JPS62299581A - 洗濯機における衣類処理用サツシエ製品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、洗濯機での衣類（ｆａｂｒｉｃｓ）処理用材
料を収容したサツシェ（ｓａｃｈｅｔｓ）に関する。

従来技術 洗剤及び他の処理剤を収容したサツシェは、例えばＥＰ
　１１５００Ｂ及びＥＰ　１６３４１１＾（ｕｎｉｌｃ
ｖｅｒ）に記載されているごとく当業界で公知である。

これらの可撓性シート材料からなるサツシェは浸出作用
により内容物を分配すべく水透過性であるか、または洗
濯中に開放するように形成されている。

サツシェが開放型であるか非開放型であるかに拘らず、
サツシェをドラム型洗濯機に使用するといわゆるボステ
ィング（ｐｏｓｔｉｎｇ）　、即ら洗濯機の内側回転ド
ラムと外測定置ドラムとの間をサツシェが通過する現象
が生じることが判明した。ボストされたサツシェは、例
えばポンプ入口を塞ぐために洗濯機の正常作動を妨げる
ことがあり得る。

ボスティングが洗濯サイクルの〒期段階で生じたとぎに
は、サツシェの内容物が十分に分配されないであろう。

従って、本発明の目的はボスティング回数が実質的に減
じられたサツシＩを提供することである。

洗）ｕ＠に簡単な非開放性サツシェを使用すると、サツ
シェの１〜２％でボスティングが生ずることが判明した
。しかしながら、どの洗濯機でも同様にサツシＩのボス
ティングが生じるのではない。

あるメーカーの洗ＷＩ機ではボスティングが全く生じな
いのに対して、他のメーカーの洗１１Ｎ１１ではボステ
ィングが５０％の頻度で生じた。他の小さな物品例えば
靴下でもまれにボスティングが生ずることが認められた
。これは多分、これらの物品が可撓性であるためであろ
う。

前面装入式（ｆｒｏｎｔ−１ｏａｄｉｎｇ）自動洗濯ａ
におけるサツシェの動きを調べたところ、サツシェが洗
濯機の前面に移動して、ドアーウィンドに接触し、ドラ
ム１ｍの隙間に滑り落ちたときにボスティングが生ずる
傾向にあることが認められた。ボスティングは洗濯サイ
クルの９期よりも終期により頻繁に生ずる。これは、サ
ツシェの内容物が排出されて空となったサツシェはその
厚さが非常に薄くなる傾向にあるからであり、ボスティ
ングがより早期に生じる可能性もある。

サツシェの少なくとも一部分が洗濯サイクルを通じてサ
ツシェがドラム間の隙間を通過し得ない大きさを確保す
ることによって、ボスティングを防止若しくは少なくと
も実質的に減することができることが判明した。

＆豆立且１ 本発明により提供される可撓性シート材料からなる処理
組成物用サツシェは、ドラム型洗濯機の内側ドラムと外
側ドラムとの間をサツシェが通過するのを防止若しくは
実質的に減するべく、サツシェを処理組成物の非存在下
で水に浸漬したときにサツシェの少なくとも１点での厚
さが少なくとも１ａＩｉであるように形成されている。

の　　　　な　　臂 本発明の実施態様は大きく２種類に分類される。

第１の実施態様（具体例）によれば、乾燥状態で処理組
成物の非存在下でサツシェの少なくとも１点の厚さは少
な（とも１　ｃｔｐｒであり、第２の実ｍ態様（具体例
）によれば、乾燥状態で処理組成物の非存在下ではサツ
シェの厚さは１　ｃｔｎよりも薄いが、水に浸漬したと
きに前記した最低の厚さを有する。

上記具体例のサツシェは、非開放タイプ（水透過性壁を
介する浸出により内容物を分配するタイプ）でも、開放
タイプ（洗濯機の環境下で開くシールが設けられている
タイプ）でもよい。

本発明の第１具体例に属する命単且つ有効な例は、処理
組成物に加えて、サツシェが処理組成物の非存在下で少
なくともＩＣＩＩの厚さを有するような吊の不溶性顆粒
状材料、例えばポリスチレンのようなプラスチック材か
らなるビーズを収容した慣用の非開放型サツシェである
。ビーズは、サツシェの厚さを増加させてサツシェがボ
ストされる（ｐｏｓｔｅｄ）のを防止する作用をく発揮
する。その形状は、平面状からクッション状に変化する
。

