JPS62297674A - 空気調和機の三方弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、空気調和機の冷凍サイクルに設けられる減圧
装置付三方弁に関するものである。

従来の技術 従来、空気調和機は、第４図に示すような冷凍サイクル
が構成されている。すなわち、室外機１に設けた圧縮機
２より吐出した冷媒は、室外熱交換器３で凝縮され、第
１キヤピラリチユーブ４を流れてＡ号室内機６に対応し
た第１電磁弁６、Ｂ号室内機７に対応した第２電磁弁８
、第２キャピラリチューブ９，１ｏを経て、ガス側三方
弁１１゜１２を流れ、室内熱交換器１３．１４で蒸発し
た冷媒が、液側三方弁１５．１６より合流点１９を経て
、前記圧縮機２に戻るサイクルである。前記各ガス側三
方弁１１．１２と液側三方弁１５．１６はパルプ部１７
と、サービスポート部１８とを設けて、パルプ部１７を
開閉することによって室内外間に於ける冷媒を連通にす
るか、閉止するかの操作を行い、一方サービスポート部
１８ではエアーバージおよび冷媒封入を行うものであっ
た。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、コンパクト化され狭い室外
機１１の内側に数回にわたって巻かれ、ループ状にした
キャピラリチューブ９，１ｏを固定し位置させる空間が
必要となり、接続部分のろう付も必要となり生産上の工
数がかかり、また、ろう付が不完全となった場合はガス
洩れ等の品質上の問題点があった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、キャピラ
リチューブの固定や、キャピラリチューブを位置させる
ための空間等を不要とするために、減圧装置を組み込ん
だ三方弁を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、冷凍サイクル中
の室外熱交換器側に接続され、かつ、室外機内に収納し
た三方弁であって、この本体に室外熱交換器側に接続す
る室外配管側ポートと、室　′外機と室内機との間を接
続する室内配管側ポートと、前記室外配管側ポートと室
内配管側ポートとを開閉するバルブポートと、前記室内
ポート側に向かって形成し冷媒封入用のバルブコアーを
収納したサービスポートとを備え、前記室外ポート側に
冷媒圧力を減圧する細径流路を形成した膨張コアーを設
けたものである。

作　　用 この構成により、バルブポート側のバルプヲ開口し室内
ポート側と室外ポート側を連通ずることにより、各室内
機に対応した電磁弁を通った冷媒が三方弁を流れ、この
三方弁の室外ポート側に設けた膨張コアーを通って減圧
され室内ポートを通って室内側に流れ、冷凍サイクル中
の減圧を前記膨張コアーにて行なわせしめるとともに、
冷媒封入時はバルブコアーを収納したサービスポートよ
り、室内側に向かってエアーパージおよび冷媒封入を行
うこととなる。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図〜第３図にもとづき説明
する。まず第３図において、室外機２２の圧縮機２３よ
り吐出した冷媒が室外熱交換器２４で凝縮され、キャピ
ラリチューブ２６を流れてＡ号室内機２６に対応した第
１電磁弁２７と、Ｂ号室内機２８に対した第２電磁弁２
９を流れて源側三方弁３０．３１に至る。この源側三方
弁３０．３１の室外ポー）３２．３３に設けた膨張５１
、−７゛ コアーで減圧され、接続配管３４．３５を経て室内熱交
換器３６．３７で蒸発する。蒸発した冷媒は接続配管３
８．．３９よりガス側三方弁４０　、４１の室内側ポー
）４２．４３より室外ポー１ｉ。

４５を経て圧縮機２３に戻る冷媒循環となる。前記源側
三方弁３０．３１は１第１図に示すように、本体４８の
一方に前記第１電磁弁２７．第２電磁弁２９に接続され
る室外配管側ポート３２と、各室内機側に接続される室
内配管側ポー）　４９　、５０とがある。前記室外配管
側ポー）３２．３３と室内配管側ポー）４９，５０．と
を連通するか、閉止するかどちらかに開閉するバルブポ
ート５１があって、このバルブポート６１には六角レン
チを挿入するレンチ穴６３を有し、このレンチ穴６３を
利用して左右に移動し弁部６２が、室外配管側ポート３
２の内径を開閉するようにした弁体５４を設けている。

