JPS6231925Y2 - - Google Patents

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JPS6231925Y2
JPS6231925Y2 JP5135184U JP5135184U JPS6231925Y2 JP S6231925 Y2 JPS6231925 Y2 JP S6231925Y2 JP 5135184 U JP5135184 U JP 5135184U JP 5135184 U JP5135184 U JP 5135184U JP S6231925 Y2 JPS6231925 Y2 JP S6231925Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
stone
fire bag
roof
base
bolts
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Application number
JP5135184U
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JPS60163608U (ja
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Publication of JPS60163608U publication Critical patent/JPS60163608U/ja
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Publication of JPS6231925Y2 publication Critical patent/JPS6231925Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、石どうろうの構造に関するものであ
る。
普通石どうろうは、基台の石と柱石、および台
石とは添付図面中第1図に示すように接合面積が
大きく、しかも中心部が空洞でないから、接着材
あるいはモルタルを塗布して接合すると共に中心
部に図面符号11,12に示すように接着材と楔
等を用いて固定していた。このため大きな地震が
あつてもこの部分からはとうろうが崩れることが
ないが、この台石2上に置載する火袋石1は通常
外観は円形、四角形、六角形等様々な形状をして
いるがドリルで機械的に穴を穿つことにより円形
の空洞部である火袋1′が穿設されている。この
ため火袋石1と台石2の接合面、および火袋石1
と屋根石3の接合面は、火袋石1の火袋1′外側
の僅かな面積しかなく、この部分に接着材あるい
はモルタルを塗布して接合しているため接合力が
弱く地震や積雪の重みで崩れることがしばしばあ
り危険を伴うばかりか、積み上げ補修にも重いの
で簡単にはいかなかつた。
本考案は、この火袋石1の上下の接合、即ち中
央に火袋1′が穿つてあつて接合面積の少なく、
中央が空洞のためホゾ入れの接合ができなかつた
火袋石1と台石2および屋根石3の接合をホゾ入
れができるようにし、とうろうの崩れをなくし安
全を図ることを目的とするものである。
添付図面により本考案のとうろうを説明する
と、第1図は石どうろう全体の断面図を示し、第
2図は本考案の要部の詳細断面図を示す。第3
図、第4図は上下の接合を表わす平面図示するも
のである。Aは石どうろうを示していて、通常下
方から基台石、柱石および台石2、火袋石1、屋
根石3より構成されている。
とうろうAの台石2上に円形のローソクを立て
る火袋1′を中央に大きく穿設した火袋石1を置
き、この火袋石の上に屋根石3を載せてとうろう
Aを形成するもので、この火袋石1の火袋1′の
台石2との接合面、および屋根石3との接合面に
円形に成形された火袋1′の内径よりもやや小さ
な径で、しかもその縁部をそれぞれ6,7に示す
ように折立てた円形で中心にボルト挿入孔を明け
た同形状の二枚の金属板4,5を使用し、台石2
と屋根石3との中心にそれぞれホゾ穴を穿設し
て、台石2に一方の金属板4を当ててボルト挿入
孔よりボルト8′を挿入して金属板4と台石2を
固定し、又屋根石3には金属板5を当てて前記同
様ボルト挿入孔よりボルト8を挿入して金属板5
と屋根石3を固定する。このようにそれぞれを金
属板に固定した後、火袋石1を台石2上に載せ金
属板4の折立縁部6の内側から数本のボルト9を
螺入してボルト9の先端を火袋石1の内側面に当
接させ、さらにこの火袋石1の上に屋根石3を載
せて前記同様に金属板5の折立縁部7の内側から
数本のボルト9を螺入してボルト9の先端を火袋
石1の内側面に当接させて固定するものである。
又この際台石2と火袋石1との安定を計るために
必要に応じて金属板4の折立縁部6と火袋石1と
の間隔にボルト9の外にさらにモルタルを充填す
ることもできる。このようにして上下の金属板
4,5を介して火袋石1と台石2、火袋石1と屋
根石3の三者を固定するものである。なお、図中
符号10はローソクを立てる針であつて、ボルト
8′の頭に穴を明けて挿込むか、溶着固定してお
く。
本考案は、上述のように台石2、火袋石1、屋
根石3とを火袋1′内に設けた金属板4,5によ
つて固定することができるため、石どうろうにお
いて崩れの原因となつていた火袋石が安定して、
地震や積雪の重みに対しても安全であり、この石
どうろうの崩れによる危険を防止できる。
又この固定に使用する金属板は同形状のもので
あるから上下の使い分けをする煩わしさがなく、
多量に製作しておいて保有することができ、さら
にこの固定はボルトの締付けという簡単な操作で
あるため作業もし易いもので、多数展示している
石材店の石どうろうや、庭の装飾用として、ある
いは墓所の配置品としての石どうろうにきわめて
有益に利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、石どうろうの全体の断面図を示し、
第2図は本考案の要部の詳細断面図を示す。第3
図は火袋石と台石の接合部の平面図を示し、第4
図は火袋石と屋根石の接合部の平面図を示す。 1……火袋石、1′……火袋、2……台石、3
……屋根石、4,5……円形金属板、8……モル
タル、9……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. とうろうAの台石2上に円形の火袋1′を有す
    る火袋石1を置き、該火袋石1上に屋根石3を載
    置するに当り、火袋石1の火袋1′の台石2との
    接合面および屋根石3との接合面に、該火袋1′
    の内径よりやや小さな径で縁部6,7を折立てた
    円形で中心にボルト挿入孔を明けた同形状の二枚
    の金属板4,5を使用し、屋根石3の中心にホゾ
    穴を、台石2の中心にホゾ穴を穿設して屋根石3
    には前記金属板5を、台石2には金属板4を当て
    てホゾ用ボルト8,8′で固定し、該円形の金属
    板4,5の折立て縁部6,7と火袋石1との間の
    空隙に折立て縁部側から数本のボルト9を螺入し
    てボルト9の先端を火袋石1の側部に当接して固
    定し、台石2、火袋石1、屋根石3の三者を固定
    することを特徴としたとうろう。
JP5135184U 1984-04-06 1984-04-06 とうろう Granted JPS60163608U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5135184U JPS60163608U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 とうろう

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JP5135184U JPS60163608U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 とうろう

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60163608U JPS60163608U (ja) 1985-10-30
JPS6231925Y2 true JPS6231925Y2 (ja) 1987-08-15

Family

ID=30570315

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JP5135184U Granted JPS60163608U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 とうろう

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JPS60163608U (ja) 1985-10-30

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