JPS62287616A - 分子線エピタキシヤル装置のシヤツタ構造 - Google Patents

分子線エピタキシヤル装置のシヤツタ構造

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JPS62287616A
JPS62287616A JP13222286A JP13222286A JPS62287616A JP S62287616 A JPS62287616 A JP S62287616A JP 13222286 A JP13222286 A JP 13222286A JP 13222286 A JP13222286 A JP 13222286A JP S62287616 A JPS62287616 A JP S62287616A
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shutter
cell
opening
molecular beam
vaporized
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JP13222286A
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Yuji Ishida
祐士 石田
Masahito Mushigami
雅人 虫上
Haruo Tanaka
田中 治夫
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体デバイス、特に、オプトエレクトロニ
クスデバイスや高周波デバイスの製造に使用される分子
線エピタキシャル装置において、結晶成長室内のセルの
開口部に配置されるシャッタ構造に関する。
(従来の技術) 分子線エピタキシャル装置は、超高真空中において、ア
ルミニウム(AC)やガリウム(Ga)などの蒸発物質
をセル内に入れて高温に熱し、このセルの開口部から出
る分子線を基板に当てることにより、この基板上に薄膜
を形成する真空蒸着装置の一種である。このような分子
線エピタキシャル装置のセル部分の構成を第6図に示す
第6図において、るつぼ状のセル20は、内部に蒸発物
質2Iを収納し、かつ、この蒸発物質21を加熱するた
めのヒータ22を備えている。セル20の開口部20a
には、蒸発物質21の分子線をコントロールするための
シャッタ23が配置されている。シャッタ23の開口部
20aに対する開閉は、通常、シャッタ23の一端を支
持したシャフト24の回転にて行なわれる。
また、第6図に示したシャッタ23は単なる平板状であ
るが、そのようなシャッタ23には、第7図のように、
補強リブ23aを成型加工する場合がある。
(発明が解決しようとする問題点) 第6図および第7図に示したシャッタ23の内面には、
蒸発材料21が蒸発して付着成長することにより、堆積
物21aができる。これに対し、従来のシャッタ23は
平板状であり、しかもセル20の開口部20aの開口面
20bと平行状に回動して開閉するため、その開閉時に
、前記堆積物21aがセル20の開口縁部に引っ掛かり
、シャッタ23の開閉に支障をきたすことがあった。
また、エピタキシャル成長では、セル20の内部が10
00〜1300℃の高温に達するにもかかわらず、セル
外部の雰囲気が液体窒素で冷却されるため、その境界と
なるシャッタ23の表面と裏面とでは大きな温度差が生
じる。このため、従来の平板状のシャッタ23では、第
7図のように補強リブ23aを設けても、シャッタ23
の温度差による直接の歪みや、シャッタ23とその裏面
の堆積物21aとによるバイメタル効果により、シャッ
タ23が第8図のようにシャフト24側から先端側に外
向きに湾曲した。
その結果、シャッタ23の開口部20aに対する遮蔽効
果が失われて、分子線が正確にコントロールされなくな
り、精密なエピタキシャル成長を損なうという問題もあ
った。
以上のような事情から、従来の分子線エピタキシャル装
置では、早期に稼動に支障が生じ、度々運転を停止して
シャッタを取り換える等の処置を行う必要があった。
本発明はこのような従来の問題点を解決するため、蒸発
材料の蒸発にてできるシャヅタ裏面の堆積物が、シャッ
タの開閉時、セルの開口縁部に引っ掛かることがなく、
しかも、シャッタのバイメタル効果による変形を防止で
きる分子線エピタキシャル装置のシャッタ構造を提供す
ることを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本発明は、蒸発物質の分子線
を制御するために、結晶成長室内のセルの開口部に設け
られたシャッタを、その内面が凹となるキャップ状に形
成した。
(作用) シャッタ内面が凹状であるため、セル内の蒸発物質が蒸
発してシャッタ内面に多量に堆積した場合でも、その堆
積物はシャッタ内に収まる状態となる。したがって、シ
ャッタの開閉時、蒸発物質の堆積物がセルの開口縁部に
引っ掛かることがない。また、シャッタがキャップ状で
あるため、前記堆積固定物とシャッタとによるバイメタ
ル効果もない。
