JPS62292974A - ロ−タリ−シヤ−弁およびその測定アリコットの分配方法 - Google Patents

ロ−タリ−シヤ−弁およびその測定アリコットの分配方法

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JPS62292974A
JPS62292974A JP62143969A JP14396987A JPS62292974A JP S62292974 A JPS62292974 A JP S62292974A JP 62143969 A JP62143969 A JP 62143969A JP 14396987 A JP14396987 A JP 14396987A JP S62292974 A JPS62292974 A JP S62292974A
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アーネスト・エヌ・ペレグリノ
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/10Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
    • G01N35/1095Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices for supplying the samples to flow-through analysers
    • G01N35/1097Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices for supplying the samples to flow-through analysers characterised by the valves

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明〕 とにより少なくとも1つのアリコツトを隔離する血液検
査装置のような測定装置に特に適したロータリーシャー
弁に関する。
■]−【股へ失」 ロータリーシャー弁は、クロマトグラフィー装置(液体
およびガスクロマトグラフィー)および血液検査装置を
含む多数の測定装置にて使用されている。血液検査装置
を例にあげれば、略円板状のロータが前固定子と後固定
子間に挟持されている。
第1位置、即ち元の位置にて、後固定子を通って、ロー
タおよび固定子の位相に対し直角前方に伸長する試料通
路、ロータの通常の第1通路、前固定子、円周方向に間
隔を置いて(例えば105°)配設した同一曲率半径の
ループを介して前固定子に戻るループ、さらにロータ、
後固定子を経て戻る通路に試料が導入される。この通路
全体に試料を導入したならば、ロータを回転させく典型
的に30°)試料の5アリコツトを隔離する。これら5
アリコツトの内、2つは、後固定子を通る円周7171
j、Il−7p4 ニ九’ll’F l % フili
] in + ?、0ハハ二M +30 rh++ 責
1’Nもう2つは、ロータを通る円周方向に間隔を置い
て配設した2つの通路内にあり、残る最大のアリコツト
は、前固定子を通る円周方向に間隔を置いて配設したル
ープ通路内にある。第2回転位置において、流体(血液
検査装置の場合には、概ね生理食塩液)は各々、5アリ
コツトの試料の1つの入った1または複数の通路内を流
動する。例えば第2位置において、ロータ3通る第1通
路と整合された、前および後固定子を通る追加的通路を
流動する希釈剤は、ロータを通る第1通路内にて、測定
した小アリコツトの試料(−最に1,6μl(マイクロ
リットル))を案内する。現在の血液検査装置の多くは
、第2通路は、大きい他のループ部分く前固定子を通る
2つの通路を含む)を備え、大アリコツトの試料(典型
的に40μl)を測定装7の異なる通路内に案内する。
多くの血液検査装置において、1.6μpのアリコツト
は、希釈剤と混合され、総細胞、その他の測定を行なう
(RBCチャネルと称する)一方、希釈された大アリコ
ツトは、生理食塩液および溶解試薬と混合し、溶解中に
生残った総出血球の測定およびヘモグロビンの測定を含
む1連の測定を行なう、ロータリージャー弁の例は、コ
ールタ−(Coulter)等の米国特許第3,567
.389号(1971年)、ローザメール(Rotbe
