＤ）において、その
ギア・チェンジ・レバーをシフト操作することによって
、アップ・シフトおよびダウン・シフトが手動的に行わ
れ、そのようにして、自動変速に加えてドライバーの意
志による変速が可能になり、坂道における自動車の走行
が円滑になり、さらには、各種のレンジ・シフト型オー
トマチック・トランスミッションへの適用が可能になり
、自動車にとって非常に有用で実用的である。

発明と具体例との関係 先のように、図面を参照しながら説明されたこの発明の
具体例からして、この発明の属する技術の分野における
通常の知識を有する者にとって、種々の設計的修正や変
更は容易に行われることであり、さらには、この発明の
内容が、その発明と本質的に同一の課題を充足し、その
発明と同一の効果を達成するところのその発明と本質的
に同一の態様に容易に置き換えられるでしょう。

【図面の簡単な説明】

第１図は、自動車に搭載され、へイドロリック・トルク
・コンバータを組み合わせたオートマチック・トランス
ミッションに適用されたこの発明のギア・チェンジ・レ
バー・ユニットの側面図、第２図は、第１図の２−２Ｉ
ｊに沿って示した断面図、第３図は、第１図に示すギア
・チェンジ・レバー・ユニットに使用されたギア・チェ
ンジ・レバー・ボックスの上面図、および、第４図は、
第１図の４−４線に沿って示した断面図である。 １１・・・ギア・チェンジ・レバー・ボックス、１２・
・・ベース、１３．１３・・・シフト・シャフト、１４
・・・アップ・シフト・アンド・ダウン・シフト・スイ
ッチング・フレーム、１５・・・セレクト・シャフト、
１６・・・ギア・チェンジ・レバー、１７・・・セレク
ト・カム・プレート、１８・・・レバ。 −・セレクト・ロック・ピン、１９・・・レバー・セレ
クト・ロック・スプリング、２０　゛°レバー・リリー
スｍ構、２１・・・レバー・ホールド・カム・プレート
、２２・・・レバー・ホールド・ガイド・ピン、２３・
・・アップ・シフト・スイッチ、２４・・・ダウン・シ
フト・スイッチ、２５・・・セレクト・スイッチ、２６
．２６・・・リターン・スプリング、２７・・・レバー
留め機構、２８．２９．３０．３１・・・表示ランプ、
３２・・・レバー・シフト・ゲート。 毛３凹 ＃４凹

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ギア・チェンジ・レバー・ボックスのベースに互いに軸
   線を平行させ、かつ、適宜の間隔を置いて配置された一
   対のシフト・シャフトと、 そのシフト・シャフトの上方で、かつ、そのシフト・シ
   ャフトに平行する方向に配置され、そのシフト・シャフ
   トに往復摺動可能に支持されたセレクト・シャフトと、 そのボックスのレバー・シフト・ゲートを貫通して、そ
   のボックスの外側に伸長されてそのセレクト・シャフト
   に揺動可能に支持されたギア・チェンジ・レバーと、 そのセレクト・シャフトのまわりに揺動されるそのギア
   ・チェンジ・レバーに関連して、そのボックス内に配電
   され、そのレバー・シフト・ゲートで規制されたそのギ
   ア・チェンジ・レバーの揺動範囲において、レバー・シ
   フト位置を決定する複数の噛み合い位置を備えたセレク
   ト・カム・プレートと、 そのギア・チェンジ・レバーに軸線方向に往復動可能に
   支持され、かつ、そのセレクト・カム・プレートの複数
   の噛み合い位置に先端を選択的に噛み合わせられるレバ
   ー・セレクト・ロック・ピンと、 選択的に噛み合わせられたそのセレクト・カム・プレー
   トの噛み合い位置にそのレバー・セレクト・ロック・ピ
   ンを保持するレバー・セレクト・ロック・スプリングと
   、 選択的に噛み合わせられたそのセレクト・カム・プレー
   トの噛み合い位置からそのレバー・セレクト・ロック・
   ピンを外すレバー・リリース機構と、 そのレバー・シフト・ゲートで規制されたそのセレクト
   ・シャフトのまわりのそのギア・チェンジ・レバーの揺
   動範囲に関連して、そのボックス内に配置され、そのシ
   フト・シャフト上のそのギア・チェンジ・レバーの往復
   摺動を規制する複数の噛み合い位置を備えたレバー・ホ
   ールド・カム・プレートと、 そのギア・チェンジ・レバーに配置され、そのレバー・
   シフト・ゲートで規制されたそのギア・チェンジ・レバ
   ーの揺動範囲において、そのセレクト・シャフトのまわ
   りのそのギア・チェンジ・レバーの揺動に応じてそのレ
   バー・ホールド・カム・プレートの複数の噛み合い位置
   を選択的に噛み合わせられるレバー・ホールド・ガイド
   ・ピンと、 そのシフト・シャフト上のそのギア・チェンジ・レバー
   の往復摺動に応じて開閉されるアップ・シフト・スイッ
   チと、 そのシフト・シャフト上のそのギア・チェンジ・レバー
   の往復摺動に応じて開閉されるダウン・シフト・スイッ
   チと、 そのセレクト・シャフトのまわりのそのギア・チェンジ
   ・レバーの揺動に応じて開閉されるセレクト・スイッチ とを含むギア・チェンジ・レバー・ユニット。