JPS62281960A - 持ち運びのできる注射ポンプ - Google Patents

持ち運びのできる注射ポンプ

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JPS62281960A
JPS62281960A JP62110428A JP11042887A JPS62281960A JP S62281960 A JPS62281960 A JP S62281960A JP 62110428 A JP62110428 A JP 62110428A JP 11042887 A JP11042887 A JP 11042887A JP S62281960 A JPS62281960 A JP S62281960A
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housing
injection pump
piston
portable injection
drug
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JP62110428A
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ビンセント エル.ベイランコート
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/142Pressure infusion, e.g. using pumps
    • A61M5/145Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons

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  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、持ち運びのできる注射ポンプに係り、とりわ
け使い捨て可能な注射供給装置の改良に係る。
(従来の技術) 薬剤を患者に投与する多くの注射装置が開発されそして
販売されてきている。幾つかの例外を除いて、これら装
置は再利用可能な部分(ハードウェア構成要素)と使い
捨て可能な部分を備えている。これらの装置の一部の例
では、コストが嵩みまた用途も限定される電気構成要素
を主要部分として組み込んでいる。
ロボートに針をシ1して行なうこともある。こうした血
管入口ボートは、内部カテーテルを用いて血管に連結さ
れている。この薬剤投与操作には、通常、小型の受け入
れ手段が必要とされ、その手段により所定の長時間にわ
たりカテーテル血管入口ボートを通じ一定の流量の下で
投薬が行なわれる。
この形式の装置は、軽量でポケットに入れて持ち運べる
ことが好ましい。装置は一般に治療薬の注射投与を終え
てから手軽に廃棄され、薬剤が混ざるのを防ぎまた極力
汚染されることがないように取り扱われている。現在、
使い捨て可能な持ち運びのできる投薬装置または薬剤注
入装置の多くはエラストマ袋体を用いている。このエラ
ストマ袋体は、薬剤を充填するかまたは薬剤を袋体内に
流し込む際に膨張する。膨張したり収縮する袋体の四面
により、後続して薬剤の投与が行なわれる。
米国特許第3,486.539号は、流量を計量する抑
till器を備えた前方連結針を通じ袋体に圧力を加え
ながら充填を行なう一方で、薬剤を貯蔵し収縮して押し
出しを行なう袋体を明らかにしている。米国特許第3.
993.069号は、独立した流ffi 1Ill t
Ill装置と外部に設けた流示抑11器とを備えている
、膨張可能なエラストマ袋体について)ホベている。米
国特許第4.318.400号は、動力式のエラストマ
袋体注入装置と、袋体の過度な膨張を防ぐチューブ状の
包囲ケースとを明らかにしている。薬剤は、装置の後部
にある弾性的なプラグから針注射器を通じて袋体に供給
される。
米国特許第4.419.096号は前)ホした装置に非
常に似たものを明らかにしているが、当該装置には、内
容物が排出されるかまたは事実上排出される時期にエラ
ストマ袋体の収縮した形状を整えるルーメンと球状フィ
ルタ部分が設けられている。
(問題点を解決するための手段) 要するに本発明は、薬剤またはその他の薬液を送り込む
ための入口開口および受け入れた薬剤を送り出すための
出口開口を備えているハウジングと、当該ハウジング内
に滑ることかできるように取り付けられたピストンとを
有する持ち運びのできる注射ポンプを提供している。こ
