JPS62296896A - 尿試料中の淋菌の存在を検知するための迅速な診断方法及びそれに用いる組成物 - Google Patents

尿試料中の淋菌の存在を検知するための迅速な診断方法及びそれに用いる組成物

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JPS62296896A
JPS62296896A JP12727387A JP12727387A JPS62296896A JP S62296896 A JPS62296896 A JP S62296896A JP 12727387 A JP12727387 A JP 12727387A JP 12727387 A JP12727387 A JP 12727387A JP S62296896 A JPS62296896 A JP S62296896A
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test
neisseria gonorrhoeae
rapid diagnostic
diagnostic method
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    • G01N2333/195Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature from bacteria
    • G01N2333/22Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature from bacteria from Neisseriaceae (F), e.g. Acinetobacter

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 ■1発明の分野 本発明は概して淋菌(N、 gonorrhoeae)
の存在を判定するための1診断方法及び組成物に関する
特に、本発明は体液試料中の淋菌の迅速な検出に関する
II 、用途 淋病(gonorrhea)の抑制は助界的関心事であ
る。1975年以来、年間症例件数は、米国だけでも約
100万件が報告されている。しかしながら、実際の症
例数は160万〜200万件と推定される。
現在の、淋病検知用試験方法が不十分であることについ
ての理由がいくつかある。まず、現在の養生習慣におい
ては、淋病の症候が発現しない限り試験が行われる可能
性はない。したがって、無症候の、p渚、特に女性は早
期診断されることlま稀である。感染した女性の約15
%は病気が非常に進行するまで全く症候が現われず、ま
た進行した場合でも、総仁的症状は、全く異った治療が
必要な他の問題と誤解され得る。
第2に、現在用いられている殆どの方法を用いた場合、
その方法自体又は用いる試料が原因となって診断が遅く
なるという問題がある。診断の遅れは、この病気が伝染
力の強いものであるため、大勢の人々にとって由々しい
結果となり、また治療が行なわれなかった場合には患者
にとっても極めて厳しい結果となり得る。
2つの試験方法ニゲラム染色法、及び尿道の滲出液又は
頚部分泌物試料を培養した後の培養物確認法が現在広く
用いられている。ダラム染色法は、細胞内ダラム陰性双
球菌屈(diplococci)の存在を確認し、それ
に男性のある特定の症状が伴えば、淋病の治療の開始を
設定するに十分であるとみなされる。ダラム染色によっ
て、症候のある男性の細胞内ダラム陰性双球菌属の存在
が証明されない場合は、ナイセリア属(geffius
 N15seria) (淋菌はその一種である)の生
長を特徴とする特別な培地で尿道滲出液を培養し、オキ
シダーゼ試験又はその他の一股に受は入れられた培養物
確認操作によりコロニー中の淋菌の存在を確1ツする方
法が用いられる。高いオキシダーゼ含有量を確認する試
験を、淋病を想定した試験として、直接、症候のある弾
性の尿道滲出液に対して用いる場合もある。頚部分泌液
のダラム染色では負の診断を示す症例数が高く、また正
常な、女性のフローラ(生理的寄生菌)の多くがその試
験ではオキシダーゼ陽性反応特性を示して淋病であるこ
とを推定的に表示するため、頚部分泌液の培養及びその
後のコロニーの確認が女性のために選ばれた方法である
。確認技術を用いる前に行う培養は約48時間を要する
淋病の感染の可能性が判定されたならば、その症例は合
衆国保建省(State Health Depart
ment)に報告しなければならず、更に病気管理セン
