JPS62295791A - 推進力を増大させる方法 - Google Patents
推進力を増大させる方法Info
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- JPS62295791A JPS62295791A JP13988886A JP13988886A JPS62295791A JP S62295791 A JPS62295791 A JP S62295791A JP 13988886 A JP13988886 A JP 13988886A JP 13988886 A JP13988886 A JP 13988886A JP S62295791 A JPS62295791 A JP S62295791A
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- fluid
- propeller
- generating means
- propulsion
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- Pending
Links
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 33
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims abstract description 12
- 230000001141 propulsive effect Effects 0.000 claims description 36
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- 239000007789 gas Substances 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000001307 helium Substances 0.000 description 2
- 229910052734 helium Inorganic materials 0.000 description 2
- SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N helium atom Chemical compound [He] SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
〔産業上の利用分野〕
この発明は、プロペラなどの推進力発生手段の作用によ
って生じる推進力を増大させる方法に関する。
って生じる推進力を増大させる方法に関する。
たとえば船体に推進力を付与する場合、従来は、第3図
に概念的に示したように、船体1に設けたプロペラ2を
回転させることによってプロペラ2の前方の水を矢印A
のようにプロペラ2の後方へ強制的に移動させている。
に概念的に示したように、船体1に設けたプロペラ2を
回転させることによってプロペラ2の前方の水を矢印A
のようにプロペラ2の後方へ強制的に移動させている。
この方法によると、プロペラ2の作用によって強制的に
移動させられた水がプロペラ2の後部にある水と衝突す
る。この衝突によって生じる水の移動方向とは逆向き(
前向き)の反力は、プロペラ2の作用によって生じる推
進力の発生要因の一つである。
移動させられた水がプロペラ2の後部にある水と衝突す
る。この衝突によって生じる水の移動方向とは逆向き(
前向き)の反力は、プロペラ2の作用によって生じる推
進力の発生要因の一つである。
しかし、この逆向きの反力は、後方に同じ比重の流体が
存在することによって、プロペラ2によって真後へ作用
せず、プロペラ2の羽根の向き方向へ分散されるために
、強力な推進力が得られない問題点がある。
存在することによって、プロペラ2によって真後へ作用
せず、プロペラ2の羽根の向き方向へ分散されるために
、強力な推進力が得られない問題点がある。
本願発明者は、上記事項に着目して鋭意研究を重ねた結
果、この発明を完成させるに至ったものであり、この発
明の目的とするところは、上記反力を従来の場合よりも
大きくすることによって、推進力を増大させる方法を提
供するところにあり、その具体的手段とするところは、
プロペラなどの推進力発生手段の後部へ、この推進力発
生手段の作用によって移動される流体よりも比重の小さ
い流体を給送するところにある。
果、この発明を完成させるに至ったものであり、この発
明の目的とするところは、上記反力を従来の場合よりも
大きくすることによって、推進力を増大させる方法を提
供するところにあり、その具体的手段とするところは、
プロペラなどの推進力発生手段の後部へ、この推進力発
生手段の作用によって移動される流体よりも比重の小さ
い流体を給送するところにある。
上記のように構成されるこの発明の方法によると、推進
力発生手段、たとえばプロペラによって後方へ強制的に
移動された流体がこの流体よりも比重の小さい流体に衝
突するので、同一種類の流体に衝突する場合に比べて大
きな反力を生じ、反力が大きくなる分だけ推進力が増大
する。
力発生手段、たとえばプロペラによって後方へ強制的に
移動された流体がこの流体よりも比重の小さい流体に衝
突するので、同一種類の流体に衝突する場合に比べて大
きな反力を生じ、反力が大きくなる分だけ推進力が増大
する。
また、推進力発生手段の後部へ給送される流体は、推進
力発生手段によって前方から後方へ移動される流体より
も比重が小さいので、給送後直ちに浮き上がり、それに
伴って、推進力発生手段の前方の流体がその後方へ移動
