JPS6231690A - リフテイングマグネツトクレ−ンによる残留磁気の低減方法及び装置 - Google Patents

リフテイングマグネツトクレ−ンによる残留磁気の低減方法及び装置

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Publication number
JPS6231690A
JPS6231690A JP16750685A JP16750685A JPS6231690A JP S6231690 A JPS6231690 A JP S6231690A JP 16750685 A JP16750685 A JP 16750685A JP 16750685 A JP16750685 A JP 16750685A JP S6231690 A JPS6231690 A JP S6231690A
Authority
JP
Japan
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crane
residual magnetism
lifting magnet
coil
magnet crane
Prior art date
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Pending
Application number
JP16750685A
Other languages
English (en)
Inventor
飯岡 武雄
平松 洋之
福地 雅夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPS6231690A publication Critical patent/JPS6231690A/ja
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  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 未発明は、鋼材コイルの吊上げ、搬送、吊降し載置作業
において、リフティングマグネットクレーン(以下リフ
マグと称す)を用いたときに、鋼材コイルに残留する残
留磁気の低減方法及び装置に関する。
(従来の技術) 鋼材のうち線材コイルを製造し、倉庫内に保管する従来
技術について第5図にて説明する。リング状線材に圧延
されたコイル1は、集束装置2でコイル状にされ、m送
コンベア3で搬送され、結束機4にてフープ結束され秤
量機5で秤量された後、アンローダ−6に並べられ、伸
縮Cフッククレーン7で吊上げ搬送され、倉庫内に山積
・保管される。出荷時においては、同様に、山積された
コイルを伸縮Cフッククレーン7で吊上げ搬送し、トラ
ックや船に積みこまれる。
(発明が解決しようとしている問題点)しかしながら、
このような伸11Cフッククレーン7による倉庫内コイ
ル保管方法においては、下記のような問題点がある。す
なわち、伸縮Cフッククレーンによるコイル吊上げ、*
送、吊降し作業においては、第6図に示すように、クレ
ーンの抜き代が必要となるためデッドスペースを要し、
そのためコイル積付置場として有効活用できないため、
倉庫内置場能力を著しく低下させるという問題点がある
。そもそも伸縮Cフッククレーンは、以前のCフックク
レーンに対し、伸縮可能とするシリンダーを有し、クレ
ーン抜き代を短縮し、デッドスペースを極力減少させる
ものであったが、構造上デッドスペースをなくすことは
できず、置場能力が不足するような倉庫においては、置
場能力確保のため改善の必要があった。
そこで、この伸縮Cフッククレーンのデッドスペース削
減のためリフマグクレーンが考案されてきているが、リ
フマグクレーンにも次のような問題点がある。すなわち
、リフティングマグネットによって吸着された線材コイ
ルは、需要家に配送された後、線材コイル内に残存する
残留磁気のために、 ■加工された製品例えばボルト、ナツト等では、製品ど
うしが密着する。
■製品の表面性状を劣化させる。
■切削工程がある製品の場合には、切削屑を付着する。
14)溶接性を悪化させる。
等の問題点があり、リフティングマグネ−/ トを使用
しても残留磁気があまり残らない軟鋼線材や、後工程で
熱処理工程があるため、キュリ一点以上(790°C)
に加熱されるので残留磁気が問題とならない特殊線材に
おいて実用化されているのみであった。
また、文献等においては消磁方法について例えば「電磁
チャックのループ減衰脱磁法」 (電気学会研資、AM
−74−40,1974)が紹介されているが、実用化
にはまだ技術課題が残されている状況である。
(発明の目的) 本発明は、従来のかかるリフマグクレーンの残留磁気に