rme l )の同第3.567.390号(1971
年)およびカブレナ(Cabrenn)の同第4,50
7,977号(1985年)に開示されている。
仁吐−日が ゛しよ゛  る(「題 現在のロータリーシャー弁においては、2つの回転位置
のみが採用されており、第1位置にて、試料をシャー弁
内に導入し、第2位置にて、試料をシャー弁から分配す
る。未使用の試料および使用済のアリコツトの残量をシ
ャー弁から排出するため、次の試料を導入する前に第2
回転位置において分配通路、次いで第1回転位置におい
て試f4通路に流体(血液測定装置の場合、生理食塩液
)3流すのが一般的である。しかし、かかる水洗いによ
って上記通路、その他の通路から試料を完全に除去でき
るとは限らず、試料の幾分かは、シャー弁内、特に、ロ
ータが1方の固定子に接触する表面、特に、ロータを通
る通路の半径方向の位置付近に沿って、残留する可能性
−がある。従って、血液検査装置のような装置のロータ
リー弁は、定期的に分解して、固定子およびロータを別
々に洗滌液中に浸し、水洗いすることにより清浄化を図
らなければならない、かかる方法は、時間がかかり、ま
た、手で汲うため、試料の正常な処理の妨げとなる。ロ
ータリーシャー弁を定期的(例えば毎日、または毎週)
に分解し、組立てなければならないことから、汚染また
は誤差を生じる虞れがある。
本発明は、シャー弁を分解せずに、定期的な洗浄を必要
とする可能性のある部分を洗浄する手段を備えた、特に
、血液検査装置に適するロータリーシャー弁の改良に関
する。一般に洗浄を必要とするかかる部分は、試料通路
、第2回転位置にて形成した1または複数の分配通路、
および最も洗浄を必要とする可能性のあるロータ表面部
分である。
しり−JIJ−焦衣」へ(±A巴よ一 − 6) ト 61〜   大に8日日i+     
I  コl L酊 (←21ヒ 1.1− 7    
[12171板状の前固定子と、略円板状の後固定子と
、前固定子及び後固定子間に配設され、且つこれら両固
定子に対して平行なロータとを備え、ロータの第1回転
位置にてロータを通る通常の第1通路を含む試料通路を
形成しかつロータの第2回転位置にてロータを通る通常
の第1通路を含む試料分配路を形成し、さらに、ロータ
が第1回転位置にあるとき試料を試7jI通路内に導入
する手段と、およびロータが第2回転位置にあるとき試
料分配通路に流体を流し、通常の第1通路内にある試料
アリコツトを吸引する手段とを備えるロータリーシャー
弁において、 前固定子の背面および後固定子の前面に円周方向に伸長
する凹状の弧状講を形成し、さらに、ロータが第3回転
位置にあるとき、洗浄液を凹状のロータ表面の円周方向
伸長部と連通ずることを特徴とするロータリーシャー弁
を提供するものである。
本発明は、さらに、ロータが第1回転位置にあるとき、
試料とロータリージャー弁内に導入し、ロータが第2回
転位置にあるとき、試料アリコツトをロータリーシャー
弁から分配し、ロータが第2回転位置にあるとき分配通
路を水洗いし、ロータが第1回転位置にあるとき試料通
路を水洗いする型式のロータリーシャー弁の使用方法に
おいて、第1および第2回転位置から離れた第3回転位
置までロータを定期的に回転させる段附と、前固定子の
背面とおよび第1回転位置において試料通路の1部を形
成するロータを通る各通路と同−曲面 率半径で且つこの通路に近接するロータ画部分と接触す
る後固定子の前面とに形成した円周方向に伸長する凹状
の弧状溝内に洗浄液を導入する段階面 とを備え、前記ロータ画部分がまた、第2回転位置にお
いて、分配通路の1部を形成するロータを通る各通路と
同一の曲率半径を有し且つこの通路に近接することを特
徴とする使用方法を提供するものである。
Ω旧−」(絡方一 本発明は、前および後固定子と、および両固定子間に挟
持したロータとを備えるロータリーシャー弁の改良に関
する0本発明は、図面に示し、且つ以下にJ(2明する
ロータリーシャー弁の1実施jl様として説明すること
ができる。先ず、図面に示した実施例について説明し、
その後1本発明の各種の別の実施態様、その他の特徴に
ついて説明する。
第1図は、第1回転位置く以下、元の位置とも称する)
における本発明の実施yIl!L様を示すシャー萌 弁組立体10の構成要素の正前図である。前固定子20
、ロータ60および後固定子40は、平行であり、(組
立てたとき)心棒12および下方バー14を中心として
