JPS6232603Y2 - - Google Patents

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JPS6232603Y2
JPS6232603Y2 JP19203882U JP19203882U JPS6232603Y2 JP S6232603 Y2 JPS6232603 Y2 JP S6232603Y2 JP 19203882 U JP19203882 U JP 19203882U JP 19203882 U JP19203882 U JP 19203882U JP S6232603 Y2 JPS6232603 Y2 JP S6232603Y2
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pump
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JP19203882U
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JPS5994898U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は壁材や壁面に立体的な模様を施工する
装置に関する。
例えば、第1図に示される如く、コンクリー
ト、モルタル等の壁面Aに、絵画的彫刻的要素を
備えた立体的模様B(壁面に凹凸を形成してなる
模様)を施す施工法があつた。従来、この施工法
においては、第2図に示される如く、第1工程と
して、壁面下地1に下地1の防水性、耐久性を向
上させるべく、下地処理としてのシーラー2が全
面に塗布され、第2工程として、アクリル樹脂を
主成分とした高粘性の立体模様形成用基材3が肉
盛状に厚塗りされ、その後、削りや押え加工等に
より、適宜成形して所望の立体模様を形成し、第
3工程として、化粒仕上げ用塗膜材としての吹付
けタイルが塗装され、立体模様を形成した基材3
の表面を覆う塗膜4が形成される。また、各種色
を施す場合には、複数の着色塗膜4,4……を塗
装し、その後、色彩感を高める目的で仕上げ塗料
による塗膜5を形成するものもある。
以上のような施工に際して、シーラー2の塗布
作業や塗膜材及び仕上げ塗料の塗装作業は、通
常、圧縮エアーを利用したスプレーガンによつて
吹付けており、また、立体模様形成用基材3の厚
塗り作業は、一般的なヘラ塗りや、高粘度用ポン
プを利用してリシンガン等により塗着させてい
た。しかしながら、個々の装置が別体であると共
に、大型であつたため、持ち運び、移動に不便で
あり、作業能率が悪く、作業が煩雑になる傾向が
あつた。
そこで、本考案は上記問題点に鑑み、立体模様
施工に際し、作業性のよい、コンパクトなものを
提供するものであり、その特徴とするところは、
壁材や壁面に高粘性の立体模様形成用基材を肉盛
状に厚塗りして所望の立体模様を形成すると共
に、その表面に塗膜材を塗装して立体模様を施工
する装置であつて、前記基材を収容する収容タン
クと、該収容タンクより基材吐出口へ基材を案内
する基材案内路と、収容タンク内より案内路へ基
材を送出するエアーポンプと、該エアーポンプに
圧縮エアーを供給するエアー供給機構と、該エア
ー供給機構よりエアー吹出口へ圧縮エアーを案内
するエアー案内路とを備えてなる点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第3図乃至第8図において、施工装置11
は、下面に転動輪12を有する基台13を備え、
該基台13の一側に装置本体14が載置され、他
側に浮彫を施す立体模様形成用基材3を収容する
収容タンク15が載置されている。前記立体模様
形成用基材3としては、従来同様の不揮発性で高
粘性を有し、かつ下地1との付着力(密着性)に
優れたものである他、耐水性、耐候性にも優れた
ものであることが望ましく、例えば、弾性アクリ
ル樹脂を主成分とし、これに粘性剤、更には骨
材、顔料等を適宜配合してなるものがある。
16は高粘度材料圧送・供給用エアーポンプ
で、前記収容タンク15上方に位置され、エアー
ポンプ16を支持する支持台17の基部両端部1
8,18が、基台13に立設されたガイドレール
19に沿つて上下摺動自在とされると共に、基部
中央部20が、基台13に立設されたエアーシリ
ンダ21により支持されている。そしてエアーシ
リンダ21のピストン軸の上下方向進退移動によ
りエアーポンプ16は上下移動自在とされてい
る。またエアーポンプ16は上部のエアー作動部
22と下部のポンプ本体部23とを備え、該ポン
プ本体部23下端には、前記収容タンク15を着
