JPS6230630Y2 - - Google Patents

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JPS6230630Y2
JPS6230630Y2 JP19251081U JP19251081U JPS6230630Y2 JP S6230630 Y2 JPS6230630 Y2 JP S6230630Y2 JP 19251081 U JP19251081 U JP 19251081U JP 19251081 U JP19251081 U JP 19251081U JP S6230630 Y2 JPS6230630 Y2 JP S6230630Y2
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piping
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ホツトタツプ工法における本配管
から分岐管を分岐させるに使用するホツトタツプ
分岐用フイツテイングに関する。
〔従来の技術〕
配管の補修工事を流体を通過させたままで行え
るホツトタツプ工法において、補修個所の両側を
バイパス回路で連通させてから、さらにその内側
配管を二個所で閉止し、該両閉止個所間の配管か
ら分岐管を取出す必要があるが、該分岐管の取出
しには同径取出し方式と異径取出し方式の二方式
がある。まず、前者方式について説述すると、第
1図において、最初に配管1内の内圧を減圧さ
せ、つぎに配管1の二個所に小口径の穴2,2′
を穿設してバイパス取出し短管3,3′を溶着
し、該両短管をバイパス回路管4にて接続してバ
イパス回路を形成させる。ついで前記両穿孔穴
2,2′のさらに内側に小口径の穴5,5′を穿設
し、該両穴5,5′からゴム風船6をそれぞれ挿
入して膨脹させることで両風船6,6間の流体流
を遮断する。その後、配管1を切断した後に、そ
の部位に同径のT字管7をその管部一端で溶着
し、さらに分岐管8をT字管7の支管部に接続し
て分岐管取出し配管を完成する。つぎに前記T字
管7の管部他端と配管1とをセンブル9で連絡す
るセンブル作業を施工してから、前記ゴム風船を
縮少させて配管内に流体を通す。しかる後に前記
バイパス回路を除去した後にその取出し短管3,
3′をねじ締めプラグで閉鎖し、その後の配管内
圧を上昇させるものである。
つぎに、後者方式、すなわち異径取出し方式に
ついて述べると、前述方式のT字管取付けまでの
作業は同様であり、第2a図において、配管1に
直接に異径分岐管10を溶着してから、その取出
し部に補強サドル11を溶着して補強させる。つ
いで該分岐管10にゲートバルブ12を装置した
後に、該バルブ12に図示しない穿孔機を装着し
て配管1に穿孔を施す。さらに前記バルブ12に
延長異径分岐管13を附設してから、配管内圧を
降下させた後に前記バルブの両側の分岐管に小口
径の穴14,14′を穿設して該両穴をバイパス
回路15で連結する。さらに前記両穴14,1
4′の内側に穿設した小口径穴16,16′からゴ
ム風船17をそれぞれ挿入して膨脹させてその間
の配管内流を流止させる。その後に、前記バルブ
12を撤去して、第2b図に示すように、鋼管1
8を溶接して連結し、またさらに前記ゴム風船1
6を縮少させ、バイパス回路を除去してから、昇
圧させるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の分岐管の取出しを行う同径
取出し方式と、異径取出し方式のいずれも配管内
圧を降下させ、また上昇させ、さらに低圧のまま
で保持させるために、ガバナステーシヨンに保圧
作業員を配員する必要があり、また内圧を降下さ
せるために流量が減少して消費者に迷惑を強いる
ことになるので、分岐取出し作業を行える時間に
制限があり、その上配管部に溶接個所が多いなど
の欠点がある。
この考案は、このような従来技術の欠点を除く
ためになされたもので、配管内圧を降下させずに
分岐管取出し作業ができるとともに、配管穿孔時
に生じる切粉が管内に残留せずに、効率良く、か
つ短時間内に作業を終えられるホツトタツプ分岐
用フイツテイングを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るホツトタツプ分岐用フイツテイ
ングは、ゲートバルブと、上部にゲートバルブを
介して配管を穿孔する穿孔機及び切粉除去機が取
り付け可能で且つ内部にプラグが螺入可能なフラ
ンジ部を有し、配管に溶接によつて取り付けら
れ、その上半円周部分を覆う上側フイツテイング
と、下部に底穴を有し、本配管に溶接によつて取
り付けられ、上側フイツテイングの直下の下半円
周部分を覆う下側フイツテイングとから構成され
