JPS6231810Y2 - - Google Patents
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- JPS6231810Y2 JPS6231810Y2 JP6683082U JP6683082U JPS6231810Y2 JP S6231810 Y2 JPS6231810 Y2 JP S6231810Y2 JP 6683082 U JP6683082 U JP 6683082U JP 6683082 U JP6683082 U JP 6683082U JP S6231810 Y2 JPS6231810 Y2 JP S6231810Y2
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- storage tank
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- heat exchanger
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Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は給湯装置の特に貯湯槽の改良された構
造に関する。
造に関する。
(従来の技術)
従来の貯湯方式給湯装置は密閉型の貯湯槽を備
えた構造であつて、実開昭56−144978号公報など
によつて提案されているように周知である。
えた構造であつて、実開昭56−144978号公報など
によつて提案されているように周知である。
従来のこの種装置は第4図に示しているよう
に、貯湯タンク1′の内底部にヒートポンプ式冷
凍装置の凝縮器として作用する熱交換器5′を配
設し、底部に給水管37、頂部に温水取出し管7
を夫々接続してなる構造であつて、貯湯タンク
1′は水密の圧力容器に形成している。
に、貯湯タンク1′の内底部にヒートポンプ式冷
凍装置の凝縮器として作用する熱交換器5′を配
設し、底部に給水管37、頂部に温水取出し管7
を夫々接続してなる構造であつて、貯湯タンク
1′は水密の圧力容器に形成している。
(考案が解決しようとする問題点)
従つて前記熱交換器5′に接続する送り管18
と戻し管19とをタンク外に引出す部分は確実に
シールしなければならなく、一般には貯湯タンク
1″の側壁を貫通させて前記両管18,19を引
出させているので、この配管貫通部の水密処理が
厄介な作業であり、しかもこの両管18,19が
熱交換器5′に接続された状態で層側壁に貫通さ
せるためには貫通穴を相当大きくあけておくか、
前記両管18,19の引出し代をできるだけ少な
くするかなど種々の工夫を凝らさねばならなかつ
た。
と戻し管19とをタンク外に引出す部分は確実に
シールしなければならなく、一般には貯湯タンク
1″の側壁を貫通させて前記両管18,19を引
出させているので、この配管貫通部の水密処理が
厄介な作業であり、しかもこの両管18,19が
熱交換器5′に接続された状態で層側壁に貫通さ
せるためには貫通穴を相当大きくあけておくか、
前記両管18,19の引出し代をできるだけ少な
くするかなど種々の工夫を凝らさねばならなかつ
た。
あるいは、図示しないがタンク側壁に内外両方
に接続口を有する接続具を貫通して設けて熱交換
器5′とこの接続具との接続を行つたり、また、
タンク側壁に前記熱交換器5′を出し入れできる
だけの大きい窓を設けて、この窓を水密的に封蓋
し得る蓋と熱交換器5′とを設けた接続具を介し
て連結し、前記窓から熱交換器5′を挿入し蓋に
よつて窓を水密的に塞ぐことにより組立てを行う
ようにしたものも見受けられるが、それ等は側壁
を貫通する特殊構造の接続具を必要として、か
つ、組立てが複雑となる欠点があつた。
に接続口を有する接続具を貫通して設けて熱交換
器5′とこの接続具との接続を行つたり、また、
タンク側壁に前記熱交換器5′を出し入れできる
だけの大きい窓を設けて、この窓を水密的に封蓋
し得る蓋と熱交換器5′とを設けた接続具を介し
て連結し、前記窓から熱交換器5′を挿入し蓋に
よつて窓を水密的に塞ぐことにより組立てを行う
ようにしたものも見受けられるが、それ等は側壁
を貫通する特殊構造の接続具を必要として、か
つ、組立てが複雑となる欠点があつた。
このように密閉型の貯湯タンクでは圧力容器に
形成するために加工上の難点があるところから貯
