JPS6229749Y2 - - Google Patents

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JPS6229749Y2
JPS6229749Y2 JP1980012255U JP1225580U JPS6229749Y2 JP S6229749 Y2 JPS6229749 Y2 JP S6229749Y2 JP 1980012255 U JP1980012255 U JP 1980012255U JP 1225580 U JP1225580 U JP 1225580U JP S6229749 Y2 JPS6229749 Y2 JP S6229749Y2
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plug
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arm
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、流体の往路、復路を同時に接続する
二流路接続装置に関し、二流路接続状態がワンタ
ツチカツプリング式に簡単に片手で接続できるよ
うにするものである。
[従来技術及びその問題点] 複数の流路を同時に接続する接続具としては、
すでに、特開昭52−40824号公報や実願昭50−
12720号公報に開示されている。
これらは、いずれも、本体とプラグからなり、
本体側に接続用の複数の接続口を設け、他方のプ
ラグにこれら接続口に対応する接続筒を設けたも
ので、本体側に接続方向と直角の方向に移動する
係合部材を設け、この係合板と係合する被係合部
をプラグに設けた構成である。このものでは、係
合部材は本体にすすみ対偶状態に保持されるだけ
の構成であり、係合部材を本体から引き出した状
態でプラグの接続筒を本体の接続口に挿入し、次
いで、係合部材を押込むと、係合部材とプラグの
被係合部が係合して、プラグが本体に抜け止め状
態にロツクされる。又、プラグを取外すときに
は、係合部材を本体から一定ストローク引き出す
と、プラグの被係合部との係合が外れ、取り外し
可能となる。
ところが、この従来のものでは、プラグの接続
取外し操作が面倒であるという問題があつた。こ
れは、プラグを本体に接続したあと、手動により
係合部材を操作しなければならないからである。
このことは、プラグの取り外しの際にも同様で
ある。
[技術的課題] 本考案は、このような、『プラグ4に設けた複
数の接続筒8,9と本体1に設けた接続孔10,
11とを嵌合させて複数の流路を接続し、このプ
ラグ4の接続方向と直角方向に移動可能な係合部
材を本体に設け、他方のプラグ4にはこの係合部
材と係合する被係合部を形成し、プラグ4を接続
した状態で係合部材を前記被係合部に係合させる
ようにしたもの』において、プラグ接続取り外し
作業を簡単にするため、プラグの接続により自動
的に係合部材とプラグとが係合状態になるように
することをその技術的課題とする。
[技術的手段] 上記の技術的課題を解決する為に講じた本考案
の技術的手段は、『本体1の接続孔10,11の
外側にこれら接続孔10,11を挟むように係合
部材としての一対のスライド板14,15を平行
に設けると共にこのスライド板14,15に各別
に摺動可能に対接する一対の腕部20,21を具
備させた操作板16を設け、前記スライド板と腕
部の対偶関係は腕部20,21が直動カムとなり
且スライド板14,15がこの直動カム機構の出
力部となる関係にして、操作板16を本体1側に
押込むとスライド板14,15が対向突出し、逆
に、操作板16を本体1から引き出すとスライド
板14,15相互が離反する方向に移動するよう
にし、操作板16を常時本体1側に押し込むよう
に付勢し、他方、プラグ4の接続筒8,9の外側
には、接続状態に於いて、スライド板14,15
のそれぞれと対向する位置に被係合部を設け、更
に、プラグ4の下面と対向し、且腕部20又は2
1の先端と対接する位置に突出方向に付勢したピ
ン35を突出させ、このピン35と腕部20又は
21との関係をプラグ4の下面が本体1の上面と
対接した接続状態で、ピン35の上端が腕部20
又は21より下位になる関係に設定した』ことで
ある。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
プラグ4が本体1に接続されない状態では、ピ
ン35が突出して腕部20又は21の先端に当接
しており、操作板16は本体1から引き出された
状態にある。従つて、スライド板14,15も相
互に離反している。この状態でプラグ4を接続す
ると、接続筒8,9と接続孔10,11とが嵌合
して流路接続状態となり、プラグ4の下面がピン
35を押込んで本体1の上面と対接する。この
時、プラグ4の被係合部はスライド板14,15
と一致し、同時に腕部20又は21とピン35と
の当接が外れて、操作板16に作用する押込み方
向の付勢力によりこの操作板16が本体1側に押
込まれ、この操作板16の腕部20,21が直動
カムとなり、且スライド板14,15がこの直動
