JPS6230721A - 新規な活性ペプチド - Google Patents

新規な活性ペプチド

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JPS6230721A
JPS6230721A JP60170398A JP17039885A JPS6230721A JP S6230721 A JPS6230721 A JP S6230721A JP 60170398 A JP60170398 A JP 60170398A JP 17039885 A JP17039885 A JP 17039885A JP S6230721 A JPS6230721 A JP S6230721A
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JP
Japan
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egf
active peptide
acid
water
ion exchange
Prior art date
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Pending
Application number
JP60170398A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinori Ohashi
俊則 大橋
Yoshio Yamazaki
山崎 良男
Kohei Hirano
平野 耕平
Daisuke Irie
入江 大祐
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、上皮細胞の成長促進作用及び胃酸分泌抑制作
用を示す活性ペプチドに関する。
(従来の技術) エイチ・グレゴリ−()1. GregOrY )は、
ヒト尿に含まれる胃酸分泌抑制物質の抽出精製を行い。
2種の物質、すなわちβ−ウロガストロン(β−UG)
及びγ−ウロガストロン(γ−UG)を得た〔ネーチャ
ー(Nature ) 257巻、325−327頁、
1975年〕。β−UG及びγ−UGは、いずれも16
程のアミノ酸からなる1本鎖ポリペプリドであって、そ
れぞれ、アミノ酸総数53及び521等電点4.5及び
4.3である。
一方、コーエン(cohen )らは、ヒト尿から上皮
細胞の成長促進作用を有する物質、すなわち。
ヒト上皮細胞成長因子(h −EGF )を発見しく 
Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 US
A、 72巻1317頁、1975年)。このh−EG
Fはアミノ酸総数が49ケである。
(発明が解決しようとする問題点) 種々の生理活性の類似性及び免疫学的交互性からウロガ
ストロン(UG)とh−EGFとは同一の物質であろう
と言われている反面、アミノ酸総数が前記したとおシ一
致しないことは、永らく疑問とされていた。そこで9本
発明者らは、コーエンらの方法に改良を加えて、ラジオ
レセプターアッセイ(RR,A)を指標にヒト尿からの
h −EGFの抽出を検討した。
この結果、β−UG、  γ−UG及びコーエンらが発
見したh−EGFとは異なる新規なh−EGFを単離す
ることに成功し9本発明に至った。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、ヒト尿から抽出され、下記の理化学的性質に
より特定され、上皮細胞の成長促進作用及び胃酸分泌抑
制作用を有する活性ペプチドに関する。
(a)紫外線吸収  第1図に示す(活性ベプチスベク
トル  ド濃度80μg / mI!、  リン酸2ナ
トリウム水溶液) (b1分子量    約6.000 (8DS−尿素−ポリアク プルアミドゲルディスク電 気泳動法) (c1等電点    4.60 (ポリアクリルアミドゲル 等電点電気泳動法) fdl呈色反応   フォリン・ローリー法 十り−マ
シー・プリンヤ ント拳プル法     + 7エノール硫酸法   − フクシン法 (el溶解性    水に可溶(ただし、  pH4,
60付近では等電点沈殿 をする)。
酸性メタノール、酸性アセ トリトリル、塩基性メタノ ール及び塩基性アセトニト プルに可溶。
