JPS6231807A - 耐熱性耐湿性低損失光学繊維の製造法 - Google Patents
耐熱性耐湿性低損失光学繊維の製造法Info
- Publication number
- JPS6231807A JPS6231807A JP60170392A JP17039285A JPS6231807A JP S6231807 A JPS6231807 A JP S6231807A JP 60170392 A JP60170392 A JP 60170392A JP 17039285 A JP17039285 A JP 17039285A JP S6231807 A JPS6231807 A JP S6231807A
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- Japan
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- polymer
- core component
- optical fiber
- methacrylate
- component polymer
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- Pending
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、芯−さや構造からなる耐熱性耐湿性低損失光
学繊維の製造法に関する。
学繊維の製造法に関する。
光学繊維は、従来ガラス系材料を基本として製造され、
光信号伝送媒体として、機器間や機器内の計測制御用、
データ伝送用あるいは医療用、装飾用や画像伝送用とし
て広く利用されている。しかし、ガラス系材料を基材と
した光学繊維は、内径の細いNR柑にしないと可撓性に
乏しい欠点があり、又、断線しやすいこと、比重が大き
いこと、コネクターを含めて高価であることなどの理由
から、最近これをプラスチックで作る試みが種々提案さ
れている。
光信号伝送媒体として、機器間や機器内の計測制御用、
データ伝送用あるいは医療用、装飾用や画像伝送用とし
て広く利用されている。しかし、ガラス系材料を基材と
した光学繊維は、内径の細いNR柑にしないと可撓性に
乏しい欠点があり、又、断線しやすいこと、比重が大き
いこと、コネクターを含めて高価であることなどの理由
から、最近これをプラスチックで作る試みが種々提案さ
れている。
プラスチックを使用する場合の大きな特徴は軽鷺である
こと、内径の太い繊維でも強靭で可撓性に冨むこと、従
って、高開ロ度、大口径が可能であり、受発光累子との
結合が容易であることなど操作性にすぐれている点にあ
る。プラスチックでこのような光学繊維を製造する一般
的な方法は、屈折率が大きく、かつ、光の透過性が良好
なプラスチックを芯成分とし、これよりも屈折率が小さ
く、かつ、透明なプラスチックをさや成分とする芯−さ
や構造を有する繊維とするものである。この方法は、芯
−さや界面で光を反射させることにより、光を伝送する
ものであり、芯とさやを構成するプラスチックの屈折率
の差の大きいものほど光伝送性にすぐれている。
こと、内径の太い繊維でも強靭で可撓性に冨むこと、従
って、高開ロ度、大口径が可能であり、受発光累子との
結合が容易であることなど操作性にすぐれている点にあ
る。プラスチックでこのような光学繊維を製造する一般
的な方法は、屈折率が大きく、かつ、光の透過性が良好
なプラスチックを芯成分とし、これよりも屈折率が小さ
く、かつ、透明なプラスチックをさや成分とする芯−さ
や構造を有する繊維とするものである。この方法は、芯
−さや界面で光を反射させることにより、光を伝送する
ものであり、芯とさやを構成するプラスチックの屈折率
の差の大きいものほど光伝送性にすぐれている。
光通過性の高いプラスチックとしては無定形の材料が好
ましく、工業的にはポリメタクリル酸メチルや、ポリス
チレンが注目される材料である(例えば、特公昭48−
8978号公報、特公昭58−21660号公報)。
ましく、工業的にはポリメタクリル酸メチルや、ポリス
チレンが注目される材料である(例えば、特公昭48−
8978号公報、特公昭58−21660号公報)。
芯−さや構造よりなる光学繊維の製造方法としては2つ
の方法がある。1つは、芯−さや両成分を溶融状態のも
とで特殊ノズルによって配合しつつ吐出して芯−さも構
造を付与する方法であり、いわゆる複合紡糸方式といわ
れるものである。他の1つは、まず芯成分を所定の繊維
に賦形したのち、これに適当な溶剤にとかしたさや成分
を被覆したのち脱溶剤して光学繊維とするいわゆる塗布
方式である。
の方法がある。1つは、芯−さや両成分を溶融状態のも
とで特殊ノズルによって配合しつつ吐出して芯−さも構
造を付与する方法であり、いわゆる複合紡糸方式といわ
れるものである。他の1つは、まず芯成分を所定の繊維
に賦形したのち、これに適当な溶剤にとかしたさや成分
を被覆したのち脱溶剤して光学繊維とするいわゆる塗布
方式である。
光学繊維の製造に際しては、芯とさやとの屈折率の差を
大きくすることが基本的には重要であるが、さらに芯と
さやとの界面での接着状態や、光学繊維を形成する重合
体の物理的・機械的性質も重要な因子である。
大きくすることが基本的には重要であるが、さらに芯と
さやとの界面での接着状態や、光学繊維を形成する重合
体の物理的・機械的性質も重要な因子である。
この意味から、特公昭48−8978号公報で提案され
ているポリメタクリル酸メチル樹脂と、ある樵のフッ素
含有ポリメタクリレート樹脂との組合せからなる光学l
&Mは注目すべきものである。しかしながら同公報に示
されているような、ある種のフッ素含有ポリメタクリレ
ート樹脂をさや成分として、ポリメタクリル酸メチルを
芯成分とする光学繊維は耐熱性が不十分であり、用途に
制限があるという欠点を有する。