ター(centers for Disease Co
ntrol)に報告される。
更に、地方政府機関が、更に感染した人がいないかどう
か知るために感染した人々と面接する。疑わしい接触者
はすべて追跡される。試験には尿道滲出液は頚部分泌液
の試料が必要であるため、接触者を、発見されたその場
で試験することはできず、彼らは協力が義務づけられて
おり、また診療所又は医者に報告せねばならない。
接触者が発見されてから、報告が行なわれ試験されるま
での時間的遅れに加えて、女性の試験結果を得るには2
日は必要である。陽性であった場合、接触者は、治療を
行うと共にその者と接触した可能性のある人々を確認す
るためのカルテ(case histor7)作成をす
るために召喚される。
対照的に、本発明の試験は極めて簡単であるため、試料
の採取、試験の実施及び結果の判断に熟練者を必要とし
ないばかりか、試験結果は1時間以内に得ることができ
る。これらの利点は、本試験方法を、無症候の、特に女
性の7w者の選別のための手段として、また、淋病の陽
性患者との性的接触者として挙げられた人々を即座にそ
の場で試験するための手段として適切なものとしている
■、情報の開示 淋菌を想定した確認は、選択性培地で検体を培養するこ
とによって行なわれる6次に、淋菌の発現したコロニー
にオキシダーゼ活性を試験し、ダラム染色を行う、培養
固有の開題のため、負の誤診結果が、50〜70%にも
及ぶ、培養された検体から得られる。
ダラム染色法は単独で、症候ある男性に用いられること
が多い、しかしながら、女性や無症候の男性について負
の誤診の可能性は高い。
また、オキシダーゼ反応試験は、前段階の培養を行なわ
ない選別試験として発達した。同様の、男性の総体的症
状の第2番目に多い原因であるクラミジア(ch la
myd ia)はオキシダーゼに対して反応性ではない
ため、オキシダーゼ試験はクラミジアの症候のある男性
について有効である。女性に関しては、オキシダーゼに
反応する、頚部分泌液中に見られる微生物の数が多すぎ
るためオキシダーゼ試験へ直接使用して診断することは
できない。
ダマト(D’A+++ato)等に与えられた米国特許
第4.208,480号は、選択性培地で培養された、
分離された検体から淋菌を差別測定するための方法及び
装置を示している。淋菌のものであると思われる1つの
大きいコロニーから分離したものを1次に、バレリアン
酸β−ナフチルもしくはβ−ナフチルアミドのようなβ
−ナフチルエステルと指示薬系とを含む試験組成物に加
える。次に上記分離系と組成物混合物とを約35°Cで
5時間再びインキュベートし、そこで照合表と比較する
ことにより陽性反応か陰性反応かが判定される。
ダマト等が実質的に開示するものは培養物確認法である
メンネン(Mennen)に与えられた米国特許第3.
876.503号及び第4,108,653号は淋菌用
の迅速な想定試験のための非培養法及び装置について記
・1配している。」二記試験は男性の尿道滲出液につい
て行なわれる。綿棒上の滲出液を、フェニレンジアミン
が含浸せしめられている、乾燥した多孔質の吸収性外科
用綿撒糸(プレジェット)と接触せしめる。試料と接触
せしめたプレジェットを生理食塩水の入っている、こわ
れやすいアンプルを収容する可撓性の側壁を有する透明
なプラスチック製チューブに挿入する。アンプルを破壊
して、プレジェットを食111水で湿潤せしめる。湿潤
後30〜120秒で色変化が得られた場合は、淋病想定
試験が陽性であることを示す。メンネンに与えられた米
国特許第4.108,729号は千鳥状(食い違い状)
試験片(1つの試験片には試薬、好ましくはN。
N、N′、N′−テトラメチル−P−フェニレンジアミ
ンを含浸せしめである)から成る紙製ブックレットを開
示している。上記試験片を男性の尿道滲出液と接触せし
めれば淋病想定試験を行うことができると言われている
。いずれの試験も試料中のオキシダーゼの存在に対する
陽性の応答に基〈ものである。
■0発明のa要 本発明は尿試料又はその他の体液中の淋菌の存在を検知
するための迅速な診断方法であって、(a)尿試料を、 I)淋菌の酵素活性によって分解して分解生成物を生成
し得る酵素基質と ii)試料と接触した際に合pHを約6.5〜8.5に
し得る緩衝剤から成る試験M1成物と接触させ;更に (b)検知可能な応答を発生せしめることにより、分解
生成物を測定する ことを特徴とする方法を提供する。
本方法は、検査室や熟練者を必要とせずに採取すること
ができる尿試料用の試験を提供する。上記方法は、症候
