JPS6230711Y2 - - Google Patents

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JPS6230711Y2
JPS6230711Y2 JP9807882U JP9807882U JPS6230711Y2 JP S6230711 Y2 JPS6230711 Y2 JP S6230711Y2 JP 9807882 U JP9807882 U JP 9807882U JP 9807882 U JP9807882 U JP 9807882U JP S6230711 Y2 JPS6230711 Y2 JP S6230711Y2
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JP
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air
cooling chamber
fan
refrigerator
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JP9807882U
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JPS593284U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コンテナ冷凍機、詳しくは本体ケー
シングの冷却室に蒸発器及びフアンを内装したコ
ンテナ冷凍機に関する。
一般に、此種コンテナ冷凍機を用いたコンテナ
においては、その庫内空気の組成を貯蔵物の貯蔵
に適した組成とし、この適正組成を長期間に亘り
保持して、貯蔵物を品質の変化なく安定に貯蔵し
得るようにする必要がある。
そのため、庫内空気を抜き取つて、組成をチエ
ツクし、庫内空気を換気したりまた過不足する各
成分気体を除去または補給すべく成しているので
ある。例えば、貯蔵物が、果実、野菜等の青果物
の場合、庫内空気の組成は、炭酸ガス、酸素をそ
れぞれ約3%、窒素を約94%程度とするのが好ま
しいのであるが、青果物を貯蔵すると、青果物の
呼吸作用により酸素量が減少して炭素量が増加す
ることになり、このために酸素を補給したり炭酸
ガスを除去したりすべく成すのである。
しかして、従来庫内空気を冷凍運転中に抜き取
り可能にするため、第5図に示す通り本体ケーシ
ング3に、該ケーシング3の壁を貫通するガスサ
ンプリングポート7を設け、このポート7に接続
管71を貫入して固定すると共に、前記接続管7
1の外側に盲栓72を着脱自由に取付け、かつ前
記接続管71の内側にホースHをホースバンドC
により接続して、該ホースHの先端を冷却室に内
装するフアンの吹出側に開口するごとく配設して
いた。
斯くのごとく、従来の構成によるとホースH及
び該ホースHをサンプリングポート7に取付ける
ための取付手段が必要で、部品点数が多く、部品
管理が面倒であると共に組立工数が多く、従つ
て、部品コスト及び組立コストが高くなる問題が
あり、しかも、サンプリングポート7にホースH
を接続するための接続管71並びに該接続管71
に接続するホースHが冷却室中に張り出すため、
冷却室を流れる空気の空気抵抗が大きくなると共
に、冷却室内のサービススペースが狭くなつてサ
ービス性が低下することとなる問題があつた。
しかして、本考案の目的は、コンテナ冷凍機に
おいて本体ケーシングの内板を利用して、該内板
の内部への膨出により、サンプリングのための空
気通路を形成し、もつて従来品におけるホースを
省略し、部品点数が少なく、部品管理を容易に行
なえると共に組立工数を少なくでき、しかも、冷
却室内のスペースを有効に利用できると共に、冷
却室を流れる空気の空気抵抗を小さくでき、かつ
サービススペースも広くできるようにする点にあ
る。
本考案の構成は、冷却室を形成する本体ケーシ
ングを備え、前記冷却室に蒸発器及びフアンを内
装したコンテナ冷凍機であつて、前記本体ケーシ
ングに、外部に開口するサンプリングポートを設
けると共に、前記本体ケーシングに該ケーシング
の内板を内部に膨出して、一端が前記サンプリン
グポートに連通し、他端が前記フアンの吹出側に
開口する空気通路を形成して、部品点数を少なく
できると共に、冷却室を流れる空気の空気抵抗を
減少でき、かつサービススペースも充分とること
ができるようにしたのである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
本考案コンテナ冷凍機は、第1図に示したごと
くコンテナAにおける貯蔵庫Bの一側に配設し、
貯蔵庫B内を冷却すべく成すもので、上部に前記
貯蔵庫B側に開放した冷却室1と、下部に、前記
貯蔵庫B側を閉鎖した機械室2とを備えた本体ケ