ているポリメタクリル酸メチル樹脂と、ある樵のフッ素
含有ポリメタクリレート樹脂との組合せからなる光学l
&Mは注目すべきものである。しかしながら同公報に示
されているような、ある種のフッ素含有ポリメタクリレ
ート樹脂をさや成分として、ポリメタクリル酸メチルを
芯成分とする光学繊維は耐熱性が不十分であり、用途に
制限があるという欠点を有する。
例えば、耐熱性に欠点があるため移動体、たとえば自動
車、船舶、航空機、列車またはロボットなどへ適用する
場合には用途や適用箇所に制限が生ずる。すなわち、ポ
リメタクリル酸メチル(ポリスチレンも同様であるが)
の使用可能な上限温度は約80℃であり、それ以上の温
度では熱収縮が大きくなったり、変形したり、ミクロ構
造上のゆらぎが生じて、光学繊維としての機能を果さな
くなるなどの欠点を有し、又、一旦80℃以上の温度条
件下で使用されると、常温にもどしても導光損失が大き
くなり、再び使用することが出来なくなり、狭い温度領
域でしか使用出来ない。それゆえ、耐熱性にすぐれた低
損失のプラスチック光学繊維の開発が望まれていた。
車、船舶、航空機、列車またはロボットなどへ適用する
場合には用途や適用箇所に制限が生ずる。すなわち、ポ
リメタクリル酸メチル(ポリスチレンも同様であるが)
の使用可能な上限温度は約80℃であり、それ以上の温
度では熱収縮が大きくなったり、変形したり、ミクロ構
造上のゆらぎが生じて、光学繊維としての機能を果さな
くなるなどの欠点を有し、又、一旦80℃以上の温度条
件下で使用されると、常温にもどしても導光損失が大き
くなり、再び使用することが出来なくなり、狭い温度領
域でしか使用出来ない。それゆえ、耐熱性にすぐれた低
損失のプラスチック光学繊維の開発が望まれていた。
ポリメタクリル酸メチルはポリオレフィンやポリスチレ
ンに比べて吸湿性がi(ASTM−D570に準じて測
定した100℃、100%相対温度における吸水率が2
・wt%以上である。
ンに比べて吸湿性がi(ASTM−D570に準じて測
定した100℃、100%相対温度における吸水率が2
・wt%以上である。
吸水率が1.8%を越えると吸湿による寸法変化、そり
、あるいは吸湿と乾燥の長期繰り返しサイクルによるク
ラックが発生する為、環境や使用分野によってはその使
用が制約される。吸湿性の改善が要望されていた。
、あるいは吸湿と乾燥の長期繰り返しサイクルによるク
ラックが発生する為、環境や使用分野によってはその使
用が制約される。吸湿性の改善が要望されていた。
本発明者らは、耐熱性にすぐれ、かつ、光伝速性にすぐ
れたプラスチック光学繊維の開発を検討し、先にエステ
ル部分に炭素数8以上の脂環式炭化水素基を有するメタ
クリル酸エステルからなる重合体を芯成分とし、該芯成
分よりも少なくとも8%小さい屈折率を有する透明樹脂
をさや成分とすることを特徴とする耐熱性にすぐれた光
学繊維を得ることに成功した(特開昭58−22180
8号公報)。
れたプラスチック光学繊維の開発を検討し、先にエステ
ル部分に炭素数8以上の脂環式炭化水素基を有するメタ
クリル酸エステルからなる重合体を芯成分とし、該芯成
分よりも少なくとも8%小さい屈折率を有する透明樹脂
をさや成分とすることを特徴とする耐熱性にすぐれた光
学繊維を得ることに成功した(特開昭58−22180
8号公報)。
該出願にかかる発明の光学繊維に使用する芯成分重合体
の場合、耐熱性については、満足すべきものであったが
、耐湿性や低導光損失性については−1なお検討の余地
が残されていた。
の場合、耐熱性については、満足すべきものであったが
、耐湿性や低導光損失性については−1なお検討の余地
が残されていた。
そこで、本発明者らは、ひきつづき耐熱性と耐個性にす
ぐれ、かつ低導光損失性で信頼性の高いプラスチック光
伝送繊維の開発を鋭意検討した結果、本発明に到達した
。
ぐれ、かつ低導光損失性で信頼性の高いプラスチック光
伝送繊維の開発を鋭意検討した結果、本発明に到達した
。
すなわち本発明は、エステル部分に炭素数8〜20個の
脂環式炭化水素基を有するメタクリル酸エステル8〜5
0重量%を含有するメタクリル酸メチルを主体とする重
合体^を芯成分重合体として、該芯成分重合体よりも少
なくとも8%小さい屈折量を有する透明重合体をさや成
分重合体とする芯−さや構造からなる光学繊維を芯成分
重合体の連続塊状重合工程および揮発物連続分離工程の
2工程からなる芯成分重合体の製造段階と、それに続く
光学繊維の製造工程で製造するに際し、芯成分重合体と
して、単量体、ラジカル重合開始剤、および連鎖移動剤
を少なくとも一つの反応槽に連続的に供給し、少なくと
もラジカル重合開始剤の供給される該反応槽の反応混合
物を90℃以上、200℃未満の温度において実質的に
均一に攪拌混合しながら重合し、該反応混合物の重合体
含有量を30重廠%以上、80重量%未満とし、次いで
揮発物連続分離工程を実質的に酸素不存在下、120℃
以上、260℃未満の条件下で制御し、揮発物を0.6
Mt敏%以下に低減した重合体^をえたのち、それに続
く光学繊維製造工程において、該重合体(A)を芯成分
重合体として用いて、190℃以上、250℃未満の温
度に制御し紡糸することを特徴とする耐熱性耐湿性低損
失光学HI紬の製造法を提供するものである。
脂環式炭化水素基を有するメタクリル酸エステル8〜5
0重量%を含有するメタクリル酸メチルを主体とする重
合体^を芯成分重合体として、該芯成分重合体よりも少
なくとも8%小さい屈折量を有する透明重合体をさや成
分重合体とする芯−さや構造からなる光学繊維を芯成分
重合体の連続塊状重合工程および揮発物連続分離工程の
2工程からなる芯成分重合体の製造段階と、それに続く
光学繊維の製造工程で製造するに際し、芯成分重合体と
して、単量体、ラジカル重合開始剤、および連鎖移動剤
を少なくとも一つの反応槽に連続的に供給し、少なくと
