JPS6232886A - タバコモザイクウイルスRNAのcDNA - Google Patents
タバコモザイクウイルスRNAのcDNAInfo
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- JPS6232886A JPS6232886A JP60171317A JP17131785A JPS6232886A JP S6232886 A JPS6232886 A JP S6232886A JP 60171317 A JP60171317 A JP 60171317A JP 17131785 A JP17131785 A JP 17131785A JP S6232886 A JPS6232886 A JP S6232886A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rna
- cdna
- tmv
- dna
- strain
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/63—Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
- C12N15/79—Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts
- C12N15/82—Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for plant cells, e.g. plant artificial chromosomes (PACs)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の費用
技術分野
本発明は、トマト系タバコモザイクウィルス(以下、T
MVということがある)弱毒株RN△のcDNAに関す
る。このcDNAは、TMVの防除に用いられるTMV
弱毒株のRNAをイン・ごトロで合成するのに有用なも
のである。
MVということがある)弱毒株RN△のcDNAに関す
る。このcDNAは、TMVの防除に用いられるTMV
弱毒株のRNAをイン・ごトロで合成するのに有用なも
のである。
先行技術
TMVの弱毒株は、それ自身は宿主植物であるトマトに
ごく軽微な病徴をひき起すだけであるが、先にこれに感
染したトマトには野生型強泪株が感染しないという性質
を持つ。この現象を利用して、トマトの幼苗にあらかじ
めTMV弱毒株(たとえば、TMVL 株)を接
種することにより野1A 生型強毒株による病害を防除する技術が開発されて、す
でに広〈実施されている(大島信管:「農業および園芸
」、第52巻、第548頁(1977年))。
ごく軽微な病徴をひき起すだけであるが、先にこれに感
染したトマトには野生型強泪株が感染しないという性質
を持つ。この現象を利用して、トマトの幼苗にあらかじ
めTMV弱毒株(たとえば、TMVL 株)を接
種することにより野1A 生型強毒株による病害を防除する技術が開発されて、す
でに広〈実施されている(大島信管:「農業および園芸
」、第52巻、第548頁(1977年))。
このような実用化の研究と共に、TMV弱ib株ノーツ
テあるTMVL aRNA(7)cDNA1A のクローン化のωI究も行なわれていて、該cDNAの
全塩基配列がすでに明らかにされている(西口圧油はか
:「第6回国際ウィルス学会講演要旨集J (198
4年))。
テあるTMVL aRNA(7)cDNA1A のクローン化のωI究も行なわれていて、該cDNAの
全塩基配列がすでに明らかにされている(西口圧油はか
:「第6回国際ウィルス学会講演要旨集J (198
4年))。
先行技術の問題点
上記の所謂植物への予防接種は右意義な技術であるが、
現在の段階では必ずしも問題が無い訳ではない。寸なわ
ら、丁MV弱毒株はトマトに感染させることによって維
持・増殖されているのであるが、これには土地、時間、
管理の手間などがか)す、また増殖中に強m株の混入や
復帰突然変異による強毒株の出現が起りうるからである
。
現在の段階では必ずしも問題が無い訳ではない。寸なわ
ら、丁MV弱毒株はトマトに感染させることによって維
持・増殖されているのであるが、これには土地、時間、
管理の手間などがか)す、また増殖中に強m株の混入や