ーシング3を用いて構成するのである。
前記冷却室1と機械室2とは、仕切壁31によ
り画成しており、また、前記機械室2の両側方に
は、第2図のごとく前記冷却室1の下部と貯蔵庫
Bの下部とを連通する冷却空気の空気通路11,
11を形成している。また、前記冷却室1の貯蔵
庫B側には流入口41を備えた背板4を取付ける
のであつて、前記貯蔵庫B内の空気は、前記流入
口41より前記冷却室1内に流入するのである。
また、前記冷却室1内には、前記流入口41の
下位に蒸発器5を配置して、該蒸発器5の下部を
ガイド取付板12に取付けると共に、この取付板
12の下側で、前記空気通路11,11の上部に
臨む各位置にフアン6,6を配置して、このフア
ン6,6のガイド板13,13を、前記取付板1
2の下面から仕切壁31の上面に亘り取付けてい
る。なお、前記機械室2内には、圧縮機、凝縮
器、アキユムレータ等(図示せず)を配設するも
のである。
また、前記本体ケーシング3は、硬質ウレタン
フオームなどにより形成する断熱材層3aを
FRPなどにより形成する外板3bと内板3cと
により囲繞して成るものである。
しかして、本考案の基本構造は、前記本体ケー
シング3に、外部に開口する庫内空気のサンプリ
ングポート7を設けると共に、前記本体ケーシン
グ3に該ケーシング3の内板3cを内部に膨出し
て一端が前記サンプリングポート7に連通し、他
端が前記フアン6の吹出側に開口するサンプリン
グ用空気通路8を形成するものである。
第1乃至第3図に示したものは、前記貯蔵庫B
の庫内空気換気用の吸気口9aを、本体ケーシン
グ3における前記蒸発器5の一側端の外側方上位
に設けると共に、庫内空気の前記サンプリングポ
ート7と庫内空気換気用の排気口9bとを、前記
吸気口9aの下方で、取付板12の下側、かつガ
イド板13の内側位置に並設し、また、本体ケー
シング3の内板3cを内部に膨出させる膨出部m
を、前記サンプリングポート7と排気口9bとの
周りから、ガイド板13を貫通して前記フアン6
の吹出側に開口すべく成して、この膨出部mによ
り前記サンプリングポート7に通ずる前記空気通
路8を形成したものである。
また、前記サンプリングポート7の外部開口に
は、開閉自由に盲栓71を設けるのであり、ま
た、前記吸気口9aと排気口9bとの前方側に、
第1図に概略示したごとく、非換気時吸気口9
a、排気口9bを閉じ(第1図の状態)換気時上
方に偏位させて吸気口9a、排気口9bの開度を
調節する蓋9cを取付けている。
以上の如く構成したコンテナ冷凍機内の冷気は
図面に示す矢印のごとく流れるのである。即ち、
前記冷凍庫Bより前記流入口41を通過して前記
冷却室1に流入してきた冷気は、前記蒸発器5に
より冷却されて下方に流れ、前記フアン6,6に
より吐出された後、前記空気通路11,11に至
り、該空気通路11,11内を流下すると、前記
貯庫Bの底部に拡がり、該底部より吹上げられて
上昇し、ふたたび前記流入口41より前記冷却室
1へ流入するのである。
そして、換気を行なう場合には、前記吸気口9
a及び前記排気口9bを前記蓋9cにより開いて
行なうのである。
この場合、前記吸気口9aを前記フアン6の吸
入側に設けているので、前記吸気口9aの開放に
より前記吸気口9aからは外気が前記冷却室1に
流れ込む。
一方、前記排気口9bは、フアン6の吸入側に
設けられているけれども、膨出部mによりフアン
6の吹出側に連通しているので、フアン6を通過
した空気は前記膨出部m内を流れ、前記排気口9
bより機外に放出されるのである。
また、庫内空気を分析のため取出すときには、
前記換気系の作動、非作動を問わず、前記盲栓7
1を開くことにより行なえるのである。即ち、盲
栓71を開くと、前記サンプリングポート7は、
フアン6の吸入側に設けられているけれども、膨
出部mから成る前記空気通路8によりフアン6の
吹出側に連通しているので、フアン6を通過した
空気は、前記空気通路8内を流れ、前記サンプリ
ングポート7から取出されるのである。
以上のごとく、前記盲栓71を開くことによ
り、庫内空気をいつでも取出すことが可能で、斯
く取出した庫内空気の組成をチエツクすることに
より、前記換気系を作動させるべきか否かを確認
でき、換気系の前記蓋9cによる換気量の調整を
行ない得ることと相俟つて、庫内空気の組成を、
常にほゞ外気の組成に調整できる。
しかして、庫内空気を取出すとき、前綿フアン
6の吹出側と前記サンプリングポート7との間
は、ビニールチユーブなどのホースを用いずに、
前記本体ケーシング3の内板3cを膨出形成した
前記空気通路8により連通すべくしたのであるか
ら、冷却室1に内板3cを膨出させる膨出量が小
さくとも、膨出の幅寸法を大きくすることにより
庫内空気の取出量を確保でき、かつ膨出部mの膨