機構の出力部となる関係により、これらスライド
板14,15が対向進出してプラグ4の被係合部
に抜け止め状態に係合される。
次に、プラグ4と本体1の接続を開放するに
は、操作板16を本体1から引き出す。これによ
り、腕部20,21とスライド板14,15は前
記関係により、これらスライド板14,15が離
反してプラグ4の被係合部から外れ、同時に、腕
部20又は21の先端がピン35の周縁に一致し
た状態となつて、このピン35がこれに作用させ
た付勢力によつて突出せしめられ、プラグ4がこ
れにより持ち上げられる。その後、操作板16に
作用させた引き出し方向の操作力を開放しても、
操作板16は腕部20又は21がピン35と当接
されることとなり、この引き出し状態にロツクさ
れる。この状態では、プラグ4と本体1との接続
関係はフリーとなり、簡単に取り外せる。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
プラグ4を本体1に接続すると、自動的に抜け
止め状態にロツクされ、逆に、操作板16を一定
ストローク引き出すと、このロツクが解除され
て、プラグ4と本体1とが相互にフリー状態とな
るから、プラグ4の接続操作が簡単な、所謂ワン
タツチカツプリングとなり、両手を用いることな
く、片手で操作できる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図〜第5図に基づ
いて説明する。
第1図に於いて、本体1は給湯器側回路に接続
されて床下、壁面等に埋設され、第2図に示す如
く、往路2、復路3の二流路が形成されており、
他方のプラグ4は端末器具に接続されると共にこ
れにも同様に往路5、復路6を設けて本体1のそ
れに択一的に対応させている。プラグ本体7の下
面には一対の接続筒8,9が突出してこれらは、
本体1の一側に開口する接続孔10,11と対応
し、前記接続筒外周に嵌着したOリング12,1
2により接続状態での該接続部の気密を確保して
いる。接続孔10,11の開口端は本体1の一側
に形成した凹陥部13の底面に位置し、該凹陥部
の幅はプラグ本体7の下部に適合させ、接続筒
8,9を接続孔10,11に嵌入したときその最
終状態でプラグ本体7の下面と凹陥部13の底面
が当接し、しかもプラグ本体7の下部が前記凹陥
部内に丁度嵌入するようになつている。凹陥部1
3の対向側壁には、その適宜位置に一対のスライ
ド板14,15が収容されて、これらはU字状の
操作板16と連動し、該操作板の基端部から屈曲
垂下させた舌片17を本体1の側部に植設したピ
ン18が貫通し、その先端と前記舌片17間にバ
ネ19を介装して操作板16の一方向の推力を付
与してある。
前記操作板の一対の腕部20,21は、スライ
ド板14,15と積層状態にあつて、各腕部に成
形した一対のピン22,22が第5図の如く、各
スライド板14,15に形成し且適宜方向に傾斜
する切欠部23,23に嵌入する。更に、これら
のスライド板14,15の中程に設けた開口部2
4,24が、本体1の両側の隆起部の上面から下
方に突出させたピン25,25に外嵌すると共
に、これら開口部相互を凹陥部13を挟んで対向
させている。そして、これらの各部の対偶によ
り、既述の直動カム機構が実現されることとな
る。
次に、本体1内部の往路2、復路3にはそれぞ
れ第2図の如く、弁装置が挿入されて両弁装置は
同じ構造となつているが、その一方の往路2を例
に採つて詳述すると、この弁装置は、弁軸26と
一体化された弁体27及び該弁軸に摺動可能に外
嵌させた弁体28を有し、一方の弁体27は下方
の弁座29に対応し、他方の弁体28は上方の弁
座30に対応する。また、両弁体にはバネ31,
32による開弁力が付与されると共に、弁軸26
の先端は接続孔10の開口端に臨んでおり、更
に、上方の弁体28の中央部は断面放射状の軸部
33となり、しかも弁軸26との間はOリング等
により気密状態で摺動し得るようになつている。
以上の構造は他方の復路3についても同様であ
る。
他方、プラグ4の往路5、復路6にも弁装置が
挿入され、その弁体34,34はそれぞれに対応
するバネにより常閉状態に置かれ、弁座の位置及
びバネの付勢力は予め、適宜に設定されている。
上記実施例の作用についてさらに詳述すると、
プラグ4と本体1とが接続状態にないとき、プラ
グ4内の弁体34,34及び本体1の弁体27,
27及び弁体28,28は閉弁状態にあり、しか
も本体1の上面の操作板16の一方の腕20の先
端部は凹陥部13底面近傍に出没可能に配設した
自動復帰式のピン35に当接し、第1図の状態、
すなわち、第3図の実線の状態にある。
プラグ4の接続筒8,9を本体1の接続孔1
0,11に挿入すると、まず、前記接続孔10,
11内の弁軸26,26の先端と接続筒8,9内
の弁体34,34とが当接して、弁体34,34
及び弁体27,27が開弁するが、弁体28,2
8は閉弁状態にある。この時、接続筒8,9の下
方のOリング12,12は接続孔10,11に達
しており、接続部の気密は一応確保されている。
プラグ4を本体1にさらに挿入させると接続筒
8,9の先端部が弁体28,28の軸部33,3