係わる問題点を解消した残留磁気低減方法及びその装置
を提供するものである。
(発明の概要) 本発明は、鋼材コイルの吊上げ、搬送および吊降し載置
作業において、消磁制御機能を有するリフティングマグ
ネットクレーンに機械的振動装置を配設して、コイル内
に残存する残留磁気を低減させることを特徴とするリフ
マグクレーンの残留磁気低減方法及び装置である。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、線材コイルの残留磁気の影響について、
種々の研究を行った結果、線材の残留磁気を低減させる
ためには、塑性歪または弾性歪を与えればよいことをつ
きとめた。
すなわち、引張試験機で単線サンプルを引張り、弾性歪
しかるのちに塑性歪を与えていくと、弾性変形領域から
残留磁気が、50〜100ガウス程度がlθガウス以下
に低減し、塑性変形領域においてもlOガウス以下に低
減したまま一定であることが認められた。さらに1弾性
変形領域においては、同一レベルの弾性歪をくり返し与
えることによって残留磁気の低下がきわめて迅速に行な
えることも認められた。
また、線材の単線サンプルを用いてメカデス試験を行な
った結果、試験前に50〜100ガウス程度ノ残留磁気
は、ベンディングローラーによる塑性変形によってlO
ガウス以下に減少した。また、伸線ダイスを用いて引抜
加工を行なったら、50〜100ガウス程度の残留磁気
は、同様に減面率的20%程度でlθガウス以下に減少
した。ここに残留磁気lOガウスのレベルは地磁気の影
響によるもので、磁性体ならば常に残留する程度のもの
である。
したがって、本発明はこのような研究結果によって導か
れた事実に基づいて発明されたもので、従来の電磁気学
的に逆励磁して消磁することを主体とするのではなく、
機械的に塑性歪または弾性歪を与えて残留磁気を低減す
る全く新しい方法を提供するものである。
(発明の作用) 本発明について、第1図(a)〜(d)に示す実施例に
基づいて詳細に説明する。
線材コイルはリフマグクレーンによって第1図(a)の
ように吊上げ、搬送されて載置させる。蔵置されると同
時に、第2図に示すような制御回路を介して逆励磁され
、第3図のような消磁パターン処理によって第1段階の
残留磁気の低減がはかられる。
次に第2段階として、第1図(b)、(c)に示すよう
に、電磁気学的消磁処理が終了すると、リフティングマ
グネット30は上昇し、線材コイル1との間に空間をつ
くる。その後にリフティングマグネット30に配設され
ていた振動装置40が昇降シリンダー35によってスト
ロークSだけ降下し、線材コイルlの表面に接触する。
そして振動モーター38により偏心カムとリング機構装
置42を介して振動板40を振幅させ、コイル表面に加
圧を加え、弾性変形または品質に影響を及ぼさない塑性
変形を与える。
ここで振動装置を用いている理由を説明する。
線材コイルは周知の通りフープ結束されており、単線状
態にはないため、疵やスケール剥離等の品質に影響を及
ぼさない塑性変形を与えることは、困難な場合も多く、
弾性変形をつくりだすことが大きな課題となるが、弾性
歪を与える場合は、〈り返し与えることが非常に効果が
あるという研究結果の81(実に基づいて、くり返し弾
性歪を与える手段として機械的振動装置が最も適当な手
段と判断したことによる6従って振動の他に弾性歪また
は塑性歪を与える別の機械的手段でもよいことは、もち
ろんである、この弾性または塑性変形により線材コイル
に残留している残留磁気が低減する。
第1図(b)のA−A断面にあった振動板40は、振動
装置移動用モーター44によってラック・ピニオン機構
装置45を介して移動し、結果的に電磁石磁極31 、
32の直下部を中心に、コイル1の表面に振動を与え、
この部分の残留磁気低減に寄与する。ここに、電磁石磁
極近辺に振動を与え、弾性変形または塑性変形を加える
理由を説明する。すなわち、線材コイル1を消磁処理し
た後のコイル内残留磁気分布は第4図のように、磁極部
を中心に高密度で分布し、その他の部位は特に問題とな
らないので残留磁気低減のためには、この磁極部近辺に
振動を加える必要があるためである。また、本願発明は
、前述の線材コイルだけでなく、帯鋼コイル等の一般の
鋼材にも適用可能であり例えばリフティングマグネット
を使用する鋼管等にも応用できるものである。
(発明の効果) 本発明は以上説明したように、鋼材コイルの吊上げ、搬
送および吊降しt置作業において消磁間u1機能を有す
るリフティングマグネットクレーンに機械的振動装置を
配設して、コイル内に残存する残留磁気を低減させるこ
とを特徴とするリフマグクレーン残留磁気低減方法であ