るフイツテイング金具と、一方の端部が下側フイ
ツテイングにその底穴と連通して接続された垂直
管部と、垂直管部の側方から分岐し、先端に分岐
管が接続される水平支管部とを有するT字管とか
らなるように構成したものである。
〔作 用〕
この考案においては、配管に上側フイツテイン
グと下側フイツテイングとからなるフイツテイン
グ金具を取り付けた後、上側フイツテイングのプ
ラグが螺入可能なフランジ部にゲートバルブを取
り付けると共に下側フイツテイングにT字管を介
して分岐管を取り付けるようにしたから、配管に
分岐管を分岐させる場合に、ゲートバルブを開閉
操作することによつて配管の内圧を降下させずに
ゲートバルブに取り付けた穿孔機、切粉除去機及
びプラグ締め機を使用して配管の穿孔、T字管内
に集積した切粉の除去、上側フイツテイングのフ
ランジ部へのプラグの螺入を行うことができる。
〔実施例〕
第3a及びb図はこの考案の一実施例に係るフ
イツテイング金具の夫々分解及び組立を示す斜視
図、第4図はこの考案の一実施例を分岐取出し作
業に適用した状況を示す側面図、第5図は第4図
の縦断側面図、第6図は切粉吸引排除の作業状況
を示す縦断側面図、第7図は分岐取出し作業の完
了を示す縦断側面図である。図において、1は従
来例と全く同じものである。20はOリング19
を嵌設した雄ねじ付きのプラグ、21は上側フイ
ツテイング22の上部に配設されたフランジ部
で、内部にプラグ20の雄ねじを螺入できる雌ね
じが螺設されている。上側フイツテイング22は
配管1に溶接によつて取り付けられたときに配管
1の上半円周部分を覆う形状に形成されている。
23は下側フイツテイング24の下部に形成され
た底穴である。下側フイツテイング24は配管1
に溶接によつて取り付けられたときに配管1の下
半円周部分を覆う形状に形成されている。25は
上側フイツテイング22と下側フイツテイング2
4とからなるフイツテイング金具である。26は
ゲートルバルブ、27は配管1を穿孔する穿孔
機、28は分岐管、29は下側フイツテイング2
4に溶接により取り付けられたT字管で、垂直管
部29aと該垂直管部29aの側方に連設された
水平支管部29bとからなり、垂直管部29aの
一端部は盲キヤツプ30によつて閉塞されてい
る。31は穿孔機30のパイロツトドリル、32
は穿孔機30のカツタ、35は切粉除去機、36
は切粉除去機35の吸引椀、37は切粉除去機3
5の吸引管である。
次に、この考案の実施例のホツトタツプ分岐用
フイツテイングを用いて配管から分岐管を分岐さ
せる場合について説明する。
まず、第3b図に示すように、配管1の分岐管
取出し部位に上方向から上側フイツテイング22
を、下方向から下側フイツテイング24を装着し
てこれら両フイツテイング22,24を配管1に
溶接により溶着させて取り付ける。このとき、上
側フイツテイング22は配管1の上半円周部分を
覆い、下側フイツテイング24は配管1の上半円
周部分の直下の下半円周部分を覆つている。次
に、第4図に示すように、配管1に取り付けられ
た上側フイツテイング22の上部のフランジ部2
1にゲートバルブ26を介在させて外部から操作
できる穿孔機27を装着する。また、配管1に取
り付けられた下側フイツテイング24の下部にT
字管29の垂直管部29aの一方の端部を下側フ
イツテイング24の底穴23を連通するように溶
接により接続する。このT字管29の水平支管部
29bには分岐管28が溶接によつて連通溶着さ
れて取り付けられている。更に、T字管29の垂
直管部29aの他方の端部を盲キヤツプ30で閉
塞する。しかる後に、第5図に示すように、ゲー
トバルブ26を開いて、穿孔機27の外部から操
作して回転及び昇降できるよう内蔵されているパ
イロツトドルル31をもつカツタ32により、配
管1の両フイツテイング22,24で覆われてい
る部位に穿孔33を穿設するが、この際に発生す
る切粉34は落下して、T字管29の垂直管部2
9aの他端に取り付けられた盲ギヤツプ30内に
集積する。
次に、ゲートバルブ26を閉じてから、穿孔機
27を撤去し、ゲートバルブ26に切粉除去機3
5を取り付ける。この切粉除去機35内には第6
図に示すように、下部に吸引椀36を配設した昇
降自在な吸引管37が内蔵されており、該吸引管
37は外部の吸引装置(図示省略)に連結されて
いる。そこで、ゲートバルブ26を開いて吸引椀
36を盲キヤツプ30内の切粉34に近接させ
る。そうすると、吸引椀36によつて吸引された
切粉34は吸引管37を通して外部に排出され、
盲キヤツプ30内の切粉34が除去される。従つ
て、配管1内の集積切粉によるフイルタに目詰ま
りを起こさせる不詳事は発生しない。その後、ゲ
ートバルブ26を閉じてから図示しないプラグ締
