JPS6231067Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコーヒー用紙に関するものでワンタ
ツチでコーヒーカツプ上にセツトできるようにし
たもので、コーヒーカツプ上面を充分に覆い得る
程度の厚紙の中心に円形の過部を打抜き適宜こ
の円の中心から放射状に罫線を設け、その上に全
面的に紙を貼着し、二つ折りした厚紙部の両端
部をシールしてなるものである。

本考案のコーヒー用紙について図示の実施例
によつて説明すれば第１図は本考案のコーヒー用
紙の基材となる原紙１の中心にコーヒーの過
部を円形に打抜いた（打抜き部２）状態を示す説
明図である。この上に全面的に紙３を貼着する
と（紙のみの過部をａとする）第２図の説明
図のようになる。次いで第３図のように二つ折り
の罫線４を設け厚紙部の両側端近くにコーヒーカ
ツプの開口縁が充分に入る程度の切欠き５，５を
設けるとともに二つ折り罫線４と直角およびその
左右の中間部に円中心に向う罫線６，７，８を一
対づつ設ける。これを開くと第４図の説明図のよ
うになる。次いで切欠き５，５を含みこれを斜の
罫線で区切つた厚紙部にヒートシール接着剤９を
塗布し、二つ折りして第４図の斜縁の個所で紙
どうしを接着する。

このものをコーヒーの過に用いるには厚紙の
切欠き部をコーヒーカツプの開口縁に嵌め込み、
開くと第３図のように過の用意ができるＡは本
考案のコーヒー用紙で、Ｂはコーヒーカツプで
ある。中にコーヒーを満し注水過が可能とな
り、極めて簡単に操作できるコーヒー紙であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は基材厚紙の中心を円形に打抜いた状態
の説明図、第２図は厚紙上に紙を貼着した状態
の説明図、第３図は二つ折りして罫線と切欠きを
設けた状態の説明図、第４図は二つ折りしてシー
ルするシール部（斜線）を示す説明図、第５図は
本考案のコーヒー紙の使用状態の説明図であ
る。 １……基材厚紙、２……円形打抜き部、３……
紙、４，６，７，８……罫線、５……打抜き
部、９……接着剤、Ａ……コーヒー用紙、Ｂ…
…コーヒーカツプ、ａ……紙のみの過部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. コーヒーカツプの上面を充分に覆い得る厚紙の
   中心に過部を円形に打ち抜き、厚紙全体に紙
   を貼着して二つ折りの罫線を入れ、この罫線上に
   コーヒーカツプの開口縁が充分入る程度の切欠き
   部を円形打抜部の両側に設けるとともに、二つ折
   り罫線と直角および左右の中間部に円中心に向う
   罫線を設け、二つ折り罫線とこれに最も近い罫線
   間の紙どうしを接着してなるコーヒー用紙。