(f)性状     白色粉末、水に溶かすと無色透明
(g)構成アミノ  A/a、 Asn、 Asp、 
Cys。
酸        Gln、  Glu、  Gly*
  His。
11e、 Leu、 Lys、 Met。
Pro、 Ser、 Trp、 Tyr及びVal 本発明に係る活性ペプチドは次の条件にょシ。
高速液体クロマトグラフィーを行うとき、第2図に示す
ように保持時間28分の位置に溶出する。
ただし、2gOnmの波長の吸光度を指標とする。
カラム   8mmφX 250 nmカラム剤  平
均粒径5μmオクタデシル化シリカゲル〔例えば、デペ
ロジル OD8 (野村化学■商品名)〕 溶出液   50 mM酢酸アンモニウムを含むアセト
ニトリル水溶液(アセトニ トリル/水が340/1000.。
容量比) 流速    1m//分 本発明に係る活性ペプチドは9次のようKして製造する
ことができる。
まず、ヒト尿をpH3〜4にし、ポリアクリル酸型イオ
ン交換樹脂、ポリメタクリル酸型イオン交換樹脂等の弱
酸性イオン交換樹脂と接触させ、っする。ついで、溶出
液を好ましくVi濃縮及び脱塩した後、ゲルろ過及びイ
オン交換を適宜の順序で行う。ここで、II縮は1例え
ば、スチレン−ジビニルベンゼン系共重合体、アクリル
酸エステル系重合体、メタクリル酸エステル系重合体等
の巨大網状ポリマーからなる中性吸着樹脂と上記溶出液
を接触させ9次いで、該樹脂への吸着物をメタノール、
アセトニトリル、n−グロバノール等の水溶性有機溶剤
と水との混合液で溶出する方法又は限外ろ過法によって
行うことができ、比活性を上げるような他の濃縮方法を
採用してもよい。上記脱塩は、架橋デキストランゲル、
架橋ポリアクリルアミドゲル等の親水性ゲルを用いたゲ
ルろ過法にニジ行うことができる。上記したゲルろ過は
脱塩に採用することができるゲルろ過法と同様の方法で
行うことができるが、展開液としては、酢酸緩衝液、リ
ン酸緩衝液等の緩衝液であって。
0.02M以上かつpH5〜9のものを使用するのが好
ましい。上記したイオン交換は、ジエチルアミノエチル
セルロース、ジエチルアミノエチルアガロース等の弱塩
基性イオン交換樹脂を酢酸緩衝液。
リン酸緩衝液等の緩衝液であって0.05 M以下でp
H5〜8.5のもので平衡化した後、前工程で得られた
溶出液を添加又は負荷し、ついで、該樹脂への吸着物を
酢酸アンモニウム水溶液で溶出することKよシ行うこと
ができる。
このようにして得られた溶出液は、ついで、逆相分配型
液体クロマトグラフィーによって精製される。
逆相分配型液体クロマトグラフィーにおいて用いられる
逆相分配をカラムに充填するカラム剤としては、多孔性
シリカゲルに疎水性官能基を化学結合したものが使用さ
れる。特に、疎水性官能基を有する多孔性シリカゲルが
9分離能及び回収率の点ゼすぐれている。シリカゲルに
導入される疎水性官能基としてはメチル基、エチル基、
プロピル基、オクチル基、オクタデシル基等のアルキル
基、シアノプロピル基、フェニル基などが例示され、こ
れらはシリカゲルに対して炭素含量で8〜20重量%含
まれているのが好ましい。細孔の孔径としては60A〜
300Xに孔径を有するものが好ましい。又粒径として
は小さいものが望ましいが実用上5〜70μm程度が良
い。
逆相分配型液体クロマトグラフィーは、先ず。
溶出させる。溶出用液としてはアセトニトリル。
メタノール、エタノール、n−プロパノ−p等の水溶性
有機溶媒と、酢酸、ギ酸、塩酸、リン酸。
トリフルオロ酢酸、メチル硫酸等の酸またはこれらの酸
とアンモニア、苛性ソーダ等のアルカリの塩を混合して
得られるpi−il、5〜7の範囲の緩衝液が用いられ
る。
この溶出にあたって、上記溶出用液の水溶性有機溶媒濃
度は、溶出に適するように適当な濃度に調整される。例
えば、アセトニトリル水溶液では。
アセトニトリルの濃度が18〜28容i%、好ましくは
20〜25容量−の濃度でヒ)UGを溶出pH7)でア
セトニトリル濃度20〜25容fi−チのものを使用す
るとh−EGFは、まず3種類に分離される。これらを
それぞれ溶出順にh −EGF−1,h−EGF’−2
,h−EG、F−3とする。
このうち、さらにh−EGF−3について逆相り順にh
−EGF−3−1,h−EGF−3−2及びh−EGF
−3−3の3徨類に分離する。
この’)ち、h−EGF−3−2を含む分画を減圧濃縮