め機を切粉除去機35の代わりにゲードバルブ2
6に取り付ける。次にゲードバルブ26を開いて
プラグ締め機によつて上側フイツテイング22の
フランジ部21の雌ねじにプラグ20を嵌合ねじ
込みし、ついでゲードバルブ26を撤去すること
によつて、分岐管取出し作業が完了する。なお、
配管1と同径あるいは異径の分岐管28による分
岐は夫々分岐管28に対応する水平支管部29b
を有するT字管29を予め用意しておくことによ
つて対処できる。従つて、単一化作業による利便
が得られる。このように、この実施例では、配管
1にフイツテイング金具25を取り付け、更にフ
イツテイング金具25の上側フイツテイング22
にゲードバルブ26を取り付けると共に下側フイ
ツテイング24に分岐管28が接続されたT字管
29を取り付けた後、ゲートバルブ26への穿孔
機27の取付・撤去、切粉除去機35の取付・撤
去、プラグ締め機の取付・撤去のいずれの場合も
ゲードバルブ26閉じるようにしているから、配
管1の内圧を降下させずに、配管1に分岐管28
を分岐させることができる。従つて、分岐取出し
を行う作業時間に制限をすることが要求されなく
なつた。
〔発明の効果〕
この考案は以上説明したとおり、上側フイツテ
イングと下側フイツテイングに分割されたフイツ
テイング金具と、上側フイツテイングの内部にプ
ラグが螺入可能なフランジ部に取り付けられるゲ
ートバルブと、下側フイツテイングに取り付けら
れ、分岐管が接続される一端部が閉塞されたT字
管とからなり、配管に分岐管を分岐させる場合に
配管にフイツテイング金具を取り付けた後、上側
フイツテイングのフランジ部にゲートバルブを取
り付けると共に下側フイツテイングにT字管を介
して分岐管を取り付け、ゲードバルブを開閉操作
することによつて配管の内圧を降下させずにゲー
ドバルブに取り付けた穿孔機、切粉除去機及びプ
ラグネジ締め機を使用して配管の穿孔、T字管に
集積した切粉の除去、上側フイツテイングのプラ
グ部へのプラグの螺入を行うようにしたので、配
管の内圧を降下させる必要がなくなり、そのため
に分岐取出しを行う作業時間に制限をすることが
要求されず、効率よくかつ短時間内に作業が終え
られる上に、T字管内の集積切粉はすべて外部に
排除され、配管路内のフイルタに目詰りを起こさ
せる不詳事の発生がないという効果が得られる。
さらに、配管と同径あるいは異径の分岐管によ
る分岐を望む場合には、夫々対応するT字管を使
用することで実現できるので、単一化作業によつ
て実施しえる利便が得られるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来方式の同径分岐取出しの説明図、
第2a及びb図は従来方式の異径分岐取出しの説
明図、第3a及びb図はこの考案の一実施例に係
るフイツテイング金具の夫々分解及び組立を示す
斜視図、第4図はこの考案の一実施例を分岐取出
し作業に適用した状況を示す側面図、第5図は第
4図の縦断側面図、第6図は切粉吸引排除の作業
状況を示す縦断面図、第7図は分岐取出し作業の
完了を示す縦断側面図である。 1……配管、20……プラグ、21……フラン
ジ部、22……上側フイツテイング、23……底
穴、24……下側フイツテイング、25……フイ
ツテイング金具、26……ゲートバルブ、27…
…穿孔機、28……分岐管、29……T字管、3
0……盲キヤツプ、34……切粉除去機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配管から分岐管を分岐させるためのホツトタツ
    プ工法に用いるホツトタツプ分岐用フイツテイン
    グにおいて、ゲートバルブと;上部にゲートバル
    ブを介して配管を穿孔する穿孔機或いは切粉除去
    機が取り付け可能で且つ内部にプラグが螺入可能
    なフランジ部を有し、配管に溶接によつて取り付
    けられ、その上半円周部分を覆う上側フイツテイ
    ングと、下部に底穴を有し、配管に溶接によつて
    取り付けられ、上側フイツテイングの直下の下半
    円周部分を覆う下側フイツテイングとから構成さ
    れるフイツテイング金具と;一方の端部が下側フ
    イツテイングにその底穴と連通して接続された垂
    直管部と、垂直管部の側方から分岐し、先端に分
    岐管が接続される水平支管部とを有するT字管と
    からなることを特徴とするホツトタツプ分岐用フ
    イツテイング。
JP19251081U 1981-12-25 1981-12-25 ホツトタツプ分岐用フイツテイング Granted JPS5897391U (ja)

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