JPH0517161Y2 - - Google Patents

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JPH0517161Y2
JPH0517161Y2 JP17108487U JP17108487U JPH0517161Y2 JP H0517161 Y2 JPH0517161 Y2 JP H0517161Y2 JP 17108487 U JP17108487 U JP 17108487U JP 17108487 U JP17108487 U JP 17108487U JP H0517161 Y2 JPH0517161 Y2 JP H0517161Y2
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spray
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material pump
air
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、現場での作業を必要とする塗装にお
いて、吹付塗装を行う場合に好適な装置として用
いられ、特にスプレーミストの減少をはかつた吹
付に適する軽便な塗装装置に関する。
[従来の技術] 現場での塗装作業は、被塗物が既に設置されて
いて、移動が困難である場合に不可欠であり、そ
の代表例は、いわゆる建築構造物の塗装であり、
また比較的大きな設備に対する再塗装である。
これらの場合に常に問題となるのがスプレー塗
料の飛散であり、作業環境である。飛散を嫌う場
合には刷毛やローラー塗装にたよることにより、
仕上がりの点で大巾低下が免れず、またスプレー
塗装においては養生による他所への付着防止に最
大の手間を要することになる。従つて、屋内塗装
などでは殆んどスプレー塗装が行われていないの
が現状である。
スプレー塗装における装置には、圧縮空気によ
るエアースプレー、高圧塗料噴射によるエアレス
スプレー及びこれらの両者の相乗効果をねらつた
加圧気液併用形のいわゆるミツクススプレーが代
表的である。このミツクススプレーは、仕上が
り、塗料飛散の点で前記の如き現場塗装に適する
が、在来装置は高圧塗料ポンプと圧縮気とが別々
に作られている。また、これらの装置に限らず、
通常吹付機は塗材の圧送装置とスプレー装置とで
構成されており、空気圧縮機はそれ自体個別の製
品として存在するものであつた。
[考案が解決しようとする問題点] 以上のような現状では、現場特に屋内場でのス
プレー装置による仕上げ塗装には材料の圧送装置
を主とした吹付装置と圧縮機の相方が必要で、搬
送やセツテング準備に労を要し、その改善が強く
望まれていた。
現場塗装は、工場生産品を屋内に設置した後、
年月の通過によつて外観が損なわれ、また時には
必要機能が損なわれてきた時に、再塗装によつて
再生する場合に必要であるが、そのための軽便な
装置がないため、不適当な処理ですませてしまつ
たり、逆に不必要ともいうべき多大な時間と労力
を使つているのが現状であつた。
これは、適切な塗装装置が実用化されていなか
つたためであり、工場塗装と同様の仕上がりを可
能とし、スプレー塗料の飛散減少をはかり、かつ
狭い室内での塗装が簡単に出来ることが必要であ
つた。
例えば、強化プラスチツクを素材に一体形成さ
れたバスユニツトなどは、長年の使用により塗面
ヒビ割れ、汚れ、ハク離等が生じても家庭内にセ
ツトされ、しかも狭い空間のために、なかなか再
塗装しにくいところがあつた。
このような所を塗装するためには、高級仕上げ
塗装が可能で、飛散が少ないミツクススプレーが
適するが、前述のようにこの場合には、高圧塗料
ポンプを含むスプレー装置と、空気圧縮機の両方
を準備する必要があり、そのための軽便な装置
は、実用化されていなかつた。
[問題点を解決するための手段] 以上のような問題点から本考案は、ミツクスス
プレーを行うため、吹付機に必要な高圧の塗料を
送り出す塗材ポンプ本体と、霧化向上のため、圧
縮空気を供給する空気圧縮機本体と、駆動源とを
移動用車輪を備えた台車上に設置し、駆動源の出
力軸に、前記空気圧縮機本体及び塗材ポンプ本体
のそれぞれの入力軸を同時に回転駆動するように
接続し、さらに、前記空気圧縮機の空気タンクの
出口と塗材ポンプ本体の吐出口をそれぞれホース
を介して吹付機に接続したことを特徴とするもの
である。
ここでいう吹付機は、加圧気液併用形のスプレ
ーガンであることが望ましく、また駆動源の出力
は霧化エネルギーからみて空気圧縮気に2/3以上
を使用することが望ましい。
[実施例] 第1図に示した装置は、本考案の一実施例を示
し、車輪1を備えた台車2上に圧縮機本体3、塗
材ポンプ本体4及び駆動源として駆動モーター5
を備えている。台車2は、圧縮機本体3で生み出
された圧縮空気を蓄える空気タンク6を兼用して
いるが、このように限定する必要はない。また、
車輪1は移動が楽なように設けたものが望まし
く、4輪のうち2輪を自在車にしても、また2輪
のみとして一方を固定脚とし、取手等の手段によ
り移動させるようにしても良い。
圧縮機本体3と、塗材ポンプ本体4は既存の装
