JPS62286567A - 除染用有機高分子樹脂被膜形成装置 - Google Patents

除染用有機高分子樹脂被膜形成装置

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JPS62286567A
JPS62286567A JP12928586A JP12928586A JPS62286567A JP S62286567 A JPS62286567 A JP S62286567A JP 12928586 A JP12928586 A JP 12928586A JP 12928586 A JP12928586 A JP 12928586A JP S62286567 A JPS62286567 A JP S62286567A
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JP
Japan
Prior art keywords
chamber
combustion
flame spraying
combustion gas
polymer resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP12928586A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kurosawa
黒沢 博
Tatsuo Kurosawa
黒沢 辰雄
Takao Aoki
青木 敬雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Research Institute of Electric Power Industry
Original Assignee
Central Research Institute of Electric Power Industry
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 C発明の目的〕 (発明の利用分野) 本発明は各種汚染物質の除染用有機高分子樹脂被膜の形
成装置に関するものである。
(従来技術とその問題点) 原子力発電所における各種放射性物質を含む汚染物質の
漏洩により床などが汚染された場合には、汚染物質を迅
速に除去して漏洩箇所の早期の復旧や原因の究明を行い
うるようにしなければならない。
ところで従来採られている除去方法として、例えば化学
薬剤を用いる化学除染法1高圧水洗浄法。
ブラスト法、ブラッシング法などの機械的除染法。
およびウェスなどにより拭き取る方法などがある。
しかし例えばウェスによる拭き取り方法は、作業員の手
作業によるものであることから、作業の迅速性において
大きく欠けるばかりでなく、放射能の高い汚染の場合に
は作業員の被爆量が多くなることが予想される。また更
に上記高圧水洗浄などの機械的な方法による場合にもか
なりの労力を要する。
そこで最近では汚染物質の流出や付着の可能性を有する
床などに、予め水系または有機溶剤系の膜を塗装により
設けて、汚染水を吸着剤により除去したのち溜まった汚
染物質毎塗膜を剥ぎ取って一挙に運び出す方法が提案さ
れ、大きな期待がかけられている。
しかし上記のような水系または有機溶剤塗料は常温型で
ある。このため塗布後の乾燥にかなりの時間を要すばか
りか、有機溶剤系では溶剤による火災などの危険性があ
り問題である。そこで最近上記の如き塗料に代えてポリ
エチレンなどの高分子樹脂を用い、これを熔融しながら
噴射するプラズマ法、ポンプガン法、リシンガン法、ガ
ス溶性。
熔射法などの被膜形成装置が提案されている。
しかしこれらには現場施行上の難点、例えば加熱源の炎
による引火の問題や使用されるノズルの目詰りによる作
業の中断、更には膜の性能不良例えば膜厚の不均一や強
度不良、ピンホールの発生などの問題を生じ易い。
本発明は上記のような現場施行上の各種の難点を伴うこ
となく、性能のよい高分子樹脂被膜を形成できる装置を
提供して、塗膜による汚染物質の確実かつ迅速な除去を
図りうるようにしたものである。次に図面を用いてその
詳細を説明する。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 図は本発明の一実施例を示す部分断面構造図であって、
本発明の特徴とするところは次の点にある。即ち有底筒
体(1)を燃焼ガス遮断体例えば白金触媒板(2)によ
り2分して、燃焼室(3)と熔射口(4a)を有する熔
射室(4)とを作り、燃焼室(3)内において燃焼ガス
(alと燃焼空気(b)の混合気により点火して作られ
た中心軸方向の燃焼ガス流(C)を、白金触媒板(2)
に通して完全燃焼させて熔射室(4)内に供給する。そ
してここに冷却空気[d)と共に送りこまれたポリエチ
レン粉体(e)を熔融して、熔射口(4a)から被膜形
成面側に熔射するようにしたことを特徴とするものであ
る。
なお図において(3a)は燃料ガス供給口、(3b)は
燃焼用空気供給口、(5)は点火装置、(4b)はポリ
エチレン粉体の供給口、(4c)は冷却空気供給口であ
って、これはポリエチレン粉体供給口(4b)の外周に
同軸的に設けられる。(6)は燃料ガスタンクであって
、これはレギュレータ(6a)とゲージ(6b)を介し
て可撓性導管例えばゴム管(6C)により燃焼室(3)
の燃料ガス供給口(3a)に接続される。(7)はコン
プレッサ、(8)は電源であって、コンプレッサ(7)
はコントローラ(9)により起動停止を制御される。そ
してここで作られた加圧空気は、レギュレータ(7a)
とゲージ(7b)を介して可撓性導管(7c)により燃
焼室(3)の空気供給口(3b)に接続されて燃焼用空
