JPS6232050Y2 - - Google Patents

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JPS6232050Y2
JPS6232050Y2 JP5226082U JP5226082U JPS6232050Y2 JP S6232050 Y2 JPS6232050 Y2 JP S6232050Y2 JP 5226082 U JP5226082 U JP 5226082U JP 5226082 U JP5226082 U JP 5226082U JP S6232050 Y2 JPS6232050 Y2 JP S6232050Y2
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JP
Japan
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fire extinguishing
backpack
fire
pump
extinguishing liquid
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JP5226082U
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JPS58153855U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は背負型消火装置に関し、さらに詳し
くは、消火液タンクを背負枠に対して着脱でき、
作業者が背負い得る背負型消火装置に関する。
消火作業ではポンプに対して消火ホースが接続
されて所定の場所、言換ると、火元に対して圧力
水を散布するのであるが、山火事では火災現場ま
で消火ホースが屈かないことの方が多く、そのた
めに、消火液を満したタンクを可搬ポンプと共に
火災現場近くまで運び適当な場所に据えて消火作
業を行つたり、あるいは、消火後の残火を処理す
ることがあつた。
しかし、ポンプを一定の場所に据えたまま消火
ホースを伸ばしながら行う消火活動では活動範囲
が限定され、山火事のように足場の悪い環境で
は、消火ホースを操りながらの消火活動は極めて
困難であり、不安定である。また、あまり足場の
悪いところではポンプ自体の運搬も困難であり、
ポンプを所望の場所まで運び得なければ消火活動
を行い得ず、また、困難を排してポンプを運び込
んだとしても消火液や、水の運搬がこれまた至難
であつた。
そこで、この考案は山間部や山林のように立ち
入りが困難な場所でも比較的容易、かつ、作業者
が安定した状態で消火作業ができ、加えて、作業
者が消火液の消費や、その運搬に神経を費すこと
なく連続的に消火作業を行い得るようにしようと
するもので、そのために、背負バンドで背負うよ
うに構成した背負枠にポンプを搭載し、このポン
プに供給する消火液をカートリツジ型のタンクに
満たし、このタンクを背負枠に対して着脱できる
ように構成したことを特徴とするものである。
以下、この考案の構成を添付した図面に示す実
施例について説明する。先ず、第1図はこの考案
の背負型消火装置を作業者が背負つた状態を示
し、その背負型消火装置は、大別して背負枠1、
消火用ポンプ2、消火液タンク3などによつて構
成されていて、背負枠1はアルミニウム合金など
の軽金属パイプを曲げて形成したもので、2本平
行な縦枠11の下端部を略直角に曲げると共に、
台材12aを架けて形成した載置台12をもつて
おり、縦枠11間にこれと直交する状態で支持桟
13が配置固定され枠組織となつており、背に当
る部分を形成している。
さらに、縦枠11と適当な間隔をおいて載置台
12に下端部が固定された枠材14が立設されて
おり、この枠材14の周囲を取り巻く状態で周囲
枠15が固定され、枠材14と周囲枠15に囲ま
れる空間がカートリツジ型の消火液タンク収容部
16になつている。
背負枠1の背中に当る部分における上端縁と下
端縁とに相当する位置に背負バンド17を通すバ
ンド通し18があつて背負バンド17の端部を取
付け得るようになつている。
そして、背負枠1の載置台12を形成する台材
12a上には、小型のガソリンエンジン21に直
結しているポンプ2が据付けられており、このポ
ンプ2の吸入口は吸込みパイプ22を介して消火
液タンク3に接続され、吐出口は消火ホース23
によつて作業者の手許まで延びていて、その端部
には開閉できるノズル24が接続されている。
さらに、背負枠1の消火液タンク収容部16に
はプラスチツク製、軽合金製などの消火液タンク
3が収容され、キヤツプ31が施された注出口3
1aからその内部に前記吸込みパイプ22の端部
が挿入され、吸込みパイプの途中に設けてある呼
び水ポンプ25によつてポンプ2の始動時に消火
液タンク3中の消火液をポンプ2に送ることがで
きるようになつている。
消火液タンク3は背負枠2に形成してある消火
液タンク収容部16中にきつちりと収まるもの
で、特別な固定具がなくても、不用意に移動した
り、転倒したりすることがないようにその大き
さ、形状が定められており、言換ると、消火液タ
ンク収容部16の大きさ、形状も消火液タンク3
の大きさ、形状と符合していて、脱着を容易に行
い得るようにしてある。
以上の実施例の説明では、消火液タンク3の注
出口31aを上向きにした状態で消火液を吸い上
げる形式のものを挙げたが、第4図、第5図に示
すように、消火液タンク3の注出口31aに施す
キヤツプ31に空気を吸入できる逆止弁32を設
けたものを用い、背負枠1に搭載する場合には注
出口31aが底部になる姿勢にすることで、呼び
水ポンプ25が無くとも消火ポンプ2の吸入口に
消火液を導き得るようにすることができる。
さらにまた、第6図、第7図に示すように、消
火液タンク3に背負バンド33,34を取付け、