湯タンクを開放型にすることが当然考慮される
が、従来の開放型は加熱用の熱交換器を貯湯タン
クに別置してそれ等の間に水を循環させる構造で
あつたから、貯湯タンクは圧力容器にする必要が
ないので加工が簡単にはなるものの、水用配管が
貯湯タンク側壁を貫通する点は前述の密閉型と同
様であつて配管貫通部のシールの問題は依然とし
て省くことはできなく、組み立て上の複雑さは解
消されるには至らなかつた。
形成するために加工上の難点があるところから貯
湯タンクを開放型にすることが当然考慮される
が、従来の開放型は加熱用の熱交換器を貯湯タン
クに別置してそれ等の間に水を循環させる構造で
あつたから、貯湯タンクは圧力容器にする必要が
ないので加工が簡単にはなるものの、水用配管が
貯湯タンク側壁を貫通する点は前述の密閉型と同
様であつて配管貫通部のシールの問題は依然とし
て省くことはできなく、組み立て上の複雑さは解
消されるには至らなかつた。
かかる実状に着目して本考案は従来装置が有す
る欠点を解消し得る給湯装置を提供しようとして
成されたものであつて、貯湯タンクにおけるタン
ク壁部のシール処理は最低減必要なものにとどめ
て、しかも貯湯タンク内に収設した熱交換器の出
し入れが容易となると共に、連絡用熱媒配管のタ
ンクにおける引出し個所の簡易構造化及び保温性
能の向上化をはからせることによつて開放型の給
湯装置の汎用を推進せしめようとする点を考案の
目的とする。
る欠点を解消し得る給湯装置を提供しようとして
成されたものであつて、貯湯タンクにおけるタン
ク壁部のシール処理は最低減必要なものにとどめ
て、しかも貯湯タンク内に収設した熱交換器の出
し入れが容易となると共に、連絡用熱媒配管のタ
ンクにおける引出し個所の簡易構造化及び保温性
能の向上化をはからせることによつて開放型の給
湯装置の汎用を推進せしめようとする点を考案の
目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上述する目的を達成し得る給湯装置と
して、実施例を示す図面によつて明らかな如く、
貯湯タンク1と、この貯湯タンク1の内底部に収
設された加熱用の熱交換器5と、前記貯湯タンク
1の頂部中央に設けられ、前記熱交換器5の出し
入れ可能な大きさの開口27と、この開口27を
掩わせる板状の上蓋3とを備え、前記熱交換器5
から延設した送り管18及び戻し管19の2本の
熱媒配管を、貯湯タンク1の開口27近傍まで立
上げた立上り部28と、さらに屈曲部29を介し
て貯湯タンク1外方に向かつて水平に延び、前記
上蓋3と貯湯タンク1の開口27周縁の周縁部2
Aとの間を貫通する水平部30と、この水平部3
0から延設され、熱源機器Rと接続するための連
絡部31とにより構成すると共に、前記冷媒配管
の水平部30下方に位置する前記周縁部2Aを下
方にへこませて該水平部30が貫通し得る大きさ
の凹部24を設ける一方、前記熱媒配管の屈曲部
29が通過する部分を除き前記開口27に対面す
る上蓋3を貯湯タンク1内方にへこませて膨出部
32を形成し、さらに貯湯タンク1の側壁2Bを
断熱材4で囲繞すると共に、前記膨出部32を含
む上蓋3の上面に断熱材4を添設する一方、前記
凹部24内における前記熱媒配管の水平部30周
囲の間隙断熱材25を充填したことを特徴とす
る。
して、実施例を示す図面によつて明らかな如く、
貯湯タンク1と、この貯湯タンク1の内底部に収
設された加熱用の熱交換器5と、前記貯湯タンク
1の頂部中央に設けられ、前記熱交換器5の出し
入れ可能な大きさの開口27と、この開口27を
掩わせる板状の上蓋3とを備え、前記熱交換器5
から延設した送り管18及び戻し管19の2本の
熱媒配管を、貯湯タンク1の開口27近傍まで立
上げた立上り部28と、さらに屈曲部29を介し
て貯湯タンク1外方に向かつて水平に延び、前記
上蓋3と貯湯タンク1の開口27周縁の周縁部2
Aとの間を貫通する水平部30と、この水平部3
0から延設され、熱源機器Rと接続するための連
絡部31とにより構成すると共に、前記冷媒配管
の水平部30下方に位置する前記周縁部2Aを下
方にへこませて該水平部30が貫通し得る大きさ
の凹部24を設ける一方、前記熱媒配管の屈曲部
29が通過する部分を除き前記開口27に対面す
る上蓋3を貯湯タンク1内方にへこませて膨出部
32を形成し、さらに貯湯タンク1の側壁2Bを
断熱材4で囲繞すると共に、前記膨出部32を含
む上蓋3の上面に断熱材4を添設する一方、前記