又は凍結乾燥すると白色粉末状で本発明に係るペプチド
が得られる。
コレを5DB−尿素−ポリアクリルアミドゲルディスク
電気泳動(モノマー濃度13.8チ)で分析するとき、
それぞれ単一バンドとして認められ。
その推定分子量はミオグロビン部分加水分解物(分子量
16949,14404,8159,6214゜251
2.1360)の混合物を標準とした分子↑マするのが
好ましい。アセトニトリル濃度が18容量チ未満では、
全く溶出されないか溶出時間が長くなり、28容量チを
越えると溶出先端付近に溶出されるため精製効果が低下
する傾向がある。また、アセトニトリル濃度に勾配をつ
けて溶出する場合、溶出後のアセトニ) IJルの初期
濃度は0〜16容量チ及び最終濃度は20〜30容量チ
とするのが好ましい。なお、最終濃度は30容量チを越
えてもさしつかえない。このようにアセトニトリル濃度
に勾配をつけて溶出を行う場合、アセトニトリル濃度が
20〜25容量チの時にペプチドを溶出させる。溶出に
際し、用いる有機溶媒は。
その極性が小さくなるに従い溶出力が増すため。
極性の大きなもの程、有機溶媒濃度を大きくする必要が
ある。例えばメタノール、エタノール、アセトニトリル
、n−プロパツールの順に極性が小さくなり、この順に
より低濃度でヒ)UGを溶出することができる。以上の
溶出は、常圧下で行っても高圧下で行ってもよい。
逆相分配型クロマトグラフィーにおいて、カラーカーを
用いたとき約6000に位置する。又。
pH勾配(pH4からpH6,5)を有するポリアクリ
ルアミドゲルプレートを用いた等電点電気泳動を行うと
きそれぞれ異なる位置に単一バンドとして認められた。
表面電極を用いて測定した等電点け、4.60である。
その他、前記した理化学的性質を示す。
上記電気泳動法による結果及び前記した高速クロマトグ
ラフィーが第2図に示すとおりであることから1本発明
に係る活性ペプチドが単一化合物であることがわかる。
本発明に係る活性ペプチドが前記したアミノ酸から構成
されることは、アミノ酸分析装置によって確認した。
また9本発明に係る活性ペプチドは、上皮細胞の成長を
促進する作用を示し、h−EGFであることがわかり、
胃酸分泌抑制作用を併せて示す。
以上において、h−EGF分画の確認は、マウスの願下
線から得たマウスEGFがマウス肝細胞膜上のEGFレ
セプターに対してh−EGFと競争的に結合する性質を
利用して測定される。すなわち、h−EGF又はh−E
GFを含む試料。
EGFレセプター及び放射性ヨウ素で標識したマウスE
GFを水溶液中で混合して反応させ、 EGI;’レセ
プターとマウスEGF又はh −EGF’との結合物を
生成させ、これを分離して、その放射活性を測定し、検
量線に照らし、h−EGF濃度を決定する〔以下、この
方法を、ラジオレセプターアッセイ(RR,Aと略す)
という〕。
(実施例) 以下において、h−EGF量は、上記R,RA法により
求めたものであり、比活性は、280nmの吸光度と試
料の液量(ml)の積あたりのh−EGFJIである。
実施例 (1)  男子床3 kl!(h −EGF:!116
0■、比活性1.6X10−3)に4N塩酸を加えてp
H3,OK調整した。これを予め4N塩酸でカルボン酸
型にしたアクリル酸型カチオン交換樹脂(WK−20゜
三菱化成工業■商品名)を充てんしたカラム(401)
に流速20017時間で流した。次いで、カラムを水1
001!で洗浄し、1001!の酢酸アンモニウム緩衝
液(塩化ナトリウム50kg、酢酸アンモニウム7、7
 kgおよびアンモニア水15.51に水を加えて10
(lとしたもの)2次いで4104N苛性ソーダ溶液、
更に901!の水で溶出した。溶出後のpHは溶出時間
と共に増大する。このうち、溶出後のpHが11以下の
分画を集めた。
この溶出液中のヒトUGは60.4 mg (回収率3
8チ、比活性0.05)であった。
(2)溶出液201! (pH4,5に調整)Kメタク
リレート系中性吸着樹脂(HP2MG:三菱化成工業■
商品名) 800 ml!を加えて2時間攪拌してh−
EGFを吸着1次いで塩酸−メタノール混合液(6N塩
酸:)夕/−ル=1 :IZ5.容量比)81で溶出し
た。これを中和後、減圧濃縮して500 mlとし架橋
デキストランゲル(セファデックスG−25,ファルマ
シア・ファインケミカル・AB商品名)に負荷し、0.
