JPS6230890Y2 - - Google Patents

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JPS6230890Y2
JPS6230890Y2 JP1981054196U JP5419681U JPS6230890Y2 JP S6230890 Y2 JPS6230890 Y2 JP S6230890Y2 JP 1981054196 U JP1981054196 U JP 1981054196U JP 5419681 U JP5419681 U JP 5419681U JP S6230890 Y2 JPS6230890 Y2 JP S6230890Y2
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JP
Japan
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slurry
tank body
tank
waterproof sheet
sheet
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JP1981054196U
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JPS57167619U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

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  • Fertilizers (AREA)
  • Fertilizing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は畜舎から排出される厩肥を貯蔵する
スラリータンクに関する。
この種のスラリータンクは屋外に設けられ、貯
蔵した厩肥すなわちスラリーを発酵させて窒素を
分解し肥料化するものである。しかしてスラリー
中には繊維質成分が多量に含まれていることか
ら、屋外にて外気に触れることによりスラリー上
面が硬質化し、ついには人が載れるほどに固化し
てスラリーの取り出しが困難となる場合がある。
しかも従来のこの種スラリータンクは屋外に露天
設置してあるため、タンク上面から雨水が簡単に
入り込み、短期間のうちに容量が増大することか
ら大容積のタンクを必要とし、かつ含水率も多く
なり窒素分解が充分になされなくなることがあつ
た。このような雨水の浸入を防ぐためタンクの上
面に屋根を設けることも考えられるが、この場
合、特に降雪量の多い地域で屋根への積雪が問題
となり、積雪に耐えうる構造にするには非常にコ
スト高になるという欠点があつた。
この考案は上記事情にもとづきなされたもので
その目的とするところは、雨水の流入を防ぐこと
ができタンク容積が必要最小限の大きさで済むと
ともに、スラリー上面が外気に触れて硬質化する
ことを防止できる厩肥貯蔵用スラリータンクを提
供することにある。
以下この考案を図示する一実施例にもとづき説
明する。図中1は屋外に設置されるタンク本体で
あり、このタンク本体1の上面は開口している。
そしてタンク本体1内に、厩肥すなわちスラリー
Aが貯蔵されるようになつている。このスラリー
Aは家畜の糞と尿の混合物であつて、多量の繊維
質成分を含んでいる。また、タンク本体1の下部
にはスラリー投入口2とスラリー排出口3を設け
てあるとともに、必要に応じてスラリー撹拌用の
空気泡噴出口(図示せず)を設けてある。この空
気泡噴出口は必らずしも必要としないがスラリー
Aを含気撹拌させ発酵を促進する上で効果的であ
る。なおこの空気泡噴出口には圧搾空気供給源が
接続される。
そしてスラリーAの上面には防水シート4が設
けられるようになつている。この防水シート4
は、ゴム、ビニール等の合成樹脂シート、あるい
は強靭な織布に樹脂被膜を施したものなど、要す
るに柔軟な非通水性素材により形成されている。
そして上記防水シート4の周囲には全周にわたつ
て環状のフロート5が設けられている。このフロ
ート5はたとえば環状チユーブ内に空気を入れて
ドーナツ状に膨らましたもの、あるいは発泡スチ
ロールなどのような小比重の素材を採用できる。
そしてフロート5は、その外周面全周がタンク本
体1の内周面に密接した状態でスラリーA上に浮
くようになつている。また防水シート4の中央部
には、シート上面に導水口6aを開口したドレン
管6を接続してある。このドレン管6は可撓性を
有し、その途中には伸縮自在な蛇行部6bを設け
てある。そしてドレン管6の他端の排水口6cは
タンク本体1の外部に導びいてある。さらにま
た、防水シート4にはガス抜き用の排気管7…が
取着されていて、スラリーAと防水シート4との
間のガスを大気に放出できるようになつている。
これら排気管7…はフロート5に沿つて防水シー
ト4の周方向に例えば等間隔で配置してある。
以上のように構成されたスラリータンクは、防
水シート4がスラリーAの上面を覆いかつシート
周囲のフロート5が全周にわたつてタンク本体1
の内面に密接するから、スラリーAが外気に触れ
ることを防止できる。したがつて、スラリーA中
に含まれる繊維質成分などが空気に触れて硬質化
することを防止でき、長期にわたつて貯蔵しても
良質な状態にスラリーを維持できる。
しかも、降雨に対しては防水シート4が雨水を
遮断し、ドレン管6を通じてタンク本体1の外部
へ排水するから、スラリーA内に雨水が混入しな
くなる。また、スラリーAの窒素分解によつて生
じたガス等は排気管7…を通じて外部に逃がすこ
とができる。特にスラリーAに空気、酸素等の気
泡を強制的に送り込んで含気撹拌させる場合にも
上記排気管7…を通じてガスを十分に放出でき、
防水シート4とスラリーAいの間にガスが溜るこ
とを防止する上で効果的である。
なお防水シート4の中央部分すなわち導水口6
aを設けてある位置の近傍に錘りを設け、導水口
6a付近が最も低くなるようにしてもよく、この
場合には防水シート4上に溜つた雨水を一層効果
的に排水することが可能である。また、導水口の
数は複数設けてあつてもよい。
以上説明したようにこの考案は、周囲にフロー
トを有する防水シートでスラリー上面を覆うよう
にし、この防水シートに導水口を開口したドレン
管を取着して防水シート上の雨水を排水できるよ
うにしたことを特徴とする。したがつてこの考案
によれば、スラリー上面が外気に触れることを防
止でき、スラリー表面の硬質化を防止できるとと
もに、雨水の流入を防止できる。よつて良質な状
態でスラリーを貯蔵でき、しかも雨による増量を
防止でき必要最小限の容積のタンクで済む。
また、スラリーの導入および取出しによりスラ
リーの容量が増減しても、フロートがこの液位に
応じて昇降し、防水シートを常にスラリー上面に
正しく位置させることができるものである。しか
も防水シート上に積雪しても雪の重みはスラリー
上面に均等に分散し、防水シートには過大な荷重
が加わらないため、降雪地域においてもそのまま
使用でき、屋根を設置する場合に比べて低コスト
で実施できるなど、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はス
ラリータンクの縦断面図、第2図は防水シートと
フロートを示す斜視図である。 1……タンク本体、4……防水シート、5……
フロート、6……ドレン管、6a……導水口、A
……スラリー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スラリーを貯蔵するタンク本体と、スラリー上
    面を覆う防水シートと、この防水シートの周囲に
    設けられスラリー上に浮くとともに上記タンク本
    体の内周面に接するフロートと、上記防水シート
    の上面に導水口を開口しこの導水口を通じて防水
    シート上の雨水をタンク本体外に排出するドレン
    管とを具備したことを特徴とする厩肥貯蔵用スラ
    リータンク。
JP1981054196U 1981-04-15 1981-04-15 Expired JPS6230890Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981054196U JPS6230890Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

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JP1981054196U JPS6230890Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

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Publication Number Publication Date
JPS57167619U JPS57167619U (ja) 1982-10-22
JPS6230890Y2 true JPS6230890Y2 (ja) 1987-08-08

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ID=29850800

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JP1981054196U Expired JPS6230890Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

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Families Citing this family (2)

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JP2618147B2 (ja) * 1991-12-26 1997-06-11 橋本 剛一 堆肥製造装置
JP2005246349A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Mitsubishi Chem Mkv Co 有機性スラリーの処理設備

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JPS57167619U (ja) 1982-10-22

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