第１具体例に属する開放型及び非開放型サツシェに適用
可能な別のｍＩｌな例は、サツシェの最低厚さを１ＣＩ
Ｒ以上に増加させるに十分な大きさの比較的硬質なスタ
ッド（Ｓｔｕｄ）をサツシェに通すが又はサツシェに取
付けたものである。

サツシェに乾燥状態でボスティングを避けるに十分な嵩
を付与する第３の方法は、空のサツシェが少なくとも１
　ｃｒｓの有効厚さを有する曲げ若しくは湾曲構造をと
るように、サイズの異なる対向する壁を設け、最小の壁
をサツシェを組立てる前に延伸させる（ｓｔｒｅｔｃｈ
）ことからなる。

上記した具体例のサツシェは非開放型ナッシエとしては
十分満足し得るものであるが、他のサツシェに比べて嵩
が若干大きく、そのため貯蔵スペース及び包装コストが
増大するという欠点がある。

この問題を解消するために、本発明の第２具体例によれ
ば、乾燥状態、処理材の非存在下でのサツシェは１１Ｊ
よりも薄いが、湿ったサツシェの少なくとも１点での厚
さが少なくとも１ＣＩＲであるように水に浸漬させたと
き嵩が増すように構成されている。こうした構成を都合
よく得るた濃には、水に浸漬後のサツシェの少な（とも
１点での厚さが少なくとも１ｃＩ１１であるように嵩を
増大させる水膨潤性材料をサツシェ内に含有させる。前
記材料は小さな物体即ちインサートの形態にあるものが
好適である。非開放型サツシェの場合にはインサートは
遊離（ｌｏｏｓｅ）　Ｌ、ｌでいてもよいが、サツシェ
が開放型の場合には勿論インサートとサツシェが接着剤
等で固定されていなければならない。固定されていると
きには、インサートを所望によりサツシェの外側に配置
してもよい。

好ましいインサートは、”　５ｐｏｎｔｅｘ”（登録商
標）として市販されている圧縮スポンジ材料からなる小
片である。この材料は、湿ったときに１次元の寸法は圧
縮サイズの少なくとも５倍に急速に膨張するが他の２次
元の寸法は実質的に未変化のままの状態に圧縮され得る
点で特に有用である。

例えば、この材料片＜２ｃｒｔｒ角、厚さ０．２ｎ）を
湿らすと急速に１．５〜２ｃＩＩｉの厚さに膨張し、約
２×２×（１，５〜２）ｃＲの大きさの立方体になる。

即ち、厚さはかなり増大するが他の寸法は変わらない。

前記インサートはサツシェ内に平らに挿入され得るので
乾燥時には薄く、洗濯機内の水と接触するとサツシェは
急速にｉ潤する。インサートの形状は任意であり、正方
形、長方形でもよいが、三角形のインサートはバルク材
料を切断するときに生ずる廃物が最小限で済むので特に
好ましい。

サツシェに水−１ｋｉ　Ｆ、１性を付惇すべく他の材料
を使用することも勿論可能である。閉鎖型（ＣＩＯ５ｅ
ｄｌサツシェの場合、材料が不連続なインサートである
必要はないが、ボール、ビーズ、顆粒又は粉末の形態で
あり得る。膨潤性が温度に余り左右されないならば、成
る種の水−膨潤性ポリマー、例えハ１１１　吸ＩＩＩ　
？’ＮＩ　（ｓｕｏｅｒａｂｓｏｒｂｅｎｔｓ）として
使用されるスターチ又はセルロース誘導体が適当である
。

サツシェ内の全ての内容物が分配される前に水−Ｉｉ２
１潤性材料が膨潤することが好ましい。実際、多くのス
ポンジ材料は殆どすぐに膨潤する。

サツシェ壁の構成 サツシェそれ自体の構成は特に限定されない。

好ましくは、可撓性シート材料からなるサツシェ壁は紙
、ｌＩ布、不織布、プラスチックフィルム又はこれらの
ラミネートから構成される。サツシェ壁は勿論、サツシ
ェ内に収容されるべき処理組成物と相容性でなければな
らない。

サツシェのシーム若しくはシールは任意の方法で形成さ
れ、好ましくはヒートシーリング又は接着剤による接着
である。１個以上のシールが洗濯中に開くタイプのもの
でよい。サツシェ壁が水透過性でないときには、少なく
とも１ケ所のシーム若しくはシールは処理組成物を放出
すべく洗濯サイクル中に開くものでなければならない。

