JPS62283093A - 灯浮標等の係留装置 - Google Patents
灯浮標等の係留装置Info
- Publication number
- JPS62283093A JPS62283093A JP12630486A JP12630486A JPS62283093A JP S62283093 A JPS62283093 A JP S62283093A JP 12630486 A JP12630486 A JP 12630486A JP 12630486 A JP12630486 A JP 12630486A JP S62283093 A JPS62283093 A JP S62283093A
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- JP
- Japan
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- mooring
- mooring line
- light buoy
- seawater
- line
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- Pending
Links
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- 238000005299 abrasion Methods 0.000 abstract description 4
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- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、比較的深い水深の沈錘に灯浮標等を係留する
係留索の改良に関する。
係留索の改良に関する。
(0)従来の技術
従来灯浮標を係留する係留索には通常鎖が用いられてい
たが、水深の大きい海域に設標するには、長大な係留用
鎖を必要とし、その重量も大きくなり、従ってそれたけ
大きな浮力が必要となり、灯浮標も大型となっていた。
たが、水深の大きい海域に設標するには、長大な係留用
鎖を必要とし、その重量も大きくなり、従ってそれたけ
大きな浮力が必要となり、灯浮標も大型となっていた。
そのため、中間ブイを設けたり、係留索に小形の水中浮
体を多数配列していた。あるいは単位長当りの重量の軽
いワイヤロープの係留索を用いていた。
体を多数配列していた。あるいは単位長当りの重量の軽
いワイヤロープの係留索を用いていた。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点このように係留
索に鎖を用いたのでは、大水深の所では灯浮標が大形化
して不経済であり、中間ブイや水中浮体を配列したので
は構造が複雑化する欠点があった。またワイヤロープを
用いると錆とキンクの防止という問題があった。また係
留索として繊維製ロープを用いると、キンク、摩耗等の
問題があった。
索に鎖を用いたのでは、大水深の所では灯浮標が大形化
して不経済であり、中間ブイや水中浮体を配列したので
は構造が複雑化する欠点があった。またワイヤロープを
用いると錆とキンクの防止という問題があった。また係
留索として繊維製ロープを用いると、キンク、摩耗等の
問題があった。
に)問題点を解決するための手段
本発明の灯浮標等の係留装置は、灯浮標に接続する係留
索の上部と沈錘に接続する下部は鎖を用いるが、その他
の部分は繊維製ロープとし、その繊維製ロープにも工夫
を加え、灯浮標が大形化せず、しかも、耐摩耗で衝撃に
対しても強く、キンクしにくい灯浮標等の大水深での係
留索である。
索の上部と沈錘に接続する下部は鎖を用いるが、その他
の部分は繊維製ロープとし、その繊維製ロープにも工夫
を加え、灯浮標が大形化せず、しかも、耐摩耗で衝撃に
対しても強く、キンクしにくい灯浮標等の大水深での係
留索である。
以下図面に従ってその内容を詳述する。
図面は本発明の灯浮標係留索の配置図で、(1)は灯浮
標、(2)は沈錘、(3)は灯浮標の尾筒下端の係留環
にアンカーシャックルで係止した鎖の上部係留索のスタ
ンドリンクチェーンである。(4)は沈錘(2)の係留
環にアンカーシャックルで係止した鎖の下部係留索でオ
ープンリンクチェーンまたはスタンドリンクチェーンで
ある。(5)は鎖の上部係留索(3)の下方で係留索全
長の中央部に達する繊維製ロープの上部中間係留索で、
この繊維製ロープは海水の比重より重い、たとえばナイ
ロン製の高張力合成繊維ロープである。(6)は上部中
間係留索(5)と鎖の下部係留索(4)を連結する下部
中間係留索(6)で、海水の比重より軽い繊維製の浮き
ロープ例えばパイレンロープ等である。係留索の各連結
はアンカーシャックルで連結し、各繊維製ロープの端部
はシンプル加工し、シャックル結合できるようになって
いる。
標、(2)は沈錘、(3)は灯浮標の尾筒下端の係留環
にアンカーシャックルで係止した鎖の上部係留索のスタ
ンドリンクチェーンである。(4)は沈錘(2)の係留
環にアンカーシャックルで係止した鎖の下部係留索でオ
ープンリンクチェーンまたはスタンドリンクチェーンで
ある。(5)は鎖の上部係留索(3)の下方で係留索全
長の中央部に達する繊維製ロープの上部中間係留索で、
この繊維製ロープは海水の比重より重い、たとえばナイ
ロン製の高張力合成繊維ロープである。(6)は上部中
間係留索(5)と鎖の下部係留索(4)を連結する下部
中間係留索(6)で、海水の比重より軽い繊維製の浮き
ロープ例えばパイレンロープ等である。係留索の各連結
はアンカーシャックルで連結し、各繊維製ロープの端部
はシンプル加工し、シャックル結合できるようになって
いる。
各索長の1例を示せば、例えば水深700m乃至800
mのところでは、上部係留索(3)及び下部係留索(4
)のチェーンの長さは、それぞれ25m1上部中間係留
索(5)及び下部中間係留索(6)の長さは、それぞれ
550m程度とすればよい。
mのところでは、上部係留索(3)及び下部係留索(4
)のチェーンの長さは、それぞれ25m1上部中間係留
索(5)及び下部中間係留索(6)の長さは、それぞれ
550m程度とすればよい。
(ホ) 作用
上部係留索(3)をチェーンとしたため、灯浮標の重錘
も兼用でき、灯浮標を直立させるので、灯浮標の尾筒に
設ける重錘を省略できる。また灯浮標の近くが、チェー
ンであるため、波浪等が灯浮標に与える激しい衝撃にも
係留索が充分に耐えることができ、また船舶のスクリュ
ー等による切断事故も防止できる。また中央部の繊維製
ロープはチェーンを介して灯浮標を係留しているため、
嵐等のブイの激しい動きにもかかわらず、キンク、摩耗
から防止できる。
も兼用でき、灯浮標を直立させるので、灯浮標の尾筒に
設ける重錘を省略できる。また灯浮標の近くが、チェー
ンであるため、波浪等が灯浮標に与える激しい衝撃にも
係留索が充分に耐えることができ、また船舶のスクリュ
