JPS6229913A - ボツクス栽培用土壌 - Google Patents

ボツクス栽培用土壌

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Publication number
JPS6229913A
JPS6229913A JP60170337A JP17033785A JPS6229913A JP S6229913 A JPS6229913 A JP S6229913A JP 60170337 A JP60170337 A JP 60170337A JP 17033785 A JP17033785 A JP 17033785A JP S6229913 A JPS6229913 A JP S6229913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soil
cultivation
ion exchanger
box
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP60170337A
Other languages
English (en)
Inventor
俊治 井上
優 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WATANABE YASUSHI KK
WATANABEYASUSHI KK
Original Assignee
WATANABE YASUSHI KK
WATANABEYASUSHI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by WATANABE YASUSHI KK, WATANABEYASUSHI KK filed Critical WATANABE YASUSHI KK
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Publication of JPS6229913A publication Critical patent/JPS6229913A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、みかん、りんご、ぶどう、なし等の果樹や観
葉植物等をボックス栽培する場合に好適な栽培用土壌に
関する。
(従来の技術) 従来より、植物を鉢植えしたりボックス栽培する場合に
は、通気性や通水性を良くするために、川砂等を用土に
混ぜて使用するのがよいと言われている。
しかしながら、川砂等は昨今の採取規制によって容易に
入手できないため、最近では土壌のみを鉢や栽培用ボッ
クスに詰めて植物を栽培する場合が多く、そのため次の
ような問題が生じている。
(発明が解決しようとする問題点) 即ち、自然の土壌のみを用いてボックス栽培を行うと、
土壌中の水の乾燥に伴って土壌がいわゆる構造収縮を起
こし、土壌が硬くなると共に孔隙量が減少する。そのた
め、土壌の通気性が悪くなり、ひどい場合には土壌有機
物等が嫌気的分解を受けて有害物質を生成し、栽培植物
の根(特に根毛)の発達を■■害するようになる。
また、果樹や観葉植物等は、微酸性ないし微アルカリ性
の下で栽培するのが望ましいが、我国の土壌は一般に1
:1型粘土鉱物が多く陽イオン交換容量が少ないため、
このような土壌を用いてボックス栽培すると、塩基性養
分が溶脱され、養分不足になると共に土壌の酸性が増す
ことになる。
特に、ボックス栽培の場合は、地下水との連絡が断たれ
、圃場栽培に比べて保水性が劣るため、頻繁に水やりを
行う必要があり、塩基性養分の溶脱が激しい。
このように、自然の土壌のみを使用してボソクス栽培す
る場合は、通気不良、土壌の酸性化、養分不足等を生じ
易いため、相当注意深く栽培管理を行わないことには、
色艶の良い美味しい果実を得ることが鮨しく、また青々
とした元気のよい観葉植物を育てることが困難となる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記問題を一挙に解決し得る有用なボックス
栽培用土壌を提供すべくなされたものであって、ピート
モスを主成分とし、これに保水材及び少暖のイオン交換
体を加えたことを要旨とするものである。
主成分として使用するピートモスは、見掛は比重が略0
.3程度の有機質多孔体で、非毛管孔隙を多量に有して
おり、通気性の頗る良好なものである。かかるピートモ
スは、土壌全体の約50〜70%(容量%、以下同様)
、なかんず(60%程度となるように配合するのが望ま
しい。50%より少ない場合は通気性がやや不充分とな
り、一方70%より多い場合ぼ、副成分の保水材やイオ
ン交換体の配合量が相対的に少なくなって充分な酸性化
防止効果や養分保持効果を期待し雌くなるからである。
保水材としては、例えばバーライI・等の毛管孔隙を有
する多孔性無機固形物が好適に使用され、その配合量は
、J−壌全体の略20〜40%、なかんず<30%程度
とするのが望ましい。20%より少ない場合は、保水量
か不充分なために水や幻の回数が増し、養分としての交
換性イオンの流口が多くなるので、充分な養分保持効果
を期待しStt <なり、一方40%より多い場合は、
水分過剰のために根腐れ等を生しる膚が出てくるからで
ある。
イオン交換体は、ポリスチレン等を架橋剤で架橋した合
成樹脂、或いはバーミキエライト等の2:2型粘土鉱物
を母体として、これに種々のイオン性官能基を結合した
ものが使用される。この場合、養分の大部分は陽イオン
であるから、イオン性官能基として例えばカルボキシル
基、スルホン酸基、リンNjO基、フェノール基、チオ
ール基等を結合した陽イオン交換体を用いるのが望まし
いが、リン酸イオン等の陰イオンを吸着させるために例
えばアミノ基等を結合した陰イオンを併用してもよく、