サツシェが１個以上の開放性シールを為しているときに
は、インサートが洗濯サイクル中に紛失しないようにイ
ンサートがサツシェ壁に直接的又は間接的に付属してい
ることが必要である。

１１１基ｇ サツシェは、洗濯機で衣類を処理するのに有用な任意の
処理組成物を収容すべく意図されている。

前記組成物としては、完全に処方された洗剤、漂白剤、
漂白活性剤、　ｍｔｔｉコンディショナー及び他の洗剤
成分、並びにこれらの混合物が例示される。

また、サツシェに洗濯機それ自体を処理するのに有用な
物質を収容させてもよい。前記した処理としては、蓄積
したカルシウム若しくはリン含有スケールの除去が挙げ
られる。洗濯機処理用物質（ｍａｃｈｉｎｅ　ｔｒｅａ
ｔａ＋ｅｎｔ　ｍａｔｅｒｉａｌ）がＥＤＴＡのような
中性又はアルカリ性のときには、洗濯機の処理を衣類の
洗濯と同時に実施することができ〕。洗濯機処理用物質
が例えばクエン酸やアジピン酸のような酸性物質のとき
には、洗ＩＩの処理を別に実施するのが好ましい。

本発明の特に好ましい具体例によれば、サツシェを粉末
洗剤と組合わせて使用する漂白助剤（ｂｌｅａｃｈ　ａ
ｄｊｕｎｃｔ）として使用すべく、過ホウ酸ブートリウ
ムとその活性剤を含有させる。この種の開鎖型サツシェ
はＥＰ　１６３４１７＾（Ｕｎｉｌｅｖｅｒ）に記載さ
れている。過ホウ酸ナトリウムが一水塩の形態にあり、
活性剤がテトラアセチルエチレンジアミン（ＴＥＡＤ）
であることが特に好ましい。

サツシェを他の水性雰囲気下、例えばスイミングプール
で使用することも可能である。

以下、本発明を非限定的実施例を参照しなか゛ら説明す
る。

塞１目」１ ポリエステルｌ１ｌＩＩ４０％とビスコースＩｌ＠　６
０％とから構成され平均孔径７０１ＩＩＲの多孔性不織
布の片側（サツシェの内側）にポリアミドヒートシール
仕上げ材を被覆させた不織布から、本発明のサツシェ製
品を製造した。各サツシｌは１０ｃＩＲ角の正方形であ
った。各サツシェの三辺をヒートシールし、次の漂白組
成物を充填した。

過ホウ酸ナトリウムー水塩　　　　９．７ｇ（ロｅｇｌ
ｊｓｓａ、粒径実質的に１００〜７００　Ｊｌｌｌｆｉ
）ＴＡ［Ｄ顆粒（３００〜２０００μｓ）　　　　　　
　　１３．９　　ｇ（６５，３Ｘ　ＴＥＡＤ、３２％　
ＩＪ　ンＦｌｉ塩、２．７％水）香料　　　　　　　　
　　　　　　０．３　７蛍光物質　　　　　　　　　　
　　０．１２　ｔＪ（ＣＢＳＸ、　　Ｃ１８八−Ｇｅｉ
ｇｙ）圧縮された’５ｐｏｎｔｅｘ　”　（Ｓｐｏｎｔ
ｅｘ、　２４　ｌ？ｕｅ　ｄＣＪｅｕｎｅｕｒｓ、７５
００２　Ｐａｒｉｓ）スポンジ材料からなる小片（２α
×２αの大きさ、厚さ０．２ｃｍ）を、漂白組成物を収
容した各サツシェの内側に平らに挿入し、サツシェの残
りの辺をヒートシールした。

実施例２ 実施例１と類似のサツシェを同一の方法で製造した。但
し、湿ると１．６５Ｊｌの高さに膨張し得る”５ｐｏｎ
ｔｅｘ″片（１，５，角）をサツシェに挿入させた。

１亙■ユ 実施例２と類似のサツシェを同一の方法で製造した。但
し、”５ｐＯｎｔｅＸ″インサート（１ｃｍ×２α）を
挿入させた。

友１亘Ａ 実施例２と類似のサツシェを同一の方法で製造した。但
し、湿ると２．１Ｃａの高さに膨張し得る“５ｐＯｎｔ
ｅＸ”インサート（２０角）をサツシェに挿入させた。