凹部24内における前記熱媒配管の水平部30周
囲の間隙断熱材25を充填したことを特徴とす
る。
(作 用)
本考案は特に上蓋3を取り除いて、さらに熱媒
配管における連絡部31でタンク側と熱源機器側
との切り離しを行うことによつて熱交換器5を熱
媒配管と共に貯湯タンク1から簡単に出し入れで
きる。
配管における連絡部31でタンク側と熱源機器側
との切り離しを行うことによつて熱交換器5を熱
媒配管と共に貯湯タンク1から簡単に出し入れで
きる。
また、上蓋3と貯湯タンク1の周縁部2Aとの
係合部分の断熱材の厚さを十分確保し得るので開
放型であるにもかかわらず保温性能がすぐれてい
る。
係合部分の断熱材の厚さを十分確保し得るので開
放型であるにもかかわらず保温性能がすぐれてい
る。
(実施例)
以下、本考案の1例を添付図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図において、1は貯湯タンクであり、頂部
中央に後述する熱交換器5の出し入れが可能な大
きさの開口27を有していると共に側壁を断熱材
4で囲繞し開放型の保温容器に構成している。
中央に後述する熱交換器5の出し入れが可能な大
きさの開口27を有していると共に側壁を断熱材
4で囲繞し開放型の保温容器に構成している。
この貯湯タンク1の内底部には加熱用の熱交換
器5を横置きに配設せしめて適宜固定しており、
タンク内貯溜水を下層から加熱するようにしてい
て、図示例は熱交換器5として熱源機器例えばヒ
ートポンプ冷凍装置Rと連絡した凝縮器を用いて
いる。
器5を横置きに配設せしめて適宜固定しており、
タンク内貯溜水を下層から加熱するようにしてい
て、図示例は熱交換器5として熱源機器例えばヒ
ートポンプ冷凍装置Rと連絡した凝縮器を用いて
いる。
なお、熱交換器5には、上述例のほか、蒸気用
熱交換器、温水熱交換器も利用することが可能で
ある。
熱交換器、温水熱交換器も利用することが可能で
ある。
3は前記開口27を掩うための上蓋であつて、
この上蓋3は、前記熱交換器5に接続される熱媒
配管の送り管18と戻し管19とを貯湯タンク1
の頂部において通過させる所定個所を除き、前記
開口27に対面する部分を貯湯タンク1内方にへ
こませて膨出部32に形成させていていると共
に、上面に断熱材4を適当な厚さで添設せしめて
いる。
この上蓋3は、前記熱交換器5に接続される熱媒
配管の送り管18と戻し管19とを貯湯タンク1
の頂部において通過させる所定個所を除き、前記
開口27に対面する部分を貯湯タンク1内方にへ
こませて膨出部32に形成させていていると共
に、上面に断熱材4を適当な厚さで添設せしめて
いる。
6は貯湯タンク1の側壁2B上部に設けたボー
ルタツプと称する自動給水弁であり、貯湯タンク
1内の所定液面よりも上方位置で開口し、水の補
給を必要とする際に開口部から下方の所定液面に
向かつて放水するようになつている。
ルタツプと称する自動給水弁であり、貯湯タンク
1内の所定液面よりも上方位置で開口し、水の補
給を必要とする際に開口部から下方の所定液面に
向かつて放水するようになつている。
上記貯湯タンク1は温水取出し管7を前記液面
よりも僅かに下がつた位置の側壁2Bから引き出
させており、また、オーバーフロー管8を側壁2
Bの適宜個所から引き出すと共に、排水管9を底
壁から引き出している。
よりも僅かに下がつた位置の側壁2Bから引き出
させており、また、オーバーフロー管8を側壁2
Bの適宜個所から引き出すと共に、排水管9を底
壁から引き出している。
なお、温水取出し管7は断熱材4の層内を立ち
下げた後、ポンプ11、逆止弁12およびアキユ
ムレータ13を直列に介して貯湯タンク1に囲ま
せた外板の外に引き出させ、給湯管14を接続せ
しめている。一方、ヒートポンプ冷凍装置Rは、
圧縮機15、膨張弁16および熱源側熱交換器1
7を備えており、2本の配管すなわち送り管1
8、戻し管19を介し、前記熱交換器5に接続し
て、該熱交換器5を凝縮器、熱源側熱交換器17
を蒸発器として夫々作用せしめる冷凍サイクルが
形成される。
下げた後、ポンプ11、逆止弁12およびアキユ
ムレータ13を直列に介して貯湯タンク1に囲ま
せた外板の外に引き出させ、給湯管14を接続せ
しめている。一方、ヒートポンプ冷凍装置Rは、
圧縮機15、膨張弁16および熱源側熱交換器1
7を備えており、2本の配管すなわち送り管1
