JPS6234001Y2 - - Google Patents

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JPS6234001Y2
JPS6234001Y2 JP11015282U JP11015282U JPS6234001Y2 JP S6234001 Y2 JPS6234001 Y2 JP S6234001Y2 JP 11015282 U JP11015282 U JP 11015282U JP 11015282 U JP11015282 U JP 11015282U JP S6234001 Y2 JPS6234001 Y2 JP S6234001Y2
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JP
Japan
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cylinder
piston
chamber
impact
pressing
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JP11015282U
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JPS5913707U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は刻印作業や鋲かしめ作業などの駆動源
として用いられるインパクトシリンダ装置に関す
る。
従来、この種のインパクトシリンダ装置とし
て、押し付けシリンダと打撃シリンダの2つの空
気圧シリンダを設け、作業時には、まず押し付け
シリンダを作動させて、この押し付けシリンダの
ピストン棒に取り付けた刻印用等の工具を被加工
物に押し付け、その後、打撃シリンダを作動させ
て、工具に打撃力を加えるようにしたものが提案
されている(例えば、特公昭52−37235号公報参
照)。
この装置の2つの空気圧シリンダにはそれぞれ
に圧力空気を給排する切換弁があつて、押し付け
シリンダ用切換弁を操作後、所定の時間遅らせて
打撃シリンダ用切換弁を操作するようにしている
が、工具が充分に加工物に押し付けられていない
状態で打撃を加えると工具が跳ね返つて二重打ち
をすることがある等の問題があるので、これらの
切換弁を操作するための制御手段が必要になる。
また、これとは別に、1つの切換弁と、可動弁
及び膜板弁等を用いた弁機構とによつて、両シリ
ンダを操作するようにしたものもあるが(例え
ば、特願昭55−119547号参照)、弁機構の構成が
複雑になり、コスト高となる欠点があつた。
本考案は上記のような欠点を解消するためにな
されたものであつて、1つの切換弁のみで、複雑
な構成の弁機構などを用いることなく、押し付け
シリンダ及び打撃シリンダを適切に操作できるイ
ンパクトシリンダ装置を提供することを目的とす
るものである。
即ち、本考案のインパクトシリンダ装置は、ピ
ストン棒を介して工具を被加工物に押し付ける押
し付けシリンダと、この押し付けシリンダの後方
に配置され押し付けシリンダのピストン棒を介し
て工具に打撃力を加えるピストンを有する打撃シ
リンダと、この打撃シリンダのピストン後方の行
程端から所定の距離以上前進したときこのピスト
ンの後方のシリンダ室に接続する蓄圧室と、を備
えたインパクトシリンダ装置において、前記押し
付けシリンダのピストンが後方の行程端付近に達
したときこのピストンの前方のシリンダ室を前記
蓄圧室に接続する通路と、前記押し付けシリンダ
のピストンの後方のシリンダ室を前記打撃シリン
ダの後方のシリンダ室に流量調整弁を介して接続
する通路と、前記押し付けシリンダのピストンの
前方と後方のシリンダ室の何れか一方を大気に接
続するとき他方を圧力空気源に接続する切換弁
と、を設けたことを特徴とするものである。
このインパクトシリンダ装置によれば、作業時
には、流量調整弁が打撃シリンダの後方のシリン
ダ室への圧力空気の流量を制限して、打撃シリン
ダを押し付けシリンダよりも遅れて作動させ、復
帰時には、押し付けシリンダのピストン棒を介し
て打撃シリンダのピストンを後退させ、押し付け
シリンダのピストンが後方の行程端付近に達した
とき蓄圧室に圧力空気を供給するようにしている
ので、押し付けシリンダの前方と後方のシリンダ
室に圧力空気を給排することで、押し付けシリン
ダと打撃シリンダの双方を操作することができ
る。従つて、複雑な構成の弁機構を用いることな
く、1つの切換弁のみで済む。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図及び第2図に示すインパクトシリンダ装
置は、押し付けシリンダ2、打撃シリンダ3及び
蓄圧室4を一体に形成したシリンダ部1を備えて
いる。
押し付けシリンダ2は、シリンダ孔5内にピス
トン棒6,7を有するピストン8が摺動自在に嵌
合し、打撃シリンダ3は、シリンダ孔9内にピス
トン棒10を有するピストン11が摺動自在に嵌
