JPS6228135Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、テレビジヨン受像機の前面保護板の
保護板取付装置に関する。

従来例の構成とその問題点 テレビジヨン受像機などに使用する前面板（成
形品、ガラスなど）例えば保護板の取付装置の従
来例を第１図に示す。

本体ａにｂの受け具ｄのタツピンねじにより固
定していた。このためタツピンねじｄが必要であ
り、受け具ｂの取付けに手間がかかつていた。

考案の目的 本考案は従来の欠点を除去し、キヤビネツトに
係止する翼（よく）部を後方に設けるだけで、タ
ツピンねじを削除することができる受け具で前面
保護板を取付けられるようにした前面保護板取付
装置を得ることを目的とする。

考案の構成 本考案は、板体の一端に左右に延出する翼部
を、他端には直角に立上るストツパーをそれぞれ
一体に構成した受け具と垂直板部と前記垂直板部
の下部の前面に保護板と前記受け具を、後部に前
記受け具を載置する段部と水平板を、前記水平板
上部の前記垂直板部と段部に前記受け具の翼部を
係止し板体とストツパーを挿入できる孔を設けて
構成したキヤビネツトとを設け、前記キヤビネツ
トの水平板と段部上に前記受け具の翼部を前記垂
直板部に係止して載置し、前記キヤビネツトの垂
直板部と前記受け具のストツパー間に保護板をス
ポンジを介在させて係止してなることを特徴とす
る。

実施例の説明 第３図に本考案の保護板取付装置の断面図、第
４図は本考案の受け具の斜視図、を示す。

第４図において、ｇは受け具、Ｐは板体、Ａ，
Ｂは翼部、Ｃはストツパー、を示す。

翼部Ａ，Ｂは板体Ｐの後部左右に延出する。ス
トツパーＣは板体Ｐに直角に立上るよう構成す
る。翼部Ａ，ＢおよびストツパーＣは板体Ｐと一
体に構成する。

一方、キヤビネツトｆは垂直板部ｌ、段部ｍお
よび水平板ｎから構成され、段部ｍは垂直板部ｌ
の前面に、水平板ｎは後部にそれぞれ一体に構成
される。水平板ｎの上部の垂直板部ｌと段部ｍに
受け具ｇの翼部Ａ，Ｂを係止するが、板体Ｐとス
トツパーＣを挿入できる孔ｋを穿設する。

本考案においては、キヤビネツトｆの垂直板部
ｌと段部ｎの孔ｋに受け具ｇの先端ストツパーＣ
から挿入し、受け具ｇを水平板ｎと段部ｍ上に翼
部Ａ，Ｂが垂直板部ｌに係止するよう載置する。

保護板ｈを垂直板部ｌとストツパーＣ間にスポ
ンジｉを介在させて係止して取付ける。

考案の効果 本考案は従来の形状を少し変えるだけでビスが
不要となる、作業性が向上する、などの効果を生
ずる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の保護板取付装置の断面図、第２
図は受け具の斜視図、第３図は本考案の保護板取
付装置の断面図、第４図は本考案の受け具の斜視
図、を示す。 ｆ：キヤビネツト、ｇ：受け具、ｈ：保護板、
ｉ：スポンジ、ｌ：垂直板部、ｍ：段部、ｎ：水
平板、Ｐ：板体、Ａ，Ｂ：翼部、Ｃ：ストツパ
ー、ｐ：孔。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 板体の一端に左右に延出する翼部を、他端には
   直角に立上るストツパーをそれぞれ一体に構成し
   た受け具と垂直板部と前記垂直板部の下部の前面
   に保護板と前記受け具を、後部に前記受け具を載
   置する段部と水平板を、前記水平板上部の前記垂
   直板部と段部に前記受け具の翼部を係止し板体と
   ストツパーを挿入できる孔を設けて構成したキヤ
   ビネツトとを設け、前記キヤビネツトの水平板と
   段部上に前記受け具の翼部を前記垂直板部に係止
   して載置し、前記キヤビネツトの垂直板部と前記
   受け具のストツパー間に保護板をスポンジを介在
   させて係止してなることを特徴とする保護板取付
   装置。