JPS62280527A - 空調システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （産業上の利用分野） 本発明は汎用形空冷ヒートポンプパッケージを主体とし
て構成した空調システムに関するものである。

（従来の技術） 汎用形空冷ヒートポンプパッケージはその価格の安いこ
と運転管理の簡便さ等と相俟って事務所等において多く
用いられている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、汎用形空冷ヒートポンプパッケージに標
準装備されているフィルター及び加湿器の性能が低いた
め、充分な衛生的環境を確保することができない。また
外気と室内からの還気を直接的にパッケージ内に取り入
れているため、空調エネルギー消費係数が比較的高く経
済的な空調方式と言うことができなかった。

本発明）ま上記のような問題点に鑑みてなされたもので
、その目的は衛生的にしてしかも経済的な空調システム
を提供するにある。

（問題点を解決するための手段） 上記の目的を達成するため、本発明に係る空調システム
では汎用形空冷ヒートポンプパッケージに連接して別体
に設けた加湿器及び集塵装置を取付けるとともに該パッ
ケージには外気冷房ユニット及び全熱交換ユニットを連
接して順次直列に連結し、冷暖房時において該全熱交換
ユニット内に取り込まれた外気は略等量の室内からの還
気と熱交換されて予冷・予熱され、次いで該外気冷房ユ
ニットにおいて室内からの多量の還気と混合され、しか
る後に該汎用形空冷ヒートポンプパッケージに送られて
所定の温度まで冷・暖房され、室内へ給気されるように
してなるのである。

（実施例） 以下に本発明の好適な実施例について添附図面を参照に
して説明する。

本発明のシステムは汎用形空冷ヒートポンプパッケージ
１を基本形とし構成したもので、このパッケージ１は公
知のように冷・暖房機２を内蔵し、この冷・暖Ｆ４機２
は冷媒をコイル３に循環させて吸入した空気をこのコイ
ル３と接触させて熱交換し、上部のファン４を通して冷
房時には冷却された空気をまた暖房時には加熱された空
気を排気するように構成されている。

このパッケージ１の吸気側には電気集塵器等の高度な集
塵装置５、好ましくはメインテカンスの良いカセットタ
イプのものが連結され、パッケージ１内に吸入される空
気が清浄化されるようになっている。また、このパッケ
ージ１の排気側には加湿効率の良い加湿器６が取付けら
れ、冷却された空気または加熱された空気を適度に加湿
して室内へ排気するように構成されている。

このパッケージ１には外気冷房ユニット７及び全熱交換
ユニット８が順次直列に連結されている。

この外気冷房ユニット７は竪形チャンバー内に還気ファ
ン９と３個のモータダンパー１０ａ〜１０Ｃが設けられ
、竪形とすることでシステムの占有面積を小さくし、ス
ペース的な有利さを指向している。全熱交換ユニット８
は吸気、排気用の２台のファン１１ａ、１１ｂ及び２個
のモータダンパー１２８．１２ｂを設置し、その間に回
転式の全熱交換器１３を組込んでいる。

次に、ヒートポンプパッケージ１と外気冷房ユニット７
及び全熱交換ユニット８との接続関係について第２図を
参照にして説明する。全熱交換ユニット８の第１のダン
パー１２ａは外気導入路１４と連通されてこれを開閉す
るようになっており、また第２のダンパー１２ｂは室内
空気の還流路１５ａと連通されてこれを開閉するように
なっている。一方、全熱交換ユニット８内の第１のファ
ン１１ａは熱交換された内部の空気を室外に排出し、第
２のファン１１ｂは熱交換された内部の空気を外気冷却
ユニット７に供給するように構成されている。

外気冷房ユニット７は上下に仕切られていて第１のダン
パー１０ａの開閉によって上下の室１６ａ、１５ｂが連
通、遮断されるようになっている。

上方の掌１６８にはファン９が収納され、この室の一方
の側壁は室内空気の還流路１５ｂと連通され、他方の側
壁には第２のダンパー１０ｂが設けられ、このダンパー
１０ｂを開放するとこの室内の空気が室外へ排出される
ようになっている。一方、下方１ｘ１６ｂは、その一方
の側壁において外気冷房ユニット７と連通され、他方の
側壁において集塵装置５と連通されている。また、この
下方のＷ１６ｂは第３のダンパー１０ｃを介して外気導
入通路１７が設けられ、第３のダンパー１００の開閉に
よってこの通路１７と連通または遮断されるようになっ
ている。