しやすくなる。そのため、従来の場合と同一エネルギー
による場合には、流体の移動量が多くなり、このことが
、上記反力の増大と相まって推進力を増大させることに
役立つ。
力発生手段によって前方から後方へ移動される流体より
も比重が小さいので、給送後直ちに浮き上がり、それに
伴って、推進力発生手段の前方の流体がその後方へ移動
しやすくなる。そのため、従来の場合と同一エネルギー
による場合には、流体の移動量が多くなり、このことが
、上記反力の増大と相まって推進力を増大させることに
役立つ。
なお、この発明において、推進力発生手段は、上記プロ
ペラのほか、タービンであってもよい。
ペラのほか、タービンであってもよい。
また、流体には水などの液体や空気その他の気体が含ま
れる。
れる。
次に、図面を参照して実施例を説明する。
第1図は船体1に設けたプロペラ2の推進力を増大させ
る方法を例示している。同図において、3はプロペラ2
の回転軸を示している。この回転軸3は中空で、図外の
給気源から送られた空気を上記プロペラ2の後部へ給送
する。
る方法を例示している。同図において、3はプロペラ2
の回転軸を示している。この回転軸3は中空で、図外の
給気源から送られた空気を上記プロペラ2の後部へ給送
する。
上記において、プロペラ2を回転させると、このプロペ
ラ2の前方の水がプロペラ2の後方へ移動する。このよ
うな水の移動によって生じる推進力の大きさは従来の場
合と同一の大きさであり、船体1を推進させるのに十分
な大きさを有する。
ラ2の前方の水がプロペラ2の後方へ移動する。このよ
うな水の移動によって生じる推進力の大きさは従来の場
合と同一の大きさであり、船体1を推進させるのに十分
な大きさを有する。
すなわち、上記した水の移動によって生じる推進力には
、プロペラ2の後方へ移動した水が最初からプロペラ2
の後部にある水と衝突することによって生じる反力が含
まれる。
、プロペラ2の後方へ移動した水が最初からプロペラ2
の後部にある水と衝突することによって生じる反力が含
まれる。
一方、プロペラ2の回転によって後方へ移動した水は、
プロペラ2の後部へ給送されて生じた気泡Bと衝突する
。そのため、プロペラ2が回転することによって生じる
推進力には、上記した水同士の衝突による反力に加え、
プロペラ2の後方へ移動した水と気泡Bとの衝突に伴っ
て生じる反力が含まれる。また、上記気泡Bは空気が水
中に閉じ込められることによって生成したものであるか
ら、水よりも比重が小さく、生成後直ちに浮揚するので
、その気泡Bの通過経路中へは周囲の水が急激に流入す
る。こうして気泡Bの通過経路中へ流入する水には、プ
ロペラ2の作用でその前方から後方へ移動する水も含ま
れるので、後方に水のみがある場合と比較してプロペラ
2の回転に伴う水の移動量が増え、それに伴って推進力
(反力)も増大する。
プロペラ2の後部へ給送されて生じた気泡Bと衝突する
。そのため、プロペラ2が回転することによって生じる
推進力には、上記した水同士の衝突による反力に加え、
プロペラ2の後方へ移動した水と気泡Bとの衝突に伴っ
て生じる反力が含まれる。また、上記気泡Bは空気が水
中に閉じ込められることによって生成したものであるか
ら、水よりも比重が小さく、生成後直ちに浮揚するので
、その気泡Bの通過経路中へは周囲の水が急激に流入す
る。こうして気泡Bの通過経路中へ流入する水には、プ
ロペラ2の作用でその前方から後方へ移動する水も含ま
れるので、後方に水のみがある場合と比較してプロペラ
2の回転に伴う水の移動量が増え、それに伴って推進力
(反力)も増大する。
したがって、推進力は、従来の場合よりも、水と気泡B
との衝突に伴って生じる反力の大きさ及び気泡Bの通過
経路中への水の流入骨だけ推進力が増大する。
との衝突に伴って生じる反力の大きさ及び気泡Bの通過
経路中への水の流入骨だけ推進力が増大する。
上記では、プロペラ2の回転軸3を通してプロペラ2の
後部へ空気を給送するものを説明したが、空気の代わり
にその他の気体、たとえばヘリウムなどの気体を給送し
ても同様の作用が行われる。
後部へ空気を給送するものを説明したが、空気の代わり
にその他の気体、たとえばヘリウムなどの気体を給送し
ても同様の作用が行われる。
また、空気などの気体をプロペラ2の後部へ給送する方
法としては、第2図に例示したように、船体lの船尾か
ら給気管4を導設し、この給気管4の先端開口を上記プ
ロペラ2の後部に臨ませておいてもよい。これによって
も、給気管4を通してプロペラ2の後部へ空気などの気
体を給送することができるので、第1図について説明し
たところと同様の作用が行われる。この給気管4より排
出される気体は、圧縮空気であっても、エンジンの排気
ガスであっても、あるいはその他の気体であってもよい
。さらに、プロペラ2の後部へ空気などを給送する方法
としては、上記以外に、プロペラ2の羽根先端に空気噴
出孔を開設し、プロペラ2を回転させながら上記空気噴
出孔から空気などを給送する、などの種々の方法を採用
することが可能である。
法としては、第2図に例示したように、船体lの船尾か
ら給気管4を導設し、この給気管4の先端開口を上記プ
ロペラ2の後部に臨ませておいてもよい。これによって
も、給気管4を通してプロペラ2の後部へ空気などの気
体を給送することができるので、第1図について説明し
たところと同様の作用が行われる。この給気管4より排
出される気体は、圧縮空気であっても、エンジンの排気
ガスであっても、あるいはその他の気体であってもよい
。さらに、プロペラ2の後部へ空気などを給送する方法
としては、上記以外に、プロペラ2の羽根先端に空気噴