もラジカル重合開始剤の供給される該反応槽の反応混合
物を90℃以上、200℃未満の温度において実質的に
均一に攪拌混合しながら重合し、該反応混合物の重合体
含有量を30重廠%以上、80重量%未満とし、次いで
揮発物連続分離工程を実質的に酸素不存在下、120℃
以上、260℃未満の条件下で制御し、揮発物を0.6
Mt敏%以下に低減した重合体^をえたのち、それに続
く光学繊維製造工程において、該重合体(A)を芯成分
重合体として用いて、190℃以上、250℃未満の温
度に制御し紡糸することを特徴とする耐熱性耐湿性低損
失光学HI紬の製造法を提供するものである。
本発明の特徴は次の諸点に要約される。
l)芯成分重合体を連続塊状重合法によって、90℃以
上、200℃未満の温度で重合し、重合体含有量を30
重量%以上、80重愈%未満とし、次いで揮発物連続分
離工程を実質的に酸素の不存在下120℃以上、250
’C未満の条件で制御し、揮発物を0.6重量%以下に
低減した重合体(A)を得たのちそれに続く光学繊維製
造工程において、該重合体向を芯成分重合体として用い
て190℃以上250℃未満の温度に制御し紡糸するこ
とにより。
上、200℃未満の温度で重合し、重合体含有量を30
重量%以上、80重愈%未満とし、次いで揮発物連続分
離工程を実質的に酸素の不存在下120℃以上、250
’C未満の条件で制御し、揮発物を0.6重量%以下に
低減した重合体(A)を得たのちそれに続く光学繊維製
造工程において、該重合体向を芯成分重合体として用い
て190℃以上250℃未満の温度に制御し紡糸するこ
とにより。
耐熱性と耐湿性にすぐれ、かつ低導光損失性で信頼性を
大巾に向上できる。
大巾に向上できる。
2)さや成分と芯成分の密着性が良好となり、可撓性な
どの機械的強度にすぐれた透明なさや成分を安定的に形
成せしめうる。
どの機械的強度にすぐれた透明なさや成分を安定的に形
成せしめうる。
8)光学繊維の耐熱性および耐湿性が向上する。
本発明において芯成分に使用されるメタクリル酸メチル
を主体とする重合体としてはメタクリル酸メチルの繰り
返し単位を含むメタクリル酸メチルの共重合体であって
、エステル部分に炭素数8〜20個の脂環式炭化水素基
を有するメタクリル酸エステルを8〜5ozIIk%含
有する共重合体およびこれらとlof!:ffi%以下
のアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸2
−エチルヘキシルなどの共重合体が有用である。これら
の中で特にメタクリル酸メチル単位を70%以上含有す
る共重合体が高純度で極めて透明であり、かつ容易に入
手出来て好ましい芯成分である。
を主体とする重合体としてはメタクリル酸メチルの繰り
返し単位を含むメタクリル酸メチルの共重合体であって
、エステル部分に炭素数8〜20個の脂環式炭化水素基
を有するメタクリル酸エステルを8〜5ozIIk%含
有する共重合体およびこれらとlof!:ffi%以下
のアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸2
−エチルヘキシルなどの共重合体が有用である。これら
の中で特にメタクリル酸メチル単位を70%以上含有す
る共重合体が高純度で極めて透明であり、かつ容易に入
手出来て好ましい芯成分である。
該エステル部分に炭素数8〜20個の脂環式炭化水素基
を有するメタクリル酸エステルはメタクリル酸あるいは
より好ましくはその酸塩化物を、式ROHの脂環式炭化
水素・モノオールでエステル化することによってつくら
れる。
を有するメタクリル酸エステルはメタクリル酸あるいは
より好ましくはその酸塩化物を、式ROHの脂環式炭化
水素・モノオールでエステル化することによってつくら
れる。
脂環式炭化水素・モノオールとしてはl−7ダマンタノ
ール、2−アダマンタノール、8−メチル−1−アダマ
ンタノール、8.5−ジメチル−1−アダマンタノール
、8−エチルアダマンタノール、3−メチル−5−エチ
ル−1−アダマンタノール、8,5.8−トIJエテル
ー1−アダマンタノールおよび3,5−ジメチル−8−
エチル−1−アダマンタノール、オクタヒドロ−4,7
−メンツノインデン−5−オール、オクタヒドロ−4,
7−メンナノインデン−1−イルメタノール、p−メン
タノール8、p−メンタノール−2,8−ヒドロキシ−
2゜6.6−トリメチルービシクロ[8,1,1)へブ
タン、8,7.7−ドリメチルー4−ヒドロキシ−ビシ
クロ(4,1,0〕へブタン、ボルネオール、2−メチ
ルカンファノール、フェンチルアルコール、!−メンタ
ノール、2,2゜5−トリメチルシクロヘキサノール等
の脂環式炭化水素・モノオールをあげることができ、こ
れに対応するメタクリル酸エステルからなる共重合体を
例示することができる。
ール、2−アダマンタノール、8−メチル−1−アダマ
ンタノール、8.5−ジメチル−1−アダマンタノール
、8−エチルアダマンタノール、3−メチル−5−エチ
ル−1−アダマンタノール、8,5.8−トIJエテル
ー1−アダマンタノールおよび3,5−ジメチル−8−
エチル−1−アダマンタノール、オクタヒドロ−4,7
−メンツノインデン−5−オール、オクタヒドロ−4,
7−メンナノインデン−1−イルメタノール、p−メン
タノール8、p−メンタノール−2,8−ヒドロキシ−
2゜6.6−トリメチルービシクロ[8,1,1)へブ
タン、8,7.7−ドリメチルー4−ヒドロキシ−ビシ
クロ(4,1,0〕へブタン、ボルネオール、2−メチ
ルカンファノール、フェンチルアルコール、!−メンタ
ノール、2,2゜5−トリメチルシクロヘキサノール等
の脂環式炭化水素・モノオールをあげることができ、こ
れに対応するメタクリル酸エステルからなる共重合体を
例示することができる。
これらのメタクリル酸エステルの中で特に好適にはメタ