整合状想となる。心棒12および下方バー14は、各々
、前固定子20、ロータ60および後固定子40の垂直
位相に対して直角の水平方向に伸長している。
第1図および第2C図の断面図に示すように、前固定子
20は、略円板状でt)る、前固定子20の中心穴22
は、組立てたシャー弁の心棒12を嵌入させている。前
固定子20の下方凹所24は、組立てたシャー弁のバー
14を嵌入させている。
WBC入口通路26は、通常、元の位置にて345゜(
時計で11:30の位置)と考えられる箇所にて所定の
曲率半径Rで前固定子20を通って伸長している。ルー
プ管30が、前固定子20の前方に伸長し、通路26の
前端を通路28の前端に接続させている。WBCループ
30、WBC入口通路26およびWBC出口通路28は
、共に、容積40 )、t 1のWBC試料室を画成す
るRBC希釈剤十 入口通路32は通常、W B Cの入口通路26から時
計方向に30°の位置(第1図にて270°−9:00
の時計位置として図示)にて前固定子念通って伸長して
いる。弧状の洗浄渭34は、前固定子20の背(内)面
に曲率半径Rにて形成され、30゜(1:OOの時計位
置)から165°(5・30の時計位置)までI′11
1長している。ブライミング通路9つは通常、前固定子
20を通って、曲率半径R1315°(10:30の時
31位置)にて伸長してい後固定子40もまた、略円板
状である。前固定子20と同様、この後固定子40には
、中心穴42(組立てたシャー弁の心棒12がこの穴を
通って伸長する)および組立てたシャー弁のバー14が
通って伸長する下方凹所44が形成しである。
試利欠i路46は、通常240°および曲率半径Rにて
伸長している。試料出口通路48は+@半径Rおよび3
45°にて後固定子40を通って伸長している。R[3
C希釈剤出口通路50は、通常、曲率半径Rおよび27
0°にて後固定子40を通って伸長している。弧状の洗
浄溝52が曲゛4二半径Rにて後固定子40の前(内)
面に形成され、30°から165°まで伸長している。
洗浄液入口通路54は、通常、曲率半径Rおよび30°
にて後固定子40を通って伸長し、弧状の洗浄涌52と
連通している。洗?Pl疲出日通路56は、通常、曲率
半径Rおよび165°にて後固定子、40を通って伸長
し、弧状の洸iP講52の他端と連通している。
ロータ60は、小さい丸形の四隅を有する四角の中心穴
62、下方および上方凹所63.64および以下に説明
する内側環状部66を除いて、略し、且つ嵌入して回転
する。ロータ60の外隅部の下凹所63は、第1位置、
即ち元の位置にてバー14と係合する。上方凹所64が
ロータ60の半円板の」1方外隅部に形成され、以下に
説明する第3位置、即ち面洗浄位置にてバー14と係合
する。ロータの環状内側部66は、中心穴62の周囲に
円を形成し、半円板形状を越えるロータ60部分のみを
示している。
RBC試料通路68は、通常、元の位置にて、曲率半径
Rおよび240°にて、ロータ60を通って伸長し、1
66μlの容積を備えている。試料出口通路70が曲率
半径Rおよび345°にてロータ60を通って伸長して
いる。WBC希釈剤通路72が210°にてロータを伸
長し、ロータ60の外端縁の入口を備え、半径生方に曲
率半径R部まで伸長し、その後、通常、前方にロータ6
0の正面の出口まで伸長している。315°のWBC希
釈試料通路74は、曲率半径Rにてロータ60正面に入
口を備え、後方にロータ60内まで伸長し、次いでロー
タの外端縁上であるが315°の出口まで生形外方に伸
長している。
第1(元の)位置において、血液試料は、通路46、R
BC試料通路68、WBC入口通路26、WBCループ
30、WBC出口通路28、試料出口通路70および試
料出口通路48にて形成した試料通路内に導入される。
この通路は、以下、試料通路とも称される。
希釈剤通路76は、また、270°にてロータに形成さ
れ、第1回転位置にて直線状の貫通する希釈液通路(5
0,76,22)が形成され得るようにしである。この
希釈液通路には希釈剤を満たす一方、試料通路には試f
)を満たす。
次いで、ロータ60を時計方向に30”回転させ、RP
C試料通路68が通路32.50と整合し、および通路
7 ’2 、74がそれぞれ通路26゜28と整合し得
るようにする。ロータ60は、心棒12を回転させると
回転し、固定子20.40は、バー14によって保持さ
