JPS6234211Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6234211Y2 JPS6234211Y2 JP1982029873U JP2987382U JPS6234211Y2 JP S6234211 Y2 JPS6234211 Y2 JP S6234211Y2 JP 1982029873 U JP1982029873 U JP 1982029873U JP 2987382 U JP2987382 U JP 2987382U JP S6234211 Y2 JPS6234211 Y2 JP S6234211Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerator
- cooler
- recess
- cold air
- back wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 8
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 3
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は庫内に冷却器を設置して冷気の自然循
環によつて庫内を冷却する所謂直冷式冷蔵庫の改
良構成に関し特に庫内の冷却斑を無くすと共に冷
気循環を良好とする事を目的とするものである。
環によつて庫内を冷却する所謂直冷式冷蔵庫の改
良構成に関し特に庫内の冷却斑を無くすと共に冷
気循環を良好とする事を目的とするものである。
従来此種直冷式冷蔵庫では冷蔵室内の上方に冷
却器を前方に高く成る様傾斜して設けている。そ
の冷却器の後部下方には冷却器の除霜時に滴下す
る除霜水を受ける露受皿が配設され又、通常冷却
器の前方には温度調節器等を収納する制御箱や更
にその下方には上方に開口し肉等の比較的低温貯
蔵の必要な食品を収納する低温容器が庫内略全幅
に渡つて設けられる。さて、冷却器からの冷気は
重力によつて冷蔵室内後方から降下して室内の物
品を冷却して冷気自体は温度上昇し前方を上昇し
て冷却器に戻る循環を行なうが、冷気が降下する
途中に露受皿や低温容器がある為に露受皿内部或
いはその付近で冷気が停滞し冷気循環が悪化する
と共に露受皿自体が異常に冷却されて除霜水の再
凍結が起こる為に露受皿ヒータの発熱量を大きく
する必要が有る。又、冷気は室内上方に停滞して
低温容器も過冷却されるので、冷却器下方にガー
ド板等を設ける必要が有つた。
却器を前方に高く成る様傾斜して設けている。そ
の冷却器の後部下方には冷却器の除霜時に滴下す
る除霜水を受ける露受皿が配設され又、通常冷却
器の前方には温度調節器等を収納する制御箱や更
にその下方には上方に開口し肉等の比較的低温貯
蔵の必要な食品を収納する低温容器が庫内略全幅
に渡つて設けられる。さて、冷却器からの冷気は
重力によつて冷蔵室内後方から降下して室内の物
品を冷却して冷気自体は温度上昇し前方を上昇し
て冷却器に戻る循環を行なうが、冷気が降下する
途中に露受皿や低温容器がある為に露受皿内部或
いはその付近で冷気が停滞し冷気循環が悪化する
と共に露受皿自体が異常に冷却されて除霜水の再
凍結が起こる為に露受皿ヒータの発熱量を大きく
する必要が有る。又、冷気は室内上方に停滞して
低温容器も過冷却されるので、冷却器下方にガー
ド板等を設ける必要が有つた。
本考案は上記欠点に鑑みて成されたもので以下
所謂直冷式冷凍冷蔵庫を例に図面に基づいて説明
する。１は所謂直冷式冷凍冷蔵庫本体であり外箱
２と冷凍室内箱３及び冷蔵室内箱４との間隔に断
熱材５を発泡充填して構成され上下に冷凍室６と
冷蔵室７を形成している。冷凍室内箱３は例えば
アルミニウム製でその外周に圧縮機８を含む冷凍
サイクルの冷却管９が熱伝導的に配設されてい
る。１０はこれも冷凍サイクルに含まれる冷蔵室
冷却器であり、冷蔵室７の横幅の大半にわたる大
きさを有し取り付け具１１と１２にて冷蔵室７上
部に於いて前方に高く後方に低くなる如く釣り下
げられている。１３は冷蔵室冷却器１０の後部下
方の冷蔵室７背壁に設けられ冷蔵室冷却器１０か
らの除霜水を受ける露受皿であり上方に開口して
おり第２図に示す如く少なくとも横幅は冷蔵室冷
却器１０の下辺よりも広くなつている。１４は露
受皿１３に受けた除霜水を庫外に排出する為の排
水管である。１５，１６は各々冷凍室６と冷蔵室
７の前方開口を閉塞する冷凍室扉及び冷蔵室扉で
ある。１７は冷蔵室扉１６の内側に於いて冷蔵室
７上側に配設される制御箱で温度制御装置や調節
摘み等が収納される。制御箱１７の下方の露受皿
１３前方には冷蔵室冷却器１０下方まで延在して
肉等の比較的低温貯蔵の必要な食品を収納する為
の低温容器１８が例えば両側壁に前後方向に摺動
自在に係止されて冷蔵室７内略全幅に渡つて設け
られ、上方を開口している。
所謂直冷式冷凍冷蔵庫を例に図面に基づいて説明
する。１は所謂直冷式冷凍冷蔵庫本体であり外箱
２と冷凍室内箱３及び冷蔵室内箱４との間隔に断
熱材５を発泡充填して構成され上下に冷凍室６と
冷蔵室７を形成している。冷凍室内箱３は例えば
アルミニウム製でその外周に圧縮機８を含む冷凍
サイクルの冷却管９が熱伝導的に配設されてい
る。１０はこれも冷凍サイクルに含まれる冷蔵室
