JPS62299902A

JPS62299902A - 照明装置

Info

Publication number: JPS62299902A
Application number: JP61144247A
Authority: JP
Inventors: Zenjiro Yamashita; 山下　善二郎; Atsushi Inoue; 淳志井上
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1986-06-20
Filing date: 1986-06-20
Publication date: 1987-12-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、発明の詳細な説明〔産業上の利用分野〕本発明は、液晶表示装置のバックライト等に用いられる
照明装置に関するものである。

〔従来技術〕

通常、各種の表示装置は、発光ダイオードやエレクトロ
ルミネセンスディスプレイら発光することにより表示を行う能動ディスプレイと、
自らは発光せず光の透過率、或いは光の反射率を制御し
自然光や他の照明源からの照射光を変調することにより
表示を行う受動ディスプレイとに大別することができる
。

ここで、例えば前記受動ディスプレイには液晶表示装置
が含まれ、その表示は、大部分が液晶の光学的異方性を
利用している。このため、光量の多い屋外での使用時に
は視認性は良好であるが、光量の少ない屋内での使用時
には視認性が悪化するという問題点を有していた。特に
、カラー表示装置では、カラーフィルターの通過時に光
量が著しく減少するので前記の問題点が顕著となり、こ
のため、屋内での使用時には照明手段を設けることが必
要である。そこで、この種の照明装置として、第２図に
示すような装置が提案されている。

この照明装置は、表面を起伏させることにより、反射面
１１ａ・・・と非反射面１１ｂ・・・とが交互に形成さ
れた反射板１１を背面側に有している。この反射板１１
の正面側の一方の端部には、管状光源１０が配設されて
おり、この管状光源１０の正面部と前記反射板１１の他
方の端部との間には、拡散透過板１２が架設されている
。また、拡散透過板１２の正面側には、図示しない液晶
表示装置が設けられている。

しかしながら、前記従来の構造であると、反射板１１に
は反射面１１ａ・・・と非反射面１１ｂ・・・とが交互
に形成されているため、管状光源１ｏがらの照射光が反
射ｖｉ、ｌｌで反射した後に、その反射光に明暗の縞が
生じる。この明暗の縞が生じた反射光が直接、液晶表示
装置に照射されると液晶表示装置に明部と暗部が形成さ
れ、液晶表示装置の視認性の低下を招く。これを防止す
るため、反射板１１と液晶表示装置との間には拡散透過
板１２が設けられているが、前記の拡散透過板１２では
十分に照射光を散乱させることができないという問題点
を有していた。

そこで、拡散度の高い拡散透過板１２を用いる方法や、
非反射面１１ａ・・・の拡散透過板１２に対する傾斜角
を大きくして、非反射面１１ａ・・・の拡散透過板１２
に対する平行成分の面積を減少させることが提案されて
いる。だが、前者では輝度が低下し、後者では装置が大
型化するという問題を有することになる。

〔発明の目的〕

本発明は前記従来の問題点を考慮して成されたものであ
って、受動ディスプレイに照射される光の輝度を向上さ
せると共に、光のむらを少なくすることにより、受動デ
ィスプレイの視認性を飛躍的に向」ニさせることができ
る照明装置の提（Ｊ（を目的とするものである。

〔発明の構成〕

本発明に係る照明装置は、前記の目的を達成するために
、両端部に２つの管状光源が配設され、これら両管状光
源の背面一部間に反射板が架設された照明装置であって
、前記反射板に、一方の管状光源の照射光を受動ディス
プレイ方向に反射させる反射面と、他方の管状光源の照
射光を受動ディスプレイ方向に反射させる反射面とを交
互に形成して、従来では非反射面であった面を反射面と
して利用するように構成したことを特徴とするものであ
る。