のある患者や無症候の患者(女性を含む)における淋菌
の存在の検知に用いることができる。また、好ましい光
学的応答、すなわち発色を与える試験組成物が提供され
る。
■1発明の詳細な説明 現在開示されている、淋菌の存在を判定するための方法
では、尿道滲出液又は分離用−次培地での体液試ネ4の
培養物から得た一つのコロニーから分離したものを用い
ることが必要である。培養は時間や手間がかかるが、確
認操作を行う前に淋菌のものであると思われるコロニー
を他の細菌から分離し、菌を増殖するためには必要であ
ると思われていた。
尿道滲出液の使用及び/又は体液試料の培養は、たとえ
女性や臨床的に無症候の男性であっても淋病感染の検知
には必要でないことが今や判明した。
本発明の方法を用いれば、尿試料が明確な結果を与える
に十分な量の淋菌バクテリアを含むことが判明した0口
中−咽頭液、頚部分泌液及び尿道滲出液をこの方法で試
験することもできる。この方法は、男性の滲出液を用い
ねばならない方法とは異り、症候のある男性に限られる
ことはない。
尿試料を用いて淋病感染の有無を検知する能力は、本方
法を選別方法として有用なものにしている。
一般に、本発明の方法は尿試料を用いることを基本とし
、結果を約1時間未満で得ることが可能である。尿試料
を、それと接触した際に、酵素活性に好適なpHをゲえ
得る緩衝剤と淋菌の酵素活性によって分解し得る基質と
から成る試験組成物と接触せしめる。−1−記基質の分
解により、分解生成物が生成され、これは、直接、又は
これと反応して検知可能な応答を示す成分を添加するこ
とにより間接的に検知することが可能である。検知の容
易さの点で、色素の生成が好ましい、生成された色シ+
ミは、次に、試験様式(test format)によ
り、目視的に又は機械を用いて反射率又は吸光度により
Jlll定される。
試験!l成物中の酵素の活性にとって適正なpHを確保
するために緩衝剤が通常用いられる。緩衝剤は、尿試料
試験にとって特に重用である。なぜならば、かかる試料
はpH範囲が大きく異なり、また酵素活性を良好にする
には酸性が強すぎる場合が多いからである。好ましいp
H@i囲はPH6、5〜8.5である。包含せしめる1
1?剤は、試料と接触した際に、試験組成物のpHを上
記範囲とすることができるものでなければならない。適
当な緩衝剤としては、クエン酸」11、リン酸塩、N−
トリス(ヒドロキンメトル)メチル−2−アニリノエタ
ンスルホン酸(TBS)がある、しかしながら、最適な
緩衝剤成分を得ることは、本発明の開示によって示され
る技術の範囲に含まれる。
戊−10え灸色 淋菌に関連する酵素の一つはプロリンイミノペプチダー
ゼであり、これはプロリンを含むジー及びトリペプチド
をアミノ末端部分で開裂せしめることができる。基質L
−プロリルーP−ニトロアニリド又はそれと同等のより
長いペプチド鎖を有するものを施すことにより、黄色の
化合物であるp−ニトロアニリンが淋菌の存在下に分解
生成物として生成される。この分解生成物の生成は目視
又は機械により、検知される。
1−皿坦λL 多くの分解可能な基質を、分解生成物と結合(カップリ
ング)r&分との相互作用により検知可能な応答が得ら
れるように調製することができる。
1、 カルボン酸エステル基質 下記の構造: R1−C−0−R2 ↑ のカルボン酸エステルは淋菌が関連するS!素活性によ
って分解し得る。上記基質はAの部分で開裂して分解生
成部R2を形成し、これは結合成分と反応して色素を生
成することができる。有用な化合物としては、R1が炭
票原子数約1〜10の脂肪族炭素鎖であり、R2がβ−
ナフチル、ピロール、フェニル又はチオフェン基である
ものが挙げられる。
R2がピロール又はチオフェン基であるカルボン酸エス
テル類が特に好ましい。β−ナフチルエステル類1例え
ばカプロン酸β−ナフチル、カプリル酸β−ナフチル、
プロピオン酸β−ナフチル、オレイン酸β−ナフチル、
バレリアン酸β−ナフチルを用いることもできる。β−
ナフチルカルボン酸エステル類の中でも、β−ナフチル
カプロン酸エステルが々fましい6置換されたβ−ナフ
チル基をR2基として用いることもでさる。
表1は、表示のR2基にどのような結合成分が有用であ
るかを示すものである。
表  1 一一且りm−−一ぶニー澄−−城一一分一一一β−ナフ
チル・・・・・・ジアゾニウム塩・・・・・・4−アミ
ノアンチピレン/フェリシアン化合物 フェニル  ・・・・・・ジアゾニウム廖ピロール  
・・・・・・ジアゾニウム塩チオフェン ・・・・・・
ジアゾニウム塩4−アミノアンチピレンと共に用いるフ