8、戻し管19を介し、前記熱交換器5に接続し
て、該熱交換器5を凝縮器、熱源側熱交換器17
を蒸発器として夫々作用せしめる冷凍サイクルが
形成される。
叙上の構造になる給湯装置において、前記貯湯
タンク1内には、給水装置10が設けられてお
り、ボールタツプ6から放出される補給水をタン
ク底部に導き得るようになしている。
タンク1内には、給水装置10が設けられてお
り、ボールタツプ6から放出される補給水をタン
ク底部に導き得るようになしている。
この給水通路10は貯湯タンク1内を上下に延
びる独立した通路に形成してなるものであつて、
上・下両端を開口し、上端部は前記所定液面から
放出される補給水を受け入れることが可能な位置
に設ける一方、下端部を内底部に臨ませて設けて
おり、図示例はボリエチレン樹脂の直径100mm管
を使用し槽内に垂設し適宜固定せしめている。前
記貯湯タンク1は送り管18と戻し管19とが開
口27を立上がつた後、水平に延びてタンク外に
引出される部分の開口27の周りの周縁部25を
下方にへこませて凹部24を形成して、この凹部
24を利用して前記両管18,19を通過させる
ようにしている。
びる独立した通路に形成してなるものであつて、
上・下両端を開口し、上端部は前記所定液面から
放出される補給水を受け入れることが可能な位置
に設ける一方、下端部を内底部に臨ませて設けて
おり、図示例はボリエチレン樹脂の直径100mm管
を使用し槽内に垂設し適宜固定せしめている。前
記貯湯タンク1は送り管18と戻し管19とが開
口27を立上がつた後、水平に延びてタンク外に
引出される部分の開口27の周りの周縁部25を
下方にへこませて凹部24を形成して、この凹部
24を利用して前記両管18,19を通過させる
ようにしている。
上記凹部24は前記両管18,19を引き揃え
あるいは個別に横断するに十分な断面形状を有す
ればよく、図示例は2本の前記管18,19を引
き揃えた状態でその周りに断熱材25を充填して
なる横断部分を収容するに十分な断面形状を有せ
しめており、上蓋3を掩塞した際に、周縁部2A
と上蓋3との間に所定空間を形成し得るようにな
つている。
あるいは個別に横断するに十分な断面形状を有す
ればよく、図示例は2本の前記管18,19を引
き揃えた状態でその周りに断熱材25を充填して
なる横断部分を収容するに十分な断面形状を有せ
しめており、上蓋3を掩塞した際に、周縁部2A
と上蓋3との間に所定空間を形成し得るようにな
つている。
一方、熱交換器5に接続した送り管18と戻し
管19とは貯湯タンク1内で開口27近傍まで立
上げた立上り部28と、この立上り部28の上端
で直角に折り曲げた屈曲部29と、この屈曲部2
9に連なつて貯湯タンク1外方に向かつて前記凹
部24を通過する水平部30と、水平部30から
延設されてヒートポンプ冷凍装置Rに接続するた
めの連絡部31とにより形成していて、引出した
直後の水平部30にフレヤナツトの如き継手を
夫々取付けることにより配管接続部26を設けて
いる。
管19とは貯湯タンク1内で開口27近傍まで立
上げた立上り部28と、この立上り部28の上端
で直角に折り曲げた屈曲部29と、この屈曲部2
9に連なつて貯湯タンク1外方に向かつて前記凹
部24を通過する水平部30と、水平部30から
延設されてヒートポンプ冷凍装置Rに接続するた
めの連絡部31とにより形成していて、引出した
直後の水平部30にフレヤナツトの如き継手を
夫々取付けることにより配管接続部26を設けて
いる。
なお、図示例は貯湯タンク1外の前記凹部24
近辺に設けられた配管接続部26と熱交換器5の
間には前記両配管18,19の他に継手を一切有
しない構造となつている。
近辺に設けられた配管接続部26と熱交換器5の
間には前記両配管18,19の他に継手を一切有
しない構造となつている。
上記給湯装置は冷凍装置Rを運転することによ
り、熱交換器5において高圧冷媒ガスとタンク内
貯溜水との間で凝縮熱の熱交換が成され、熱交換
器5の周りの水は漸次温度上昇する。
り、熱交換器5において高圧冷媒ガスとタンク内
貯溜水との間で凝縮熱の熱交換が成され、熱交換
器5の周りの水は漸次温度上昇する。
そして貯溜水は対流により全層が均一に温度上
昇して最終には65〜70℃の湯がタンク内に貯溜さ
れ、図示しない水温検知器の指令によつて湯温を
一定に保持するための前記冷凍装置Rの自動発停
制御が行われる。
昇して最終には65〜70℃の湯がタンク内に貯溜さ