出孔を開設し、プロペラ2を回転させながら上記空気噴
出孔から空気などを給送する、などの種々の方法を採用
することが可能である。
以上においては、この発明による方法をプロペラを推進
力発生手段とする船体について適用した例を説明したが
、この発明による方法は、これに限定されず、たとえば
プロペラを推進力発生手段とする航空機やタービンを推
進力発生手段とする航空機その他の航走体についても同
様に適用することが可能である。航空機に通用する場合
、推進力発生手段の後部へ給送する流体は、空気よりも
比重の小さい気体、たとえばヘリウムや水素であること
が必須である。
力発生手段とする船体について適用した例を説明したが
、この発明による方法は、これに限定されず、たとえば
プロペラを推進力発生手段とする航空機やタービンを推
進力発生手段とする航空機その他の航走体についても同
様に適用することが可能である。航空機に通用する場合
、推進力発生手段の後部へ給送する流体は、空気よりも
比重の小さい気体、たとえばヘリウムや水素であること
が必須である。
以上説明したように、この発明による推進力を増大させ
る方法は、プロペラなどの推進力発注手段の後部へ、こ
の推進力発生手段の作用によって移動される流体よりも
比重の小さい流体を給送することを特徴とするから、推
進力発生手段によって後方へ強制的に移動された流体が
この流体よりも比重の小さい流体に衝突し、しかも、推
進力発生手段の後部へ給送される流体は、給送後直ちに
浮き上がり、その通過経路中へ推進力発生手段の前方の
流体が急激に流入するため、反力が真後へ作用して従来
の場合と同一エネルギーによる場合には大幅に推進力が
増大する。
る方法は、プロペラなどの推進力発注手段の後部へ、こ
の推進力発生手段の作用によって移動される流体よりも
比重の小さい流体を給送することを特徴とするから、推
進力発生手段によって後方へ強制的に移動された流体が
この流体よりも比重の小さい流体に衝突し、しかも、推
進力発生手段の後部へ給送される流体は、給送後直ちに
浮き上がり、その通過経路中へ推進力発生手段の前方の
流体が急激に流入するため、反力が真後へ作用して従来
の場合と同一エネルギーによる場合には大幅に推進力が
増大する。
したがって、この発明による推進力を増大させる方法は
、従来から使用されているプロペラやタービンなどの推
進力発生手段に給気管などの給気手段を付加するだけで
容易かつ経済的に実施できるので、省エネルギーや省力
化などの観点からも卓効があるといえる。
、従来から使用されているプロペラやタービンなどの推
進力発生手段に給気管などの給気手段を付加するだけで
容易かつ経済的に実施できるので、省エネルギーや省力
化などの観点からも卓効があるといえる。
第1図はこの発明の第一実施例を説明するための部分側
面図、第2図はこの発明の第二実施例を説明するための
部分側面図、第3図は従来の方法を説明するための側面
図である。 2・・・プロペラ(推進力発生手段)、B・・・気泡。 特許出廓人 矢久間幸男
面図、第2図はこの発明の第二実施例を説明するための
部分側面図、第3図は従来の方法を説明するための側面
図である。 2・・・プロペラ(推進力発生手段)、B・・・気泡。 特許出廓人 矢久間幸男
Claims (1)
- (1)プロペラなどの推進力発生手段の後部へ、この推
進力発生手段の作用によって移動される流体よりも比重
の小さい流体を給送することを特徴とする推進力を増大
させる方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13988886A JPS62295791A (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 | 推進力を増大させる方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13988886A JPS62295791A (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 | 推進力を増大させる方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62295791A true JPS62295791A (ja) | 1987-12-23 |
Family
ID=15255931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13988886A Pending JPS62295791A (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 | 推進力を増大させる方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62295791A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5817078A (ja) * | 1981-07-22 | 1983-02-01 | 株式会社日立製作所 | エレベ−タ−の監視装置 |
-
1986
- 1986-06-16 JP JP13988886A patent/JPS62295791A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5817078A (ja) * | 1981-07-22 | 1983-02-01 | 株式会社日立製作所 | エレベ−タ−の監視装置 |
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