復帰突然変異による強毒株の出現が起りうるからである
。
このような問題は、イン・ビトロでTMV弱8弱性1株
いはそのRN△を増殖させることができれば、解決する
ことができよう。
いはそのRN△を増殖させることができれば、解決する
ことができよう。
しかしながら、ことがらはそんなに筒中ではない。
イン・ビトロでT M VのRNA(以下、TMV−R
NAという)と同じ塩基配列のRNA分子を合成するた
めには、TMV−RNAのcDNAの5′ 一端側に転
写制御信号配列(づ゛なわち、プロモーター配列)が隣
接した1?4造を持つDNAを構築し、これを鋳型とし
てRNAポリメラーゼににるイン・ご]・口転写反応を
行なえばよい。しかし、現在知られているTMV弱市株
RNAのcDNAは、その作成に当ってこの秤技術にお
りる標準手法ともいうべぎオカヤマーバーグの方法(モ
レキュラー・アンド・セルラー・バイオロジー(Hol
Cell、 Biol ) 、21161−170 (
1982))を用いたため、その5′ 一端側に約70
塩基対のオリゴ(G−C)ディルを持っており、この(
G−C)ディルとcDNA本体とを切離すことは事実上
不可能である。(G−C)ディルの切除はエキソヌクレ
アーゼ消化によることになろうところ、(G・C)ディ
ルの良さを正確に知ってこれを過不足なく切除すべくこ
の酸素反応を制御することは極めて困難だからである。
NAという)と同じ塩基配列のRNA分子を合成するた
めには、TMV−RNAのcDNAの5′ 一端側に転
写制御信号配列(づ゛なわち、プロモーター配列)が隣
接した1?4造を持つDNAを構築し、これを鋳型とし
てRNAポリメラーゼににるイン・ご]・口転写反応を
行なえばよい。しかし、現在知られているTMV弱市株
RNAのcDNAは、その作成に当ってこの秤技術にお
りる標準手法ともいうべぎオカヤマーバーグの方法(モ
レキュラー・アンド・セルラー・バイオロジー(Hol
Cell、 Biol ) 、21161−170 (
1982))を用いたため、その5′ 一端側に約70
塩基対のオリゴ(G−C)ディルを持っており、この(
G−C)ディルとcDNA本体とを切離すことは事実上
不可能である。(G−C)ディルの切除はエキソヌクレ
アーゼ消化によることになろうところ、(G・C)ディ
ルの良さを正確に知ってこれを過不足なく切除すべくこ
の酸素反応を制御することは極めて困難だからである。
従って、このようなcDNAを用いてイン・ビトロ転写
反応を行なおうとづると、生ずる二本鎖DNAはプロモ
ーター配列とウィルスcDNAとの間にオリゴ(G−C
)を持つbのとなって、それを鋳型として得られる転写
産物であるRNAはウィルスRNA本来のRNA鎖の5
′ 一端に約70塩基のGディルを持つものとなってし
まう(第2図参照)。このようなRNAはこれをトマト
に接種しても感染能力を持たないことは明らかである。
反応を行なおうとづると、生ずる二本鎖DNAはプロモ
ーター配列とウィルスcDNAとの間にオリゴ(G−C
)を持つbのとなって、それを鋳型として得られる転写
産物であるRNAはウィルスRNA本来のRNA鎖の5
′ 一端に約70塩基のGディルを持つものとなってし
まう(第2図参照)。このようなRNAはこれをトマト
に接種しても感染能力を持たないことは明らかである。
結局、現在知られているTMV弱市株RNAのcDNA
クローンでは、感染性のあるRNA分子をイン・ビトロ
で合成することはできない。
クローンでは、感染性のあるRNA分子をイン・ビトロ
で合成することはできない。
発明の概要
要 旨
本発明は上記の点に解決を与えることを目的とし、5′
一端側に(G−C)ディルを持たないTMV弱毒株R
NΔのcDNAを提供づ゛ることによってこの目的を達
成しようとするものである。
一端側に(G−C)ディルを持たないTMV弱毒株R
NΔのcDNAを提供づ゛ることによってこの目的を達
成しようとするものである。
そして、本発明は、このcDNAがオカヤマーバーグの
方法以外の方法によって合成しうろことを確認して成さ
れたものである。
方法以外の方法によって合成しうろことを確認して成さ
れたものである。
従って、本発明にJ:るタバコモザイクウィルス弱毒株
RNΔのcDNAは、5′ 一端に(G−C)ディルが
ついていないこと、を特徴とするものである。