ェリシアン化物はM/Iのアルカリ金属フェリシアン化
物、例えばフェリシアン化ナトリウ1、又はカリウムで
あってよい、上記指示薬系はいずれも淋菌を含む検体と
接触した際に、好ましい光学的応答。
すなわち色を示す。
適切なジアゾニウム塩を下記の表2に一般名又は略称と
共に列記した。しかしながら、この表に記したものにの
み制限されることはなく、多くのジアゾニウムJf!が
入f可能である。
表  2 好ましくは、また、活性剤をカルボン酸エステルとジア
ゾニウムj14と共に試験組成物中に包含せしめる。石
川かび+1+、剖と1、でl+イソザロパノール、メタ
/−ル、ヘキサノール、プロパツール、1.8−オクタ
ンジオール、デカノール及びエタノールのようなアルコ
ール類がある。アルコールは通常4mM〜2Mの濃度で
用いる。β−ナフチルカプロン酸エステル及びジアゾニ
ウムJ1!を含む試験組成物においてはインプロパツー
ルが々fましい活性剤である。ジアゾ化合物の濃度は0
.10〜2 mg/ mL、好ましくは0 、2〜0 
、5mg/mLテある。
β−ナフチルカプロン酸エステル、4−ベンゾイルアミ
ノ−2,5−ジメトキシアニリン及びインプロパツール
を含む好ましい試験組成物を、臨床的尿試料中の淋菌の
存在を判定するために溶液様式で用いた。結果は、試料
の培養が必要とされていた以前の方法を用いた場合には
2[1ががるのに比べて、10分未満で得られた。形成
された色素を試料ブランクのものとit較して色差を1
1視又は518ナノメータにおける吸光度を分光光度計
で評価することができる0本研究において、試ネ゛1ブ
ランク(基質を含まない)との傅育゛度単位の差が0.
085であれば試験溶液は陽性であることを示す、この
組成物は、存在し得る尿夾雑物である、エステラーゼ活
性を示すことが知られる白血球や大腸菌(E、 col
i)の存在に応答しない。
2、 β−ナフチルアミド L−プロリン又はL−ヒドロキシプロリンのβ−ナフチ
ルアミドは淋菌のプロリンイミノペプチダーゼ活性又は
ヒドロキシプロリンアミノペプチダーゼ活性によって分
解し得る。前記表に列記したようなジアゾニウムtBを
、発色せしめるために試験組成物に加えると色素が形成
される。
3、フロリンチオベンジルエステル プロリンチオベンジルエステルは淋菌のプロリンイミノ
ペプチダーゼ活性によって分解する。
5.5′−ジチオビス−2−二トロ安息香酸を結合成分
として試験組成物に加えると、tり色比合物の3−カル
ボキシ−4−二トロチオフエノキシトを検知することが
できる。
以−茎立栽分土ヱ」戎虚 もう一つ別の検出方法は、更なる酵素成分を、結合成分
と緩衝剤と共に用いて検知可能な応答を与えるものであ
る。したがって試験組成物は(a)淋菌の酵素活性によ
って分解し得る基質;(b)緩衝剤; (c)分解生成
物と反応し得る結合成分;及び(d)酵素成分から成る
9本明細書の前の部分で述べられたような活性剤を包含
せしめるのが好ましい。最終結果は色素によるのが好ま
しい。
この種の反応の例を下記に示す。
■ 。
[分解生成物] [結合成分] TI  。
[基質]   イミノペプチダーゼ [分解生成物]テ
トラゾリウム塩 [結合成分] 検知経路IIでは、還元されたニコチンアミドアデニン
ジヌクレオチド(NADH)を340ナノメーターにお
ける分光分析(spectrophotometry)
により測定するか又はメルトラブル−やテトラゾリウム
塩のような結合成分を加えて発色せしめてもよい。入手
し得るテトラゾリウム塩は数多く、それらの使用につい
ては占業者に公知である。
見−」いし吐犬物 酵素基質、緩衝剤並びに、場合により結合成分、活性剤
及びPIl素成分を含む試験組成物を用い、これを尿試
料に加えることにより溶液を形成することができる。前
記に挙げた試験成分以外にも、出業者周知のその他の成
分、例えば安定剤又は防腐剤を加えることができる。上
記試薬は「キット」の様式、例えば上記成分の1種以上
を、溶液又は予備混合された粉末もしくは単一使用液と
して用いるために再構成され得る凍結乾燥粉末の形で含
む一連のボトルの形で提供することができる。
」二記成分は圧縮又は成形錠剤又は乾燥試薬試験片のよ
うな乾燥体に包含せしめることができる。
圧縮又は成形錠剤は通常、充填剤又は増量剤を、試験組
成物以外にも含んでおり、上記錠剤は通常、容易に溶解
して試薬溶液が形成される。乾燥試薬試験片は当業界周
知である。
乾燥試薬試験片を形成するには、キャリヤーマトリック
スに試験成分を含浸せしめる。場合により、その他の成
分、例えば刈滑剤、増粘剤を加えることができる。湿?