のポンプは、ゴムチューブのようなエラストマ・部材を
備えている。このエラストマ部材は前記ハウジングとピ
ストンの間にあってこれらに固定され、ハウジングを充
填する際、当該ピストンの運動に伴って延び、また充填
を終だ後、ピストンに一定の力を加え出口開口を通じ薬
剤を排出することができる。このため前記出口開口は、
ハウジングから流出する薬剤の流量を調節するための抑
制器となっている。
注射ポンプは小型軽量の円筒状をした装置であり、注出
器および/または加圧器に取り付けられる皮下注射針等
の供給装置を通じて流体を充填することができる。流入
する流体は滑動可能なピストンをハウジング内で後向き
に動かし、エラストマ部材を延ばすことができる。こう
してエラストマ部材にエネルギが蓄えられ、次いでこの
蓄えたエネルギを利用して、ハウジングに充填された流
体を連結装置を介し患者に予め挿入されているカテーテ
ルに供給するようになっている。この流体は、延びた弾
性的な部材から得られる力により所定の流量で送り出さ
れる。こうした流量は、例えば予め決められた抑制器の
サイズにより管理することができる。
注射ポンプは、患者の体に目立たないように取り付けて
おける寸法からなり、汚染、洗浄および殺菌について問
題の生じない使い捨てのできる製品として使える。蓄え
られた流体は、流量を常に監視しなくとも自己規制の下
に流出していく。流体を外から観察し、残っているまた
は送り出された量を確かめ、薬剤の透明度を調べること
ができる(汚染は生じない)。
注射ポンプは簡単に製造され組み立てられる。
エラストマ部材と薬剤の間の接触面積は、前述した周知
の袋体形式の装置に比べて非常に僅かである。従って析
出物の発生することが少ない。袋体製品とは異なり、ピ
ストンと端部壁との間の内部空間は、予めエラストマ部
材に力が加えられているため(引っ張られているため)
、内容物を完全に使い切ることができる。薬剤を入れて
おく筒体は透明にしておくことができ、従って注射前ま
たは注射中に薬剤の状態を観察することもできる。
こうした目視観察機能により、使用者は汚濁や色変化等
を観察することができる。ピストンの先端を計石手段と
して用い、注射した薬剤の量を正確に計ることもできる
。供給チューブは簡単に分離できるコネクタを備えてい
ると都合がよい。このコネクタを用いて、一度使用した
装置を別のものに取り換えることができる。装置から延
びるチューブは、通常、ルアール固定ハブコネクタを備
えている。このコネクタには、フィルタJ3よび流量調
節抑制器を設けることもできる。
使用に際し、注射される流体は一方弁および/または注
入ボートを通じてハウジング内に流し込まれる。加圧状
態の下でハウジング内に流体が流れ込むため、この流体
がハウジングに溜まるにつれてピストンは後向きに移動
していく。圧縮力を加えるゴムチューブは、ハウジング
に所定量の薬剤が充填されるまで(引っ張られた状態で
)延伸される。装置はアウトレット雌ルアールアダプタ
を折ることによって準備され、また貯蔵ユニットの丈が
アウトレットよりも低くなるようにされる。
そしてこの装置は、定量注射供給装置として患者に連結
される。
注射ポンプは、目立たないように患者に5A着(通常、
衣服の下)できるように作られて、いる。
ポンプは使用しても音がせず、患者のカテーテルに連結
する操作を除き完全に自給式化されている。
静脈への供給は一定の流量の下で行なわれ、調節する必
要がなく、しかもこのポンプは入院患者はもとより外来
患者にも使用することができる。この注射ポンプによる
流体投与は連続的でしかも流量を制御されており、患者
にとって安定した供給が行なわれる。注射流体の供給量
は、引っ張られた状態に延びているエラストマ部材によ
り作り出される力と抑制器のサイズとによって決まる。
これら2つの因子が流体の供給量を決定している。
ポンプまたは装置は約2CCから5ccの濃縮薬剤また
は混合薬を蓄えておくことができ、患者のカテーテル/
血管通路手段に連結されるチューブを通じ流体として供
給される。この供給はある期間にわたり一定した流量で
行なわれる。患者はじっとしている必要はなく動き回る
ことができる。また患者は、流体が供給されているかど
うか、どの程度の量が注射薬として投与されたかどうか
を目で確めることができ、また必要に応じあるいは薬剤
がなくなった場合には取り外して廃棄することができる
。次いで新たなポンプが連結され、再び一定した流量の
注射を行なうことができる。
この注射ポンプは化学療法、糖尿病治療、痛み止めの治
療に使われる流体、並びに一定した流量の投薬により治