れる。この第2位置、即ち分配(i置は、以下の第■表
に掲げである。試[1通路の全体は、試料(例えば血液
)が満たされているため、回転させると、この試料は5
つの連続部分、即ち、アリコツトに分割される。内4つ
の小アリコツトは、通路46.48.68および70内
にあり、1つの大アリコツトは、通路26゜28および
管70にて形成した連続的な通路部内にある。
この第2回転位置において、希釈剤は、RB C希釈液
入口通路32の正面を通って導入され、RB C試料通
路68内にて1.6メ11のR,BC試料(試料の4つ
の小アリコツトの1つ)を希釈する。
希釈されたRPC試料は、RBC希釈液出口通路50を
通って、装置のRBC講内溝内配される。
この試料アリコツトの両側にて、気泡の発生を阻止する
ため、通路32.50に希釈剤を入れであるにのため、
通路32.68および50は、第2回転位置にて、RB
Cチャネルに至る分配通路を画成する。装置のRPCチ
ャネル内において、RBC試料の総細胞、平均細胞容積
およびその他の値をインピーダンス測定する。
これと同時に、第2回転位置、即ち分配位置において、
希釈剤を半径方向にWBC希釈希釈旧人ロア2内入し、
通i¥826.28およびループ30内の40μ!のW
BC試料(試料の別のアリコ・ソト)を希釈する。希釈
されたWBC試料は、WBC希釈チャネル74を通って
、装置のWBCチャネル内に半径外方に分配される。通
路26.28,70゜72およびそのループ30は、第
2回転位置において、ロータリーシャー弁10を通る第
2分配通路を形成する(この通路は、以下に、WBC分
配通路と称する)。装置のWBCチャネル内において、
溶解試薬およびさらに冷釈剤と混合さぜな後、白血球(
溶解後完全なもの)のインピーダンス測定を行ない、ま
た、溶解試薬内のシアン化物が溶解した赤血球内のヘモ
グロビンと反応して形成されたシアノヘモグロビンと光
学測定する。かかる溶解試薬は、構成要素74,28.
30.26および72によって形成したW B C通路
を介して流せば都合よい。
第2回転位置において、希釈剤を分配して、RBC通路
(要素32.68および50)さらに、WBC通路(要
素72.26.30.28および74)を水洗いする。
次いで、ロータを反時計方向に30°回転させて、第1
位置、即ち元の位置に復帰させ、ここで試料通路(要素
46,68,26゜30.28.70および48)を希
釈剤で水洗いし、特に、通路46.70および48内に
残った血液試料の未使用のアリコツトを除去する。水洗
い渣は、ロータリーシャー弁の外側に設けた弁から排出
する。
第1.第2.第3回転位置それぞれの位置を、次表に掲
げる。
表I−第1回転位置 (元の位置) V 315° (10:30)             
74本     99270°(9:00)  50 
  76   32240 ° (8:00)   4
6      68     26      Fj:
r210° (7:00)             
72本180°(6・00)44   63   24
165°(5:30)  54 30” (1:00)  56 表■−第2回転位置 (分配位置) 300’ (10:00)     76270’ (
9・00)50  68   32180°(6:00
)  44      24165°(5:30)  
54 30°(1:00)  56  64 30° (1:00)     56      72
京3つの位置におけるロータリーシャー弁を通る各種の
通路は、次表にまとめである。
表  ■ ロータリー弁を通る通路 回転位置  通 路      名 称ロータリーシャ
ー弁の2つの回転位置における充填、分配、および水洗
い段階のかがるパターンは、血液検査装置にシャー弁組
立体を使用する場合の一般的なものである。しかし、従
来の検査装置においては、シャー弁を定期的(装置の種
類、およびその使用頻度に応じて例えば、毎日、週に一
回ンに取外し、分解して洗浄しなければならない。かか
る洗浄時、固定子およびロータの表面、これらを通る多
数の通路並びにWBCループ30には手を触れるか、ま
たは洗浄液を入れ、?i終的に水洗いを行う。その1&
、シャー弁を再び組立て使用前、装置に取付は直す。(
−最に、第1および第2回転位置において組立てたロー
タリーシャー弁の通路の水洗い後)。
本発明の方法において、また、本発明のシャー弁の使用
において、洗浄サイクルは、シャー弁組立体に手を触れ