!!1剤は、キャリヤーの表面への検体の均一な展開を
容易にする。増粘剤を含浸液に加えて、キャリヤーによ
って吸収される溶液の!、)を増加させる場合もある。
キャリヤーマトリックスは、試験組成物に対して実質的
に不活性で、多孔性及び/又は試験される水性試料に対
して吸収性を有するものである限り、試験MIJ&物の
成分を包含せしめることができるものであればどのよう
な物質で構成されていてもよい。「キャリヤーマトリッ
クス」という表現は2フイルムフオーマツトをはじめと
する、木又は生理的液体と接触した際に不溶でその構造
的一体性を維持し得る、吸収性又は非吸収性マトリック
スのことである。
試験片は、吸収性マトリックス、例えばか紙に上記成分
を含浸せしめて乾煙し、乾燥した含浸マトリックスを支
持部材に取り付けることによって製造される場合が多い
。乾燥は、含浸せしめた組成物に悪影響を及ぼさない手
段、通常エアオーブンによって行なわれる0次に、乾燥
した紙を切断し、支持部材、例えば硬質又は半硬質ポリ
スチレン製フィルム片の一端上に載置する。上記紙のフ
ィルト片への取り付けは、両面接着テープ、例えばミネ
ソタ州、セントボールのスリーエム社(3M Go、)
から市販されているものを用いて行なう。
試薬片試験具は、試験試料中に瞬間的に浸漬するか、又
は試験試料をキャリヤーマトリックス上に施すことによ
って用いるのが右利であり、それにより、淋菌生物が存
在する場合に、検知可能な変化(例えば色変化)が得ら
れる。試験組成物の種類及び温度等の条件によって異な
るが、結果は約10分以内、好ましくは5分以内で得ら
れる。試#1を用意して選別試験を行うには最も有益な
条件であると思われるため、室温での試験を慣例的に行
った。しかしながら、必要な装置が入手可能であればよ
り高い温度を用いることもでSる。
その他のフォーマットもまた有用である0例えば、試薬
組成物の一部分をキャリヤーマトリックス又は錠剤に導
入し、一部分を試験管に入れることができる。試験管は
通常少くとも基質成分を含む。次に、試料を試験管に加
え、溶液を形成し、約1時間以下インキュベートし、錠
剤を加えるか、試験片を溶液に浸漬する。
−m−3 本明細書中で便宜上下記の略称を用いた。
ジアゾニウム AID           アルコールデヒドロゲナ
ーゼ アニリン 堅牢ブルーB      O−ジアニシジン(テトラア
ゾ化) ゾニウム トルイジンジアゾニラ ム 知られる) ンズアニリド 名を参照 ベンゼン ニルアミド フェニルエーテル DMF          ジメチルホルムアミドNA
D“       イオン化された形のADH オチド ルホン酸 v / v          容量/容量:木文中で
mL/ l OOllLとする 月L          マイクロリットル+11L 
           ミリリットルB/mL    
      ミリグラム/ミリリットル コN            ミリモル濃度M    
       モル濃度 ℃           摂氏温度 本発明を下記の実施例により説明するが、これにより本
発明を制限するものではない。
[実施例] 紅庭■j亘m 淋菌の分離系(isolates)を地方公共衛生クリ
ニック(local public health c
linic)から入手し、タイヤーーマーチ7 (Th
ayer−Martin)選択性寒天JBBL社製、ツ
ー/キースピル(Gockeysville)、マリー
ランド]上で再培養し、保存培養物(stockcul
ture)を製造した。培養物を採取し、15%グリセ
ロールを含む3%j・リプチカーゼ(Tryptica
se@ )大豆ブロス(BBL)の0.5〜1.OmL
アリコート中、−70℃に保持した。
試験に用いるための細胞懸濁液を、保存培養物の7リコ
ートを融解せしめ、遠心沈降させて細胞ペレットを形成
し、上ずみ液を除去してからベレットを0.15Mリン
酸ナトリウム緩衝液(pH7,25)llL中に再懸濁
せしめることにより調製した。」二足懸濁液を用いて、
種々の試験組成物の淋菌に関わる酵素との反応性を確認
した。
χ上皇ユ 淋菌エステラーゼのβ−ナフチルエステル基質に対する
活性を下記の試験溶液を用いて試験した。
ト リ ト ン (Triton@  )  X −1
00。
lO%V/V                 10
0gLβ−ナフチルエステル、 50mM DMFIJ             75gLリン酸