(実施例) 第3図は、本発明の一実施例にかかる分子線エピタキシ
ャル装置の概略構成図である。
この分子線エピタキシャル装置では、超高真空の結晶成
長室l内に基板2が置かれ、その萌方に複数のセル3が
、その開口部(第1図)3aを基板2に向けて配置され
ている。
そして、セル3は、第1図のように、内部に蒸発物質4
を収納し、かつ、蒸発物質4を加熱するためのヒータ5
を備えたるつぼ状の容器である。
セル3の開口部3aには、基板(第3図)2に当てる蒸
発物質4の分子線をコントロールするため、モリブデン
(M o)またはタンタル(T a)等からなるシャッ
タ6が配置されている。シャッタ6の一端はシャフト7
に支持され、このシャフト7が結晶室l外部の摘み8に
より回されることにより、シャッタ6がセル3の開口面
3bと平行状に回動するようになっている。
また、第1図のように、シャッタ6は、その内面6aが
凹となるキャップ状に形成されている。
この例では、シャッタ6は断面山形に凹入している。
上記構成において、シャッタ6の内面6aは凹となって
いるので、セル3内の蒸発物質4が蒸発してシャッタ6
の内面に多量に堆積した場合でも、その堆積物4aはシ
ャッタ6内に収まる。したがってシャッタ6の開閉時、
前記堆積物4aがセル3の開口縁部(第2図)3cに引
っ掛かって、シャッタ6の開閉動作に支障をきたすこと
がない。
また、セル3の内部は、前記蒸発物質4の蒸発のため、
1000〜1300°Cの高温に加熱されるので、結晶
成長室l内は液体窒素で冷却される。
すなわち、シャッタ6の裏面側はセル3内の高温にさら
され、また、表面側は液体窒素により冷却されるが、シ
ャッタ6はキャップ状であるため、前記堆積物4aとシ
ャッタ6とによるバイメタル効果がなく、したがって反
りかえってセル3の開口部3aとの間に隙間を形成する
ようなことがなく、精密なエピタキシャル成長が行なわ
れる。
なお、第4図のように、シャッタ6の開口部3aに対す
る開閉は、レバー9の押し引きにて行う場合らある。ま
た、シャッタ6の形状は第1図のような断面山形には限
定されず、例えば、第5図のような有底形のキャップ状
とすることもできる。
(効果) 本発明の分子線エピタキシャル装置のシャッタ構造によ
れば、セルの開口部を開閉するシャッタが、その内面が
凹となるキャップ状に形成されるので、蒸発材料の蒸発
にてできるシャッタ内面の堆積物が多くても、この堆積
物はシャッタの凹部内に収まり、該堆積物がシャッタの
開閉時、セルの開口線部に引っ掛かってシャッタの開閉
動作に支障をきたすことがなく、しかも、シャッタのバ
イメタル効果による変形を防止して精密なエピタキシャ
ル成長を行わせることができる。したがって、分子線エ
ピタキシャル装置を長期にわたって支障なく連続運転で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるシャッタ構造を備え
たセル部の断面図、第2図は第1図のA−A線矢視図、
第3図は分子線エピタキシャル装置の概略構成図、第4
図はシャッタの他の開閉手段を示す正面図、第5図はシ
ャッタの変形例を示す断面図、第6図は従来のシャッタ
の使用状態を示す断面図、第7図は従来のシャッタの変
形例を示す側面図、第8図は第6図のシャッタの説明図
である。 1・・・結晶成長室、3・・・セル、3a・・・開口部
、3b・・・開口面、4・・・蒸発物質、6・・・シャ
ッタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)結晶室内で蒸発物質の分子線を制御するためにセ
    ルの開口部にシャッタが設けられた分子線エピタキシャ
    ル装置のシャッタ構造において、前記シャッタを、その
    内面が凹となるキャップ状に形成したことを特徴とする
    分子線エピタキシャル装置のシャッタ構造。
JP61132222A 1986-06-06 1986-06-06 分子線エピタキシヤル装置のシヤツタ構造 Expired - Lifetime JP2526036B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01278493A (ja) * 1988-04-28 1989-11-08 Nec Corp 分子線発生装置
KR100459384B1 (ko) * 2002-03-18 2004-12-03 네오뷰코오롱 주식회사 유기물막 및/또는 무기물막을 형성하기 위한 증발 증착 셀어셈블리
KR100524593B1 (ko) * 2001-07-03 2005-10-28 주식회사 컴텍스 열매체히팅소스를 이용한 유기el표시소자용 진공증착장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0352434A (ja) * 1989-07-20 1991-03-06 Fujitsu Ltd 動的ルーチング方式

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