療効果を発揮するその他の薬剤に特に適している。また
このポンプは、従来から必要とされてきた家庭治療用注
射ポンプの代替品として使用することもできる。このポ
ンプ装置はポンプの取り扱いのための訓練を積む必要が
なく、しかも予め事実上組み立てられている。僅かに取
り扱いを練習すればよく、技術的な熟練者を必要とせず
、しかも運転が自給式に行なわれるようになっている。
本発明のこれらの目的および他の目的、並びに利点は、
添付図面に則った以下の詳細な説明からさらに明らかと
なる。
(実施例) 第1図を参照する。注射ポンプは剛性のある円筒状ハウ
ジングを備えている。この円筒状ハウジングは透明また
は半透明なプラスチックから成形され、比較的一定した
口径の穴すなわち直径部分22を備えた筒体21を形成
している。またこのハウジング20は流体の容積を表わ
す表示23を備えている。これら表示は、成形リングや
塗装した腺および/または数字から構成することができ
る。これらは従来から注射器やこれに類似したハウジン
グに使われている。容積並びに必要とされる流量は箇々
の装置で異なるため、表示23の目盛り精度は装置に応
じて選択される。例えば、インシュリンの投薬量は病状
によって様々に変えられる。従ってこれに用いられる注
射器の表示もまちまちである。筒体21の後方端すなわ
ち開口した端部は、スカート25を備えたキャップで閉
じられている。このキャップは穴22に正確に嵌まって
いる。通気口または小さな開口26がこのキャップを通
り抜けて形成され、筒体21の内部に空気が浸入できる
ようにし、ハウジング20内のピストン28が前後に滑
っても、負圧が生じないようにしである。
ピストン28は、ポリプロピレンプラスチックのような
実質的に曲がりにくい材料から作られているコア材29
を備え、当該コア材によってピストンの使用時に当該ピ
ストンの形を保つことができる。またピストンは、左右
にリブまたはリング31.32の付いた支持部分30を
備えている。
前記リブまたはリングは、筒体21の内部穴22に対し
て摩擦が最小となる形状および寸法からできている。こ
れらリングは、テフロン(デュポンの登録商標)または
ボリブOピレンを被覆したゴム、シリコンゴム、被覆ネ
オブレン等から構成することもでき、あるいは表面処理
を加えることもでき、摩擦を最小限に押えると共に、滑
る際にはシールを形成するようにしである。このピスト
ン28の前方の表面部分は球面形状33に形造られ、ハ
ウジング20の前面にある球面形状部分34に一致する
ようになっている。ハウジング20の前方(左側)の端
部部分には、突出する2つのチューブ状部分35.54
が成形されている。外側部分35は、閉鎖された端部3
7を持つテーバの付いたシェル36を備えている。前記
端部37には、可撓性のあるチューブ40を挿入して固
定することのできる円形の凹所38が形成されている。
小さい開口42が閉鎖された端部37を通じて形成され
、流体の流れ具合すなわち流体の調節を行なうようにな
っている。またこの小さい開口42は、外側部分35の
内部からチューブ4oの内部に至る流体の流通路を形成
している。
テーバの付いた外側シェル36には、小さい連絡口また
は入口開口46が成形されているか形造られている。こ
うした開口の設備および位置決めの便宜上、このテーバ
の付いた部分36を成形する際にカラ一部分48も同時
に形成される。このカラ一部分48と開口46には弾性
的なプラグ50が取り付けられ、注射器の針(図示せず
)を突き刺せる弾性的なシールを形成している。内側の
短いチューブ状部材54は筒体21の端部壁と−体内に
形成することができる。この部材54はチューブ状の形
をしていて、テーパの付けられた外側(左側)の端部を
備え、ゴムチューブ56の形態をした長さの短いエラス
トマ部材を収容し且つこれを保持している。このチュー
ブ56は、テーパの付いた弾性的なプラグ58によりチ
ューブ状部材54内に固定されている。プラグ58に付
けられたテーパは、加えられた力が延ばされて固定され
たチューブ56をはみ出させ、延びた状態のチューブ5
6をさらに確実に固定するようになっている。
テーパの付いたシェル36とチューブ状部材54とをつ
なぐ壁部分には複数の貫通口60が設けられていること
に注目する必要がある。これら開口は、ハウジング20
の内部からシェル36と部材54の間の空所を連絡する
流通路を形成している。ピストン28も同じように、第
3図に示すようにチューブ56の反対の端部を収容する
寸法がらできた貫通口または開口62を備え、しかもこ