塩緩衝液、 pH7,25゜ 0.3M                    5
00用し堅牢ブルーRR、1,2mg/ mL DMF中            5001LL蒸留水
             1325 、 L細胞懸濁
液20PLを加えるとにより反応を開始させた。室温に
て30分間のインキュベージョンの後、518nm(ナ
ノメーター)での吸光度を試料ブランクを基準として測
定したところ、下記の結果が得られた。
盃−J       A 518 バレリアン酸β−ナフチル    0.041カプロン
酸β−ナフチル     0.080保存培養物を試料
として用いた場合、正の吸光度の読みは淋菌の存在の試
験手段となるに十分な酵票活性を示すものである。した
がって、どちらの基質も試験に用いることができる。
文崖土」 鎖長の異るβ−ナフチルエステルス(質を用いて淋菌体
のエステラーゼ活性を試験した。試験溶液はアルコール
活性剤を含み、下記のものから調製した。
細胞懸濁液(20gL)を試験管にそれぞれ入れて、室
温にて30分間のインキュベーションを行った後、51
8nmでの吸光度をポシュ・ロム(Bousch an
d Lamb)のスペクトロニツタ(Spectron
ic) 400分光光度計で読んだ、得られた結果を下
記に示す。
五−一一コ      A318 プロピオン酸β−ナフチル    0.010バレリア
ン酸β−ナフチル    0.081カプロン酸β−ナ
フチル     0.113カプリル酸β−ナフチル 
    0.043結論:実験により、エステルの酸の
部分の長さが反応性に影響することが示された。炭素原
子数6のカプロン酸エステルの反応性が最も良好であっ
た。炭素原子数6個の炭素鎖に更に1個を加えるか、又
は1個除去すると活性が約40%低下する。
丸施遣」 種々のジアゾニウム塩の、β−ナフチルカルボン酸エス
テルの酵素による分解に対する指示薬としての有用性を
、室温にて4分間のインキュベーションの後に目視判読
した。溶液は下記のものから調製した。
DMF中 インプロパツール         0.300mL蒸
留水              1.325mL細胞
懸角液(20ルし)を各試験管に加え、これを室温にて
4分間インキュベートした。このインキュベーション時
間の終りに、試験管に色変化が生じたか否かを目視的に
調へた。結果は下記の通りである。
一堪一        −伍斐進一 堅牢ブルーRR+ 堅牢ブルーB           +堅牢グリーンF
CF         −堅牢レッドB       
    +堅牢ガーネットGBC塩      −CI
  37210 堅牢レッドTR+ 堅牢レッドITR− ジアゾレッドRC+ (堅牢レッドRC) 堅牢ブルーBB           +堅牢レッド3
GL          −用化2−メトキシー4−モ
ルホ   −リノーベンゼンジアゾニウム 試験に用いた条件は4分間のインキュベーションのみで
あった。このインキュベーション時間で、分解生成物の
β−ナフトールと結合することが予期されるジアゾニウ
ム塩は、目視判読に十分な発色を示さないものもあった
。しかしながら、他のものはこの非常に短い試験期間で
良好な視認可能な結果を与えた。
L上層」 種々のエステラーゼ反応の求核性活性剤となり得る物質
の影響を調べた。試験溶液は下記のものから調製した。
活性剤            (表を参照)細胞懸濁
液20.Lを加えることにより反応を開始させた。室温
にて60分間のインキュベーションの後、519nmで
の吸光度ヲホシュ・ロム社のスペクトロニック400分
光光度計でJ11定した。求核性物質又は活性剤の存在
による酵素反応の活性化を下記のようにして算出した:
filられた結果を下記表に示した。
−充二コL〜剋−jLJJL 盾図コヒ靴がインプロパ
ツール      1.57M    84メタノール
         3.95M    56.8ギニン
ヒドロクロリド    4.OmM    51.8[
シグマ社(Sigma)] ヘキサ/−ル       8.36mM    43
.1プロパツール       1.8 M    4
2.3プロピレンゲ1ノコール    1.83M  
  41デカノール         2.1 mM 
   37.2エタノール         1.71
M    371.10−フェナントロリン   2.
