JPS6230888Y2 - - Google Patents

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JPS6230888Y2
JPS6230888Y2 JP10017485U JP10017485U JPS6230888Y2 JP S6230888 Y2 JPS6230888 Y2 JP S6230888Y2 JP 10017485 U JP10017485 U JP 10017485U JP 10017485 U JP10017485 U JP 10017485U JP S6230888 Y2 JPS6230888 Y2 JP S6230888Y2
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frame
roller
wheels
hydraulic cylinder
tractor
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JP10017485U
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  • Soil Working Implements (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、耕起、砕土した後、残つた土塊を
破砕するとともに、土壌の表層をならすための鎮
圧ローラーに関するものである。
(従来の技術) 従来のトラクタにより牽引される鎮圧ローラと
しては、例えば第3,4図に示すようなものがあ
る(例えば、スター農機株式会社、スターK型ロ
ーラ カタログ参照)。
第3図及び第4図において、1は方形の枠体
で、その側枠1c,1d部に軸受を介して横架し
た横軸に、多数の小巾で同形の鎮圧ロール2,2
…が図示しない軸受を介して回動自在に装着され
る。この枠体1の前枠1aにはドローバー3の基
部が軸4着されると共に、該ドローバー3に、前
記前枠1a両側部に基部を軸6,6着したステー
5,5を係脱可能にピン7,7止めし、その一方
の側枠1cにキヤリヤドローバー8を、他方の側
枠1dにリフトブラケツト9をそれぞれ設け、さ
らに、前記前枠1a及び後枠1bの中央部に設け
た箱状ブラケツト10,10に、車輪11,11
付支脚12,12の基部を挿入し、ピン13,1
3により固定するようにしたもので、このピン1
3,13を抜いて前記車論11,11付支脚1
2,12を前記枠体1の上側位にした後、再びピ
ン13,13により固定すれば、鎮圧ロール2が
接地し(第3図)、そのドローバー3をトラクタ
15のキヤリヤヒツチ16に係止させ、トラクタ
によりけん引して鎮圧作業をする鎮圧姿勢位とな
り、また、ピン13を抜き、前記車輪11,11
付支脚12,12を枠体1の下側位(第4図にお
ける車輪11の実線位)とした後、再びピン13
により固定して鎮圧ロール2を地表から浮上さ
せ、キヤリヤドローバー8をトラクタ15のキヤ
リヤヒツチ16に係止させてけん引する走行姿勢
位とするものである。
なお、ドローバー3とステー5,5とは、ピン
7を抜いて両者の係合を解除することにより、ド
ローバー3及びステー5,5を枠体1の前枠1a
に沿つて折りたためるように構成されており、ま
た、17はトラクタ15のキヤリヤヒツチ16
に、リフトブラケツト9を係止させ、同ヒツチ1
6を上昇させてこの鎮圧ローラを引上げる際、鎮
圧ロール2の端部が地面に埋没するなどにより、
吊上げ高さが不足する場合に使用する台である。
また、図示しないが、トラクタによりけん引さ
れるけん引式鎮圧ローラにおいて、逆U状ローラ
支承枠に鎮圧ローラの両側軸端部を支承させると
共に、前記鎮圧ローラの両側軸端部に下端に車輪
を備える一対の車輪支持体を軸着し、かつ車輪支
持体から突出する取付板を操作して車輪支持体を
前記ローラ軸に対して回動させ、係止棒の係合位
置を切換えることにより、前記逆U状ローラ支承
枠に対して車輪支持体を異なる角度で係止させ、
車輪が地面から接地するけん引姿勢と鎮圧ローラ
の接地する鎮圧姿勢との切換を行えるようにした
ものも知られている(例えば、実公昭57−22721
号公報参照)。
(従来技術における問題点) しかしながら、前記第3図及び第4図に記載し
たような従来の鎮圧ローラにあつては、その作業
姿勢位の切換えに当り、側枠1dにリフトブラケ
ツト9を設けることにより、このリフトブラケツ
ト9をトラクタ15後部のキヤリヤヒツチ16に
係合させて鎮圧ローラ全体を上方へ引上げ、車輪
11,11を地表から離した後、第4図の2点鎖
線位のように枠体1上部に移動させるようにした
ものであるから、大きな重量の鎮圧ローラの姿勢
切換えを、トラクタ15の動力を利用して行える
点では改良の跡が見られるものの、その姿勢切換
えの都度、トラクタ15のキヤリヤヒツチ16と
鎮圧ローラのドローバー3、キヤリヤドローバー
8又はリフトブラケツト9との係合を切換え、次
いで、車輪11,11の支脚12,12を枠体1
の上方又は下方へ移動させ、ピン13,13によ
り固定させる必要があり、また、その係合切換え
に先立つて、まず、トラクタ15のキヤリヤヒツ
チ16との係合を解除し、それぞれの位置へトラ