置が利用され、その構造は特別制限する必要がな
いが、小形軽量であることが条件として求められ
る。本実施例では、塗材ポンプとして、油圧駆動
方式のダイアフラムポンプ、空気圧縮機本体とし
て往復式圧縮機本体が搭載されている。
駆動モーター5は、空気圧縮機本体3と塗材ポ
ンプ4間に配置され、空気圧縮機本体3と塗材ポ
ンプ4を同時に駆動するもので、図の例では、モ
ータープーリー(図示しない)と塗材ポンプのプ
ーリー7とを、さらに、モータープーリーと圧縮
機本体プーリー(図示しない)とをそれぞれによ
りベルト駆動をさせている。動力伝達手段として
は、従来公知の範囲でも種々考えられるため、そ
の他の例については省略する。
圧縮機3及び塗材ポンプ4の出力は、駆動モー
ター5の軸出力を有効に使用することが必要で、
その割合は、圧縮機の方に多くの動力を用いるよ
うに圧縮機3と塗材ポンプ4の仕様を決定する。
すなわち、スプレー塗装における霧化の動力効率
は、エアースプレーに対し、液圧スプレーは1/5
程度もしくはそれ以下でよいことから、前述のミ
ツクススプレーの場合以下のようにすればよい。
塗材ポンプ本体4は、ダイアフラム式の高圧塗
料ポンプが用いられ、その構造は特公昭57−
45913等に示されるものである。ここでの吐出圧
力は、エアレス塗装で用いられるものより低く、
最高で100Kg/cm2程度であれば良く、また噴出量
は例えば400c.c./分程度で良いことから、動力と
しては100W程度あれば良くなる。
これに対し、圧縮機本体3は往復式が用いられ
ているが、価格的な点で改善されれば回転式の方
が小形化しやすく、騒音、振動から考えてもより
望ましいものとなる。必要な空気量は塗料の噴出
量に対し、100倍から200倍は必要であり、前記噴
出量が最大となつた場合、80/分の空気量を必
要とし、この場合の動力は、600W程度となる。
以上から、例えば家庭内に運び込んで用いる装
置であれば、750Wのモーター利用が考えられ、
その軸出力を1:5程度に分配すれば良いことに
なる。この他、塗材ポンプの種類や、駆動源を変
えた場合も同様の考えから軸出力の分配をすれ
ば、有効な利用が図れる。
これらの圧縮機本体3及び塗材ポンプ本体4
は、それぞれが吐出状態に応じて、自動的に運転
制御される装置が既に周知であり、装置全体とし
ての新規な制御装置は必要なく、容易に実施する
ことが可能である。図の塗材ポンプ本体4の上部
の塗料ホツパー8は、ポンプの吸込みを良くし、
装置の一体化をはかるために設けられている。
スプレーガン9はミツクススプレー用として公
知のものであり、液圧霧化ノズルを備え、かつ噴
出塗料に対し、圧縮空気の噴射を付加して、霧化
の向上をはかつたものが用いられている。このス
プレーガン9の空気導入口に、圧縮機本体3から
の圧縮空気を、また塗材導入口に塗材ポンプ本体
4からの高圧塗料をそれぞれホースを介して接続
し、スプレーを行なわせる。一般に圧縮機本体3
及び塗材ポンプ本体4は圧力制御装置があり、調
節されるが、必要により減圧弁等を介してスプレ
ーガンに送り、所定の圧力に調節される。
[考案の効果] 以上の如く、本考案は、スプレー塗装作業を行
うにあたり、塗材の圧送供給と、吹付空気の供給
が1台の装置で可能となるようユニツト化し、従
来の如く、2台の装置を持ち込むことなくスプレ
ー塗装が可能となる。特に室内での作業、それも
一般家屋内の如き限られた条件下で行うためには
まとめられた装置で、しかも動力を有効に使用で
きることが重要であり、本考案は実用的価値が非
常に高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の1実施例を示す装置の正面
図である。 1……車輪、2……台車、3……圧縮機本体、
5……駆動モータ、7……プーリー、9……スプ
レーガン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 移動用車輪1を備えた台車2と、該台車2上
    に空気圧縮機本体3と塗材ポンプ本体4と駆動
    源5を設置するとともに、該駆動源5の出力軸
    5aに、前記空気圧縮機本体3及び塗材ポンプ
    本体4のそれぞれの入力軸3a,4aを同時に
    回転駆動するように接続し、さらに、空気圧縮
    機の空気タンク6の出口と塗材ポンプ本体4の
    吐出口4bをそれぞれホースを介して、吹付機
    9の空気導入口9aと塗材導入口9bに接続し
    てなる吹付塗装装置。 2 吹付機は、加圧気液併用形スプレーガンであ
    る前記実用新案登録請求の範囲第1項記載の吹
    付塗装装置。
JP17108487U 1987-11-09 1987-11-09 Expired - Lifetime JPH0517161Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0177862U JPH0177862U (ja) 1989-05-25
JPH0517161Y2 true JPH0517161Y2 (ja) 1993-05-10

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