0 mM    22.1(シグマ社) (アルドリッチ) 1.10−デカンジオール    4.0 mW   
 15.4(アルドリッチ) キヌクリジノール      0.9 mM    9
第1〜9番目までの−に配化合物が、カプロン酸β−ナ
フチルを基質として用いた場合、最適なアルコール活性
剤であった。溶液試験の場合、インプロパツールが好ま
しい活性剤であった。しかしながら、デカノールのよう
な不揮発性アルコールが薬試験片の様式においては好ま
しい。
支立刻」 ピロール基質の下記の構造: ヲ有スる3−カプロイルオキシ−5−フェニル−ピロー
ルを未発りJの方法に用いた。
試験Ml成物を調製した。
ピロールエステル           4mMト リ
 ト ンX−1001% インプロパツール          10%クエンM
II口&f1種i蓚−J RFi        gn
−m上記組成物を一連の試験管に入れ、淋菌細胞懸濁液
50 ptを各試験管に加えた。室温にて1分間インキ
ュベーションの後に、堅牢フルーRR4a+g/dLを
加えた。得られた混合物を室温にて1〜5分間インキュ
ベートし、次に試薬ブランクを基準として550nmで
の吸光度を読んだ、結果は下記の通りである。
時−御一同    A350 1分    0.040 5分    0.093 上記ピロール基質は、5分後に淋菌の存在が識別される
検知可1おな応答を与えた。
火上惣J チオフェン酵素基質を用いて試験溶液を調製した: TES緩衝剤、 ptl 8        50+a
Mト リ ト ンX−1002,5% t−ブチルアルコール       15%M M B
 D              0.3+*N3−カ
プロイルオキシ−5−4oM フェニルチオフェン 細胞懸濁液           50ルし用いられた
チオフェン酵素!&質の構造を下記に示す、: 545rvでの吸光度を監視した。室温で2分間の後の
吸光度は0.321であり、この試験系は長時間のイン
キュベーションを行わずに淋菌の存在を有効に検知する
ことが示された。
X呈A1 本発明方法の臨床的確認を、下記の実験によりず)た、
地方公衆衛生1りこツクに通院する患者から採取したば
かりの尿試料についてエステラーゼ試験を行った。対照
試料(138件)(採取したばかりのもの又は冷凍した
もの)を研究室の研究員、泌尿器化医院に通院する。す
者又は一般に内科医院に通院する患者から採取した。ク
リニックからの試料を下記のように処理した: 女性からの試ネさ1は自動的に培養し;症候のある男性
からの滲出液試料はダラム染色し;もしダラム染色の結
果が陰性又は不確かな場合は、その試料を培養した。対
照試料はエステラーゼ試験のみで検査した。
用いた試験条件は下記の通りである。
インプロパツール         Q、3QQtmL
蒸留水              1.025mL堅
牢ブルーRフルー、  1.2mg/ mL。
場合により、未確認の尿成分がジアゾニウム1月と反応
して発色してしまう、したがって、尿ブランクを各試料
について試験した。ここでは、カプロン酸β−ナフチル
の代わりに0.075mLのDMFを用いた以外は−1
−記のものと同じ条件が用いられた。
尿試料0.05仄しを加えることにより反応を開始させ
た。室温にて10分間のインキュベーションの後、5L
8nII+での吸光度をJlll定した。
試料のブランクに対する吸光度の読みの変化が0.08
5以上の場合、」1記試験は淋菌に対して陽性であると
みなした0、1.!!者及び対照の試料について得られ
た結果を下記の表に示した。
公衆衛生クリニック尿試料 34%(43) 参照方法及びエステラーゼ試験で共に
陽性 43%(55) 参照方法では陰性であるが、エステラ
ーゼ試験では陽性 13%(17) 参照方υ;及びエステラーゼ試験で共
に陰性 10%(13) 参照方法では陽性であるが、エステラ
ーゼ試験では陰性 対照試料 12%(16) エステラーゼ試験で陽性対照群中の1
2%の陰性試料は、一定人口についての低い罹患率とし
て予期される罹病率のレベルとほぼ一致する。対照群で
得られたこの低い陽性レベルは、本発明方法の結果が正
の誤診を示すものであるというよりは、クリニックの試
料で得られた43%の見掛けの負の診断が、参照方法が
