JPS6231871Y2 - - Google Patents

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JPS6231871Y2
JPS6231871Y2 JP3479781U JP3479781U JPS6231871Y2 JP S6231871 Y2 JPS6231871 Y2 JP S6231871Y2 JP 3479781 U JP3479781 U JP 3479781U JP 3479781 U JP3479781 U JP 3479781U JP S6231871 Y2 JPS6231871 Y2 JP S6231871Y2
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、測定中接液部等部品の交換、洗浄、
点検の可能な液中成分濃度及び液物性の測定装置
の検出端の構造に関するものである。
ここで言う液中成分濃度とは水素イオン濃度、
ナトリウムイオン濃度等の各種イオン濃度、溶存
酸素濃度、エタノール、メタノール、酢酸等の各
種気化性成分濃度、スラリー濃度、菌体濃度等の
粒子濃度等々である。また液物性とは温度、圧
力、粘度、比重等である。
一般にこれらの測定を行う場合には、測定対象
の液が満たされている容器の壁に検出端取付用ノ
ズルを設置し検出端を取付けることにより検出端
を被測定液に浸すことが多い。ところが液の満た
されている容器に検出端が一旦取付けられた後
に、検出端になんらかの異常が発生した場合に
は、従来の構造の検出端では、検出端の交換や点
検を行う場合は、多量の液流出を引き起こすこと
からはなはだ不都合なことであつた。これを液中
気化性成分濃度の測定装置の検出端についてさら
に詳しく述べる。
液中の気化性成分濃度の測定装置としては、例
えば特開昭54−91396号にて、チユーブ法に撥液
性を有する多孔質チユーブを使用した、液中の気
化性成分濃度の測定装置が公知である。ここで言
う多孔質とは連続微気孔を無数に有する材質を言
う。
上記測定装置の測定原理を説明する。
被測定液の満たされた容器に取付けられた検出
端に、キヤリアガス供給部よりキヤリアガス送気
管を経てキヤリアガスは送気される。検出端の撥
液性多孔質チユーブを利用した接液検出部にて、
チユーブを透過して来る液中の気化性成分はキヤ
リアガス中に拡散し捕集される。該キヤリアガス
はキヤリアガス排出管を経てガス検知部に至り、
キヤリアガス中の気化性成分濃度として検出され
る。
ところがこの測定装置は従来から、被測定対象
と測定の際の条件によつては測定に関する寿命が
短いという欠点があつた。すなわち撥液性を有す
る多孔質チユーブを使用した接液部において、液
とチユーブ材質間の界面張力や、チユーブの微孔
径及び液の圧力の値によつては経時間にチユーブ
内へ液の浸入が生じることにより測定が不可能と
なることがあつた。
又、被測定液中の粘着物質及び汚染物質が原因
となり多孔質チユーブ表面に汚れが付着したり微
孔の詰りが生じることによつて有効なチユーブの
面積が減少し測定の感度が変化することが確認さ
れている。このような問題は他の測定装置の検出
端についても同様に生じる。このような問題に対
する効果的な対策は接液検出部、チユーブを定期
的に交換するか、点検乃至洗浄を行うことであ
る。しかしその交換又は点検の時期が連続測定の
最中である場合や、液の満たされた容器に一旦取
付けられた後である場合などでは、従来の構造の
検出端では多量に液もれが生じるという点から実
質的には不可能であつた。
その結果測定を中断するか、測定が必須のプロ
セスはプロセスの運転の中断を強いられる。
さらに従来液中に浸漬した検出端をそのままの
状態にてブラシ洗浄、超音波洗浄、薬剤洗浄、又
は水ジエツト洗浄により自動又は手動にて洗浄す
る装置が販売されている。ところがこれらの方法
は検出接液部に膜やチユーブを使用したデリケー
トな検出端では、いずれの方法もかえつて検出端
の寿命を短縮する結果となつた。又、検出端の点
検を要する場合や、基本的に寿命がプロセスの運
転期間に比べて短かく交換の要する場合には全く
役に立たないものであつた。
本考案は、上記の欠点をすべて解決するため
に、シール手段を有する本体支持部と、栓部3と
軸方向に着脱可能に接続することのできる先端支
持部2と、シール手段を有する栓部と、接液検出
部4からなる検出端本体、及び完全筒状部の長さ
Bが前記両シール手段5,6により区画される部
分Aよりも長く、且つ前記両シール手段により区
画される部分Aよりも短い検出用開口部Cを有
し、内部に前記検出端本体を収容する保護管とか
ら構成され、前記検出端のシール部が前記保護管
の内面と密接することにより液をシールし、且つ
検出端が軸方向に摺動可能であることを特徴とす
る検出端構造に関するものである。
以下に図を用いて本考案による検出端構造につ
いて説明する。
第1はOリングを使用したシール手段6を有す
る栓部3と一体となつた検出端本体を示す。検出
端本体はキヤリアガス送気管7、キヤリアガス排
気管8、撥液性を有する多孔質チユーブを使用し
た接液部4とそれらを保持するOリングを用いた
シール手段5を有する本体支持部1、及び先端支
持部2とから構成されている。先端支持部はネジ
止により栓部3と着脱可能に結合される。
図2に示すものは、被測定液の満たされた容器
の壁11に設置された保護管9である。この保護
管は内外面ともに滑らかで、かつその内径は前記
検出端本体のシール手段により確実に液がシール
され、かつ検出端本体が軸方向に自在に摺動可能
な大きさに決められることが重要である。保護管
の一端は検出端挿入用に必ず開口されている必要
がある。
保護管の全長は検出端本体と栓部を収容できる
長さが望ましい。しかし保護管の両端が開放の場
合は、検出端本体を正しく装着した場合に、少な
くとも栓部のシール手段が収容される長さ以上で
なくてはならない。保護管には検出部に液を自由