また両性イオン交換体を使用してもよい。かかるイオン
交換体の配合量は1%以上であることか望ましい。イオ
ン交換体の配合量が1%未満であれば、イオン交換容量
が少な過ぎるため、土壌の酸性化及び養分不足の問題を
満足に解消できなくなるからである。また、イオン交換
体は単独で使用してもよいが、スラングウール等と混合
して使用するのが望ましい。かかるスラソグウールは製
鉄の高炉内で副産物として生成されるスラップをウール
状に加工したもので、CaO、MgO,によO2Pユ0
5等の肥効分を多量に含有するため、養分の貯蔵庫とし
ての役目を果たし、直接或いはイオン交換体を介して養
分を土壌中に補給するからである。このようなスラング
ウールの配合量は多くても20%まで、通常の場合は1
0%程度で充分である尚、本発明土壌は、これ学独でボ
ックス栽培に使用されることは勿論であるが、自然の土
壌と適当割合で混合して使用してもよく、また、必要に
応して他の土壌改良剤や肥料を配合して使用してもよい
ものである。
(作用及び効果) 上記構成のボックス栽培用土壌は、主成分のピートモス
が大きい非毛管孔隙に富むため、この非毛管孔隙を通し
て空気が流通し、通気性が頗る良好となる。従って、土
壌内部は好気的に保たれ、好気性微生物によって有機物
が分解されるので、硫化水素等の有害物質を生成するこ
とはなくなるしかも、イオン交換体によって土壌中の交
換性イオンが多量に吸着保持されると共に、保水材ニよ
って相当量の水が土壌内に保有されるため、栽培植物に
より土壌中の交換性イオンが養分として吸収されると、
イオン交換体に吸着されている交換性イオンがイオン交
換反応により水中に容易に溶出して補給されることにな
る。従って、水中には養分としての交換性イオンが常時
多量に含まれることになり、且つ、保水材によって排水
に伴うイオン流口が抑制されるので、土壌が酸性化した
り養分不足を生じたりすることがなくなる。また土壌に
酸性肥料等を施しても、イオン交換による緩衝作用で急
激な酸性化が防止され、栽培植物が保護されることにな
る。
このように本発明のボックス栽培用土壌は、通気性が良
好で有害物を生成することがなく、土壌の酸性化や養分
不足を生じることもないので、これを使用してボックス
栽培すれば、根の発達とりわけ根毛の発達が良好で、こ
の根毛から養分を充  −分に吸収しつつ元気よく発育
する。従って、果樹を栽培すれば色艶のよい美味しい果
実が得られ、また観葉植物を栽培すれば葉が青々とした
立派なものとなる。
次に実施例を挙げる。
(実施例) ピートモス60%、パーライト30%、イオン交換体1
%、スラソグウール9%より成るボックス栽培用土壌(
重量にしてピートモスが約12kg、パルライトが約8
kg、イオン交換体とスラングウールの合計が約200
g)を調製し、内容積801の合成樹脂製栽培ボックス
にこの土壌を90j!詰めて、みかんの苗木を植えた。
そして30日後に土壌を掘り起こし、根の発達状況を観
察した。
比較のために、同じ合成樹脂製栽培ポ・ノクスに自然の
土壌(和歌両県のみかん山がら採取したもの)を詰めて
みかんの苗木を植え、30日後に根の発達状況を観察し
た。
観察の結果、本発明の栽培用土壌でボ・ノクス栽培した
みかんの苗木は根の成長がすこぶる良好で、自然の土壌
でボックス栽培したものに比べると根の張りぐわいが数
倍の大きさになっており、毛根の本数もはるかに多く、
またその長さも本発明栽培用土壌の場合が約12cm程
度であるのに対し、比較例の場合は約半分の6.5cm
程度であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ピートモスを主成分とし、これに保水材及び少量
    のイオン交換体を加えたことを特徴とするボックス栽培
    用土壌
JP60170337A 1985-07-31 1985-07-31 ボツクス栽培用土壌 Pending JPS6229913A (ja)

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JP60170337A JPS6229913A (ja) 1985-07-31 1985-07-31 ボツクス栽培用土壌

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JP60170337A JPS6229913A (ja) 1985-07-31 1985-07-31 ボツクス栽培用土壌

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JPS6229913A true JPS6229913A (ja) 1987-02-07

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ID=15903060

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02124037A (ja) * 1988-11-04 1990-05-11 Kobe Steel Ltd 農業用軽量人工培養土
JP2007263466A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Toyoda Gosei Co Ltd 空調ダクト

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4946736A (ja) * 1972-09-08 1974-05-04
JPS4954150A (ja) * 1972-10-09 1974-05-25
JPS4991827A (ja) * 1972-12-26 1974-09-02

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