クリル酸−1−アダマンチル、メタクリル酸−2−アダ
マンチル、メタクリル酸−8,5−ジメチル−1−アダ
マンチル、メタクリル酸ボルニル、メタクリル酸−p−
メンタン。
クリル酸−1−アダマンチル、メタクリル酸−2−アダ
マンチル、メタクリル酸−8,5−ジメチル−1−アダ
マンチル、メタクリル酸ボルニル、メタクリル酸−p−
メンタン。
メタクリル酸2−メチルカンファン、メタクリル酸フェ
ンチル、メタクリル酸−!−メンチール、メタクリル酸
2,2.5−トリメチルシクロヘキシル、メタクリル酸
オクタヒドロ−4゜7−メンナノインデン−5−イルを
あげることができる。
ンチル、メタクリル酸−!−メンチール、メタクリル酸
2,2.5−トリメチルシクロヘキシル、メタクリル酸
オクタヒドロ−4゜7−メンナノインデン−5−イルを
あげることができる。
本発明を構成する他の重要な要素であるさや成分として
は、フッ素を少なくとも20重菖%含む重合体である。
は、フッ素を少なくとも20重菖%含む重合体である。
好ましい重合体としては、フッ素樹脂、熱可塑性フッ素
ゴムおよびフッ素ゴムである。フッ素樹脂としては、例
えば、α−フルオロアクリル酸フルオロアルキル、d−
フルオロアクリル酸アルキル、メタクリル酸フルオロア
ルキル、含フツ素オレフィンなどからなる含フツ素重合
体および共重合体をあげることができる。
ゴムおよびフッ素ゴムである。フッ素樹脂としては、例
えば、α−フルオロアクリル酸フルオロアルキル、d−
フルオロアクリル酸アルキル、メタクリル酸フルオロア
ルキル、含フツ素オレフィンなどからなる含フツ素重合
体および共重合体をあげることができる。
d−フルオロアクリル酸フルオロアルキル重合体、d−
フルオロアクリル酸アルキルおよびメタクリル酸フルオ
ロアルキル重合体としてはその単独重合体の軟化温度が
約50℃以上で屈折率が1.43以下の値を示すものが
好ましい。
フルオロアクリル酸アルキルおよびメタクリル酸フルオ
ロアルキル重合体としてはその単独重合体の軟化温度が
約50℃以上で屈折率が1.43以下の値を示すものが
好ましい。
本発明に用いられる好ましいd−フルオロアクリル酸フ
ルオロアルキルまたはメタクリル酸フルオロアルキル重
合体としては、具体的には、d−フルオロアクリル酸2
,2.2−トリフルオロエチル、σ−フルオロアクリル
酸1 、 l 、 l 。
ルオロアルキルまたはメタクリル酸フルオロアルキル重
合体としては、具体的には、d−フルオロアクリル酸2
,2.2−トリフルオロエチル、σ−フルオロアクリル
酸1 、 l 、 l 。
8.8.8−へキサフルオロ−2−プロピル、d−フル
オロアクリル酸1.1−ジエチル−2゜・ 2.8.
4.4.4−へキサフルオロ−1−ブチル、d−フルオ
ロアクリル酸1−プロピル−2,2,8,4,4,4−
ヘキサフルオロ−1−ブチル、α−フルオロアクリル酸
1.1−ジメチル−8−トリフルオロメチル−2、2、
4,4,4−ペンタフルオロブチル、d−フルオロアク
リル酸2−トリフルオロメチル−2,2,8,8−テト
ラフルオロプロピル、d−フルオロアクリル酸2,2,
8.3−テトラフルオロプロピル、α−フルオロアクリ
ル酸1.1−ジメチル−2,2,8,8−テトラフルオ
ロプロピル、d −フルオロアクリル酸−2−トリフル
オロメチル−8,8,8−トリフルオロプロピルおよび
それに対応するメタクリル酸フルオロアルキルなどやd
−フルオロアクリル酸メチル、α−フルオロアクリル酸
エチル、d−フルオロアクリル酸プロピルなどからなる
重合体を挙げることができる。
オロアクリル酸1.1−ジエチル−2゜・ 2.8.
4.4.4−へキサフルオロ−1−ブチル、d−フルオ
ロアクリル酸1−プロピル−2,2,8,4,4,4−
ヘキサフルオロ−1−ブチル、α−フルオロアクリル酸
1.1−ジメチル−8−トリフルオロメチル−2、2、
4,4,4−ペンタフルオロブチル、d−フルオロアク
リル酸2−トリフルオロメチル−2,2,8,8−テト
ラフルオロプロピル、d−フルオロアクリル酸2,2,
8.3−テトラフルオロプロピル、α−フルオロアクリ
ル酸1.1−ジメチル−2,2,8,8−テトラフルオ
ロプロピル、d −フルオロアクリル酸−2−トリフル
オロメチル−8,8,8−トリフルオロプロピルおよび
それに対応するメタクリル酸フルオロアルキルなどやd
−フルオロアクリル酸メチル、α−フルオロアクリル酸
エチル、d−フルオロアクリル酸プロピルなどからなる
重合体を挙げることができる。
特に好適には、d−フルオロアクリル酸2゜2.2−ト
リフルオロエチル、メタクリル酸2゜2.2−トリフル
オロエチル、d−フルオロアクリル酸2,2,8.8−
テトラフルオロプロピル、メタクリル酸2,2,8.8
−テトラフルオロプロピル、α−フルオロアクリル酸1
゜1−ジメチル−2,2,8,8−テトラフルオロプロ
ピル、メタクリル酸1,1−ジメチル−2,2,8,8
−テトラフルオロプロピル、d−フルオロアクリル酸2
−トリフルオロメチル−8,8,3−)リフルオロプロ
ピル、メタクリル酸2−)リフルオロメチル−8,8,
8−トリフルオロプロピル、メタクリル酸2,2゜8.
8.8−ペンタフルオロプロピル、d−フルオロアクリ
ル酸1,1.1,8.8.8−ヘキサフルオロ−2−プ
ロピル、メタクリル酸l。
リフルオロエチル、メタクリル酸2゜2.2−トリフル
オロエチル、d−フルオロアクリル酸2,2,8.8−
テトラフルオロプロピル、メタクリル酸2,2,8.8
−テトラフルオロプロピル、α−フルオロアクリル酸1
゜1−ジメチル−2,2,8,8−テトラフルオロプロ
ピル、メタクリル酸1,1−ジメチル−2,2,8,8
−テトラフルオロプロピル、d−フルオロアクリル酸2
−トリフルオロメチル−8,8,3−)リフルオロプロ
ピル、メタクリル酸2−)リフルオロメチル−8,8,
8−トリフルオロプロピル、メタクリル酸2,2゜8.