のチューブ54を所望の延びた状態に固定する同じよう
なプラグ58を備えている。
製造並びに組立てを簡単にするために、テーパの付いた
シェル36は独立した部材として成形され、また図示し
たように、嵌め合い結合部となる段差の付いた継手64
を備えている。超音波溶接法、セメント剤または類似の
手段を用いてシェル36をハウジング20に液密状態に
また所望の強度を持たせて接続することができる。
第5図にはルアール(Iucr)固定装置が図示されて
いる。この装置により、一定量の薬剤を投与するために
患者に取り付けられたカテーテル(図示せず)に対し可
撓性のあるチューブ40を連結したり分離することがで
きる。図示のように、成形されたルアール連結部材70
の内部にはねじ72が形成され、またこの連結部材はテ
ーパの付いた中央雄部分73を備えている。この中央雄
部分73には、所定の貫通076の付いた流体抑制器7
4が取り付けられている。左側にある固定されたチュー
ブ40の端部にはバクテリア用フィルタディスク78が
設けられている。突起の付いた嵌合いルナールキャップ
コネクタ8oは、起立部分82と手で操作する手段の突
起部分84とを備えている。この起立部分82はねじ部
分72に係合するようになっており、突起部分84を回
転すると雄部分73はコネクタ80内にねじ込まれて開
口アロを塞ぐようになっている。突起の付いたこうした
キャップは、弾性的な蓋として機能できるだけの弾性力
を備えたゴムから作ることができる。
また柔らかい弾性部材85を空所内に取り付け、コネク
タ70を確実に閉じてチューブ4oを通る流体の流れを
止めるようにすることもできる。コネクタ70とこのコ
ネクタに用いられる突起の付いたキャップ8oは周知で
ある。
高速自動組立てを行なえるよう、他の方式で注射ポンプ
を構成することもできる。この変更例では、成形された
ハウジング90にはほぼ一定の直径部分92の形成され
た筒体91を備えている。
この成形体の侵方端はキャップ94により閉じることが
できる。このキャップ94は、穴92に正確に嵌まるス
カート部分95を備えている。さらにキャップ94には
通気口または開口96が設けられ、この通気口または開
口を通じ大気を筒体内に入れたり、筒体内の空気を排気
することができる。その結果、ピストン98が滑り運動
してもこの滑り運動により、ハウジング90内に負圧ま
たは正圧が生じなくなる。このハウジング90には、3
つのli通D107,104.106+7)設けられた
前方壁1ooが形成されている。はぼ中央にある開口1
07のテーパの付いた内部形状を持つ外向きに突き出て
いるカラ一部分を備えている。また第2の開口104も
外向きに突き出ているカラ一部分を備えている。このカ
ラ一部分は段差の付いた開口を持ち、チューブ40の端
部を受け入れて保持する寸法の径の大きな外側開口が設
けられている。残りの開口106は、一方弁(図示せず
)または弾性プラグ5oを受け入れて保持する大きさか
らできている。
第7図と第8図に示されているように、ピストン98は
外側部材110を備えている。この外側部材は、テフロ
ン(デュポンの登録商標)を被覆したゴムまたはシリコ
ンゴムから作られ、あるいは表面処理されているか表面
を被覆され、肋かなくなってしまったり滑り摩擦が大き
くならないようにしである。この部材110は、リブま
たはリング112および113と、前方壁にある開口1
14と、後方壁にある大きな開口115.とを備えてい
る。またピストン98は、外側部材110の内側に嵌ま
るようにつくられたプラスチック成形体116を備えて
いる。この成形体116は、小さいテーバの付いた部分
を持つ貫通口117を備えている。この小さいテーバの
付いた部分は、エラストマチューブ56を開口117に
差し込んだ場合にプラグ118を受け入れて固定するよ
うになっている。
第6C図には、ハウジングの端部壁100に接してピス
トン98が図示されている。チューブ40は、先の第5
図の説明にある突起の付いた部材8oにより閉じられて
いる。このチューブ40を閉じた状態でプラグ5oに針
を刺し、流体(薬液)をハウジング90内に送り込み、
所定量の充填を終えるまでピストン98を後方に向けて
動かすようになっている。チューブ56は引っ張られ、
第6A図のように一定した所望の引張力を加えるように
なっている。必要とする薬液の送り込み(充填)を終え
た後、患者に連結され、延びたチューブ56によりピス
トン98は端部壁100に向けて移動させられる。針を
抜けばプラグ50は閉じてシールされる。第6B図には