01M酢酸アンモニウムで展開して塩を含まない部分を
採取した。次いでpH5,3の0.01M酢酸アンモニ
ウム液で平衡化したジエチルアミンエチル(DEAE)
  セルロース(DE−32,ワットマン・ケミカル七
)くレーション社商品名)カラムに吸着させた。0.0
1M酢酸アンモニウム液で洗浄後、0.3M酢酸アンモ
ニウム液で溶出した。この溶出液中のh −EGF量は
14.4mg(回収率38%、比活性1.2)であった
(3)この溶出液を限外ろ過(分画分子量1000)に
より脱塩し、60mJまで濃縮した後、架橋デキストラ
ンゲル(セファデックスG−50,ファルマシア・ファ
イン・ケミカル・AB商品名)でゲルろ過した。展開液
は0.01M酢酸アンモニウム液で展開し、RFLA活
性分画を採取した。この溶出液中の1l−EGF量は1
0101l1回収率70%。
比活性5.6)であった。
(4)  この溶出液をオクタデシルシリル化シリカゲ
ル(デベロジルODS、野村化学■商品名)を充填した
カラム(36,7mmφ×500閣、このカラムはHP
LC装竹日立635A型(■日立製作所酸アンモニウム
0.05Mを含むアセトニトリル水溶液(水ニアセトニ
トリル=5:1.容量比)。
第2液には、酢酸アンモニウム0.05Mを含むアセト
ニトリル水溶液(水ニアセトニトリル=5:1.6.容
量比)を用いた。第2液は第1液600m1に25mJ
/分で流入すると共に、第1液と第2液の混合液はカラ
ムに25mJ/分で流入するようにした。この結果、得
られたクロマトグラムを第3図に示す。
RRA法で各溶出分画を測定すると三つの活性分画が現
われ、各分画のh−EGFには、それぞれ胃酸分泌抑制
作用が認められた。該活性分画はそれぞれ、保持時間が
48〜52分、54〜62分及び62〜68分に溶出し
、これらのah −EGF量は8.5mg、それぞれの
分画のh −EGF量は、溶出順に2.0mg、  1
.5■及び5.0#であ汎各h−EGFの比活性は溶出
順に130,240及び290であった。各分画を減圧
濃縮し、凍結乾燥して乾燥品を得、上記溶出順にh−E
GF−1、h−EO,F−2及びh−EGF−3とした
5DS−尿素−ポリアクリルアミドゲル電気泳動(モノ
マー濃度13.8%、標準物質:ミオグロビン部分加水
分解物で分子量が16949,14404゜8159.
6214,2512及び1360の混合物)によるとh
−EGF−xについては2分子量約6000と約700
0のニバンド、h−EGF−2については2分子量約6
000と約7000のニバンド及びh−EGF量−3に
ついては2分子量約6000の一バンドが検出された。
第3図に、上記の溶出における各分画毎のRRA活性値
を斜線棒グラフで示す。RRA活性は46〜48分、4
8〜50分、50〜52分、54〜56分、56〜58
分、58〜60分、62〜64分、64〜66分及び6
6〜68分の分画に現われ、他の分画には現われなかっ
た。
(5)上記(4)で得られたh−EGF−3を含む分画
をh−EGF量で500μ9を、デベロジルODSを充
填したカラム(8mφX250an、日立635型に装
着)に負荷し、酢酸アンモニウム0.05 Mを含むア
セトニトリル水溶液(アセトニトリル:ml/分で溶出
した。得られたクロマトグラム(横軸に保持時間、縦軸
に280nmの波長における吸光度)及びR几A活性値
を示す斜線棒グラフを第4図に示す。この結果、RRA
活性は、保持時間22〜26分、27〜30分及び49
〜55分の分画に現われた。これらの分画については。
RRA活性分画と280 nmの波長における吸光度ピ
ークとが対応した。これらの分画のうち、第1の分画に
含まれるh−EGFが前記したβ−UGに及び第3の分
画く含まれるh−EGFが前記したγ−UGK等しいこ
とを確認した。
第2の分画を減圧濃縮し、凍結乾燥して本発明に係る活
性ペプチド(h−EGF)を得た。
(6)繊維芽細胞の増殖試験 ウシ胎児血清10俤を含むダルベツコMEM培地13.