衷ＭＩＷ旦 実施例５と類似のサツシェを同一の方法で製造した。但
し、円形゛５ｐｏｎｔｃｘ　”インサート（直径２ａＩ
Ｉ）を挿入させた。

友１且ｌ 実施例１と類似のサツシェを同一の方法で製造した。但
し、”５ｐｏｎｔｅｘ　”の代わりに非圧縮スポンジ゛
材料からなる立方体（３２１１，５ｃｍ＞を挿入させた
。

実施例７ 実施例１と類似のサツシェを同一の方法で製造した。但
し、５ＤＯｎｔｅＸ　”の代わりに中空ポリエチレンボ
ール（直径２ＣＩＲ）を挿入させた。

友１１玉 実施例１と類似のサツシェを同一の方法で製造した。但
し、サツシェにインサートを設けなかった。プラスチッ
ク材料からなるスタッド（直径１．３．、高さ１．３ｃ
ＩＲ）をサツシェ壁を介して固定させた。

止１」口［鯉Ａ 実施例１と類似のサツシェを同一の方法で製造した。但
し、サツシェにインサート又は外部突起を設けなかった
。

ボスティン　テスト 実施例１〜８及び比較実施例へのサツシェを各種洗濯機
でテストした。特定の洗濯機を用いる各テストで同様の
洗濯物か及びサイクルを使用した。

結果を表に示す。

表から明らかなごとく、本発明のサツシェがボスティン
グを生ずることはなかったが、従来のサツシェにはボス
ティング傾向が認められた。テストした従来のサツシェ
では、５０％以上がボスティングを生じた例もあった。

実施例９ 実施例１に記載した不織布からなる正方形（１０ａｓ　
Ｘ　１０ｃＩＲ）の小片と長方形（１２ｃｔｘ　Ｘ　１
０３　）を用意した。長方形の小片における短かい２辺
と正方形の小片における対向する２辺とをヒートシール
して、Ｄ形断面の物品とした。次いで、これを延伸して
平面状とし、更に１端をヒートシールしてパウチにした
。パウチに実施例１に記載した組成物を充填し、再び延
伸した。最後まで開放状態のシームをヒートシールした
。サツシェにボスティング傾向は見られなかった。

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）可撓性シート材料からなる処理組成物用サッシェ
   であって、サッシェがドラム型自動洗濯機の内側ドラム
   と外側ドラムとの間を通過するのを防止若しくは実質的
   に減するべく、サッシェを処理組成物の非存在下で水に
   浸漬させたとき少なくとも１点でのサッシェの厚さが少
   なくとも１ｃｍであるようにサッシェを形成することを
   特徴とするサッシェ。
2. （２）少なくとも部分的に水透過性材料から構成され且
   つ処理組成物の非存在下でのサッシェの少なくとも１点
   の厚さが少なくとも１ｃｍであるような量の水不溶性顆
   粒状材料を含む非開放性サッシェである特許請求の範囲
   第１項に記載のサッシェ。
3. （３）少なくとも１ｃｍの大きさの比較的硬質のスタッ
   ドが設けられている特許請求の範囲第１項に記載のサッ
   シェ。
4. （４）サッシェを少なくとも１点での厚さが少なくとも
   １ｃｍの非平面状の形状に変化させるべく、異なる大き
   さを有する少なくとも２枚の対向する壁が設けられてい
   る特許請求の範囲第１項に記載のサッシェ。
5. （５）処理組成物の非存在下でのサッシェの少なくとも
   １点での厚さが少なくとも１ｃｍであるように形成され
   た水不溶性ボールを含む特許請求の範囲第１項に記載の
   サッシェ。
6. （６）乾燥状態では１ｃｍより薄いが、サッシェの少な
   くとも１点での厚さが少なくとも１ｃｍであるように水
   に浸漬したときに嵩が増す特許請求の範囲第１項に記載
   のサッシェ。
7. （７）サッシェの少なくとも１点での厚さが少なくとも
   １ｃｍであるように水に浸漬したときに嵩が増す水−膨
   潤性材料を含む特許請求の範囲第２項に記載のサッシェ
   。
8. （８）水−膨潤性材料が圧縮スポンジ材料片の形態であ
   る特許請求の範囲第３項に記載のサッシェ。