ず、装置に取付けたままで手動または自動的に開始する
ことがてきる(例えは、装置の停止時、または所定期間
の使用後一定1υl1ijl。
az’= t’l f−導入しな1゛・場合)。洗浄サ
イクルの最初の2段階において、第1(元の)位置にて
、洗浄剤は、要素46.68,26.30.28.70
および48によって形成した試料通路内に導入される。
満たしたならば、試料通路を希釈剤で水洗いする。次に
、ロータを30°回転させて、第2回転位置(分配位置
)とし、ここで洗浄液をRBC分配通路(要素32.6
8および50)およびWBC分配通路(要素72.26
,30.48および74)内に導入し、浸漬させる。
洗浄サイクルの第3および第4段階において、ロータを
さらに150°時計方向に回転させて、バー14がロー
タ60に形成した上方凹所64と係合し、上記第1II
表に掲げた第3回転位置、即ぢ表面洗浄位置にする。洗
浄サイクルの第3段階において、ロータの通路72の外
部口には弁を設ける。洗浄液は、弧状の洗浄チャネル5
2に沿って洗浄液入口54から導入され、洗浄液出口5
6から排出される。この位置にて、浸漬させることによ
り、通路70 (165°の位置)から通路72 (3
0゜の位置)までの弧状の曲率半径R部に沿ったロータ
60の背面部分に洗浄液が接触する。通路116と通路
68間に残った試料(第1回転位置において)は、通路
68および72間のロータ背面に沿って汚れがつく(ロ
ータが30°時計方向に回転することにより)ため、後
ロータの上記部分には乾燥した血液が付着する。同様に
、通路70と通路48間に残った試料(第1回転位置に
おいて)は、通路70と通路74間にてロータ60の背
面に沿って汚れ分が付着する。さらに、乾燥した血液が
最も付着し易い後ロータの唯一の部分は、通路70から
通路72に亘る弧状部分である。
第4洗浄段階もまた、第3位置く表面洗浄位置)にて行
われる0通路54は、弁で閉じられており、通路72の
半径外方端は、洗浄液に接続されている。洗浄液は、要
素56,70.34および72にて形成した通路内に導
入し、弧状チャネル3−11内の洗浄液は、通i?87
0から通路72までロータ前面と接触している。ロータ
60正面の上記弧状部分は、通路68と通路26間(ロ
ータを30°分配位置まで回転させたとき、通路68か
ら通路72まで前面に沿って汚れる)、および通路68
と通路70間(ロータを30”回転させる間に通路70
から通路74まで前面に沿って汚れる)に舒 付着した乾燥血液の他の2つの主要4分だけを含んでい
る。これら通路に洗浄液を満たすことができる0次いで
、ロータは、各3つの位置に復帰し、洗浄液は、各通路
から構成される装置を再び使用しようとする場合には、
希釈液で水洗いし、また、装置を停止させようとする場
合には、防腐剤は含むが、塩分を含まない水洗い液にて
洗浄する。
iパ択随意ではあるが、ロータが第3回転位置にある間
に、固定子の内面を洗浄し且つ水洗いすることもできる
。通路26.28および32、通路46.48および5
0の付近にて後固定子20の前面および後固定子40の
前面は、第3位置において、第1図の右側にあるロータ
60の側部にてロータ60の内側環状部66と連通して
いる。第1回転位置にて60°乃至165°(第3回転
位置において245@乃至345°)まで曲率半径Rt
l″てロータ60め社II fi川用二第3およア7(
力X4千ヤネルを形成することもできる。次いで、各種
の方法により、第3回転位胃にて洗浄液を第3および第
4チヤネル内に導入し、汚れた試料が入る可能性のある
後ロータの前面部分および前ロータの背面を洗浄するこ
とができる。第3および第4チヤネルは、浸漬期間経過
後、洗浄液にて水洗いすることができる。
洗浄サイクルが完了したならば、ロータを反時計方向に
180°回転させて元の位置に復帰させるか(試Hの受
理のため)、または、望ましくは反時計方向に150°
回転させて第2位置とし、WBCおよびRB C分配通
路を水洗いし、次いて゛さらに反時計方向に30°凹転
さ古て元の位1ぐ?に復帰させて、新しい試トlの導入
前、試料通路の水洗いをするか、何れかを行なう。
第2A図は、270”(9C)O)乃至90’(3:0
0)の角度位置にある?多固定子・10および中心穴・
42の中心断面図である。この中し・穴42は、?& 
i!ill ニ広ケチ、P) ’) 、 心11!′!