気(blとして供給され、燃焼室(3)内に送りこまれ
た燃料ガス(alとで混合気を作ってイグニション装置
(5)により点火される。00)はポリエチレン粉体の
輸送ノズルであって、その入力側にはレギュレータ(7
d)とゲージ(7e)を介してコンプレッサ(7)から
の加圧空気が供給され、出力側は可撓性導管(7r)に
より熔射室(4)の粉体供給口(4b)が接続される。
0υはポリエチレン粉体タンクであって、ここにはコン
プレッサ(7)からの加圧空気がレギュレータ(7g)
とゲージ(7h)を介して加えられ、その力によりポリ
エチレン粉体(eJを熔射室(4)内に供給する。また
更にコンプレッサ(7)の出力側はレギュレータ(71
)とゲージ(7j)とを介して、可撓性導管(7k)に
より熔射室(4)の冷却供給口(4C)に接続される。
(作用と効果) 以上の構成とすれば、燃焼室(3)において作られた軸
方向の燃焼ガスの炎は、白金触媒板(2)により遮断さ
れて熔射室(4)内に入るのを確実に防がれる。
従って燃焼ガス(C)のみが熔射室(4)内に入ってこ
こに送りこまれたポリエチレン粉体(elを加熱し熔融
して熔射口(4a)から熔射する。即ち本発明では炎は
熔射室(4)と隔離されて外部に出ることがない。
従って引火などの保安上の問題が少なく、しかもポリエ
チレンが広範囲に広がるおそれのない距離のもとに熔射
口(4a)を被膜形成面側に相対させることができる。
またこれに加えて本発明では熔射室(4)内に送りこま
れる冷却空気(dlの量に応じた冷却空気バリアを、ポ
リエチレン粉体telと燃焼ガス(C)との間に作って
ポリエチレン粉体(11!1の加熱の度合を容易に調節
できる。従って熔射室(4)内に送りこまれる燃焼ガス
(C)の温度と量を一定にした場合には、冷却空気Td
)の送りこみ量を調節することによりポリエチレン粒の
大きさを制御でき、これによって余分な拡散を防ぎ得る
。その結果前記した熔射口(4a)の被膜形成面(2)
への適切な相対と共に、ポリエチレン粒が広範囲に拡散
して現場環境を著しく汚染するのを防ぐことができ、均
一かつ所要の厚さをもった被膜を形成できる。
また白金触媒板(2)は燃焼ガス(C1中から未燃炭素
分などを除去する性質を持つことから、未燃炭素分など
の固形物が形成被膜中に入って被膜の強度を弱めたり、
汚したりすることがない。
また本発明はガス燃焼方式であるので、例えば電気熱風
によりポリエチレン粉末を熔融するものに比べて熱源を
小型に構成できる。従って装置を小型に形成でき現場に
おける取扱いが容易になる。
なお実験によれば目的とする被膜を形成できた。
このときの熔射口と被膜形成面の距離は50cm、熔射
口と被膜形成面間の温度は120〜150℃であった。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例装置側図である。 (1)・・・を底筒体、 (2)・・・白金触媒板、(
3)・・・燃焼室、 (3a)・・・燃料ガス供給口、
(3b)・・・燃焼用空気供給口、 (4)・・・熔射
室、(4a)・・・熔射口、 (4b)・・・ポリエチ
レン粉体供給口、 (4c)・・・冷却空気供給口、 
(5)・・・点火装置、(6)・・・燃料ガスタンク、
 (6a)・・・レギュレータ、(6b)・・・ゲージ
、 (6c)・・・可撓性導管、T7) =−・コンプ
レッサ、 (7a) (7d) (7g) (7i)−
レギュレータ、 (7b) (7e) (7h) (7
j )−ゲージ、(7c) (7f) (7k) =可
撓性導管、 (81・・・電源、(9)・・・コントロ
ーラ、 00)・・・粉体輸送ノズル、0ト・・粉体タ
ンク、  0乃・・・被膜形成面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一端閉塞の筒体を触媒板により2分して、一端が閉塞の
    燃焼室と、一端開口を熔射口とした熔射室を形成すると
    共に、上記燃焼室には燃料ガス送給口と燃焼空気送給口
    および点火装置を設け、また熔射室には有機高分子樹脂
    粉体の送給口と冷却空気送給口とを設けて、上記触媒板
    により燃料ガスの点火により得られた燃焼ガスのみを熔
    射室に送って有機高分子樹脂粉体を熔融して熔射するよ
    うにしたことを特徴とする除染用有機高分子樹脂被膜形
    成装置。
JP12928586A 1986-06-05 1986-06-05 除染用有機高分子樹脂被膜形成装置 Pending JPS62286567A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100821654B1 (ko) 2006-11-24 2008-04-14 김태자 고분자수지 분사 코팅장치
WO2010092677A1 (ja) * 2009-02-13 2010-08-19 タマティーエルオー株式会社 爆発溶射装置

Cited By (3)

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KR100821654B1 (ko) 2006-11-24 2008-04-14 김태자 고분자수지 분사 코팅장치
WO2010092677A1 (ja) * 2009-02-13 2010-08-19 タマティーエルオー株式会社 爆発溶射装置
JP4911648B2 (ja) * 2009-02-13 2012-04-04 タマティーエルオー株式会社 爆発溶射装置

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