RNΔのcDNAは、5′ 一端に(G−C)ディルが
ついていないこと、を特徴とするものである。
なお、本発明でrcDNAJというときは、TMV弱毒
株RNAに対して相補性の一木鎖DNΔの外に、二本鎖
’DNAをも包含するものとする。
株RNAに対して相補性の一木鎖DNΔの外に、二本鎖
’DNAをも包含するものとする。
効 果
本発明によれば、5′ 一端側に(G−C)ディルを持
たないTMV弱毒株RNAのcDNAが、オカヤマーバ
ーグの方法とは別の方法によって与えられる。
たないTMV弱毒株RNAのcDNAが、オカヤマーバ
ーグの方法とは別の方法によって与えられる。
そして、このTMV弱毒株cDNAを用いることにより
、感染性のある転写産物RNAをイン・ごトロで合成す
ることができる。このようにして合成したRNAは、従
来用いられてきた弱毒性ウィルスと同様に、強毒株TM
Vの病害を防除するのに有効である。
、感染性のある転写産物RNAをイン・ごトロで合成す
ることができる。このようにして合成したRNAは、従
来用いられてきた弱毒性ウィルスと同様に、強毒株TM
Vの病害を防除するのに有効である。
本発明によるTMV弱毒株RNAのcDNAは、5′
一端に(G−C)ディルが(=」Wしていないという点
で従来技術に属すべきTMV弱m株RNAのcDNAと
相異している。
一端に(G−C)ディルが(=」Wしていないという点
で従来技術に属すべきTMV弱m株RNAのcDNAと
相異している。
TM、V弱毒株には種々のものがありうるが、そのうち
の一つの例はTMVL 株である。こ1A の株のRNAのcDNAの全塩基配列が明らかにされて
いることは前記したところである。
の一つの例はTMVL 株である。こ1A の株のRNAのcDNAの全塩基配列が明らかにされて
いることは前記したところである。
cDNAの製造
本発明によるTMV弱汚株RNAのcDNAは、(イ)
このRNAの取得、(ロ)逆転写酵素による、該RNA
と相補性のDNAの合成/RNA−DNAハイブリッド
の合成、(ハ)生成したRNA −DNAハイブリッド
のRNA鎖の分解によるcDNAの合成、および(ニ)
DNAポリメラーゼによる、該cDN△の二本鎖化/c
jsc[)NAの合成、という単位工程からなる方法に
よって合成することができる。
このRNAの取得、(ロ)逆転写酵素による、該RNA
と相補性のDNAの合成/RNA−DNAハイブリッド
の合成、(ハ)生成したRNA −DNAハイブリッド
のRNA鎖の分解によるcDNAの合成、および(ニ)
DNAポリメラーゼによる、該cDN△の二本鎖化/c
jsc[)NAの合成、という単位工程からなる方法に
よって合成することができる。
これらの単位工程それ自身は公知のものであって、それ
ぞれの詳細についてはたとえばセル(Cell) 、2
8.303−313 (1982)を参照することがで
きる。
ぞれの詳細についてはたとえばセル(Cell) 、2
8.303−313 (1982)を参照することがで
きる。
なお、本発明ではcDNAという用語が一本鎖DNAの
外に二本鎖DNAをも包含することは前記したところで
あり、従って前記の工程(ニ)は所望工程ということに
なる。
外に二本鎖DNAをも包含することは前記したところで
あり、従って前記の工程(ニ)は所望工程ということに
なる。
(イ) TMV弱毒株RNAの取得
この工程は、TMV弱毒株をタバコに接種づることによ
り増殖させ、得られた感染菓を磨砕し、ウィルス粒子を
精製しくたとえば、PEG沈澱−分画遠心法による)、
次いで得られたウィルス粒子をフェノールで処理するこ
とによって外被タンパク質を除いてウィルスRNAを得
ることから成る。
り増殖させ、得られた感染菓を磨砕し、ウィルス粒子を
精製しくたとえば、PEG沈澱−分画遠心法による)、
次いで得られたウィルス粒子をフェノールで処理するこ
とによって外被タンパク質を除いてウィルスRNAを得
ることから成る。
(ロ) 逆転写酵素による相補性DNAの合成/RNA
−DNAハイブリッドの合成 この工程は、具体的には、所与のDNAの3′に(7)
RNAvA(鎖長は15〜20塩基対程度)と相補的な
オリゴDNA (鎖長は、したがって15〜20塩基対
程度)を合成しくおよび好ましくは精製しくたとえば、
ポリアクリルアミドゲル電気泳動による))、これをブ
ライマーとして逆転写酵素およびその基質としての4種
