JPS6231843Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6231843Y2 JPS6231843Y2 JP421481U JP421481U JPS6231843Y2 JP S6231843 Y2 JPS6231843 Y2 JP S6231843Y2 JP 421481 U JP421481 U JP 421481U JP 421481 U JP421481 U JP 421481U JP S6231843 Y2 JPS6231843 Y2 JP S6231843Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knob
- fine movement
- vertical axis
- fine adjustment
- horizontal
- Prior art date
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- Expired
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、トランシツトの水平分度用微動つま
みに関する。
みに関する。
鉛直軸を中心にして視準望遠鏡の托架部と水平
分度盤とがそれぞれ独立して回転可能な従来の複
軸式トランシツトは、第1図に示すように、水平
分度盤に対して托架部12を鉛直軸を中心にして
微動回転させる第1微動つまみ14とこれらを緊
定する第1緊定つまみ16、及び基盤部18に対
し一体化された水平分度盤と托架部12とを鉛直
軸を中心に微動回転させる第2微動つまみ20と
これらを緊定する第2緊定つまみ22とを有し、
これらのつまみはすべて托架部12の下部附近に
相互に近接して設けられている。複軸式トランシ
ツトによる測量手順は次の通りである。
分度盤とがそれぞれ独立して回転可能な従来の複
軸式トランシツトは、第1図に示すように、水平
分度盤に対して托架部12を鉛直軸を中心にして
微動回転させる第1微動つまみ14とこれらを緊
定する第1緊定つまみ16、及び基盤部18に対
し一体化された水平分度盤と托架部12とを鉛直
軸を中心に微動回転させる第2微動つまみ20と
これらを緊定する第2緊定つまみ22とを有し、
これらのつまみはすべて托架部12の下部附近に
相互に近接して設けられている。複軸式トランシ
ツトによる測量手順は次の通りである。
(1) 第1緊定つまみ16と第2緊定つまみ22と
をゆるめ、水平分度盤回転ハンドル15を指で
廻して、概略的に所定角度に設定する。
をゆるめ、水平分度盤回転ハンドル15を指で
廻して、概略的に所定角度に設定する。
(2) 第1緊定つまみを緊定状態にして、第1微動
つまみで水平分度盤を正確に所定角度に設定す
る。
つまみで水平分度盤を正確に所定角度に設定す
る。
(3) 第2緊定つまみをゆるめたままで、第1目標
地点を視準望遠鏡10で概略的に視準する。こ
の時托架部12と水平分度目盛盤とは一体的に
回転する。
地点を視準望遠鏡10で概略的に視準する。こ
の時托架部12と水平分度目盛盤とは一体的に
回転する。
(4) 第2緊定つまみを緊定状態にして、第1微動
つまみを廻して視準望遠鏡で第1目標地点を厳
密に視準する。ここで第1目標地点の角度とし
て水平分度盤の角度を読取る。
つまみを廻して視準望遠鏡で第1目標地点を厳
密に視準する。ここで第1目標地点の角度とし
て水平分度盤の角度を読取る。
(5) 第1緊定つまみをゆるめ、第2目標地点を概
略的に視準する。
略的に視準する。
(6) 第1緊定つまみを緊定状態にして、第1微動
つまみで第2目標地点を正確に視準する。ここ
で第2目標地点の角度として水平分度盤の角度
を読取る。
つまみで第2目標地点を正確に視準する。ここ
で第2目標地点の角度として水平分度盤の角度
を読取る。
(4)、(5)、(6)の手順は他の目標地点について順次
繰返されてなされるが、第1回の手順(4)以後第2
微動つまみを動かしてはならない。もし第2微動
つまみを動かすと基準となる水平分度盤が動いて
しまうから、手順(1)からやり直さなければならな
い。ところで従来第1微動つまみ及び第2微動つ
まみとは構造上、意匠上、操作上等の理由から同
一形状近接して配置されており、上記(4)、(5)、(6)
の手順中、特に視準望遠鏡によつて視準時に誤つ
て第2微動つまみを廻したり、指で触れたりして
水平分度盤を動かしてしまう不具合があつた。こ
れを解決するために、従来両つまみの形状を異な
らせることが知られているが、視準中には該つま
みを見ることができないから、該つまみに指を触
れなければどちらのつまみであるか判断できず、
問題はほとんど解決されていない。
繰返されてなされるが、第1回の手順(4)以後第2
微動つまみを動かしてはならない。もし第2微動
つまみを動かすと基準となる水平分度盤が動いて
しまうから、手順(1)からやり直さなければならな
い。ところで従来第1微動つまみ及び第2微動つ
まみとは構造上、意匠上、操作上等の理由から同
一形状近接して配置されており、上記(4)、(5)、(6)
の手順中、特に視準望遠鏡によつて視準時に誤つ
て第2微動つまみを廻したり、指で触れたりして
水平分度盤を動かしてしまう不具合があつた。こ
れを解決するために、従来両つまみの形状を異な
らせることが知られているが、視準中には該つま
みを見ることができないから、該つまみに指を触
れなければどちらのつまみであるか判断できず、
問題はほとんど解決されていない。
本考案は上記問題を解消することを目的とする
ものであつて、その構成上の特徴は、視準望遠鏡
を水平分度盤に対して鉛直軸を中心にして微動回
転させる第1微動つまみと、一体化された水平分
度目盛と視準望遠鏡とを基盤部に対して鉛直軸を
中心にして微動回転させる第2微動つまみとを有
する複式鉛直軸のトランシツトにおいて、上記第
2微動つまみにその回転軸線方向に摺動可能なつ
まみカバーを設け、該つまみカバーが常にバネ部
材によつて付勢されて第2微動つまみを被う位置
に配置されていることである。従つて本考案によ
れば、誤つて第2微動つまみに指が触れても、あ
るいは誤つて第2微動つまみを廻しても、つまみ
カバーだけが動き、あるいは回転運動するだけで
あり、水平分度盤には何の影響も及ぼさない効果