に出入させるために検出用開口部10が開口され
ている。
図2に示す保護管の検出端挿入端から検出用開
口部10までの完全円筒部の長さBは、図1に示
す本体支持部1と栓部3に設けられたシール手段
5,6により区切られた区間の長さAよりも大き
いことが条件となる。又、保護管に開けられた検
出用開口部10の長さCは、前記シール手段で区
切られた区間の長さAよりも短いことが条件であ
る。
図3は、図1に示した栓部と一体となつた検出
端本体を図2に示す保護管内に測定状態における
正しい位置に収容した様子を示すものである。図
3に示すように検出端が正しく収容された状態で
は検出端開口部は本体支持部におけるシール手段
及び、栓部のシール手段にはさまれる位置に位置
されなければならない。この状態で容器の内部と
外部は本体支持部のシール手段5によりシールさ
れる。一旦検出端が液の満たされた容器に装着さ
れた後に接液部4の交換、洗浄、又は点検を行う
場合には栓部3と一体となつた検出端本体を図4
に示す位置まで軸方向に摺動し、この状態にて接
液部4の点検洗浄を行つたり、検出端本体と栓部
を切り離すことにより接液部の交換又は検出端本
体の交換を行うことが出来る。上記の課程で統一
液もれ量は、接液部周囲の保護管に囲された部分
の極めて少量に押さえることが出来る。
以上、チユーブ法に撥液性を有する多孔質チユ
ーブを使用した液中の気化性成分濃度の測定装置
の検出端について説明したが、もちろん他の測定
装置の検出端例えば、PH電極、DO溶存酸素電
極、各種イオン電極、温度検出端、圧力検出端等
あらゆる検出端に応用できる。
検出端本体、栓部及び保護管の材質は金属、ガ
ラス合成樹脂が使用できる。その内、強度、加工
のしやすさ、耐薬品性の点からステンレスが好適
である。シール手段の材質は合成ゴムの中から測
定対象の液とプロセスの条件に適応する物質を選
ぶと良い。
上記のごとく本考案による構造の検出端を使用
することにより、極めて簡単な構造によつて対象
を溶液としたさまざまの測定装置の検出端に対し
て、溶液の満たされた容器に一旦設置された後に
でも極く少量の液もれだけで自由に点検交換を可
能ならしめ、その結果連続測定中の検出端の異常
や、検出端の本来の寿命以上の連続測定の要求に
対して充分対応出来ることとなつた。
【図面の簡単な説明】
図1,2,3,4は夫々本考案による検出端構
造を示す説明用側面図である。図1は栓部と一体
となつた検出端本体を示す側面図、図2は被測定
液容器に設けられた保護管を示す側面図。図3は
正常な測定状態における検出端本体、栓部、保護
管の相対位置を示す説明用側面図、図4は接液部
検出端の交換・点検時における検出端本体、栓
部、保護管の相対位置を示す説明用側面図であ
る。 1……本体支持部、2……先端支持部、3……
栓部、4……接液検出端部、5,6……シール
部、7……キヤリアガス送気管、8……キヤリア
ガス排気管、9……保護管、10……検出用開口
部、11……液体測定容器の壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シール手段を有する本体支持部と、栓部3と
    軸方向に着脱可能に接続することのできる先端
    支持部2と、シール手段を有する栓部と、接液
    検出部4からなる検出端本体、及び完全筒状部
    の長さBが前記両シール手段5,6により区画
    される部分Aよりも長く、且つ前記両シール手
    段により区画される部分Aよりも短い検出用開
    口部Cを有し、内部に前記検出端本体を収容す
    る保護管9とから構成され、前記検出端のシー
    ル部が前記保護管の内面と密接することにより
    液をシールし、且つ検出端が軸方向に摺動可能
    であることを特徴とする検出端構造。 (2) 接液検出部が、チユーブ法に撥液性多孔質チ
    ユーブを使用した液中の気化性成分濃度測定装
    置の検出端の接液検出部である実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の検出端構造。 (3) シール手段がOリングを用いたシール手段で
    ある実用新案登録請求の範囲第1項記載の検出
    端構造。
JP3479781U 1981-03-11 1981-03-11 Expired JPS6231871Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3479781U JPS6231871Y2 (ja) 1981-03-11 1981-03-11
US06/357,324 US4468948A (en) 1981-03-11 1982-03-11 Method and apparatus for measuring the concentration of a gaseous or volatile substance in a liquid

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JP3479781U JPS6231871Y2 (ja) 1981-03-11 1981-03-11

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JPS57147746U JPS57147746U (ja) 1982-09-17
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JPS6076224U (ja) * 1983-10-28 1985-05-28 ヤマハ株式会社 水位・水温検知装置

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JPS57147746U (ja) 1982-09-17

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