類のデオキシヌクレオシド三リン酸により相補性DNA
鎖を合成することからなる。
−DNAハイブリッドの合成 この工程は、具体的には、所与のDNAの3′に(7)
RNAvA(鎖長は15〜20塩基対程度)と相補的な
オリゴDNA (鎖長は、したがって15〜20塩基対
程度)を合成しくおよび好ましくは精製しくたとえば、
ポリアクリルアミドゲル電気泳動による))、これをブ
ライマーとして逆転写酵素およびその基質としての4種
類のデオキシヌクレオシド三リン酸により相補性DNA
鎖を合成することからなる。
(ハ) 生成RNA−DNAハイブリッドのRNA鎖の
分解 この工程は、前工程(ロ)産物であるRNA−DNAハ
イブリッドを適当濃度のアルカリ水溶液で処理して、R
NA鎖を選択的に除去することからなる。
分解 この工程は、前工程(ロ)産物であるRNA−DNAハ
イブリッドを適当濃度のアルカリ水溶液で処理して、R
NA鎖を選択的に除去することからなる。
分解産物は、たとえばアルカリ−ショ糖密度勾配遠心に
付して、DNA鎖(所与のTMV−RNAの全長に対応
する相補性DNA)を精製標品として得ることが好まし
い。
付して、DNA鎖(所与のTMV−RNAの全長に対応
する相補性DNA)を精製標品として得ることが好まし
い。
RNA−DNAハイブリッドからのRNA鎖の除去は、
リボヌクレアーゼ1」によって酵素的に行なうこともで
きる。リボヌクレアーゼHは市販されているのでぞれを
利用するのが便利であるが、リボヌクレアーゼ日活性は
前工程で使用した逆転写酵素によって供給することもで
きる。なお、リボヌクレアーゼHによるRNA鎖の除去
は、この酵素が高価であること、ならびにc I) N
AとハイブリダイズしていないRNAは切れないので
別にこれを除かなければらないこと、という問題がある
。
リボヌクレアーゼ1」によって酵素的に行なうこともで
きる。リボヌクレアーゼHは市販されているのでぞれを
利用するのが便利であるが、リボヌクレアーゼ日活性は
前工程で使用した逆転写酵素によって供給することもで
きる。なお、リボヌクレアーゼHによるRNA鎖の除去
は、この酵素が高価であること、ならびにc I) N
AとハイブリダイズしていないRNAは切れないので
別にこれを除かなければらないこと、という問題がある
。
(ニ) cDNAの二本鎖化
所与のRNAの他端、すなわち前記工程(ロ)で相補性
オリゴDNAを合成したRNA端と反対側の端部(5′
一端)、の適当長さくたとえば、15〜20塩基対程
度)と同じ配列を持ったオリゴDNA (鎖長は、した
がって15〜20塩基対程度)を合成しくおよび好まし
くは精製しくたとえば、ポリアクリルアミドゲル電気泳
動による))、これをプライマーとしてDNAポリメラ
ーゼおよびその基質としての4種のデオキシヌクレオシ
ド三リン酸により二本鎖(dS)cDNAを合成する。
オリゴDNAを合成したRNA端と反対側の端部(5′
一端)、の適当長さくたとえば、15〜20塩基対程
度)と同じ配列を持ったオリゴDNA (鎖長は、した
がって15〜20塩基対程度)を合成しくおよび好まし
くは精製しくたとえば、ポリアクリルアミドゲル電気泳
動による))、これをプライマーとしてDNAポリメラ
ーゼおよびその基質としての4種のデオキシヌクレオシ
ド三リン酸により二本鎖(dS)cDNAを合成する。
いずれの方法によったにゼよ、生成産物はたとえばアガ
ロースゲル電気泳動に付して、dscDNA (所与の
TMV−RNAの全長に対応するDNA)を精製標品と
して得ることが好ましい。
ロースゲル電気泳動に付して、dscDNA (所与の
TMV−RNAの全長に対応するDNA)を精製標品と
して得ることが好ましい。
(ボ) フローシート
第1図は、上記の工程を図で示したものである。
cDNAの有用性
本発明によるTMV弱毒株RNAのcDNAは、このR
NAをイン・ビトロで合成するのに有用なものである。
NAをイン・ビトロで合成するのに有用なものである。
一般に、cDNAから対応RNAをイン・ビトロで合成
することは遺伝子工学において確立された技術である。
することは遺伝子工学において確立された技術である。
この技術は、所与のcDNAの5′ 一端にプロモータ
ーを結合させ、これを鋳型としてRNAポリメラーゼに
よる転写反応を行なわせて、転写産物としてのRNAを
