JPS6228576A

JPS6228576A - 四方弁

Info

Publication number: JPS6228576A
Application number: JP16399185A
Authority: JP
Inventors: Masakazu Fujimoto; 正和藤本; Osayuki Inoue; 修行井上
Original assignee: Ebara Corp
Current assignee: Ebara Corp
Priority date: 1985-07-26
Filing date: 1985-07-26
Publication date: 1987-02-06
Also published as: JPH0315064B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、フィルタを内蔵した四方弁に関するものであ
る。

〔従来の技術〕

従来の例について、第５図にて説明すれば、１は２パス
式の熱交換器であり、缶胴２、伝熱管３゜４、氷室５，
６．７より成る。８，９はフィルタ、ｌＯは四方弁であ
る。

伝熱管３，４の中を通すべき流体は、供給管１１から四
方弁１０を通り、フィルタ８を経て熱交換器１に入り、
フィルタ９を経て四方弁ｌＯに戻り排出管１２へ排出さ
れる。

供給する液体の中に混入しているゴミはフィルタ８の上
流側に溜るので、適時四方弁１０を二点鎖線の如く切り
換えてフィルタ９側から供給し、逆洗を行ってフィルタ
８に溜まったゴミを洗浄して四方弁１０を経て排出管１
２に排出せしめる。

逆洗中にフィルタ９に溜まったゴミは、再び四方弁１０
を切り換えて通常の流れに戻った時に洗浄されて排出さ
れる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、このような従来の装置においては、フィ
ルタ８．９は四方弁１０と別個の部品として形成されて
おり、供給管工１、排出管１２、四方弁ｌＯ、フィルタ
８．９及び熱交換器１相互の間は直接フランジ接続する
か或いは管路を介して接続する必要があるので分解組立
操作のために大きなスペースを必要とし、また多くの手
間を要するものであった。

本発明は、フィルタを四方弁と一体に組み込み、装置の
スペースを小となし、分解組立の手間を省き、しかもフ
ィルタの交換が極めて容易な四方弁を提供することを目
的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、上記の問題点を解決するための手段として、
軸方向に直角な隔壁により二室に区切られた筒体を備え
、第一の室には二つの流体主出入口を、第二の室には二
つの流体副出入口をそれぞれ設け、前記隔壁には前記第
一の室と前記第二の室とを連通ずる二つの連通孔を設け
、前記第一の室には、前記二つの流体主出入口と、前記
二つの連通孔との間の流路の接続を切り換える切り換え
弁を備え、前記第二の室は仕切壁でさらに二つの小室に
仕切られ、該二つの小室は、それぞれの小室に前記二つ
の連通孔の一つづつと、前記二つの流体副出入口の一つ
づつが連通し、前記それぞれの小室の中には前記連通孔
と前記流体副出入口との間にそれぞれフィルタを着脱可
能に設けたことを特徴とする四方弁である。

〔実施例〕

本発明の実施例につき第１．２．３図を参照して説明す
る。

１３．１４は円筒形の第一、第二の筒体であり、中心軸
が一致するように垂直に重ねられ、フランジ１５．１６
で一体に接続され一つの筒体１７となっている。第一の
筒体１３の上面と、第二の筒体１４の下面は着脱可能の
ふた１８，１９にてふさがれる。第二の筒体１４の上面
には隔壁２０が設けられ、筒体１７の中を、第一の筒体
の第−室２１と、第二の筒体の第二室２２とに分ける。

第−室２１には、二つの流体の主出入口２３゜２４が設
けられ、第二室２２には二つの流体の創出入口２５．２
６が設けられる。隔壁２０には、第−室２１と第二室２
２を連通ずる連通孔２７゜２８が設けられている。

第−室２１には、軸受２９，３０に回転可能に支えられ
た支軸３１に弁板３２，３３が取付られて形成された切
り換え弁３４が収容され、モータ３５により駆動され往
復回転するようになっている。弁板３２．３３が第２図
の実線の位置にあるときには主出入口２３と連通孔２７
と、及び主出入口２４と連通孔２８とを連通せしめ、二
点鎖線の位置にあるときには逆に主出入口２３と連通孔
２８と、及び主出入口２４と連通孔２７とを連通せしめ
るようになっている。

第二室２２は仕切壁３６により二つの小室３７゜３８に
仕切られ、各小室３７及び３８はそれぞれ連通孔２７、
創出入口２５、及び連通孔２８、創出入口２６に連通し
ている。各小室３７．３８の中には、連通孔２７と創出
入口２５との間、及び連通孔２８と創出入口２６との間
にフィルタ３９及び４０が備えられ、区画４１．４２，
４３．４４が区切られている。