冷却器であり、冷蔵室７の横幅の大半にわたる大
きさを有し取り付け具１１と１２にて冷蔵室７上
部に於いて前方に高く後方に低くなる如く釣り下
げられている。１３は冷蔵室冷却器１０の後部下
方の冷蔵室７背壁に設けられ冷蔵室冷却器１０か
らの除霜水を受ける露受皿であり上方に開口して
おり第２図に示す如く少なくとも横幅は冷蔵室冷
却器１０の下辺よりも広くなつている。１４は露
受皿１３に受けた除霜水を庫外に排出する為の排
水管である。１５，１６は各々冷凍室６と冷蔵室
７の前方開口を閉塞する冷凍室扉及び冷蔵室扉で
ある。１７は冷蔵室扉１６の内側に於いて冷蔵室
７上側に配設される制御箱で温度制御装置や調節
摘み等が収納される。制御箱１７の下方の露受皿
１３前方には冷蔵室冷却器１０下方まで延在して
肉等の比較的低温貯蔵の必要な食品を収納する為
の低温容器１８が例えば両側壁に前後方向に摺動
自在に係止されて冷蔵室７内略全幅に渡つて設け
られ、上方を開口している。
この様な構成であると冷気は第１図中実線矢印
の如く対流する。この時冷気は除霜水と同様に露
受皿１３方向に流下して行く為冷気は一部露受皿
１３によつて塞き止められ、又露受皿１３前方の
空間は低温容器１８によつてせばめられるので冷
蔵室７上部に停滞する。その為冷蔵室７下部へ向
う冷気量が減少して冷気循環が悪化し又、一方低
温容器１８内には多量の冷気が流入し過冷却さ
れ、更に露受皿１３内に除霜水も強く冷却される
ので再凍結防止用のヒータの発熱量も大きくしな
くてはならなくなる。更に冷気循環を良くする為
に露受皿１３を前へ出して露受皿１３背部に冷気
通路を作ろうとしても低温容器１８が有る為に限
界が有り、又実質的に冷気通路は広がらない。
の如く対流する。この時冷気は除霜水と同様に露
受皿１３方向に流下して行く為冷気は一部露受皿
１３によつて塞き止められ、又露受皿１３前方の
空間は低温容器１８によつてせばめられるので冷
蔵室７上部に停滞する。その為冷蔵室７下部へ向
う冷気量が減少して冷気循環が悪化し又、一方低
温容器１８内には多量の冷気が流入し過冷却さ
れ、更に露受皿１３内に除霜水も強く冷却される
ので再凍結防止用のヒータの発熱量も大きくしな
くてはならなくなる。更に冷気循環を良くする為
に露受皿１３を前へ出して露受皿１３背部に冷気
通路を作ろうとしても低温容器１８が有る為に限
界が有り、又実質的に冷気通路は広がらない。
そこで本案では内箱４の露受皿１３背面に冷気
流通用凹所１９を設ける。この凹所は露受皿１３
上方と下方をバイパスし、冷蔵室冷却器１０から
の冷気は第１図中点線矢印の如く凹所１９内を流
下して露受皿１３下方に降下して来る。これによ
つて冷気は露受皿１３に塞き止められる事なく冷
蔵室７内を循環する。ここので凹所１９の上部は
冷蔵室冷却器１０からの下降冷気が良好に凹所１
９内に流れ込む様傾斜面として冷蔵室冷却器１０
に指向せしめておくと良い。
流通用凹所１９を設ける。この凹所は露受皿１３
上方と下方をバイパスし、冷蔵室冷却器１０から
の冷気は第１図中点線矢印の如く凹所１９内を流
下して露受皿１３下方に降下して来る。これによ
つて冷気は露受皿１３に塞き止められる事なく冷
蔵室７内を循環する。ここので凹所１９の上部は
冷蔵室冷却器１０からの下降冷気が良好に凹所１
９内に流れ込む様傾斜面として冷蔵室冷却器１０
に指向せしめておくと良い。
本考案は以上の如く庫内上部に冷却器を設け該
冷却器の後部下方の庫内背壁上に前記冷却器から
の除霜水を受ける露受皿を配設し、露受皿前方に
は冷却器下方まで延在する低湿容器を設けた冷蔵
庫に於いて露受皿の背部に位置する庫内背壁に冷
気流通用凹所を設けたので冷却器からから流下す
る冷気は露受皿にて塞き止められる事なく凹所内
に流通して露受皿下方に流下して来る。これによ
つて露受皿が異常に冷却されて除霜水の再凍結防
止用ヒータの発熱量を大きくする必要も無く、又
低温容器内が過冷却される心配も無い。更に庫内
の冷気循環が良好となるので冷却効率が向上し節
エネルギに寄与すると共に、庫内の温度分布も均
一となつて食品貯蔵上実用的効果の大なるもので
ある。特に凹所の上部には前記冷却器の傾斜延長
上に対応して前記凹所の奥壁に向けて斜め下後方
へ傾斜した傾斜面と、前記凹所の下部には前記凹
所の奥壁から庫内へ向けて斜め下前方へ向けて傾
斜した傾斜面を形成したことを特徴とするもので
あるため、冷却器から斜め下後方へ流れる冷気は
凹所内へスムーズに侵入すると共に凹所内の冷気
はスムーズに庫内へ流出することになり、露受皿
周辺に溜る冷気流がなくなり露受皿内を余計に冷
却したりまた低温容器内が過冷却されることはな
くなるものである。
冷却器の後部下方の庫内背壁上に前記冷却器から
の除霜水を受ける露受皿を配設し、露受皿前方に
は冷却器下方まで延在する低湿容器を設けた冷蔵
庫に於いて露受皿の背部に位置する庫内背壁に冷
気流通用凹所を設けたので冷却器からから流下す
る冷気は露受皿にて塞き止められる事なく凹所内
に流通して露受皿下方に流下して来る。これによ
つて露受皿が異常に冷却されて除霜水の再凍結防
止用ヒータの発熱量を大きくする必要も無く、又
低温容器内が過冷却される心配も無い。更に庫内
の冷気循環が良好となるので冷却効率が向上し節
エネルギに寄与すると共に、庫内の温度分布も均