、ピストン98が端部壁100に向けて移動している状
態に示されている。第6B図ではピストン98は中間の
位置に示されている。この位置は、液体を充填している
途中かまたは液体を注出している途中の位置である。
第1図から第5図の装置またはポンプの組み立ては、前
述した複数の構成要素を高速で自動的にまたは半自動的
に行なわれる。ハウジング20は使用許可を受けている
安価なプラスチック、例えば薬液または混合液を入れる
のに適したポリプロピレンから成形されている。ピスト
ン28も同じように、短期間の使用に適した材料から作
られている。外側のリム部分30に設けられたシールリ
プまたはリング31と32は、使用期間にわたり滑るシ
ールとして働けるように構成されている。
必要とあらば、チューブ部材の途中に栓またはゴム注入
部を設けて、一方弁(図示せず)または弾性プラグ50
を省略することもできる。
チューブ56はエラストマゴムまたは引っ張ることので
きるゴム状材料から作ることができ、またテーバの付い
たプラグ58(第2図)や118(第7図)により保持
することもできる。これらプラグは非常に確実な固定手
段である。ゴムバンドも利用することができるが、チュ
ーブは通常所定の長さにわたり引っ張られるとかなり一
定した力を発揮するため、機械的な操作をより簡単に行
なうことができる。ピストンがハウジングの前方端に近
接する場合にでも、ハウジングの前方端に横付けできる
一定の力が得られる程度まで引っ張られている。
第6A図から第8図の実施例では、前方壁100は実質
的に平らになっている。従って開口102、’104お
よび106は、成形金型のコアから突き出すビンにより
当該ビンの廻りに簡単に形成される。キャップ94がピ
ストン98の前方側にある流体と接触していないため、
このキャップ94はハウジング90とは異なる材料から
作ることもできる。ハウジング90を透明またはほぼ透
明な材料から構成すれば、使用者または患者が薬液の透
明度や汚濁等を目で観察でき1、また薬液の注入量や残
量も目で確認でき、注入速度を簡単に決定することがで
きる。注入速度は、ルアール固定コネクタ70(第5図
)に設けた開口アロによって決定される。突起の付いた
キャップ8oは慣用的に用いられているが、その他の手
段、例えば流れを遮断するクランプも周知である。コネ
クタチューブは、流体の残量をできるだけ少なくするた
めに、穴を小さくしておくこともできる。コネクタチュ
ーブがもつれて塞がるのを防ぐために、内側ルーメン(
1nterior lumen)を平らにしたりその他
の輪郭形状にすることもできる。
またこの計量供給装置は、チューブ40に連結された薬
液供給部を備えることもできる。この薬液供給部を介し
て痛み抑制剤(痛止め)等の添加薬剤を患者に選択的に
投与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る使い捨て可能な注射ポンプの一
実施例を示す、一部を断面にした側面図である。 第2図は、第1図のポンプの一方の端部にある弾性的な
チューブの前方部分とプラグリテーナを拡大した断面で
示す側面図である。 第3図は、滑ることのできるピストンに端部が固定され
た第1図のチューブを拡大した断面で示す側面図である
。 第4図は、第1図のハウジングの出口開口に取り付けら
れた弾性的なプラグを拡大した一部断面で示す側面図で
ある。 第5図は、ルアール固定連結部材の一部を拡大した断面
で示す側面図である。 第6A図、第6B図および第6C図は、滑ることのでき
るピストンが3種類の位置に描かれている、注射ポンプ
の変更例を断面で示す側面図である。 第7図は、第6A図のピストンと当該ピストンに弾性的
なチューブの端部を固定するための手段とを分解した説
明図である。 第8図は、第7図のピストンを組み立てた状態を示す断
面図である。 20・・・ハウジング、  21・・・筒体、22・・
・一定した口径の穴(直径部分)23・・・表示、  
   24・・・キャップ、25・・・スカート、  
 26・・・通気口または開口、28・・・ピストン、
   29・・・コア材、30・・・支持部分、 31.32・・・リブまたはリング、 33・・・球面形状、   34・・・球面形状部分、
35・・・チューブ状部分、36・・・シェル、37・
・・端部、     38・・・円形の凹所、40・・
・可撓性のあるチューブ、 42・・・開口、 46・・・連絡口または入口開口、 48・・・カラ一部分、  5o・・・プラグ、54・
・・チューブ状部分、56・・・ゴムチューブ、58・