るから、従来法のリフマグクレーンを使用したときに問
題となった品質問題も解消し、かつまた以前の伸縮Cフ
ックで発生していたデッドスペースによる倉庫内の置場
能力不足の問題も解決する等、多大の効果がある。
表1に従来法と本発明を比較した結果を示す。
伸値Cフッククレーン使用倉庫の場合、本発明の振動装
置付リフマグクレーンを採用すれば、倉庫置場能力は約
20%強向上し、倉庫増設よりも安価に置場能力向上が
果たせ、かつ残留磁気が残りやすい高炭素線材等の高級
材にも品質面でも問題なく適用可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の振動装置付リフティングマグネット
クレーンの実施例を示す図、 第2図は、リフティングマグネットクレーンの制御回路
図、 第3図は、消磁パターン処理を示す図。 第4図は、従来法のリフティングマグネットクレーンを
使用して消磁処理後のコイル内残留磁気を示す図、 第5図は、線材製造工程ならびに伸縮Cフックを用いた
ときのコイル山積・保管方法を示す図、第6図は、伸縮
Cフッククレーンによるクレーン抜き代を表わす図、 である。 l・・・線材コイル、2・・・集束装置、3・・・搬送
コンベア、4・・・結束機、5・・・秤量機、6・・・
アンローダ、7・・・伸縮Cフッククレーン、30・・
・電磁石、31・・・電磁石(磁極部)、32・・・?
Ti磁石(磁極部)、33・・・吊りビーム、34・・
・疵防止板、35・・・昇降シリンダー、36・・・振
動装置移動用ラック付レール、37・・・振動装置移動
車輪、38・・・振動モーター、39・・・支持バネ、
40・・・振動板、41・・・振動伝達軸、42・・・
偏心カムとリンク機構装置、43・・・シリンダー固定
ブラケット、44・・・振動装置移動用モーター、45
・・・ラック・ビニオン機構装置、a・・・停電検出回
路、b・・・制御信号、C・・・制御回路、d・・・電
流検出、e・・・電圧検出、f・・・リフティングマグ
ネット、g・・・ケーブル巻取ドラム、h・・・消磁開
始、i・・・消磁終了、j・・・消磁時間、k・・・電
流。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リフティングマグネットクレーンによる鋼材コイ
    ルの残留磁気を、該コイルに振動を与えることにより、
    低減することを特徴とするリフティングマグネットクレ
    ーンによる残留磁気の低減方法。
  2. (2)鋼材コイル搬送用リフティングマグネットクレー
    ンに振動板40、支持バネ39、振動モーター38から
    なる鋼材コイル振動装置を配設したことを特徴とするリ
    フティングマグネットクレーンによる残留磁気の低減装
    置。
JP16750685A 1985-07-31 1985-07-31 リフテイングマグネツトクレ−ンによる残留磁気の低減方法及び装置 Pending JPS6231690A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16750685A JPS6231690A (ja) 1985-07-31 1985-07-31 リフテイングマグネツトクレ−ンによる残留磁気の低減方法及び装置

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ID=15850943

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JP16750685A Pending JPS6231690A (ja) 1985-07-31 1985-07-31 リフテイングマグネツトクレ−ンによる残留磁気の低減方法及び装置

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JP (1) JPS6231690A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0738066U (ja) * 1993-12-24 1995-07-14 住友金属工業株式会社 大径鋼管の吊具装置
CN109279077A (zh) * 2018-10-30 2019-01-29 辽宁科技大学 一种冷轧钢卷穿心打捆提升机精确定位控制方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0738066U (ja) * 1993-12-24 1995-07-14 住友金属工業株式会社 大径鋼管の吊具装置
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