仕切壁３６及び第二の筒体１４には軸方向にガイド溝４
５，４６，４７．４８が設けられ、フィルタ３９．４０
を支承し、かつ、ふた１９を外せば外へ抜き出せるよう
になっている。

使用に当たっては、第１〜３図に示す如き四方弁４９を
、例えば第４図に示す如く熱交換器１に接続する。即ち
、主出入口２３を供給管１１に、主出入口２４を排出管
１２に、創出入口２５を水室５に、創出入口２６を水室
７に接続する。

しかして、切り換え弁３４を第２図実線の位置に置けば
、供給間１１より供給された流体は、連通孔２７及びフ
ィルタ３９を通り、創出入口２５から熱交換器１に入り
、これを通過して創出入口２６から四方弁４９に入り、
フィルタ４０及び連通孔２８を通って主出入口２４から
排出管１２に排出される。このときゴミはフィルタ３９
の区画４２側に溜る。

その後適当なときに、切り換え弁３４を第２図の二点鎖
線の如く切り換えれば流体は逆流してフィルタ３９の逆
洗を行うことができる。逆洗時にフィルタ４０に溜まっ
たゴミは、切り換え弁３４を通常の状態に戻した時の通
常の流れにより逆洗ができる。

第二の筒体１４の側面にふたを設け、半径方向のガイド
レールによりフィルタ３９．４０を支承して、フィルタ
３９．４０を半径方向に、側面から抜き差しするように
してもよい。

以上の実施例においては、四方弁４９の中にフィルタ３
９．４０を一体に組み込んだので、四方弁とフィルタと
の間の配管或いは接続部分が省略され、装置が極めてコ
ンパクトとなりスペースを要さず、かつ分解、組立作業
が容易となり、さらに、フィルタが、切り換え弁と別の
室に収容されていることによりフィルタの交換が容易な
構造とすることができる。

〔発明の効果〕

本発明により、フィルタを内蔵したコンパクトな四方弁
を提供することができ、装置のスペースを要さず、分解
組立作業も容易となり、また、フィルタの交換作業も簡
単となり、極めて代なる効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の縦断面図、第２図、第３図は
その１１４１、ＩＩ−Ｉ［線断面平面図、第４図は使用
例のフロー図、第５図は従来のフロー図である。１・・・熱交換器、２・・・缶胴、３．４・・・伝熱管
、５゜６．７．・・・水室、８，９・・・フィルタ、１
０・・・四方弁、１１・・・供給管、１２・・・排出管
、１３・・・第一の筒体、Ｉ４・・・第二の筒体、１５
．Ｉ６・・・フランジ、１７・・・筒体、１８，１９・
・・ふた、２０・・・隔壁、２１・・・第−室、２２・
・・第二室、２３．２４・・・主出入口、２５．２６・
・・創出入口、２７．２８・・・連通孔、２９゜３０・
・・軸受、３Ｉ・・・支軸、３２．３３・・・弁板、茸
ｌ・・・・・切り換え弁、３５・・・モータ、３６・・
・仕切壁、３７．３８・・・小室、３９．４０・・・フ
ィルタ、４１゜４２．４３．４４・・・区画、４５．４
６．４７．４８・・・ガイド溝、４９・・・四方弁。

Claims

【特許請求の範囲】１、軸方向に直角な隔壁により二室に区切られた筒体を
備え、第一の室には二つの流体主出入口を、第二の室には二つの流体副出入口をそれぞれ設け、前記隔壁
には前記第一の室と前記第二の室とを連通する二つの連通孔を設け、前記第一の室には、前記二つの流体主出入口と、前記二つの連通孔との間の流路の接続を切り換え
る切り換え弁を備え、前記第二の室は仕切壁でさらに二つの小室に仕切られ、該二つの小室は、それぞれの小室に前記二
つの連通孔の一つづつと、前記二つの流体副出入口の一
つづつが連通し、前記それぞれの小室の中には前記連通
孔と前記流体副出入口との間にそれぞれフィルタを着脱
可能に設けたことを特徴とする四方弁。２、前記第二の室の、前記隔壁と反対側の壁は着脱可能
のふたにて形成し、該ふたを外したときに前記フィルタ
が取り出せるようスライドガイドにより該フィルタを保
持した特許請求の範囲第１項記載の四方弁。