室内配管側ポー）４９．５０に対応し、弁体５４が室外
配管側ポート３２．３３を閉止した状態であっても室内
配管側ポー）　４９．５０側へ連通するサービスポート
５５の内側には、冷６へ　゛ 媒封入用のバルブコアー５６を設けている。コノハル７
”コアー５６ｔｄ、サービスポー）内径６ｓａから外側
に圧力がかかると冷媒の流通を閉とし、冷媒を封入する
ときに外側から圧力をかけるとサービスポート内径５５
ａに向がって流れ、がっ、外側より冷媒を封入すると弁
体６４の外側（周囲）を通って室内配管側ポー）４９．
５０側に連通ずルヨうになっている。前記室外配管側サ
ービスポー）３２．３３には螺合部６７を有し、との螺
合部６７に冷媒が通るときに減圧する細径部６８を有し
た膨張コアー６９を設け、六角レンチをレンチ穴６ｏに
挿入して回転させながら嵌着し、配管６１をろう付６２
で接続するようにもしている。

なお、６３，６４．６５はキャップである。

上記構成において、前記源側三方弁の本体４８を第２図
に示す室外機２２の側壁の往管に固定する。そして、こ
の本体４８のバルブポート６１にある弁体５４をレンチ
で廻し左方に移動させ、室外配管側ポート３２と室内配
管側ポート４９を連通させる。こうして運転すると圧縮
機２３より吐７１・− 出した冷媒が、室外熱交換器２４で凝縮され、キャピラ
リチューブ２６より第１電磁弁２７と第２電磁弁２９を
経て源側三方弁３０．３１に至る。

ここで、第１図に示す室外配管側ポート３２に流れると
膨張コアー５９の細径部５８を流れることになるから、
ここで冷媒圧力は減圧されて冷媒は室内配管側ポート４
９より接続配管３４．３５を経て室内熱交換器３６．３
７側に流れるのである。

なお、出荷時における冷媒封入は室外機２２内に封入し
、この封入は室内配管側ポート４９より自動的に封入し
、現地で封入するときは室内配管側ポート４９はすでに
接続管と配管施工をしていることから、サービスポート
５６よりチャージングシリンダーにより接続配管３４．
３５から各室内熱交換器３６．３７、接続配管３８．３
９を経て、ガス側の三方弁４Ｑ　、４１のノζルブコア
−６６のピンを押えながらエアーパージおよび冷媒封入
を行うのである。

発明の効果 以上の実施例の説明により明らかなように、本発明によ
れば室外配管側ポートの内側に螺合部を設け、この螺合
部に装着し細径部を有した膨張コアーを備えて、冷凍サ
イクル中に冷媒圧力をこの膨張コアーで減圧させるよう
にしたから、従来のようにキャピラリチューブを数回に
わたって巻き、この巻いたキャピラリチューブの固定空
間の確保をする必要がなく、室外機内における他の配管
の引き廻しも容易となる。さらには、キャピラリチュー
ブのろう付作業もなくなり冷媒ガスの洩れ事故がなくな
るとともに工数低減となる効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による空気調和機の三方弁の
断面図、第２図は同三方弁に使用する膨張コアーの斜視
図、第３図は同三方弁を使用した冷凍サイクル図、第４
図は従来の空気調和機の冷凍サイクル図である。 ３０．３１・・・・・・源側三方弁、４８・・・・・・
本体、４９・・・・・・室内配管側ポート、６１・・・
・・・バルブポート、５２・・・・・・弁部、６４・・
・・・・弁体、６６・・・・・・サービス９ベー− ポート、６６・・・・・・バルブコアー、６８・・・・
・・細径部、６９・・・・・・膨張コアー。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名３０
．３１−一瘤測ｊ涛 第２図 Ｓδ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷凍サイクル中の室外熱交換器側に接続し、かつ室外機
   内に収納した三方弁の本体に、室外熱交換器側に接続す
   る室外配管側ポートと、室外機と室内機との間を接続す
   る室内配管側ポートと、前記室外配管側ポートとを開閉
   するバルブポートと、前記室内配管側ポート側に向かっ
   て形成し、冷媒封入用のバルブコアーを収納したサービ
   スポートとを備え、前記室外ポート側に冷媒圧力を減圧
   する細径部を形成した膨張コアーを設けてなる空気調和
   機の三方弁。