・・プラク、     60・・・貫通口、62・・・
貫通口または開口、64・・・継手、7o・・・ルアー
ル連結部材、72・・・ねじ、73・・・中央雄部分、
  74・・・流体抑制墨、76・・・貫通口、   
  78・・・フィルタディスク、80・・・キャップ
コネクタ、82・・・起立部分、84・・・突起部分、
   85・・・弾性部材。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薬剤を送り込むための入口開口(46、106)
    および受け入れた薬剤を送り出すための出口開口(42
    、104)を備えているハウジング(20、90)と、
    当該ハウジング(20、90)内に滑ることができるよ
    うに取り付けられたピストン(28、98)とを有する
    持ち運びのできる注射ポンプにおいて、前記ハウジング
    (20、90)とピストン(28、98)の間にあつて
    これらに固定され、前記入口開口(46、106)を通
    じて前記ハウジング(20、90)に薬剤を充填する際
    、当該ピストン(28、98)の運動に伴つて延び、ま
    た充填を終えた後、ピストン(28、98)に一定の力
    を加え前記出口開口(42、104)を通じ薬剤を排出
    することのできるエラストマ部材(56)を備えている
    ことを特徴とする持ち運びのできる注射ポンプ。
  2. (2)さらに、前記エラストマ部材(56)がチューブ
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    持ち運びのできる注射ポンプ。
  3. (3)さらに、前記ハウジング(20、90)の端部壁
    (54、100)に前記チューブ(56)の一方の端部
    を固定する第1のプラグ(58)と、当該チューブ(5
    6)の反対の端部を前記ピストン(28、98)に固定
    する第2のプラグ(58)とを備えていることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項に記載の持ち運びのできる注
    射ポンプ。
  4. (4)前記出口開口(42、104)が、前記ハウジン
    グ(20、90)から流れ出る薬剤の流量を調節する抑
    制器である特許請求の範囲第1項に記載の持ち運びので
    きる注射ポンプ。
  5. (5)前記ハウジング(20)が、前記エラストマ部材
    (56)に固定される突出する第1のチューブ状部分(
    54)と、可撓性のあるチューブ(40)を受け入れる
    凹所(38)を持つ突出する第2のチューブ状部分(3
    6)と、これらチューブ状部分の間にあつて当該ハウジ
    ング(20)の内部に連絡する複数の開口(60)とを
    備えている特許請求の範囲第1項に記載の持ち運びので
    きる注射ポンプ。
  6. (6)前記入口開口(46)は前記第2のチューブ状部
    分(36)に配置されている特許請求の範囲第5項に記
    載の持ち運びのできる注射ポンプ。
  7. (7)さらに、前記入口開口(46)を閉じる一方弁(
    50)を備えていることを特徴とする特許請求の範囲第
    6項に記載の持ち運びのできる注射ポンプ。
  8. (8)さらに、出口開口(42)は前記第2のチューブ
    状部分(36)の中央に配置されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第5項に記載の持ち運びのできる注射
    ポンプ。
  9. (9)前記ハウジング(90)は、前記開口(106、
    104)を持ちまた前記エラストマ部材(56)の一方
    の端部の固定されている壁(100)を備えている特許
    請求の範囲第1項に記載の持ち運びのできる注射ポンプ
  10. (10)前記入口開口(106)を閉じる一方弁(50
    )を備えていることを特徴とする特許請求の範囲第9項
    に記載の持ち運びのできる注射ポンプ。
JP62110428A 1986-05-07 1987-05-06 持ち運びのできる注射ポンプ Pending JPS62281960A (ja)

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US86058186A 1986-05-07 1986-05-07
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