出外面を全体に起伏のない非抵抗面にすることが
可能である。従つて、冷却室1を流れる空気の空
気抵抗を小さくできるし、またサービススペース
を充分確保できるのである。しかも、前記したホ
ースや、該ホースを取付けるための取付手段が不
要で、それだけ部品点数が少なくなり、組立工数
も少なくなつて、コストダウンを計れる。
尚、以上の説明では、サンプリングポート7
は、排気口9bの側方に設けて、ともに膨出部m
の一端に連通させるごとくしたが、排気口9bと
は、開係なくフアン6吸込側の任意の位置に設
け、かつ、第4図のごとく単独に膨出部mの一端
に連通させるごとくしてもよい。
また、以上の説明は、庫内空気の組成を、換気
により外気と同じにするものに適用した場合であ
るが、任意の組成とするものに適用しうることは
云う迄もない。
以上の説明により明らかなごとく、本考案は冷
却室1を形成する本体ケーシング3を備え、前記
冷却室1に蒸発器5及びフアン6を内装したコン
テナ冷凍機であつて、前記本体ケーシング3に、
外部に開口するサンプリングポート7を設けると
共に、前記本体ケーシング3に該ケーシング3の
内板3cを内部に膨出して一端が前記サンプリン
グポート7に連通し、他端が前記フアン6の吹出
側に開口する空気通路8を形成したのであるか
ら、ホース及び該ホースをサンプリングポートに
接続する取付手段が不要となつて、部品点数を少
なくでき、従つて、部品管理が容易になると共
に、組立工数を少なくでき、部品コスト及び組立
コストを低減できる。
しかも、前記サンプリング用空気通路8は冷却
室1における内板3cを膨出させて形成するので
あるから、前記冷却室1内への突出量を最小に形
成できるし、また、膨出部の外面を全体に起伏の
ない非抵抗面に容易に形成できるので、冷却室を
流れる空気の空気抵抗を小さくできるし、また、
サービススペースを充分確保できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図は正面断面図、第2図は第1図におけ
るX−X線を破断した側面断面図、第3図は要部
の拡大説明図、第4図はサンプリングポート及び
空気通路の他の実施例を示す断面説明図、第5図
は従来例を示す説明図である。 1……冷却室、3……本体ケーシング、3c…
…内板、5……蒸発器、6……フアン、7……サ
ンプリングポート、8……空気通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷却室1を形成する本体ケーシング3を備え、
    前記冷却室1に蒸発器5及びフアン6を内装した
    コンテナ冷凍機であつて、前記本体ケーシング3
    に、外部に開口するサンプリングポート7を設け
    ると共に、前記本体ケーシング3に該ケーシング
    3の内板3cを内部に膨出して一端が前記サンプ
    リングポート7に連通し、他端が前記フアン6の
    吹出側に開口する空気通路8を形成したことを特
    徴とするコンテナ冷凍機。
JP9807882U 1982-06-28 1982-06-28 コンテナ冷凍機 Granted JPS593284U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9807882U JPS593284U (ja) 1982-06-28 1982-06-28 コンテナ冷凍機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9807882U JPS593284U (ja) 1982-06-28 1982-06-28 コンテナ冷凍機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS593284U JPS593284U (ja) 1984-01-10
JPS6230711Y2 true JPS6230711Y2 (ja) 1987-08-06

Family

ID=30233021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9807882U Granted JPS593284U (ja) 1982-06-28 1982-06-28 コンテナ冷凍機

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JP (1) JPS593284U (ja)

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JPS593284U (ja) 1984-01-10

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