112 ヲ同人すセる。固定子・12の前面側にて、隆
起した第1環1に部43が中心穴42を囲繞している。
隆起した第2環状部51らまた、ロータ40の前面に形
成され、曲率半径R部より中力および外方に伸長してい
る。第2A図において、RPC出口通路50〈透孔)お
よび弧状溝52を隆起部51に形成した状態が示しであ
る。
第5B図は、第1回転位置におけるロータ60の同様の
断面図である。270°(9:00)にてロータ60を
通る希釈剤通路76が示しである。
第2C図は、前固定子20の同様の断面図を示す。固定
子20の隆起した第1環状部23は、中心穴22を囲繞
している。固定子20の背面の隆起した第2環状部は、
曲率半径R部から中力おける外方に伸長している。27
0°(9:00)にて、RBC希釈剤入口は、隆起部3
1および前固定子20を通って伸長している。90°(
3:00)にて、弧状溝34が隆起部31に形成されて
いる。
270°(9:00)にてWBC30の断面図も示しで
ある。
第1回転位置にてシャー弁10を組立てる際、固定子2
0および40、並びにロータ60は第2A図、第2B図
および第2C図に示すように整合状態にある。心棒12
およびバー14は、それぞれ中心穴42,62および2
2、凹所44,63および24に取付けであるゆ 組立てたシャー弁10において、曲率半径R部のロータ
60の両面には、固定子20の隆起部31および固定子
40の隆起部51が係合する。
ロータ60の環状部66には、固定子20.40の内側
隆起部23.42が係合する。ロータ60には、凹所6
3から64まで、白金片を設けることができる。この白
金片と制御回路およびバー14と制御回路との適当な電
気的接続を利用して、ロータが第1または第3回転位置
に達したことを検出することができる。シャー弁組立体
10は、心棒12を中心として、後固定子40の背部に
対して前方にブシュを押圧するばねによって相互に保持
されている。これにより、ロータ60および前固定子2
0の隆起部43および51の半径方向部分を回転軸受に
押圧している。この軸受は、固定子20の前方にて心棒
12を中心としてつまみねじによって所定位置に保持さ
れている。
図示したシャー弁組立体には幾多の変形例が可能である
。例えば、元の位置における試料通路は、ロータと2回
交差し、分配位置まで回転すると、試料通路を5つのア
リコツトに分割し、内2つのアリコツトだけが装置内に
分配される。試料通路が1回だけ、または3回以上、ロ
ータと交差する実施態様も可能である。また、第2回転
位置くまたはそれ以上の回転位置)において、より多く
、またはより少ないアリコツトの試料を装置の各種のヂ
ャネル内に分配するようにした実施態様も可能である。
ロータリーシャー弁を分解せずに洗浄し得る本発明に依
る特徴は、固定子およびロータを通る各種の通路を適当
に変形させることで、試料通路および分配段階の任意の
変形例に適用可能であることは明らかである。第1およ
び第2回転位置にて行われる洗浄サイクル部分は通常の
試料導入および希釈試ゼ1の分配段階にて、上記位置で
面すl771月”t−1,J+ン欠松 1−B、4)西
μ4宜jIZ 卆 ζ市汀1す入貝ム合り一も適用する
ことができる。
ロータを第3(表面洗浄)位置まで回転させたとき、本
発明にとって、前固定子の背面に形成した円周方向に伸
長する凹状涌(弧状の洗浄チャネル34のような)およ
び後固定子の前面に形成した円周方向に伸長する凹状涌
く弧状の洗浄チャネル52のような)が、汚れた試料の
入る可能性のあるロータ面の上記部分と接触することが
重要である。このように、第1位置において、試料通路
か1回だけロータと交差し、この交差点からの汚れ部分
がロータの幾多の分配位置まで円弧角度だけ誤交差通路
から円周方向に間隔t!−置いた箇所まで伸長するなら
ば、弧状の溝は、かかる汚れた部分と連通するのに必要
な円弧角度を備えれはよい。
弧状溝の位置および寸法を変化させることに加えて、洗
浄液を弧状溝に導入するための様zJの構成が可能であ
ることが明らかであろう。図面において、弧状の洗浄チ
ャネル34には間接的に供給されるが、弧状の洗浄チャ
ネル52は、図示した実施態様において、後固定子/1