8.8−ペンタフルオロプロピル、d−フルオロアクリ
ル酸1,1.1,8.8.8−ヘキサフルオロ−2−プ
ロピル、メタクリル酸l。
1.1,8,8.3−へキサフルオロ−2−プロピル、
α−フルオロアクリル酸メチルなどから成る重合体を挙
げることができる。
α−フルオロアクリル酸メチルなどから成る重合体を挙
げることができる。
また、含フツ素オレフィン系重合体としてはビニリデン
フルオライド−テトラフルオロエチレン共重合体、トリ
フルオロエチレン−ビニリデンフルオライド共重合体、
ビニリデンフルオライド−テトラフルオロエチレン−ヘ
キサフルオロプロペン共重合体などを挙げることができ
る。
フルオライド−テトラフルオロエチレン共重合体、トリ
フルオロエチレン−ビニリデンフルオライド共重合体、
ビニリデンフルオライド−テトラフルオロエチレン−ヘ
キサフルオロプロペン共重合体などを挙げることができ
る。
熱可塑性フッ素ゴムとしては分子内にフッ素ゴム相から
なるソフトゼグメントとフッ素樹脂相からなるハードセ
グメントを有し、常温においてフッ素樹脂相で物理的な
架橋がおこなわれてゴム弾性を有し、融点以上の高温で
は熱可塑性プラスチックと同様な挙動を有するものであ
る。その代表的なものとしては、グイエルザーモプラス
チック(ダイキン工業−社ps>があげられる。
なるソフトゼグメントとフッ素樹脂相からなるハードセ
グメントを有し、常温においてフッ素樹脂相で物理的な
架橋がおこなわれてゴム弾性を有し、融点以上の高温で
は熱可塑性プラスチックと同様な挙動を有するものであ
る。その代表的なものとしては、グイエルザーモプラス
チック(ダイキン工業−社ps>があげられる。
また好ましいフッ素ゴムとしては、ビニリデンフルオラ
イド−へキサフルオロプロペン共重合体、ビニリデンフ
ルオライド−ペンタフルオロプロペン共重合体、ビニリ
デンフルオライド−クロロトリフルオロエチレン共重合
体、などをあげることができる。ことに好適にはビニリ
デンフルオライド−へキサフルオロプロペン共重合体で
ある。
イド−へキサフルオロプロペン共重合体、ビニリデンフ
ルオライド−ペンタフルオロプロペン共重合体、ビニリ
デンフルオライド−クロロトリフルオロエチレン共重合
体、などをあげることができる。ことに好適にはビニリ
デンフルオライド−へキサフルオロプロペン共重合体で
ある。
本発明の最も重要な構成要件は次の点である。
すなわち、芯成分重合体であるメタクリル酸メチルを主
体とする重合体(A)は、90℃以上、200℃未満の
温度において必要欺のラジカル重合開始剤を用いて連続
塊状重合法によって重 1合体含有量を80重量%以上
、80重鰍%未満とするように重合すること、および、
それに次く揮発物の連続分離工程を実質的に酸素不存在
下、120℃以上、250℃未満の条件下で制御して、
揮発物を0.6重量%以下に低減した重合体(A)をう
ろこと、さらに、それに続く光学繊維製造工程において
、該重合体(A)を芯成分重合体として用いて190℃
以上、250℃未満の温度に制御し紡糸することにある
。
体とする重合体(A)は、90℃以上、200℃未満の
温度において必要欺のラジカル重合開始剤を用いて連続
塊状重合法によって重 1合体含有量を80重量%以上
、80重鰍%未満とするように重合すること、および、
それに次く揮発物の連続分離工程を実質的に酸素不存在
下、120℃以上、250℃未満の条件下で制御して、
揮発物を0.6重量%以下に低減した重合体(A)をう
ろこと、さらに、それに続く光学繊維製造工程において
、該重合体(A)を芯成分重合体として用いて190℃
以上、250℃未満の温度に制御し紡糸することにある
。
光学繊維の低損失化のためには芯成分重合体中にゴミな
どの不純物が含まれないこと、および不必要な熱履歴を
うけないことが必要である。
どの不純物が含まれないこと、および不必要な熱履歴を
うけないことが必要である。
連続塊状重合法によれば、ゴミなどの不純物が含まれな
い。そして、90℃以上200℃未満で重合することに
より、重合の進行に伴う粘度上昇がおさえられ均−掴拌
が可能となり、副反応物の生成が防止できポリマーの着
色が防げる。
い。そして、90℃以上200℃未満で重合することに
より、重合の進行に伴う粘度上昇がおさえられ均−掴拌
が可能となり、副反応物の生成が防止できポリマーの着
色が防げる。
重合(;、1°(有量を80重量%以上、80重量%未
満とすることにより揮発物分離工程において、コスト的
に有利に揮発物の分離が行え、系の粘度上昇に伴う均一
混合や伝熱が十分に達成されないといった問題が生じな
い。
満とすることにより揮発物分離工程において、コスト的
に有利に揮発物の分離が行え、系の粘度上昇に伴う均一
混合や伝熱が十分に達成されないといった問題が生じな
い。
また芯成分重合体から揮発物を除去する工程においては
、実質的に酸素不存在下、120℃以上250℃未満と
することにより芯成分重合体の酸化等による着色をおこ
さずに効率的な揮発物の除去が可能となる。
、実質的に酸素不存在下、120℃以上250℃未満と
することにより芯成分重合体の酸化等による着色をおこ
さずに効率的な揮発物の除去が可能となる。
ここで実質的に酸素不存在下は、酸素による酸化等を防
止するために必要であり、具体的には例えば、真空中で
行う方法やN2 気流中で行う方法がある。
止するために必要であり、具体的には例えば、真空中で
行う方法やN2 気流中で行う方法がある。
かくして1着色がなく残留単菖体等による耐熱性の低下
を供わない低吸湿性芯成分重合体かえられる。
を供わない低吸湿性芯成分重合体かえられる。
一方、さや成分重合体の製造法は、従来の公知の方法で
行なうことができる。さや成分重合体の場合は、芯成分
重合体の場合はど製造法による光伝送性への影普は認め
られないが、−過性などによりゴムを除去し、異物が混
入しないようにして、さや成分重合体の製造をおこなう
のがよい。
行なうことができる。さや成分重合体の場合は、芯成分
重合体の場合はど製造法による光伝送性への影普は認め
られないが、−過性などによりゴムを除去し、異物が混
入しないようにして、さや成分重合体の製造をおこなう
のがよい。
芯成分ときゃ成分の割合は重量比で約70:30〜98
:2であり、好ましくは約80+20〜95:5である
。また、芯−さや構造からなる光学繊維の外径は約0.