クタ15を移動させた後に作業をしなければなら
ないという問題点があつた。
また、前記実公昭57−22721号公報記載のもの
にあつては、トラクタによりけん引されるけん引
式鎮圧ローラにおいて、逆U状ローラ支承枠に鎮
圧ローラの両側軸端部を支承させると共に、前記
鎮圧ローラの両側軸端部に下端に車輪を備える一
対の車輪支持体を軸着し、かつ該両車輪支持体を
前記ローラ軸に対して回動させ、前記逆U状ロー
ラ支承枠に対して異なる角度に係止させることに
より、トラクタのキヤリヤヒツチと鎮圧ローラの
けん引棒部分との係合関係を切換えることなく、
けん引式鎮圧ローラの鎮圧姿勢位と走行杉勢位と
の切換えを行えるものの、このものにあつては、
その車輪支持体の逆U状ローラ支持枠に対する角
度の切換えを、車輪支持体から突出する取付板の
操作と係止棒の差換えとにより行なうものであつ
たため、その換え操作が煩雑になるという問題点
があつた。
この考案は、このような従来の問題点に鑑み、
鎮圧ロールを横架した枠体の後枠に一対の車輪付
支脚を回動自在に枢着し、該両車輪付軸支脚を連
結する連結杆と、前記前枠及び後枠を連結する中
高の縦枠とを、油圧シリンダとピストンロツドか
らなる伸縮機構により連結すると共に、それに引
張ばねを併設することにより、けん引式鎮圧ロー
ラの鎮圧姿勢位と走行姿勢位との切換えを、簡易
に行える鎮圧ローラを提供しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) この考案は、前記の問題点を解決するために、
鎮圧ロールを横架した枠体の前枠中央部にドロー
バーを設けると共に、その枠体の後枠に一対の車
輪付支脚を回動自在に枢着し、該両車輪付支脚を
連結する連結杆と、前記前枠及び後枠を連結する
中高の縦枠とを、油圧シリンダとピストンロツド
からなる伸縮機構と、それに併設した引張ばねと
により連結したものである。
(作用) この考案は、前記のような構成を有するから、
鎮圧ローラのドローバーをトラクタに係合させた
ままの状態において、鎮圧ローラの車輪付支脚を
連結する連結杆と、前枠及び後枠を連結する中高
の縦枠とを、油圧シリンダとピストンロツドから
なる伸縮機構と、それに併設した引張ばねにより
連結したから、車輪付支脚が枠体上側で鎮圧ロー
ラの接地する鎮圧姿勢位と、車輪付支脚が枠体下
側で車輪の接地する路上走行姿勢位との切換え
を、油圧シリンダへの圧油の給排により自動的に
行える。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を、その平面図及び
側面図を示す第1図及び第2図を参照して説明す
る。なお、第3図及び第4図に示した従来例と共
通する部分には、同一名称及び同一符号を用い
る。
図において、20は長方形状に形成した枠体
で、その側枠20c,20dに装着した横軸に、
小巾で同形の多数の鎮圧ロール2,2…が図示し
ない軸受を介して回動自在に装着される。この枠
体20の前枠20aと後枠20bとは、側枠20
c,20dにより連結される外、同枠体20に軸
承した鎮圧ロール2,2の上側となる中高の縦枠
としての弧状縦枠21,21により連結される。
22は中央の弧状縦枠21の上部に設けたブラケ
ツト、23は該ブラケツト22に基端部を軸着し
た油圧シリンダ、24は該油圧シリンダ23に内
装したピストンを端部に備えるピストンロツド
で、該ピストンロツド24の他端部は、車輪1
1,11の支脚25,25を連結する連結杆26
に固定されたブラケツト27,27に軸着され
る。28,28は枠体20の後枠20bに設けた
ブラケツトで、該ブラケツト28,28には、前
記支脚25,25の基部が軸29,29着され
る。30,30は油圧シリンダ23の両側位に配
され、前記ブラケツト22上の係止片31と、ブ
ラケツト27上の係止片32とを弾引する引張ば
ね、33は油圧シリンダ23へ、図示しないトラ
クタ上の油圧源から圧油を給排するための油圧ホ
ース、34は同油圧ホース33の支承片である。
なお、40はドローバー3の下側に当接するスタ
ンドで、作業時には取外すものである。
次に、その作用を説明する。
まず、第2図は、油圧シリンダ23に圧油を供
給し、引張ばね30,30に抗してピストンロツ
ド24を張出させ、支脚25,25を後枠1b下
側に回動させて車輪11,11を接地させ、鎮圧
ロール2を浮揚させ、路上走行姿勢とした鎮圧ロ
ーラ(ただし、スタンド40を除く)を示す。
この走行姿勢位の鎮圧ローラをトラクタ16に
より目的とする圃場へけん引した後、鎮圧姿勢に
切換えるには、トラクタ16上の図示しない切換
弁を操作し、油圧シリンダ23の圧油を油圧ホー
ス33を介して、トラクタ16上の図示しないタ
ンクへ排出させ、ピストンロツド24をシリンダ
23内に引込ませて行うのであるが、その際、ピ
ストンロツド24端部の取付られるブラケツト2
7が、車輪11付支脚25を連結する連結杆26
に固定され、車輪11付支脚25と枠体20との
枢着点29とが第2図のような位置関係にあるの
で、枠体20、鎮圧ロール2等の重量により同ロ
ール2が相対的に降下し、また、その際、このシ
リンダ23部には引張ばね30のばね力が作用
し、枠体20の前後枠20aと20bとを連結す