回収J°る、ということからなる。
ーを結合させ、これを鋳型としてRNAポリメラーゼに
よる転写反応を行なわせて、転写産物としてのRNAを
回収J°る、ということからなる。
本発明によるcDNAも適当なプロモーターを選択使用
することによって当然にこの技術にJ:つて転写産物と
してのRNA、すなわちTMV弱iカ株RNA、を与え
る。
することによって当然にこの技術にJ:つて転写産物と
してのRNA、すなわちTMV弱iカ株RNA、を与え
る。
第3図は、このイン・ビトロ転写反応を示すものである
。第2図に示した従来のTMVcDNAの転写の場合と
異なって、TMVcDNAのくG・C)テイル山来のG
ディルを持たないRNAが転写産物として得られる。
。第2図に示した従来のTMVcDNAの転写の場合と
異なって、TMVcDNAのくG・C)テイル山来のG
ディルを持たないRNAが転写産物として得られる。
実 験 例
まず、既知のTMVL RNAの塩基配列1A
より、常法にしたがって、RN Aの3′ 一端に相補
性な塩基配列を持つオリゴDNA (18mer 。
性な塩基配列を持つオリゴDNA (18mer 。
以下ブライマーAという)およびRNAの5′端と同じ
塩基配列を持つオリゴDNA (191er 。
塩基配列を持つオリゴDNA (191er 。
以下ブライマーBという)を合成し、尿素の入ったポリ
アクリルアミド電気泳動により精製した。
アクリルアミド電気泳動により精製した。
50mM Tris−HCI(pH7,9/42℃)
、0.3M KCl20μm中にTMV−RNA20
μjと過剰量のブライマーAを溶かして極細のガラス管
に封入し、これを90℃に加熱したのち徐冷することに
より、RNAとブライマーAを会合させた。この溶液を
最終(fi200μi中、Tris−HCI 55m
M。
、0.3M KCl20μm中にTMV−RNA20
μjと過剰量のブライマーAを溶かして極細のガラス管
に封入し、これを90℃に加熱したのち徐冷することに
より、RNAとブライマーAを会合させた。この溶液を
最終(fi200μi中、Tris−HCI 55m
M。
M(Ic1 10mM、DT710mM、KCI30
mM、TMV−RNA 100μg/mlとなるよう
にしたのら、4種のデオキシヌクレオチド三リン酸を1
mMになるように加え、50ユニツトの逆転写酵素を加
えて42℃/90分の反応を行なって、cDNAを合成
した。フェノール抽出により酵素を除いて反応を止め、
エタノール沈澱により核酸を回収したのら、NaOHを
0.1Nとなるよう加え、37℃に1晩保ってRNAを
分解した。この溶液を、アルカリ−ショ糖密度勾配遠心
あるいは尿素−ポリアクリルアミドゲル電気泳動にかけ
、はぼ全長RNAに相当する良さのcDNAを分取した
。cDNAの合成効率は約30%であり、そのうちの約
5%が全ff1cDNΔフラクシヨンに回収された。
mM、TMV−RNA 100μg/mlとなるよう
にしたのら、4種のデオキシヌクレオチド三リン酸を1
mMになるように加え、50ユニツトの逆転写酵素を加
えて42℃/90分の反応を行なって、cDNAを合成
した。フェノール抽出により酵素を除いて反応を止め、
エタノール沈澱により核酸を回収したのら、NaOHを
0.1Nとなるよう加え、37℃に1晩保ってRNAを
分解した。この溶液を、アルカリ−ショ糖密度勾配遠心
あるいは尿素−ポリアクリルアミドゲル電気泳動にかけ
、はぼ全長RNAに相当する良さのcDNAを分取した
。cDNAの合成効率は約30%であり、そのうちの約
5%が全ff1cDNΔフラクシヨンに回収された。
10mM Tris−HCI (pH7,5/25℃
)、10mM MOCI 50mM2・ NaCl 201中に、上記cDNA全艮フラグショ
ンを、全長cDNAが約1oonqとなるように溶かし
、過剰量のブライマーBを加えて、エッペンドルフの遠
心管中で流動パラフィンを単層して90℃で5分加熱し
たのち、徐冷して、cDNAとブライマーBとを会合さ
せた。この溶液を、最終40μm中、Tris−HCI
10mM5 MOCI 10mM、NaC
125mMSDTT 5mMとなるようにしたのち、
4種のデオキシリボヌクレオチド三リン酸を0.2mM
になるように加え、大腸菌DNAポリメラーゼ■ラージ
フラグメント10ユニットを加えて21℃で3時間の反