れ、図示しない水温検知器の指令によつて湯温を
一定に保持するための前記冷凍装置Rの自動発停
制御が行われる。
所定高温度の湯が貯溜された状態で、需要個所
の手元栓を開くと、フロースイツチ20の作動に
よりポンプ11が駆動し、貯湯タンク1内の所定
液面近くに存する高温湯を温水取出し管7を経て
給湯管14に送り出し給湯が成される。
の手元栓を開くと、フロースイツチ20の作動に
よりポンプ11が駆動し、貯湯タンク1内の所定
液面近くに存する高温湯を温水取出し管7を経て
給湯管14に送り出し給湯が成される。
このときの給湯量に等しい量の補給水がボール
タツプ6から放水されるが、該補給水は給水通路
10により内底部の熱交換器5近くに導かれるた
め温水取出し管7からは槽内に存する高温水が連
続かつ安定して取り出すことができる。
タツプ6から放水されるが、該補給水は給水通路
10により内底部の熱交換器5近くに導かれるた
め温水取出し管7からは槽内に存する高温水が連
続かつ安定して取り出すことができる。
(考案の効果)
本考案は以上述べた実施例にもとづく説明によ
つても明らかな如く、給湯装置における貯湯タン
ク1を大気開放型に形成して、加熱用の熱交換器
5に接続した送り管18および戻し管19を貯湯
タンク1内で立上げた後、貯湯タンク1の開口2
7周縁の周縁部2Aにおいて上蓋3と重合する部
分の一部に形成した凹部24を演断させてタンク
外に引き出したから、熱交換器5に熱媒体を循環
するための配管は貯湯タンク1の壁を一切貫通し
なく、従つて水密保持のシールは不用となり加工
処理の簡素化がはかれる。
つても明らかな如く、給湯装置における貯湯タン
ク1を大気開放型に形成して、加熱用の熱交換器
5に接続した送り管18および戻し管19を貯湯
タンク1内で立上げた後、貯湯タンク1の開口2
7周縁の周縁部2Aにおいて上蓋3と重合する部
分の一部に形成した凹部24を演断させてタンク
外に引き出したから、熱交換器5に熱媒体を循環
するための配管は貯湯タンク1の壁を一切貫通し
なく、従つて水密保持のシールは不用となり加工
処理の簡素化がはかれる。
しかも前記開口27を掩わせる上蓋3は、開口
27に対面する部分を貯湯タンク1内方にへこま
せて膨出部32に形成しているので開口27に対
する確実な嵌合を行わせることができて隙間を可
及的に小さくさせ保温効果を高め得るものであ
り、さらに膨出部32の上面側に添設した断熱材
4の層厚を大きくして断熱性能を向上し得るにも
かかわらず貯湯タンク1の頂部からの高さ方向寸
法を増大させることなくコンパクトな装置とする
ことができる。
27に対面する部分を貯湯タンク1内方にへこま
せて膨出部32に形成しているので開口27に対
する確実な嵌合を行わせることができて隙間を可
及的に小さくさせ保温効果を高め得るものであ
り、さらに膨出部32の上面側に添設した断熱材
4の層厚を大きくして断熱性能を向上し得るにも
かかわらず貯湯タンク1の頂部からの高さ方向寸
法を増大させることなくコンパクトな装置とする
ことができる。
また、前記両管18,19の水平部30が通過
する凹部24を貯湯タンク1の周縁部2A側に設
けているので、この部分に掩わせる上蓋3は平坦
面の形状を保持し得て、その上面に設けた断熱材
4を水平部30の保温のために全層有効に利用す
ることができる。
する凹部24を貯湯タンク1の周縁部2A側に設
けているので、この部分に掩わせる上蓋3は平坦
面の形状を保持し得て、その上面に設けた断熱材
4を水平部30の保温のために全層有効に利用す
ることができる。
さらに本考案は上蓋3を脱して熱交換器5およ
び該熱交換器5から連絡部31までの送り管1
8、戻し管19を一体で頂部の開口27より出し
入れできると共に、貯湯タンク1内での熱媒体配
管接続は全く行わなくてよいので、組み立てが簡
単でしかも確実な接続が行える利点がある。
び該熱交換器5から連絡部31までの送り管1
8、戻し管19を一体で頂部の開口27より出し
入れできると共に、貯湯タンク1内での熱媒体配
管接続は全く行わなくてよいので、組み立てが簡
単でしかも確実な接続が行える利点がある。
以上の如く本考案は開放型に形成したことによ
つて貯湯タンク1の軽量化および構造の簡略化が
はかられることと相俟つて装置コストの低減に寄
与するところ正に多大なものである。
つて貯湯タンク1の軽量化および構造の簡略化が
はかられることと相俟つて装置コストの低減に寄