る弧状縦枠21上部のブラケツト22により、常
時上方へけん引されるので、後枠20bに固定さ
れたブラケツト28に軸29承される支脚25
が、同支脚25を連結する連結杆26に固定され
たブラケツト27,27を介して引かれ、軸2
9,29まわりで第2図の反時計方向に回動し、
車輪11が同図の実線位から2点鎖線位のように
枠体20の上側位となり、鎮圧ロール2,2…が
接地する鎮圧姿勢位となり、所要の鎮圧作業をす
る。
次に、この鎮圧姿勢位の鎮圧ローラを走行姿勢
位に切換えるは、油圧シリンダ23に圧油を供給
し、引張りばね30に抗してピストンロツド24
を油圧シリンダ23から張出させ、ブラケツト2
7、連結杆26を介して支脚25,25を、その
基部を軸29,29を中心として、第2図におい
て時計方向へ回動させ、車輪11,11を同図の
2点鎖線位から実線位へ移動させて鎮圧ロール2
を浮揚させ、油圧ホース33の油路をロツクし、
支脚25,25をその位置に固定すればよい。
なお、油圧シリンダ23とピストンロツド24
とは逆置関係位置に設けてもよい。
(考案の効果) この考案は、前記のような構成からなり、作用
をするものであるから、次のような効果が得られ
る。
(1) トラクターのヒツチと鎮圧ローラのドローバ
ーとの係合を解除することなく、枠体の後枠に
回動自在に軸着した一対の車輪付支脚を連結す
る連結杆と、枠体の前枠及び後枠を連結する中
高の縦枠とを連結する油圧シリンダに圧油を給
排することにより、車輪付支脚を上昇位又は下
降位に切換え、鎮圧ローラを鎮圧姿勢位又は路
上走行姿勢位に切換えることができる。
(2) 枠体に対して車輪付支脚を昇降させる機構
を、枠体の前枠及び後枠を連結する中高の縦枠
と車輪支脚の連結杆とを、油圧シリンダとピス
トンからなる伸縮機構により連結したから、車
輪付支脚を枠体上側へ引上げ又は押下げる際、
枠体上側に位置する中高の縦枠上部から車輪付
支脚が無理なく引上げられ又は押下げられ、そ
の構造も簡易なものとなる。
(3) 枠体に対して車輪付支脚を昇降させる機構
を、枠体の前枠及び後枠を連結する中高の縦枠
と車輪付支脚を連結する連結杆とを連結する、
油圧シリンダとピストンからなる伸縮機構とそ
れに併設した引張ばねで構成したから、その油
圧シリンダを単動形の簡易なものとして構成で
きる。
(4) 油圧シリンダ及びピストンロツドを連結する
ブラケツト間に引張ばねを併設したから、車輪
の枠体上側への引上げを容易に行えるばかりで
なく、油圧シリンダの圧油を排出させて枠体上
側とした車輪支脚が、常時その位置に弾引され
ることになり、鎮圧作業中車輪を他の補助手段
を用いることなく、枠体上側へ安定的に保持で
きる。
(5) 既存構造の鎮圧ローラの枠体と枠体に軸着し
た車輪付支脚間に、シリンダとピストンロツド
からなる伸縮機構及びそれに引張ばねを併設す
るだけの簡易な構造変更により構成でき、また
油圧シリンダ用油圧源をトラクター上に載置さ
れる通常のものを使用できる等、従来装置と共
通する部品を使用することができ、量産による
コストメリツトがある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる鎮圧ローラの一実施
例の平面図、第2図はその側面図、第3図は従来
の鎮圧ローラーの斜視図、第4図は従来装置にお
ける車輪位置の切換え状態説明用の斜視図であ
る。 2……鎮圧ロール、1……ドローバー、10,
10……車輪、20……枠体、20a……前枠、
20b……後枠、21,21……弧状縦枠、23
……油圧シリンダ、24……ピストンロツド、2
5,25……支脚、26……連結杆、30……引
張ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鎮圧ロールを横架した枠体の前枠中央部にドロ
    ーバーを設けると共に、その枠体の後枠に一対の
    車輪付支脚を回動自在に枢着し、該両車輪付支脚
    を連結する連結杆と、前記前枠及び後枠を連結す
    る中高の縦枠とを、油圧シリンダとピストンロツ
    ドからなる伸縮機構と、それに併設した引張ばね
    とにより連結したことを特徴とする鎮圧ローラ。
JP10017485U 1985-07-01 1985-07-01 Expired JPS6230888Y2 (ja)

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JP10017485U JPS6230888Y2 (ja) 1985-07-01 1985-07-01

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JP10017485U JPS6230888Y2 (ja) 1985-07-01 1985-07-01

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JPS627804U JPS627804U (ja) 1987-01-17
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ID=30969743

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