合している。打撃シリンダ3のピストン棒10
は、シリンダ孔9a内に摺動自在に嵌合して大気
に通ずる室26を形成しており、この室26に
は、押し付けシリンダ2のピストン棒7が突出し
てピストン棒10の下端に当接している。打撃シ
リンダ3の外側には蓄圧室4が形成されており、
この蓄圧室4はピストン11が後方(第2図の上
方)の行程端から前方(第2図の下方)へ所定の
距離A以上前進したとき、ピストン11の後方の
シリンダ室12に接続するようになつている。
押し付けシリンダ2のシリンダ孔5の中間部と
蓄圧室4との間には通路15が穿設されており、
この通路15には逆止弁16が配置されている。
従つて、ピストン8が後退して行程端付近に達す
ると、通路15の開口部が開いてピストン8の前
方のシリンダ室13を蓄圧室4に接続し、ピスト
ン8が後方の行程端からわずかに前進すると、通
路15が閉じてシリンダ室13と蓄圧室4との間
を遮断するようになつている。また、シリンダ部
1にはシリンダ室12に接続する通路17、シリ
ンダ室13に接続する通路18、及びシリンダ室
14に接続する通路19が設けられている。な
お、ピストン棒6の前端部には加工用工具(図示
していない)が取り付けられる。
切換弁20は2位置5ポートの切換弁であつ
て、押し付けシリンダ2のシリンダ室13に接続
する出力側ポートを圧力空気源21に接続する入
力側ポートに接続し、押し付けシリンダ2の出力
室14に接続する出力側ポートを大気に接続する
排出ポートに接続する第1位置20aと、シリン
ダ室13に接続するポートを絞り弁22を介して
大気に接続する排出ポートに接続し、シリンダ室
14に接続するポートを圧力空気源21に接続す
るポートに接続する第2位置20bとを有してい
る。
押し付けシリンダ2のシリンダ室14と打撃シ
リンダ3のシリンダ室12とは通路23を介して
接続しており、この通路23にはシリンダ室14
からシリンダ室12に流れる圧力空気量を制御す
る流量調整弁24が設けられている。従つてこの
流量調整弁24を調整することによつて、作業時
にピストン8が前進をはじめてからピストン11
が前進をはじめるまでの遅れ時間を調整すること
ができる。
次に上記のように構成した本実施例の作用につ
いて説明する。
切換弁20が第1位置20aに切換えられてい
るときは、押し付けシリンダ2のシリンダ室13
が圧力空気源21に接続し、押し付けシリンダ2
のシリンダ室14及び打撃シリンダ3のシリンダ
室12が排出ポートに接続するので、押し付けシ
リンダ2のピストン8はシリンダ室13に流入し
た圧力空気に押圧されて後退し、打撃シリンダ3
のピストン11はピストン8の移動とともにピス
トン棒7に押圧されて後退している。そしてピス
トン8が行程端付近に達すると、通路15が開い
てシリンダ室13が蓄圧室4に接続し、第1図、
第2図に示す状態になり、圧力空気源21からシ
リンダ室13に供給される圧力空気が蓄圧室4に
流入する。
次に切換弁20を第2位置20bに切換える
と、シリンダ室13は切換弁20の排出ポート、
絞り弁22を経て大気に接続し、シリンダ室14
は圧力空気源21に接続するので、シリンダ室1
3の圧力空気は排出され、圧力空気源21からシ
リンダ室14に圧力空気が供給される。従つてピ
ストン8及びピストン棒6,7は前進し、ピスト
ン棒6の前端部に取り付けられている工具を被加
工物に押し付ける。このとき、ピストン8が後方
の行程端からわずかに前進すると、通路15が閉
じられるので、シリンダ室13の圧力空気が排出
されても、蓄圧室4の圧力空気は排出されない。
また、通路15の逆止弁16が閉じているので蓄
圧室4からの圧力空気の流出は阻止される。
一方、シリンダ室14に供給される圧力空気は
流量調整弁24を経てシリンダ室12にも流入す
るが、流量調整弁24が流量を適当に制限するの
で、シリンダ室12の圧力上昇は遅く、ピストン
11はピストン8より遅れて前進を開始する。そ
してピストン8が工具を被加工物に押し付けた
後、ピストン11のピストン棒10がピストン8
のピストン棒7に衝突し、工具に打撃力を加えて
刻印等の作業を行なう。
この場合、ピストン11が後方の行程端から距
離A以上前進すると蓄圧室4がシリンダ室12に
接続するので、蓄圧室4の圧力空気がシリンダ室
12に流入し、ピストン11に作用してピストン
棒7に加える打撃力を大きくする。従つてピスト
ン棒6に取り付けた工具には大きな打撃力が加え
られることになる。
ここで切換弁20を再び第1位置20aに切換
えると、前記のとおり、シリンダ室13に圧力空
気が供給され、シリンダ室14及びシリンダ室1
2の圧力空気が排出されて、ピストン8及びピス
トン11が後退する。そしてピストン8が行程端
近くに達すると蓄圧室4がシリンダ室13に接続
して第2図に示す状態になり、圧力空気がシリン
ダ室13から蓄圧室4に供給される。
本装置は上記のように切換弁20を第1位置2
0aと第2位置20bに交互に切換えることによ
つて繰返し打撃作用をさせることができる。