一となつて食品貯蔵上実用的効果の大なるもので
ある。特に凹所の上部には前記冷却器の傾斜延長
上に対応して前記凹所の奥壁に向けて斜め下後方
へ傾斜した傾斜面と、前記凹所の下部には前記凹
所の奥壁から庫内へ向けて斜め下前方へ向けて傾
斜した傾斜面を形成したことを特徴とするもので
あるため、冷却器から斜め下後方へ流れる冷気は
凹所内へスムーズに侵入すると共に凹所内の冷気
はスムーズに庫内へ流出することになり、露受皿
周辺に溜る冷気流がなくなり露受皿内を余計に冷
却したりまた低温容器内が過冷却されることはな
くなるものである。
各図は本考案の一実施例を示すもので第１図は
冷蔵庫の側断面図、第２図は冷気流通用凹所を示
す冷蔵庫の正面図、第３図は第２図のＡ−A′線
断面図である。 ７……冷蔵室、１０……冷蔵室冷却器、１３…
…露受皿、１８……低温容器、１９……冷気流通
用凹所。
冷蔵庫の側断面図、第２図は冷気流通用凹所を示
す冷蔵庫の正面図、第３図は第２図のＡ−A′線
断面図である。 ７……冷蔵室、１０……冷蔵室冷却器、１３…
…露受皿、１８……低温容器、１９……冷気流通
用凹所。
Claims (1)
- 庫内上部に於いて庫内背壁から離れた位置まで
後方に徐々に低くなる如く傾斜して設けられた冷
却器と、該冷却器の後部下方の庫内背壁上に於い
て前記冷却器下辺の横幅よりも大なる幅を有し、
前記冷却器の除霜時に冷却器より滴下する水を受
けて庫外へ導出する為の露受皿と、該露受皿前方
に於いて前記冷却器直下まで延在し庫内略全幅に
渡つて前後方向に摺動自在に設けられる低温容器
と、前記露受皿から離れて後方の庫内背壁に形成
された冷気流通用凹所とから成り、該凹所の上部
には前記冷却器の傾斜延長上に対応して前記凹所
の奥壁に向けて斜め下後方へ傾斜した傾斜面と、
前記凹所の下部には前記凹所の奥壁から庫内へ向
けて斜め下前方へ向けて傾斜した傾斜面を形成し
たことを特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2987382U JPS58133776U (ja) | 1982-03-02 | 1982-03-02 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2987382U JPS58133776U (ja) | 1982-03-02 | 1982-03-02 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58133776U JPS58133776U (ja) | 1983-09-08 |
| JPS6234211Y2 true JPS6234211Y2 (ja) | 1987-09-01 |
Family
ID=30041635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2987382U Granted JPS58133776U (ja) | 1982-03-02 | 1982-03-02 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58133776U (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4513509Y1 (ja) * | 1967-04-26 | 1970-06-09 | ||
| JPS4523900Y1 (ja) * | 1968-08-13 | 1970-09-19 | ||
| JPS508302U (ja) * | 1973-05-10 | 1975-01-28 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4710963U (ja) * | 1971-02-26 | 1972-10-09 | ||
| JPS5591488U (ja) * | 1978-12-19 | 1980-06-24 | ||
| JPS5918303Y2 (ja) * | 1980-10-27 | 1984-05-26 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫 |
| JPS5881482U (ja) * | 1981-11-27 | 1983-06-02 | 株式会社東芝 | 野菜収納室を備えた冷蔵庫 |
-
1982
- 1982-03-02 JP JP2987382U patent/JPS58133776U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4513509Y1 (ja) * | 1967-04-26 | 1970-06-09 | ||
| JPS4523900Y1 (ja) * | 1968-08-13 | 1970-09-19 | ||
| JPS508302U (ja) * | 1973-05-10 | 1975-01-28 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58133776U (ja) | 1983-09-08 |
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