0から洗浄剤入口5.1および出口56を介して、直接
的に供給される。ある実施邪様においては、弧状の両洗
浄チャネルには、それぞれ前固定子20および後固定子
40を介して直接的に供給することも可能である。
また、その他の実施態様においては、弧状の両洗浄チャ
ネルには間接的に供給することも可能である。さらに、
通気を適正に行って、洗浄剤の導入と吸引を行なう別個
の通路を備えることが望ましいが、同一の通路内にて両
者を行うことも可能である。最後に、洗浄液は、1端に
近接する各弧状の洗浄チャネルから導入し、また、他端
に近接する弧状の洗浄チャネルから吸引することが望ま
しい。かかる114成によって、浸漬前、弧状のチャネ
ルを介して洗浄液を迅速に流動させると共に、弧状の洗
浄チャネルに洗浄液を完全に満たして浸漬させ、浸漬後
、希釈剤によって弧状の洗浄チャネルから洗浄液を完全
に水洗いすることができる。
本発明に従い、定期的な洗浄段階が可能となったことに
より、ロータリーシャー弁を頻発に分解する必要がなく
なったからといって、洗浄のため、−切分解しないでよ
いという訳にはいかないことを認識する必要がある。例
えば、ロータリージャー弁の特別の実施態様により、固
定子の内面を洗浄する手段を講じなかったならば、幾つ
かの底部は、その表面に望ましくない程の1・土着物が
生じないように分解および洗浄を行わなければならない
しかし、本発明の洗浄サイクルにより、洗浄のための分
解頻度は著るしく少なくなり、また、これに応じて装置
内で試料を駆動する回数ら少なくて済む。このように、
例えば、通常の使用状況下において、従来のロータリー
シャー弁を用いた場合、週に一回、洗浄のため分解しな
ければならない場合、本発明に依るロータリーシャー弁
を用いればハ かかる洗浄のための分解は、週に1回、または2ケ月に
1回行えばよいことになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1回転位置における本発明の実施態様を示
す、シャー弁組立体の構成要素の正面図、第2A図は、
270°(9:00)乃至90”(3:00)のIi置
にある後固定子の断面図、第2B図は、第1回転位置に
おけるロータの第2A図と同様の断面図、および 第2C図は、前固定子の第2A図と同様の断面図である
。 (主要符号の説明) 10・シャー弁組立体 14・・下方バー12・・心棒 20・・前固定子    22・・・中心穴24・・下
方凹所    26・・・WBC入口通路40・・・後
固定子    28・・・WBC出口通路32・−・R
BC希釈剤入口通路 60・・・ロータ (外4名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、略円板状の前固定子と、略円板状の後固定子と、前
    記前固定子及び後固定子間にあり且つ前記両固定子に対
    して平行なロータとを備え、第1回転位置にてロータを
    通る通常の第1通路を含む試料通路を形成し、かつ第2
    回転位置にてロータを通る通常の第1通路を含む試料分
    配通路を形成し、さらに、ロータが第1回転位置にある
    ときに試料を試料通路内に導入する手段と、ロータが第
    2回転位置にあるときに試料分配通路に流体を流動させ
    、通常の第1通路内にある試料のアリコットを吸引する
    手段とを備えるロータリーシャー弁において、 前固定子の背面および後固定子の前面に形成した円周方
    向に伸長する凹状のこ弧状溝と、ロータが第3回転位置
    にあるとき、洗浄液を凹状の弧状溝に導入する手段とを
    備え、 前記凹状の弧状溝の各々が、第3回転位置において、通
    常の第1通路に近接するロータの面の円周方向に伸長す
    る部分と連通することを特徴とするロータリーシャー弁
    。 2、試料通路がさらに、ロータを通る通常の第2通路を
    備え、円周方向に伸長する凹状の弧状溝の各々が、第3
    回転位置において、通常の第1および第2通路に近接す