応を行なって、cDNAをdscDNAに変換した。d
s cDNAの変換効率は約50%であり、このうち
約1%が全長dscDNAになっていた。
)、10mM MOCI 50mM2・ NaCl 201中に、上記cDNA全艮フラグショ
ンを、全長cDNAが約1oonqとなるように溶かし
、過剰量のブライマーBを加えて、エッペンドルフの遠
心管中で流動パラフィンを単層して90℃で5分加熱し
たのち、徐冷して、cDNAとブライマーBとを会合さ
せた。この溶液を、最終40μm中、Tris−HCI
10mM5 MOCI 10mM、NaC
125mMSDTT 5mMとなるようにしたのち、
4種のデオキシリボヌクレオチド三リン酸を0.2mM
になるように加え、大腸菌DNAポリメラーゼ■ラージ
フラグメント10ユニットを加えて21℃で3時間の反
応を行なって、cDNAをdscDNAに変換した。d
s cDNAの変換効率は約50%であり、このうち
約1%が全長dscDNAになっていた。
第1図は、本発明によるcDNAの製造を示ずフローシ
ートである。 第2図は、公知のTMVcDNAから転写によるRNA
の生成を示す説明図である。 第3図は、本発明によるTMVcDNAから転写による
RNAの生成を示す説明図である。
ートである。 第2図は、公知のTMVcDNAから転写によるRNA
の生成を示す説明図である。 第3図は、本発明によるTMVcDNAから転写による
RNAの生成を示す説明図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、5′−端に(G・C)テイルがついていないことを
特徴とする、タバコモザイクウィルス弱毒株RNAのc
DNA。 2、タバコモザイクウィルス弱毒株がトマト系タバコモ
ザイクウィルス弱毒株である、特許請求の範囲第1項の
cDNA。 3、トマト系タバコモザイクウィルス弱毒株がタバコモ
ザイクウィルスL_1_1_A株である、特許請求の範
囲第2項のcDNA。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60171317A JPS6232886A (ja) | 1985-08-03 | 1985-08-03 | タバコモザイクウイルスRNAのcDNA |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60171317A JPS6232886A (ja) | 1985-08-03 | 1985-08-03 | タバコモザイクウイルスRNAのcDNA |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6232886A true JPS6232886A (ja) | 1987-02-12 |
Family
ID=15921006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60171317A Pending JPS6232886A (ja) | 1985-08-03 | 1985-08-03 | タバコモザイクウイルスRNAのcDNA |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6232886A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8044532B2 (en) | 2007-05-30 | 2011-10-25 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Wiring arrangement for a vehicle |
-
1985
- 1985-08-03 JP JP60171317A patent/JPS6232886A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8044532B2 (en) | 2007-05-30 | 2011-10-25 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Wiring arrangement for a vehicle |
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