15〜1.5Mであり、好ましくは約0.20〜1.0
麿である。
:2であり、好ましくは約80+20〜95:5である
。また、芯−さや構造からなる光学繊維の外径は約0.
15〜1.5Mであり、好ましくは約0.20〜1.0
麿である。
光学繊維製造工程においては、紡糸温度によって光学繊
維が青色して低損失がさまたげられたり、可撓性が低下
して実用上使用できなくなったりすることをさける必要
があるが、前述の条件下で紡糸することによりそれが達
成される。
維が青色して低損失がさまたげられたり、可撓性が低下
して実用上使用できなくなったりすることをさける必要
があるが、前述の条件下で紡糸することによりそれが達
成される。
上記重合において用いられるラジカル重合開始剤として
は、例えば、2,2−アゾビス(イソブチロニトリル)
、1.1・−アゾビス(シクロヘキサンカルボニトリル
)、2.2−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリ
ル)、アゾビスイソブタノールジアセテートアゾ−te
rt−ブタン等のアゾ化合物ならびにジーtert −
ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、メチ
ルエチルケトンパーオキサイド、ジーtert−ブチル
パーフタレート、ジーtert−ブチルパーアセテート
、ジーtert−アミルパーオキサイド等の有機過酸化
物があげられる。重合υ11始剤の添加割合は、単量体
に対して0.001〜1モル%であるのが好ましい。
は、例えば、2,2−アゾビス(イソブチロニトリル)
、1.1・−アゾビス(シクロヘキサンカルボニトリル
)、2.2−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリ
ル)、アゾビスイソブタノールジアセテートアゾ−te
rt−ブタン等のアゾ化合物ならびにジーtert −
ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、メチ
ルエチルケトンパーオキサイド、ジーtert−ブチル
パーフタレート、ジーtert−ブチルパーアセテート
、ジーtert−アミルパーオキサイド等の有機過酸化
物があげられる。重合υ11始剤の添加割合は、単量体
に対して0.001〜1モル%であるのが好ましい。
又、重合系中には分子量を制御するために連 ゛鎖移動
剤としてtert−ブチル、n−ブチル、n−オクチル
、及びn−ドデシルメルカプタン等が、単量体に対して
約1モル%以下添加される。
剤としてtert−ブチル、n−ブチル、n−オクチル
、及びn−ドデシルメルカプタン等が、単量体に対して
約1モル%以下添加される。
本発明の方法によって製造した光学繊維は、冨用温反を
110℃以上とすることができることから、たとえば、
自動車、船舶、航空機、またはロボット寺への通用を可
能とするものである。また、構内、ビル内通信において
も温度限定条件の緩和により適用範囲を拡大し得るもの
である。
110℃以上とすることができることから、たとえば、
自動車、船舶、航空機、またはロボット寺への通用を可
能とするものである。また、構内、ビル内通信において
も温度限定条件の緩和により適用範囲を拡大し得るもの
である。
次に本発明を実施例により更に詳細に説明するが本発明
はこれによってなんら限定されるべきものではない。
はこれによってなんら限定されるべきものではない。
なお、実施例中の導光損失の測定にはハロゲンタングス
テンランプを光源とする回折格子分光器を用いs650
nmの波長における被測定光学繊維と基準光学*Mの出
力強度をシリコンフォトダイオードで読みとった。繊維
長L(b)の異なる光学11.Hの入口および出口での
光の強さをそれぞれIo、Iとし、次式により導光損失
αを求めた。
テンランプを光源とする回折格子分光器を用いs650
nmの波長における被測定光学繊維と基準光学*Mの出
力強度をシリコンフォトダイオードで読みとった。繊維
長L(b)の異なる光学11.Hの入口および出口での
光の強さをそれぞれIo、Iとし、次式により導光損失
αを求めた。
この式においてα値が小さいほど光伝送性はすぐれてい
ることを示している。
ることを示している。
また、耐熱性試験は得られた光学繊維を所定時間加熱し
たのち、初期と加熱後の導光損失を測定し比較すること
によりおこなった。
たのち、初期と加熱後の導光損失を測定し比較すること
によりおこなった。
耐湿性試験は、得られた光学繊維と、所定の温湿条件に
設定した恒温槽に静置し、24時間経過後に取出し、初
期と取出し後の導光損失を比較することによって行った
。なお測定は80分以内におこなった。
設定した恒温槽に静置し、24時間経過後に取出し、初
期と取出し後の導光損失を比較することによって行った
。なお測定は80分以内におこなった。
また、吸水率はASTM−D570に準拠して測定した
。
。
実施例1
モノマータンク、連続供給ポンプ、攪拌機を備えた反応
イ曹、反応物取り出しポンプおよび揮発物連続分離装置
を備えた装置を用いて芯成分重合体の製造をおこなった
。反応槽の内容積は3011揮発物連続分離装置はベン
トロを2箇有する1軸スクリュー押出機を用いた。
イ曹、反応物取り出しポンプおよび揮発物連続分離装置
を備えた装置を用いて芯成分重合体の製造をおこなった
。反応槽の内容積は3011揮発物連続分離装置はベン
トロを2箇有する1軸スクリュー押出機を用いた。
誠圧蒸溜によってW!裂したメタクリル酸ボルニル25
菫繍%、メタクリル酸メチル74重旭%、アクリル酸メ
チル1M量%に、さらにこれら単量体に対し、n−ドデ
シルメルカプタン0.25重量%、2.2−アゾビス(
2゜4−ジメチルバレロニトリル)0.010重量%を
添加した単量体混合物を酸素不存在下で調合し、0.1
μm孔径のフィルターで濾過しながら51/hr の速
さで連続的に反応槽に供給した。反応槽は150℃に維
持し、窒素を封入し内圧は6YJに調整した。攪拌機の