与するところ正に多大なものである。
第1図は本考案装置の1例に係る略示構造図、
第2図は第1図におけるイ部の拡大図、第3図は
第2図におけるA−A矢視断面図、第4図は従来
の給湯装置の略示構造図である。 1……貯湯タンク、2A……周縁部、2B……
側壁、3……上蓋、4……断熱材、5……熱交換
器、18……送り管、19……戻し管、24……
凹部、25……断熱材、27……開口、28……
立上り部、29……屈曲部、30……水平部、3
1……連絡部、32……膨出部、R……熱源機
器。
第2図は第1図におけるイ部の拡大図、第3図は
第2図におけるA−A矢視断面図、第4図は従来
の給湯装置の略示構造図である。 1……貯湯タンク、2A……周縁部、2B……
側壁、3……上蓋、4……断熱材、5……熱交換
器、18……送り管、19……戻し管、24……
凹部、25……断熱材、27……開口、28……
立上り部、29……屈曲部、30……水平部、3
1……連絡部、32……膨出部、R……熱源機
器。
Claims (1)
- 貯湯タンク1と、この貯湯タンク1の内底部に
収設された加熱用の熱交換器5と、前記貯湯タン
ク1の頂部中央に設けられ、前記熱交換器5の出
し入れ可能な大きさの開口27と、この開口27
を掩わせる板状の上蓋3とを備え、前記熱交換器
5から延設した送り管18及び戻し管19の2本
の熱媒配管を、貯湯タンク1の開口27近傍まで
立上げた立上り部28と、さらに屈曲部29を介
して貯湯タンク1外方に向かつて水平に延び、前
記上蓋3と貯湯タンク1の開口27周縁の周縁部
2Aとの間を貫通する水平部30と、この水平部
30から延設され、熱源機器Rと接続するための
連絡部31とにより構成すると共に、前記冷媒配
管の水平部30下方に位置する前記周縁部2Aを
下方にへこませて該水平部30が貫通し得る大き
さの凹部24を設ける一方、前記熱媒配管の屈曲
部29が通過する部分を除き前記開口27に対面
する上蓋3を貯湯タンク1内方にへこませて膨出
部32を形成し、さらに貯湯タンク1の側壁2B
を断熱材4で囲繞すると共に、前記膨出部32を
含む上蓋3の上面に断熱材4を添設する一方、前
記凹部24内における前記熱媒配管の水平部30
周囲の間隙断熱材25を充填したことを特徴とす
る給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6683082U JPS58169369U (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6683082U JPS58169369U (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 給湯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58169369U JPS58169369U (ja) | 1983-11-11 |
JPS6231810Y2 true JPS6231810Y2 (ja) | 1987-08-14 |
Family
ID=30076679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6683082U Granted JPS58169369U (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58169369U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104344562A (zh) * | 2013-08-01 | 2015-02-11 | 大金工业株式会社 | 热水贮存单元及热水供给装置 |
-
1982
- 1982-05-07 JP JP6683082U patent/JPS58169369U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104344562A (zh) * | 2013-08-01 | 2015-02-11 | 大金工业株式会社 | 热水贮存单元及热水供给装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58169369U (ja) | 1983-11-11 |
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