消火液タンク3の運搬上の便利さを向上させ、注
出口31aを底部近くに設けると共に、注出口3
1aと独立して逆止弁をもつキヤツプ36を注入
口35に施して構成したものであつてもよい。
この考案の背負型消火装置は上述のような構成
であるから、これを用いて消火作業を行うには、
作業者は背負枠1に取付けられてある背負バンド
17を利用して背に負うのであつて、手には消火
ホース23の端部に取付けてあるノズル24を持
ち開いたり、閉じたりしながら所定の場所に対し
て消火作業を行うのである。この消火作業に際し
ては、当然のことながら、エンジン21は始動さ
れており、これを動力源としてポンプ2は駆動さ
れ、消火液タンク3から吸込みパイプ22を経
て、消火ホース23のノズル24から消火液が噴
出される。
この消火作業の進行に伴い消火すべき場所も変
るので、消火作業者は歩行移動しながら作業を行
い、さらに、消火液タンク3中の消火液が消費さ
れれば、消火液が充填されている新たな消火液タ
ンク3と空の消火液タンク3とを交換するのであ
つて、消火液タンク3の交換には、消火液タンク
収容部16の空の消火液タンク3を取出すと共
に、消火液が充填されている消火液タンク3を収
容することで交換作業を終了する。
とくに、消火液タンク3は可搬型であるので、
複数の運搬作業者が火災の消火現場近くまで複数
のタンクを次から次へと運んでおくと、消火作業
者は消火液タンクの交換だけで略々連続的に消火
作業を行うことができる。
以上の説明から明らかなように、この考案の背
負型消火装置は、背負枠に駆動源をもつポンプを
搭載すると共に、ポンプに消火液を噴出するノズ
ルを連通させ、背負バンドをもつ背負枠にカート
リツジ形式の消火液タンクを着脱自在に取付けた
状態で消火液タンクとポンプとを連通するように
構成したから、消火作業者はポンプを装備したま
まで、空の消火液タンクと、消火液が充填されて
いる消火液タンクとを簡単に交換でき、これによ
り消火作業の範囲や、場所に何らの制約を受け
ず、安定した状態で能率よく確実に消火作業を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面はこの考案の背負型消火装置の実施例
を示すもので、第1図は消火作業状態と共に示す
側面図、第2図は背負枠の斜面図、第3図は消火
液タンクの斜面図、第4図は他の実施例による背
負型消火装置を消火作業状態と共に示す側面図、
第5図は消火液タンクの斜面図、第6図はさらに
他の実施例による背負型消火装置を消火作業状態
と共に示す側面図、第7図は同消火液タンクの斜
面図である。 1……背負枠、11……縦枠、12……載置
台、13……支持桟、14……枠材、15……周
囲枠、16……消火液タンク収容部、2……ポン
プ、21……ガソリンエンジン、22……吸込み
パイプ、23……消火ホース、24……ノズル、
25……呼び水ポンプ、3……消火液タンク、3
1……キヤツプ、31a……注出口、32……逆
止弁、33,34……背負バンド、36……キヤ
ツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 背負枠に駆動源をもつポンプを搭載すると共
    に、ポンプに消火液を噴出するノズルを連通さ
    せ、背負バンドをもつ背負枠にカートリツジ形式
    の消火液タンクを着脱自在に取付けた状態で消火
    液タンクとポンプとを連通するように構成したこ
    とを特徴とする背負型消火装置。
JP5226082U 1982-04-09 1982-04-09 背負型消火装置 Granted JPS58153855U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5226082U JPS58153855U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 背負型消火装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5226082U JPS58153855U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 背負型消火装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58153855U JPS58153855U (ja) 1983-10-14
JPS6232050Y2 true JPS6232050Y2 (ja) 1987-08-17

Family

ID=30062970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5226082U Granted JPS58153855U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 背負型消火装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS58153855U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6810965B2 (en) * 2001-02-16 2004-11-02 Miyake Engineering Co., Ltd. Method and appliance for extinguishing fire
JP3211612U (ja) * 2017-05-08 2017-07-27 隆治 宮崎 消火装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58153855U (ja) 1983-10-14

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