〔実施例〕

本発明の一実施例を第１図に基づいて以下に説明する。

対称に形成された照明装置の両端部には、２つの管状光
源ｌ・２が配設されており、これら両管状光源１・２の
背面部の間には正面側の面が起伏している反射板３が架
設されている。この反射板３の起伏面は、管状光源１の
照射光を受動ディスプレイである液晶表示装置方向に反
射させる第１反射面３．．１・・・点、管状光源２の照
射光を液晶表示装置方向に反射さ・ける第２反則面３ｂ
・・・とから成り、これら第１反ル１面３ａ・・・と第
２反射面３ｂ・・・とは交互に形成されている。」二元
第１反射面３ａ・・・は、管状光源２からの照射光が当
たらないような角度で形成され、同様に、第２反射面３
ｂ・・・は、管状光源１からの照射光が当たらないよう
な角度で形成されている。これら第１反射面３ａ・・・
と第２反射面３ｂ・・・とには、反射率の向上を図るた
めに反射層がコーティングされている。また、両管状光
源１・２の正面部間には、乳白色の硝子、或いは合成樹
脂板等から成る拡散透過板８が架設され、拡散透過板８
は前記第１反射面３ａ・・・と第２反射面３ｂ・・・と
からの反射光を液晶表示装置に均一に照射している。こ
の拡散透過板８の背面側の面を軸として、管状光源１・
２と対称に管状光源の鏡像６・７が形成され、この管状
光源の鏡像６・７と管状光源１・２との接点が、照明装
置を設計するに際して照射原点となる光源中心４・５を
構成している。

前記の構成において、本発明の照明装置を作動させると
、管状光源１から照射された照射光は、反射板３の第１
反射面３ａ・・・で反射した後、所定の視覚方向に進む
。同様に、管状光源２から照射された照射光は、反射板
３の第２反射面３ｂ・・・で反射した後、所定の視覚方
向、即ち前記第１反射面３ａ・・・で反射した反射光と
同一方向に進む。次に、両反射光は拡散透過板８を通過
するが、この際、両反射光は拡散透過板８にて散乱され
るため液晶表示装置の全体に均一に反射光を照射するこ
とができる。

ところで、本発明の照明装置においては、反射板３に形
成される反射面は連続して設けられる。

すなわち、従来では反射面であった面をそのまま反射面
とし、さらに従来は非反射面であった面についても反射
面としている。したがって、従来の照明装置の問題点と
されている反射光に明暗の縞が生しるのを著しく低減す
ることができる。このため、明暗の縞が生じた反射光を
拡散する拡散透過板８は、従来のように強度に反射光を
散乱させる必要がなくなり、より拡散度の低い拡散透過
板８を用いた照明装置を作製することができる。

〔発明の効果〕

本発明の照明装置は、以−にのように、両端部に２つの
管状光源が配設され、これら両管状光源の背面部間に反
射板が架設された照明装置であって、前記反射板に、一
方の管状光源の照射光を受動ディスプレイ方向に反射さ
せる反射面と、他方の管状光源の照射光を受動ディスプ
レイ方向に反射させる反射面とを交互に形成する構成で
ある。それ故、従来では非反射面であった面を反射面と
して利用しているので、照明装置を大型化することなく
受動ディスプレイに照射される反射光の輝度を向上させ
ることができる。加えて、従来と比べ反射光に明暗の縞
が発生するのを著しく低減することができるので、輝度
低下を招く拡散度の高い拡散透過板を用いる必要がなく
なる。従って、受動ディスプレイに照射される反射光の
輝度を向上させることができる。このように、受動ディ
スプレイに照射される反射光の輝度を二重に向上させ得
るので、受動ディスプレイの視認性を飛躍的に向上させ
ることができるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す説明図、第２図は従来
の照明装置を示す説明図である。１・２は管状光源、３は反射板、３ａは第１反射面（反
射面）、３ｂは第２反射面（反射面）である。

Claims

【特許請求の範囲】

１、両端部に２つの管状光源が配設され、これら両管状
光源の背面部間に反射板が架設された照明装置であって
、前記反射板に、一方の管状光源の照射光を受動ディス
プレイ方向に反射させる反射面と、他方の管状光源の照
射光を受動ディスプレイ方向に反射させる反射面とを交
互に形成したことを特徴とする照明装置。