    るロータの面の1部と連通することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載したロータリーシャー弁。 3、洗浄液の導入手段が、通常前固定子を通って前固定
    子の背面に形成した円周方向に伸長する弧状の溝内に達
    する通路を備えることを特徴とする特許請求の範囲第2
    項に記載したロータリーシャー弁。 4、洗浄液の導入手段が、通常後固定子を通って後固定
    子の前面に形成した円周方向に伸長する弧状の溝内に達
    する通路を備えることを特徴とする特許請求の範囲第2
    項に記載したロータリーシャー弁。 5、洗浄液の導入手段が、ロータに形成し、第2回転位
    置にあるときに、試料分配通路の1部を形成する通路を
    備えることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載し
    たロータリーシャー弁。 6、洗浄液の導入手段が、通常前固定子を通って前固定
    子の背面に形成した円周方向に伸長する弧状の溝内に達
    する通路を備えることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載したロータリーシャー弁。 7、洗浄液の導入手段が、通常後固定子を通って後固定
    子の前面に形成した円周方向に伸長する弧状の溝内に達
    する通路を備えることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載したロータリーシャー弁。 8、ロータが第1回転位置にあるときに、洗浄液を試料
    通路内に導入する手段と、ロータが第2回転位置にある
    ときに、洗浄液を試料分配通路内に導入する手段とを備
    えることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載した
    ロータリーシャー弁。 9、前固定子の背面および後固定子の前面が各々、ロー
    タと接触する平担な部分を有する円周方向に伸長する傾
    斜路を備え、前記平担部分が通常の第1通路より半径方
    向に幅広で、通常の第1通路の半径方向の位置において
    ロータと接触し、さらに、円周方向に伸長する凹状の各
    弧状溝を円周方向に伸長する平担部分に形成することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載したロータリー
    シャー弁。 10、a)ロータが第1回転位置にあるとき、ロータリ
    ーシャー弁の前固定子、ロータおよび後固定子に形成し
    た通路内に試料を導入する段階と、b)ロータを第2回
    転位置まで回転させ、 試料通路内の試料をアリコットに分割する段階と、c)
    第2回転位置において、ロータリーシャー弁に形成した
    少なくとも1つの分配通路に流体を通すことにより、試
    料の少なくとも1つのアリコットを分配する段階と、 d)第1回転位置において試料通路をかつ第2回転位置
    において少なくとも1つの分配通路を水洗いする段階と
    を備える、1連の測定アリコットを検査装置内に分配す
    る方法において、 e)ロータを第3回転位置まで定期的に回転させる段階
    と、および f)第3回転位置において、汚れた試料が付着する可能
    性のあるロータ表面部分を後固定子の前面および前固定
    子の背面に形成した弧状溝内の洗浄液と定期的に接触さ
    せる段階とを備えることを特徴とする試料をアリコット
    に分割する方法。 11、さらに、 g)第1回転位置において、試料通路を洗浄液と接触さ
    せる段階と、および h)第2回転位置において、少なくとも1つの分配通路
    を洗浄液と接触させる段階とを備えることを特徴とする
    特許請求の範囲第10項に記載した方法。
JP62143969A 1986-06-09 1987-06-09 ロ−タリ−シヤ−弁およびその測定アリコットの分配方法 Pending JPS62292974A (ja)

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