回転数は150 rpmとした。約4時間後に単量体混
合物の供給速度を81/hrとして連続重合運転に移行
した。槽内の平均滞留時間は2時間であり、平均重合率
は45重量%であった。
菫繍%、メタクリル酸メチル74重旭%、アクリル酸メ
チル1M量%に、さらにこれら単量体に対し、n−ドデ
シルメルカプタン0.25重量%、2.2−アゾビス(
2゜4−ジメチルバレロニトリル)0.010重量%を
添加した単量体混合物を酸素不存在下で調合し、0.1
μm孔径のフィルターで濾過しながら51/hr の速
さで連続的に反応槽に供給した。反応槽は150℃に維
持し、窒素を封入し内圧は6YJに調整した。攪拌機の
回転数は150 rpmとした。約4時間後に単量体混
合物の供給速度を81/hrとして連続重合運転に移行
した。槽内の平均滞留時間は2時間であり、平均重合率
は45重量%であった。
次いで該反応混合物を220℃に保ったベント押出機に
連続的に送りながら、第1のベントロの真空度を大気圧
に、第2のベントロの真空度を5aH5+に維持して連
続的に排気をおこない、25℃クロロホルム溶液で求め
た極に溶解し、内部標準物質としてシクロヘキサノール
50”Pを添加してガスクロマトグラフィー法で定量し
た結果、残留揮発物は0.4重量%であった。また該揮
発物中には未反応単量体94重屋%が含有されていた。
連続的に送りながら、第1のベントロの真空度を大気圧
に、第2のベントロの真空度を5aH5+に維持して連
続的に排気をおこない、25℃クロロホルム溶液で求め
た極に溶解し、内部標準物質としてシクロヘキサノール
50”Pを添加してガスクロマトグラフィー法で定量し
た結果、残留揮発物は0.4重量%であった。また該揮
発物中には未反応単量体94重屋%が含有されていた。
更にこの重合体を216℃に維持された二重押出しノズ
ルの中心より直径7JIilIのストランド状に吐出、
引落ししながら、これにさや成分重合体として、d−フ
ルオロアクリル酸2.2,8゜8−テトラフルオロプロ
ピル−メタクリル酸メチル−アクリル酵メチル共重合体
(共重合体組成:88:10:2(重量%))、屈折率
1.41.溶融指数289/ l Omin (AST
MD−1288−57T、52sy荷重、200℃)を
押出機に供給し、二重押出しノズルで被覆し、芯−さや
構造のストランド状の光学繊維をえた。さやの厚さは約
lOμmであった。
ルの中心より直径7JIilIのストランド状に吐出、
引落ししながら、これにさや成分重合体として、d−フ
ルオロアクリル酸2.2,8゜8−テトラフルオロプロ
ピル−メタクリル酸メチル−アクリル酵メチル共重合体
(共重合体組成:88:10:2(重量%))、屈折率
1.41.溶融指数289/ l Omin (AST
MD−1288−57T、52sy荷重、200℃)を
押出機に供給し、二重押出しノズルで被覆し、芯−さや
構造のストランド状の光学繊維をえた。さやの厚さは約
lOμmであった。
この光学繊維の25℃における導光損失は650 nm
の波長において170 dB/ムでありすぐれた低導光
性を示した。さらにこの光学繊維を120℃で120時
間熱処理したのち、導光損失を再測定した結果、180
(LB/−でありすぐれた耐熱性を示した。また、50
℃相対湿度90%における耐湿性試験後の導光損失を測
定した結果、180dB/ムでありすぐれた耐湿性を示
した。
の波長において170 dB/ムでありすぐれた低導光
性を示した。さらにこの光学繊維を120℃で120時
間熱処理したのち、導光損失を再測定した結果、180
(LB/−でありすぐれた耐熱性を示した。また、50
℃相対湿度90%における耐湿性試験後の導光損失を測
定した結果、180dB/ムでありすぐれた耐湿性を示
した。
′¥施男2−/冒
11舎゛l I tP抹t>M vK+= J”I
、 $ S kt:、7゜7支条、4f Is
T喫、駐tイ了、た。
、 $ S kt:、7゜7支条、4f Is
T喫、駐tイ了、た。
比較例1
減圧蒸溜によって精製したモノマーと懸濁安定剤(ヒド
ロキシエチルセルロース、モノマーに対し0.08%)
、有機過酸化物(ラウロイルペルオキシド、モノマーに
対し0.8%)、分子量調節剤(n−ドデシルメルカプ
タン、モノマーに対し、0.20%)および多孔質膜(
0,1μmφ)で濾過した水を混合し浮遊物質を含まな
い窒素雰囲気下で調合することにより懸濁束合法によっ
て温度80℃で重合したメタクリル酸メチル:アクリル
酸メチル=97:8(重量%)、〔亨〕(クロロホルム
、25℃)0.60、屈折率1.49のビーズ状の芯成
分重合体をえた。残留未反応単量体を主成分とする揮発
物は、1.0重量%であった。
ロキシエチルセルロース、モノマーに対し0.08%)
、有機過酸化物(ラウロイルペルオキシド、モノマーに
対し0.8%)、分子量調節剤(n−ドデシルメルカプ
タン、モノマーに対し、0.20%)および多孔質膜(
0,1μmφ)で濾過した水を混合し浮遊物質を含まな
い窒素雰囲気下で調合することにより懸濁束合法によっ
て温度80℃で重合したメタクリル酸メチル:アクリル
酸メチル=97:8(重量%)、〔亨〕(クロロホルム
、25℃)0.60、屈折率1.49のビーズ状の芯成
分重合体をえた。残留未反応単量体を主成分とする揮発
物は、1.0重量%であった。
この重合体を220℃に加熱したベンドつき押出機に供
給し、210℃に維持された二重押出しノズルの中心よ
り直径71mのストランド状の該重合体を芯成分重合体
として吐出。
給し、210℃に維持された二重押出しノズルの中心よ
り直径71mのストランド状の該重合体を芯成分重合体
として吐出。
引落ししながら、これにさや成分重合体としてメタクリ
ル酸2,2,8.8−テトラフルオロプロピル−メタク
リル酸メチル−アクリル酸メチル共重合体(共重合体組
成=87:10二3重M%、屈折率1.40、〔7〕
(酢酸エチル、25°C):0.70)を溶融被覆し、
直径1m+、加熱収縮率70%の芯−さや構造のストラ