脱自在に閉塞すると共に、収容タンク15内を上
下方向に摺動自在なインダクトプレート24が連
通状に取付けられている。
前記装置本体14内には、第5図及び第7図に
示される如く、エアーコンプレーサー25と、該
コンプレツサー25を作動させるモータ26と、
コンプレツサー25からの圧縮エアーを貯留する
エアータンク27とが配置されている。そしてこ
れら、コンプレツサー25、モーター26及びエ
アータンク27により、前記エアーポンプ16に
圧縮エアーを供給するエアー供給機構28を構成
している。尚、コンプレツサー25やモーター2
6の外周囲に防振マツトを設けてもよい。また装
置本体14内一側には、第5図及び第6図に示さ
れる如く、上下に一対の巻取りリール29,29
が夫々回転自在に支持されており、前記ポンプ本
体部23に連結され、かつ収容タンク15内の基
材3を適宜案内する基材案内路を構成する基材用
ホース30、及び前記エアータンク27に連結さ
れ、かつ圧縮エアーを適宜案内するエアー案内路
を構成する吹付用ホース31が夫々、各リール2
9,29に巻回されており、本体14一側に設け
られた挿通口32,32より進退自在とされてい
る。また基材用ホース30端部の基材吐出口には
ノズル33が取付けられており、一方、吹付用ホ
ース31端部のエアー吹出口にはスプレーガン3
4等が着脱自在に取付けられる。
さらに、第5図において、35は予備エアー取
出口であり、第6図において、36は水入れ用容
器であり、第7図において、37は通気孔であ
る。
また第8図において示される如く、エアータン
ク27には圧力調整用の安全弁38(例えば10
Kg/cm2)が備えられ、吹付用ホース31中途部に
は開閉弁39が備えられている。エアータンク2
7よりエアーポンプ16のエアー作動部22に圧
縮エアーを供給するエアー供給路40中途部には
減圧調整弁41が備えられ、エアータンク27よ
りエアーシリンダ21に圧縮エアーを供給するエ
アー供給路42中途部には電磁弁43が備えら
れ、エアータンク27よりインダクトプレート2
4で閉塞された収容タンク15内に圧縮エアーを
供給するエアー供給路44中途部には開閉弁45
が備えられている。またエアータンク27には圧
力スイツチ46が備えられており、設定圧力の上
限及び下限を検出してモーター26がオン・オフ
操作され、該オン・オフ操作によつて電磁弁47
が作動され、該電磁弁47によつてコンプレツサ
ー25の吸入弁48が開閉作動される。尚、この
吸入弁48はモーター26がオフ時に開放状態と
され、オン操作後、1秒後に閉作動するように構
成されている。始動時の負荷を軽減させるためで
ある。そして、ここに、エアータンク27内の圧
力が所定範囲内に調整される。また、エアー作動
部22より排出されるエアーは消音器51を介し
て外部に排出され、また49は電源コンセントで
ある。
そして上記各機器を適宜設定或いは調整するた
めのスイツチ類50が装置本体14上部に備えら
れている。
次にその使用手順を説明すると、収容タンク1
5内に所望の立体模様形成用基材3を収容してお
き、施工場所へ施工装置11を移動或いは搬送す
ればよい。この際、転動輪が備えられているので
移動が容易である。そして、例えば圧力スイツチ
46を6〜8.5Kg/m2に、減圧調整弁41を2〜
6Kg/m2に適宜設定して、モーター26を作動さ
せればよい。そして第2図に示される如く、立体
模様を施工する場合には、吹付用ホース31のエ
アー吹出口に、シーラー2を収容したスプレーガ
ン34を接続して、シーラー2を吹付け塗布す
る。次にエアーポンプ16を作動させれば、収容
タンク15内の基材3はポンプ本体部23の各弁
を介して基材用ホース30内に送出され、その基
材吐出口に設けられたノズル33より吐出或いは
噴出される。そして基材3を肉盛状に厚塗りした
後、所望の立体模様を形成すればよい。その後、
前記吹付用ホース31のエアー吹出口に、今度は
塗膜材を収容したスプレーガン34を接続し、吹
付け塗装して塗膜4を形成し、さらに仕上げ塗料
を収容したスプレーガン34を交換接続して吹付
け塗装し、塗膜5を形成すればよい。また、基材
3を収容タンク15内に収容する場合には、電磁
弁43を開作動させてエアー供給路42よりエア
ーシリンダ21に圧縮エアーを送り、ピストン軸
を上方へ移動させれば、ガイドレール19に沿つ
てエアーポンプ16及びインダクトプレート24
が上方に押上げられ、収容タンク15の上部を開
放でき、基材3を収容すればよい。また、この
際、開閉弁45を開状態としてエアー供給路44
より圧縮エアーを供給することによつて、インダ
クトプレート24の開方向移動がより円滑化され