を有する。もちろん第1微動つまみと、第2微動
つまみのカバーとを異なる形状や異なる着色にす
れば、さらに使用しやすいものとなる。
ものであつて、その構成上の特徴は、視準望遠鏡
を水平分度盤に対して鉛直軸を中心にして微動回
転させる第1微動つまみと、一体化された水平分
度目盛と視準望遠鏡とを基盤部に対して鉛直軸を
中心にして微動回転させる第2微動つまみとを有
する複式鉛直軸のトランシツトにおいて、上記第
2微動つまみにその回転軸線方向に摺動可能なつ
まみカバーを設け、該つまみカバーが常にバネ部
材によつて付勢されて第2微動つまみを被う位置
に配置されていることである。従つて本考案によ
れば、誤つて第2微動つまみに指が触れても、あ
るいは誤つて第2微動つまみを廻しても、つまみ
カバーだけが動き、あるいは回転運動するだけで
あり、水平分度盤には何の影響も及ぼさない効果
を有する。もちろん第1微動つまみと、第2微動
つまみのカバーとを異なる形状や異なる着色にす
れば、さらに使用しやすいものとなる。
以下本考案の実施例を図面について説明する。
第2図において、第2微動つまみの回転軸30の
先端には、首部32及びつまみ部34がある。つ
まみカバー36は、つまみ部34上まで延びた筒
部36を有し、首部32上を、その軸線方向に摺
動可能に首部32に嵌合している。そしてバネ3
8がつまみカバー36を右方向に付勢してつまみ
カバー36は回転軸30の径大部40に圧接され
ている。従つてつまみカバー36は回転軸30を
中心に自由に回転することができる。また第2微
動つまみの回転は、第3図に示すように、バネ3
8の力に抗してつまみカバー36を左方向に移動
してつまみ部34を露出させて行う。他の実施例
は、第4図に示すように、回転軸30の奥側径大
部50とつまみカバー36の底部外側52との間
板バネをコイル状に巻いた圧縮バネ54が嵌装さ
れていて、つまみカバー36が径大部40に圧接
されている。
第2図において、第2微動つまみの回転軸30の
先端には、首部32及びつまみ部34がある。つ
まみカバー36は、つまみ部34上まで延びた筒
部36を有し、首部32上を、その軸線方向に摺
動可能に首部32に嵌合している。そしてバネ3
8がつまみカバー36を右方向に付勢してつまみ
カバー36は回転軸30の径大部40に圧接され
ている。従つてつまみカバー36は回転軸30を
中心に自由に回転することができる。また第2微
動つまみの回転は、第3図に示すように、バネ3
8の力に抗してつまみカバー36を左方向に移動
してつまみ部34を露出させて行う。他の実施例
は、第4図に示すように、回転軸30の奥側径大
部50とつまみカバー36の底部外側52との間
板バネをコイル状に巻いた圧縮バネ54が嵌装さ
れていて、つまみカバー36が径大部40に圧接
されている。
このように本考案はトランシツトの微動装置と
して極めてすぐれた効果を発揮するものである。
して極めてすぐれた効果を発揮するものである。
第1図は複式鉛直軸のトランシツトの正面図、
第2図は本考案の実施例の断面図、第3図は第2
図の実施例の回転軸を回転している状態の断面
図、第4図は他の実施例の断面図である。 10……視準望遠鏡、12……托架部、14…
…第1微動つまみ、16……第1緊定つまみ、1
8……基盤部、20……第2微動つまみ、22…
…第2緊定つまみ、30……回転軸、32……首
部、34……つまみ部、36……筒部、38……
バネ、40……径大部。
第2図は本考案の実施例の断面図、第3図は第2
図の実施例の回転軸を回転している状態の断面
図、第4図は他の実施例の断面図である。 10……視準望遠鏡、12……托架部、14…
…第1微動つまみ、16……第1緊定つまみ、1
8……基盤部、20……第2微動つまみ、22…
…第2緊定つまみ、30……回転軸、32……首
部、34……つまみ部、36……筒部、38……
バネ、40……径大部。
Claims (1)
- 視準望遠鏡を水平分度盤に対して鉛直軸を中心
にして微動回転させる第1微動つまみと、一体化
された水平分度目盛と視準望遠鏡とを基盤部に対
して鉛直軸を中心にして微動回転させる第2微動
つまみとを有する複式鉛直軸のトランシツトにお
いて、上記第2微動つまみにその回転軸線方向に
摺動可能なつまみカバーを設け、該つまみカバー
が常にバネ部材によつて付勢されて第2微動つま
みを被う位置に配置されていることを特徴とする
トランシツトの微動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP421481U JPS6231843Y2 (ja) | 1981-01-16 | 1981-01-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP421481U JPS6231843Y2 (ja) | 1981-01-16 | 1981-01-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57118310U JPS57118310U (ja) | 1982-07-22 |
JPS6231843Y2 true JPS6231843Y2 (ja) | 1987-08-15 |
Family
ID=29802645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP421481U Expired JPS6231843Y2 (ja) | 1981-01-16 | 1981-01-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6231843Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0217356Y2 (ja) * | 1981-05-27 | 1990-05-15 |
-
1981
- 1981-01-16 JP JP421481U patent/JPS6231843Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57118310U (ja) | 1982-07-22 |
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