9 mlを加えた35omφX10mmシャーレに前記
(5)で得た活性ペプチド及びヒト皮膚繊維芽細胞を含
む細胞液1.1 mf (1,8X 10’セル)を入
れ。
よく混合する。これを37℃炭酸ガス5%、空気95%
のインキュベータで単層培養する。培地交換は培養3日
目と6日目に行い、  0. 3. 5. 7及び10
0日目血球計算盤を用いて細胞数を測定した。活性ペプ
チドは10 n g/mlになるように使用した。また
、活性ペプチドを使用しない場合についても同様に試験
した。この結果全第5図に示す。第5図中グラフ1は活
性ペプチドを使用した場合及びグラフ2は活性ペプチド
を使用しない場合を示す。
(力 胃酸分泌抑制試験 体重13kgのピーグル大(雄性)の幽門部から約5c
m離れた胃体部に胃瘍管を取りつけてインタクトフイス
チューラ犬とし、これに、ヒスタミン4〜6μg/kg
体重を15分間隔で皮下注射し。
15分間隔で胃液を胃屡管から採取した。胃液量がほぼ
一定になった時点で、前記(5)で得た活性ペプチドを
生理食塩水に溶解してh−EGFiで0.25μ9/′
に9体重だけ静脈内注射した。胃液量はいずれの場合も
15〜30分後から減少し、30〜60分後に胃液量が
最も少なくなった。
ヒスタミンの投与と胃酸分泌量の関係を示す棒グラフを
第6図に示す。
(発明の効果) 本発明の活性ペプチドは、上皮細胞の成長促進作用及び
胃酸分泌抑制作用を示す新規化学物質である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る活性ペプチドの紫外線吸収スペク
トル、第2図は本発明に係る活性ペプチドの高速液体ク
ロマトグラム、第3図は実施例の(4)項における逆相
分配型液体クロマトグラム、第4図は実施例の(5)項
における逆相分配型液体クロマトグラム、第5図は実施
例の(6)項における繊維芽細胞の増殖試験結果を示す
グラフ及び第6図は実施例の(力項における胃酸分泌抑
制試験を示す棒グラフである。 符号の説明 l・・・活性ペプチドを使用したときの結果を示すグラ
フ 2・・・活性ペプチドを使用しないときの結果を示すグ
ラフ 代理人 弁理士 若 林 邦 彦 r、、、   。 /60   200   240   230   3
2Q竿1図 ラ容土時F、’5  (分、) 茅 2目 B& 竿50 8−・ ;上柱ダ7黛ド 性、5−的!。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記(a)〜(g)の理化学的性質により特定され
    、上皮細胞の成長促進作用及び胃酸分泌抑制作用を有す
    る活性ペプチド。 (a)紫外線吸収スペクトル 第1図に示す(活性ペプ
    チド濃度80μg/ml、リン酸2ナトリウム水溶液) (b)分子量 約6,000(SDS−尿素−ポリアク
    リルアミドゲルディスク電気泳動法) (c)等電点 4.60(ポリアクリルアミドゲル等電
    点電気泳動法) (d)呈色反応 フォリン・ローリー法 + クーマシー・プリシヤント・プル法 + フェノール硫酸法 − フクシン法 (e)溶解性 水に可溶(ただし、pH4.60付近で
    は等電点沈殿をする)。 酸性メタノール、酸性アセトリトリル、塩基性メタノー
    ル及び塩基性アセトニトリルに可溶。 (f)性状 白色粉末、水に溶かすと無色透明。 (g)構成アミノ酸 Ala、Asn、Asp、CyS
    、Cln、Glu、Gly、His、Ile、Leu、
    Lys、Met、Pro、Ser、Trp、Tyr及び
    Val
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100226363B1 (ko) * 1996-11-28 1999-10-15 유경수 테트라옥틸암모늄 브로마이드를 첨가한 쿠마시블루단백질 검출방법
KR100488287B1 (ko) * 2003-03-06 2005-05-10 주식회사 대웅 재조합 인간 상피세포 성장인자의 정제방법

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