ンドをえた。さやの厚さは10μmであった。
ル酸2,2,8.8−テトラフルオロプロピル−メタク
リル酸メチル−アクリル酸メチル共重合体(共重合体組
成=87:10二3重M%、屈折率1.40、〔7〕
(酢酸エチル、25°C):0.70)を溶融被覆し、
直径1m+、加熱収縮率70%の芯−さや構造のストラ
ンドをえた。さやの厚さは10μmであった。
この光学繊維の25℃と90℃における導光損失を測定
したところ%650nmの波長において、それぞれ28
0dB/ム、240 dB/ムであった。この光学繊維
を120℃で160時間熱処理したのち、等光損失を再
測定した結果、100QdB/b以上であり、耐熱性は
極度に劣っていた。また、吸水率は1.4%であった。
したところ%650nmの波長において、それぞれ28
0dB/ム、240 dB/ムであった。この光学繊維
を120℃で160時間熱処理したのち、等光損失を再
測定した結果、100QdB/b以上であり、耐熱性は
極度に劣っていた。また、吸水率は1.4%であった。
比較例2
反応槽の温度を220℃とする以外は実施例1と同様の
方法により実験を行った。
方法により実験を行った。
得られた繊維は赤く着色しており、26℃における導光
損失は650 nmの波長において650 dB/ムで
あった。
損失は650 nmの波長において650 dB/ムで
あった。
゛、
手続補正書(自発)
昭和61年2月7 日
特許庁長官 宇 賀 道 部 殿
1、事件の表示
昭和60年特許願第170392号
2、発明の名称
耐熱性耐湿性低損失光学繊維の製造法
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
大阪小束区北浜5丁目15番地
(209) 住友化学工業株式会社
代表者 森 英 雄
4、代理人
大阪小束区北浜5丁目15番地
連絡先 置 (06)220−34045、補正の対象
明細書の発明の詳細な説明の欄
6、補正の内容
(1)明細書第11頁第6行目に「メンタノインデン」
とあるを「メタノインデン」と補正する。
とあるを「メタノインデン」と補正する。
(2)明細書第11頁第7行目に「メンタノインデン」
とあるを「メタノインデン」と補正する。
とあるを「メタノインデン」と補正する。
(3)明細書第12頁第8行目に「メンタノインデン」
とあるを「メタノインデン」と補正する。
とあるを「メタノインデン」と補正する。
(4)明細書第25頁第1表中の「成分単量体の種類お
よび組成」の欄、下から第4行目〜下から第3行目にか
けて「メンタノインデン」とあるを「メタノインデン」
と補正する。
よび組成」の欄、下から第4行目〜下から第3行目にか
けて「メンタノインデン」とあるを「メタノインデン」
と補正する。
以上
Claims (2)
- (1)エステル部分に炭素数8〜20個の脂環式炭化水
素基を有するメタクリル酸エステル8〜50重量%を含
有するメタクリル酸メチルを主体とする重合体(A)を
芯成分重合体として、該芯成分重合体よりも少なくとも
3%小さい屈折率を有する透明重合体をさや成分重合体
とする芯−さや構造からなる光学繊維を芯成分重合体の
連続塊状重合工程および揮発物連続分離工程の2工程か
らなる芯成分重合体の製造段階と、それに続く光学繊維
の製造工程で製造するに際し、芯成分重合体として、単
量体、ラジカル重合開始剤、および連鎖移動剤を少なく
とも一つの反応槽に連続的に供給し、少なくともラジカ
ル重合開始剤の供給される該反応槽の反応混合物を90
℃以上、 200℃未満の温度において実質的に均一に攪拌混合し
ながら重合し、該反応混合物の重合体含有量を80重量
%以上、80重量%未満とし、次いで揮発物連続分離工
程を実質的に酸素不存在下、120℃以上、250℃未
満の条件下で制御して揮発物を0.6重量%以下に低減
した重合体(A)をえたのち、それに続く光学繊維製造
工程において、該重合体(A)を芯成分重合体として用
いて、190℃以上、250℃未満の温度に制御し紡糸
することを特徴とする耐熱性耐湿性低損失光学繊維の製
造法。 - (2)エステル部分に炭素数8〜20個の脂環式炭化水
素基を有するメタクリル酸エステルがメタクリル酸ボル
ニル、メタクリル酸フェンチル、メタクリル酸−l−メ
ンチル、又はメタクリル酸オクタヒドロ−4,7−メン
タノインデン−5−イルである特許請求の範囲第1項記
載の耐熱性耐湿性低損失光学繊維の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60170392A JPS6231807A (ja) | 1985-08-01 | 1985-08-01 | 耐熱性耐湿性低損失光学繊維の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60170392A JPS6231807A (ja) | 1985-08-01 | 1985-08-01 | 耐熱性耐湿性低損失光学繊維の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6231807A true JPS6231807A (ja) | 1987-02-10 |
Family
ID=15904075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60170392A Pending JPS6231807A (ja) | 1985-08-01 | 1985-08-01 | 耐熱性耐湿性低損失光学繊維の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6231807A (ja) |
-
1985
- 1985-08-01 JP JP60170392A patent/JPS6231807A/ja active Pending
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