る。
本考案の実施例は以上のように構成されてお
り、スプレーガン34によつて吹付け塗装するた
めの圧縮エアー供給機構と、基材3を吐出するた
めの基材供給機構とを一体に備えた施工装置11
であると共に、その動力源としてのエアー供給機
構28が圧縮エアー供給機構と基材供給機構との
両者に兼用した構成であるため、部品点数削減及
びコンパクト化が図れ、その移動や搬送が容易と
なる。また基材用ホース30や吹付用ホース31
が巻要りリール29,29に巻回されて収納自在
であり、その使用に際しても、適宜引出せばよ
く、使い勝手がよい。以上のことから、作業性が
よく、作業能率の向上が図れる。
また、上記実施例において、壁面下地1に立体
模様を施す場合を示しているが、壁材の表面に基
材3を肉盛状に厚塗りして所望の立体模様を形成
した後、仕上げ用としての吹付タイルを塗装して
塗膜4を形成してもよく、自由に利用できる。
尚、上記実施例において、動力源としてモータ
ー26を用いたものを示しているが、エンジン等
を利用してもよい。また装置11の配置において
も実施例の配置に限定されない。
以上のように、本考案は圧縮エアー供給機構と
基材供給機構とを一体に備え、その動力源として
エアー供給機構が兼用された構成であり、部品点
数が削減され、コンパクト化が図れる。またその
移動や搬送が別体のものと比較して容易であり、
従つて作業性がよく、作業能率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は立体模様が施された壁面の一例を示す
平面図、第2図は第1図の−線断面図、第3
図は本考案の実施例を示す斜視図、第4図は第3
図の平面図、第5図は第3図の側面図、第6図は
第5図の−線矢視図、第7図は第5図の−
線断面矢視図、第8図は本考案の実施例におけ
る全体構成図である。 3……基材、4,5……塗膜、11……施工装
置、15……収容タンク、16……エアーポン
プ、25……エアーコンプレツサー、26……モ
ーター、27……エアータンク、28……エアー
供給機構、30……基材用ホース、31……吹付
用ホース、33……ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁材や壁面に高粘性の立体模様形成用基材を肉
    盛状に厚塗りして所望の立体模様を形成すると共
    に、その表面に塗膜材を塗装して立体模様を施工
    する装置であつて、前記基材を収容する収容タン
    クと、該収容タンクより基材吐出口へ基材を案内
    する基材案内路と、収容タンク内より案内路へ基
    材を送出すエアーポンプと、該エアーポンプに圧
    縮エアーを供給するエアー供給機構と、該エアー
    供給機構よりエアー吹出口へ圧縮エアーを案内す
    るエアー案内路とを備えてなることを特徴とする
    立体模様施工装置。
JP19203882U 1982-12-16 1982-12-16 立体模様施工装置 Granted JPS5994898U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19203882U JPS5994898U (ja) 1982-12-16 1982-12-16 立体模様施工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19203882U JPS5994898U (ja) 1982-12-16 1982-12-16 立体模様施工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5994898U JPS5994898U (ja) 1984-06-27
JPS6232603Y2 true JPS6232603Y2 (ja) 1987-08-20

Family

ID=30413385

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JP19203882U Granted JPS5994898U (ja) 1982-12-16 1982-12-16 立体模様施工装置

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JP (1) JPS5994898U (ja)

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JPS5994898U (ja) 1984-06-27

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