ー等による切断事故も防止できる。また中央部の繊維製
ロープはチェーンを介して灯浮標を係留しているため、
嵐等のブイの激しい動きにもかかわらず、キンク、摩耗
から防止できる。
沈錘(2)近くの係留索をチェーンとしたため、海底や
沈錘と接触する所はチェーンとなり、摩耗、破損の恐れ
はない。
沈錘と接触する所はチェーンとなり、摩耗、破損の恐れ
はない。
上部中間係留索(5)を海水の比重より重い繊維製ロー
プとしたため、係留索が海面近くまで浮上することなく
、船舶のスクリューにより切断される恐れはない。また
、下部中間係留索(6)を海水より比重の軽い浮きロー
プとしたため、海底に摩ることなく、中間係留索の下部
であるため浮きロープであっても海面近くまで浮上する
ことはない。
プとしたため、係留索が海面近くまで浮上することなく
、船舶のスクリューにより切断される恐れはない。また
、下部中間係留索(6)を海水より比重の軽い浮きロー
プとしたため、海底に摩ることなく、中間係留索の下部
であるため浮きロープであっても海面近くまで浮上する
ことはない。
また中間係留索(5) (6)を繊維製ロープとしたた
め、係留索全体の重量を大幅に減少でき、灯浮標を小型
化でき経済的である。合成繊維ロープであるため、ロー
プ自体の伸びが5%程度あり、1000mの繊維製ロー
プを使う所では50mの伸縮が見込まれ、ブイおよび係
留索にかかる衝撃が大きく緩和される。
め、係留索全体の重量を大幅に減少でき、灯浮標を小型
化でき経済的である。合成繊維ロープであるため、ロー
プ自体の伸びが5%程度あり、1000mの繊維製ロー
プを使う所では50mの伸縮が見込まれ、ブイおよび係
留索にかかる衝撃が大きく緩和される。
(へ)実施例
この実施例では、係留物を灯浮標として説明してきたが
、灯浮標に限るものではなく、観測用ブイ・灯浮標に浮
魚礁を連結したもの、あるいは大水深の洋上に係留する
海上の構造物の係留装置にも適用できることは勿論であ
る。
、灯浮標に限るものではなく、観測用ブイ・灯浮標に浮
魚礁を連結したもの、あるいは大水深の洋上に係留する
海上の構造物の係留装置にも適用できることは勿論であ
る。
(ト)効果
以上のように灯浮標等の係留に本発明の係留装置を用い
れば、大水深の場合でも係留装置全体は軽量となり、灯
浮標は小形のものでよく、波浪による衝撃にも充分耐え
、摩耗、キング等による損傷のない、耐久性に富む経済
的な灯浮標等の係留装置を提供するものである。
れば、大水深の場合でも係留装置全体は軽量となり、灯
浮標は小形のものでよく、波浪による衝撃にも充分耐え
、摩耗、キング等による損傷のない、耐久性に富む経済
的な灯浮標等の係留装置を提供するものである。
図面は本発明の係留装置の全体説明図である。
(1)・・・灯浮標、(2)・・・沈錘、(3)・・・
鎖の上部係留索、(4)・・・鎖の下部係留索、(5)
・・・上部中間係留索、(6)・・・下部中間係留索。
鎖の上部係留索、(4)・・・鎖の下部係留索、(5)
・・・上部中間係留索、(6)・・・下部中間係留索。
Claims (1)
- 灯浮標等の深海用係留装置において、灯浮標に接続する
上部係留索と沈錘に接続する下部係留索を鎖とし、その
中間の係留索を繊維製ロープとし、該繊維製ロープの上
半を海水より比重の重い繊維製ロープとし、下半を海水
より比重の軽い繊維製ロープとしたことを特徴とする灯
浮標等の係留装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12630486A JPS62283093A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 灯浮標等の係留装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12630486A JPS62283093A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 灯浮標等の係留装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62283093A true JPS62283093A (ja) | 1987-12-08 |
Family
ID=14931883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12630486A Pending JPS62283093A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 灯浮標等の係留装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62283093A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106542052A (zh) * | 2016-12-07 | 2017-03-29 | 广东贝达海洋科学有限公司 | 一种浮标锚碇系统 |
CN106915418A (zh) * | 2017-03-22 | 2017-07-04 | 浙江中医药大学 | 一种近浅海环境监测系泊系统及其设计方法 |
JP2020039254A (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-19 | 岡部株式会社 | 浮魚礁の設置施工方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6131991B2 (ja) * | 1984-09-06 | 1986-07-24 | Kaorime Honho Kk |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP12630486A patent/JPS62283093A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6131991B2 (ja) * | 1984-09-06 | 1986-07-24 | Kaorime Honho Kk |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106542052A (zh) * | 2016-12-07 | 2017-03-29 | 广东贝达海洋科学有限公司 | 一种浮标锚碇系统 |
CN106915418A (zh) * | 2017-03-22 | 2017-07-04 | 浙江中医药大学 | 一种近浅海环境监测系泊系统及其设计方法 |
JP2020039254A (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-19 | 岡部株式会社 | 浮魚礁の設置施工方法 |
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