JPS62284973A - 密閉形圧縮機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は密閉形圧縮機に係り、特に安全性向上に好適な
密閉形圧縮機に関する。

〔従来の技術〕

従来の密閉形圧縮機を第３図により説明する。

密閉形容器１の上部に電動要素ｌを、下部に圧縮要素（
図示せず）を配設し、密閉形容器ｌの上壁面に密閉形端
子４を設けている。密閉形端子４は密閉形容器１に溶接
されたボディ５と、ピン６と。

ピン６とボディ５の穴１０を接合するガラスシール７と
から成り、！動要素主を構成する固定子８のリード線９
は密閉形容器ｌの内側でピン６と接続し、外側で電源と
接続する。ピン６にはボディ５の穴１０の直径より大の
フランジ部１１が設けられている。

しかし、このような構造においてはフランジ部１１は、
ピン６を絞って余剰分を張り出させるか又は別体の円板
（図示せず）をピン６へ接着固定する必要があるため、
電動要素主の異常加熱等のトラブルによって生じた炭化
物がピン６の根元にたまり絶縁不良を起こしアーク電流
によりガラスシール７が加熱損傷した場合に内圧（通常
１５〜３０ｋｇ／ｃｒｉＧ）で、フランジ部１１がボデ
ィ５が形成する穴１０の縁に衝突すると、フランジ部１
１の根元が強度不足となり、ストッパーとしての機能を
果せない場合がある点については配慮されていなかった
。

この種密閉形圧縮機に関連するものとしては特開昭５８
−４８４４４号公報が挙げられる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術はフランジ部とピンとの間の強度の点につ
いて配慮がされておらず、密閉容器内圧が高い場合、ピ
ン６がボディから外れる恐れがあった・ 本発明の目的は、ピンがどのような場合でも外れない密
閉形圧縮機を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、密閉容器内に電動要素と上記電動要素の回
転により回転する圧縮要素とを設けるとともに、上記密
閉容器にピンを有する密閉端子を設けた密閉形圧縮機に
おいて、上記密閉容器内側に位置するピンに曲げ部を設
けたことにより達成される。

〔作用〕

ピンに設けた曲げ部（以下、Ｕ字形の突起と称す）は５
蓋部の穴径より大である為、ピンが外れる方向に動いて
もＵ字形の突起が蓋部に衝突する。それによって、どン
は穴から外れることがない。

［実施例〕 以下、本発明の一実施例を第１・２図により説明する。

密閉形端子４′は、ボディ５とボディ５の穴１０とガラ
スシール７とピン６′とから成り、ピン６′にはＵ字形
の突起１２がありその大きさは穴ｌＯの径より大である
。Ｕ字形の突起１２はピン６′の直径のまま成形されて
いる。

本実施例によれば、前記のようなトラブルの場合にはＵ
字形の突起１２が穴１０に引掛かり、密閉形容器ｌの内
側から外側への圧力はピン６′の直径の断面で負担する
ことになり、従来より強度が数倍以上になって、ピン６
′が抜は飛ぶことを防止出来るという効果がある。

Ｕ字形の突起１２は、１回転ターンしたスパイラル状突
起１３もしくは、類似形状でピン６′の直径の断面で負
荷を負担するようにしても同等な効果が得られる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、トラブルによりピン６′が密閉形容器
１の内側から外側へ吹き抜ける圧力を受けても、ピン６
′はボディ５の穴ＩＯに係止され、また、引張破断にも
耐え得るので、ピンが孔から外れることがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の密閉形圧縮機の要部縦断面
図、第２図は本発明の他の実施例の密閉形圧縮機の要部
縦断面図、第３図は従来の密閉形圧縮機の要部縦断面図
である。 １・・・密閉形容器、ｌ・・・電動要素、４・４′・・
・密閉形端子、５・・・ボディ、　５ａ・・・蓋部、６
・６′・・・ピン、７・・・ガラスシール、８・・・固
定子、９・・・リード線、１０・・・穴、１１・・・フ
ランジ部、１２・・・Ｕ字形の突起、１３・・・スパイ
ラル状突起。 ￥−１ｒｚｔ ￥　ａ　目 １３．、、スＪぐイラル１更臭オＣ ＋１．−７÷〉し゛剖

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、密閉容器内に電動要素と上記電動要素の回転により
   回転する圧縮要素とを設けるとともに、上記密閉容器に
   ピンを有する密封端子を設けた密閉形圧縮機において、
   上記密閉容器内に位置するピンに曲げ部を設けたことを
   特徴とする密閉形圧縮機。