3に当接してこれを押下げこれら弁体を開弁さ
せ、本体1の往路2、復路3がプラグ4の往路
5、復路6と連通する。この時、同時に、プラグ
本体7の下面と凹陥部13底面とが当接したと
き、ピン35と操作板16との係合が外れて該操
作板はバネ19により進出せしめられる。スライ
ド板14,15は本体1のピン25,25によつ
てその移動方向が規制され、しかも、操作板16
の腕部20,21とは傾斜した切欠部23,23
に対してそれぞれピン22,22が対応している
ため、該操作板の進出によりスライド板14,1
5は第3図の二点鎖線の如く、内側に対向突出す
る。プラグ本体7の下部の両側には一対の溝部3
6,36が開削されてその位置が適宜に設定され
ており、最終的には、スライド板14,15の内
側辺が前記溝部36,36に嵌入してプラグ4と
本体1が接続状態に保持され、端末器具への循環
回路が連通する。
次いで、修理・点検その他、プラグ4を本体1
から外すには、操作板16の基端部に突設した操
作舌片37をバネ19に抗して復帰させればよ
い。これにより、スライド板14,15も復帰し
てプラグ本体7との係合が解除されプラグ4の取
外しが可能となる。この時、まず弁体28,28
が閉弁して給湯器回路が遮断された後、弁体2
7,27及び弁体34,34がさらに閉弁してそ
の後接続筒8,9と接続孔10,11とが外れる
こととなるため、この操作に置ける露出水もな
い。他方、プラグ4の取外しと共に、ピン35も
これに、付勢されたバネ(図示せず)により上昇
復帰して腕20の先端部に突出するため、プラグ
4取外し時には操作板16及びスライド板14,
15が復帰状態に維持される。
このプラグ取外し状態に於いて、弁軸26,2
6の先端部は接続孔10,11の開口端に臨んで
いるため、いたずら等によつてこれを押下げられ
ることもあるが、これのみの押下げでは往路2、
復路3は開放せず、弁体28,28により閉塞さ
れており、しかも、この上方の弁体28,28
は、直接押下げ得ない位置にあるため、かかるい
たずら等による温水の流出も防止される。
尚、第4図の如き蓋体を、接続孔10,11に
嵌着可能に装備させておけば、長期にわたつて非
接続状態にある場合、これにより、接続孔10,
11を閉塞しておくことができ、ゴミ等の侵入及
びいたずらの防止に役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の外観斜視図、第2図
は第1図のA−A断面図、第3図は作動説明図、
第4図は蓋体の説明図、第5図は直動カム機構部
の分解図であり、図中、 1……本体、10……接続孔、11……接続
孔、14……スライド板、15……スライド板、
16……操作板、20,21……腕部、35……
ピン、4……プラグ、8……接続筒、9……接続
筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラグ4に設けた複数の接続筒8,9と本体1
    に設けた接続孔10,11とを嵌合させて複数の
    流路を接続し、このプラグ4の接続方向と直角方
    向に移動可能な係合部材を本体に設け、他方のプ
    ラグ4にはこの係合部材と係合する被係合部を形
    成し、プラグ4を接続した状態で係合部材を前記
    被係合部に係合させるようにしたものにおいて、
    本体1の接続孔10,11の外側にこれら接続孔
    10,11を挟むように係合部材としての一対の
    スライド板14,15を平行に設けると共にこの
    スライド板14,15に各別に摺動可能に対接す
    る一対の腕部20,21を具備させた操作板16
    を設け、前記スライド板と腕部の対偶関係は、腕
    部20,21が直動カムとなり且スライド板1
    4,15がこの直動カム機構の出力部となる関係
    にして、操作板16を本体1側に押込むとスライ
    ド板14,15が対向突出し、逆に、操作板16
    を本体1から引き出すとスライド板14,15相
    互が離反する方向に移動するようにし、操作板1
    6を常時本体1側に押込むように付勢し、他方、
    プラグ4の接続筒8,9の外側には、接続状態に
    於いて、スライド板14,15のそれぞれと対向
    する位置に被係合部を設け、さらに、プラグ4の
    下面と対向し、且腕部20又は21の先端と対接
    する位置に突出方向に付勢したピン35を突出さ
    せ、このピン35と腕部20又は21との関係を
    プラグ4の下面が本体1の上面と対接した接続状
    態で、ピン35の上端が腕部20又は21より下
    位になる関係に設定した二流路接続具。
JP1980012255U 1980-02-01 1980-02-01 Expired JPS6229749Y2 (ja)

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JPS56115089U JPS56115089U (ja) 1981-09-03
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