第3図は本考案の他の実施例の概略説明図であ
つて、第1図に示す実施例に切換弁25を追加し
たものである。この実施例では2つの切換弁2
0,25を同時に操作することによつて、第1図
に示す実施例の切換弁20と同じ働きをさせるも
のである。すなわち、第3図に示す実施例におい
て、切換弁20が第1位置20aに、切換弁25
が第1位置25aに切換えられているときは、第
1図に示す実施例において、切換弁20が第1位
置20aに切換えられているときと同一接続にな
り、第3図に示す実施例において、切換弁20が
第2位置20bに、切換弁25が第2位置25b
に切換えられているときは、第1図に示す実施例
において、切換弁20が第2位置20bに切換え
られているときと同一接続になる。
この実施例は、作業時に、作業者の切換弁を操
作しない方の手が装置の可動部分に接触すると危
険であるので、切換弁20,25を第2図に鎖線
で示す状態に取付けて、2つの切換弁20,25
を両手で同時に操作するようにして安全性を向上
させたものである。
以上説明したように、本考案によれば、特別な
弁機構などを使用しないで、1つの切換弁のみ
で、押し付けシリンダ及び打撃シリンダを適切に
作動させることができるので、操作が容易で、誤
操作することがなく、かつ構成が簡単で、経済的
になる等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のインパクトシリン
ダ装置の概略説明図、第2図は第1図に示す実施
例のシリンダ部の拡大断面図、第3図は他の実施
例の概略説明図である。 1…シリンダ部、2…押し付けシリンダ、3…
打撃シリンダ、4…蓄圧室、6,7,10…ピス
トン棒、8,11…ピストン、12,13,14
…シリンダ室、15,17,18,19,23…
通路、21…圧力空気源、20,25…切換弁、
24…流量調整弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ピストン棒を介して工具を被加工物に押し付
    ける押し付けシリンダと、この押し付けシリン
    ダの後方に配置され押し付けシリンダのピスト
    ン棒を介して工具に打撃力を加えるピストンを
    有する打撃シリンダと、この打撃シリンダのピ
    ストンが後方の行程端から所定の距離以上前進
    したときこのピストンの後方のシリンダ室に接
    続する蓄圧室と、を備えたインパクトシリンダ
    装置において、前記押し付けシリンダのピスト
    ンが後方の行程端付近に達したときこのピスト
    ンの前方のシリンダ室を前記蓄圧室に接続する
    通路と、前記押し付けシリンダのピストンの後
    方のシリンダ室を前記打撃シリンダの後方のシ
    リンダ室に流量調整弁を介して接続する通路
    と、前記押し付けシリンダのピストンの前方と
    後方のシリンダ室の何れか一方を大気に接続す
    るとき他方を圧力空気源に接続する切換弁と、
    を設けたことを特徴とするインパクトシリンダ
    装置。 (2) 前記切換弁を2つの切換弁で構成し、この2
    つの切換弁を同時に切換えて操作するようにし
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のインパクトシリンダ装置。
JP11015282U 1982-07-19 1982-07-19 インパクトシリンダ装置 Granted JPS5913707U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11015282U JPS5913707U (ja) 1982-07-19 1982-07-19 インパクトシリンダ装置

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JP11015282U JPS5913707U (ja) 1982-07-19 1982-07-19 インパクトシリンダ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5913707U JPS5913707U (ja) 1984-01-27
JPS6234001Y2 true JPS6234001Y2 (ja) 1987-08-31

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ID=30256310

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11015282U Granted JPS5913707U (ja) 1982-07-19 1982-07-19 インパクトシリンダ装置

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JPS5913707U (ja) 1984-01-27

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