失敗であることを示すものであることを示していると言
える。
淋病の思渚から得たすべての尿試料はまた、数多くのエ
ステル分解酵素を有する種々の多形細胞の白血球(PM
N)を含むため、上記試験を妨害し得るe jN養によ
り淋菌は陰性であると判断されたがPMNを含む種々の
尿試料を上記方法で試験したところ、結果は陰性であり
、妨害はないことが示された。低比重の試料は、おそら
〈生物の含有量が低いため、信頼し得る結果を与えなか
った。
組成においては、修正ないし変形が、本発明の精神及び
範囲から逸脱することなく種々に行うことができる。
手続補正書 昭和62年 7月 1日 特許庁長官  小 川 邦 夫 殿 1、事件の表示 昭和62年特許願第127273号 2、発明の名称 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 4、代理人 5、補正命令の日付  自発 (1)明細害第26頁3行目に記載の「試料を用意して
選別試験を行うには」を「選別試験を簡単に行うには」
に補正する。
(2)明細書第43頁下から2行目に記載の「負の診断
」を「正の誤診」に補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、尿試料中の淋菌(N.gonorrhoeae)の
    存在を検知するための迅速な診断方法であって、(a)
    尿試料を試験組成物と接触させて試験混合物を形成し、
    上記試験組成物が i)淋菌の酵素活性によって分解して分解 生成物を生成し得る酵素基質と ii)試験混合物のpHを約6.5〜8.5にし得る緩
    衝剤とを含み;更に (b)分解生成物を用いて光学的応答を発生せしめるこ
    とにより 淋菌の存在を検知することを特徴とする方法。 2、検知可能な光学的応答が色である特許請求の範囲第
    1項記載の迅速な診断方法。 3、試験組成物が更にカップリング成分を含む特許請求
    の範囲第2項記載の迅速な診断方法。 4、カップリング成分が、分解生成物と相互作用して発
    色応答を示し得るジアゾニウム塩である特許請求の範囲
    第3項記載の迅速な診断方法。 5、酵素基質がβ−ナフチルカルボン酸エステル類、ピ
    ロールカルボン酸エステル類及びチオフェンカルボン酸
    エステル類から成る群より選ばれる特許請求の範囲第4
    項記載の迅速な診断方法。 6、試験組成物が更にアルコール活性剤を含む特許請求
    の範囲第5項記載の迅速な診断方法。 7、試験組成物が更に酵素成分を含む特許請求の範囲第
    3項記載の迅速な診断方法。 8、尿試料中の淋菌の存在を検知するための迅速な診断
    方法であって、 (a)尿試料を試験組成物と接触させて試験混合物を形
    成し、上記試験組成物が i)淋菌の酵素活性によって分解して分解 生成物を生成し得る酵素基質と ii)試験混合物のpHを約6.5〜8.5にし得る緩
    衝剤とを含み; (b)試験混合物を1時間未満インキュベートし;更に (c)分解生成物を用いて光学的応答を発生せしめるこ
    とにより 淋菌の存在を検知することを特徴とする方法。 9、(a)淋菌の酵素活性によって分解して分解生成物
    を生成することができ、かつカプロン 酸チオフェン、カプロン酸ピロール及びカ プロン酸β−ナフチルから成る群より選ば れる酵素基質; (b)pHを約6.5〜8.5の範囲にし得る緩衝剤: (c)分解生成物と結合して発色応答を与え得るジアゾ
    ニウム塩;及び (d)活性剤 から成ることを特徴とする体液試料中の淋菌の存在を迅
    速に診断するための試験組成物。 10、活性剤がアルコールである特許請求の範囲第9項
    記載の試験組成物。
JP12727387A 1986-06-16 1987-05-26 尿試料中の淋菌の存在を検知するための迅速な診断方法及びそれに用いる組成物 Pending JPS62296896A (ja)

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AU7382087A (en) 1987-12-17

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