次にその作動について述べると、夏期の冷房運転時には
、第３図に示すように、全熱交換ユニット８の第１及び
第２のダンパー１２ａ及び１２ｂ及び外気冷房ユニット
７の第１のダンパー１０ａを１ｍけ、外気冷房ユニット
７の第２及び第３のダンパー１０ｂ、、１０ｃを閉じる
。そして、全熱交換ユニット８には室内への全給気ｍの
例えば２０％の量に相当する外気を第１のダンパー１２
ａを通して導入するとともに第２のダンパー１２ｂを通
して室内の還流空気の２０％を導入する。全熱交換器１
３によって高温の外気は低温の室内からの還気によって
予冷され、例えばその半分、即ち還流空気量に相当する
量の空気はファン１１ａによって室外に排出される。予
冷された外気は次いで外気冷房ユニット７に送られ、室
内からの還流空気の例えば８０％に相当する量の空気と
混合され、集塵袋Ｍ５を通って汎用パッケージ１に送ら
れる。パッケージ１内では冷房機２が作動せられ、この
空気を所定の温度まで下げた後に加湿器６を通って冷却
された空気が室内へ供給される。

冬期の＠房運転時にも、第３図の場合と同様に、ダンパ
ー１２ａ　、１２ｂ　、１０ａが開けられ、他のダンパ
ー１０ｂ、１０Ｃが閉じられる。そして、汎用パッケー
ジ１内の冷房機の代りに暖房機２が作動せられ、この点
においてのみ冷房運転時と相違するだけである。

一方、中間期（４〜５月、９〜１０月頃）においてはパ
ッケージ１内の電力消費量の多い冷暖房１ｆｉ２を運転
せずに、外気の冷たさを利用して冷房する。このため、
第４図に示すように、外気冷房ユニット７の第２及び第
３のダンパー１０ｂ、１０Ｃを開き、他のダンパー１０
ａ、１２ａ、１２ｂを閉じ、室内還流空気の全てを外気
冷房ユニット７に供給し、第２のダンパー１０ｂを通し
て室外へＵ「気する。一方、外気は第３のダンパー１゜
Ｃを通して全て外気冷房ユニット７に供給され、そこか
ら集塵装置５．汎用パッケージ１及び加湿器６を通して
室内へ供給される。

尚、上記の各期間中における汎用形パッケージ自体の制
御性を向上させ、運転費の減少を図るため、パッケージ
及び各ユニットをマイクロコンピュータで制御すること
が好ましい。

（効　果） 以上のように本発明に係る空調システムによれば、汎用
形空冷ヒートポンプパッケージに連接して別体に設けた
加湿器及び集塵装置を取付けたので、極めて厳しい環境
条件をも満足することができ、所望の衛生的環境を確保
することが可能となる。また、このパッケージには外気
冷房ユニット及び全熱交換ユニットを連接して順次直列
に連結し、冷・暖房時において、全熱交換ユニット内に
取り込まれた外気は略等ｍの学内からの還気と熱交換さ
れて予冷・予熱され、次いで外気冷房ユニットにおいて
室内からの多量の還気と混合されてから汎用形空冷ヒー
トポンプパッケージに送られるようになっているため、
外気を予冷・予熱することなしに直接的にヒートポンプ
パッケージに送る場合に比べて極めて熱効率が良く、し
かも室内からの還気は無駄なく外気と熱交換、混合され
るため極めて経演的な空調システムとすることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の空調システムによって組立てた装置を
示す斜視図、第２図は本発明の空調システムの基本フロ
ー図、第３図は冷・暖房運転時におｔブるフロー図、第
４図は外気冷房運転時におけるフロー図である。 １・・・・・・・・・汎用形空冷ヒートポンプパッケー
ジ２・・・・・・・・・冷暖房機　　　５・・・・・・
・・・集塵装置６・・・・・・・・・加湿器 ７・・・・・・・・・外気冷房ユニット８・・・・・・
・・・全熱交換ユニット１０ａ　〜１　ＱＣ−１２ａ　
、　　１２ｂ　、、、、、、ダンパー第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）汎用形空冷ヒートポンプパッケージに迎接して別
   体に設けた加湿器及び集塵装置を取付けるとともに該パ
   ッケージには外気冷房ユニット及び全熱交換ユニットを
   連接して順次直列に連結し、冷・暖房時において該全熱
   交換ユニット内に取り込まれた外気は略等量の室内から
   の還気と熱交換されて予冷・予熱され、次いで該外気冷
   房ユニットにおいて室内からの多量の還気と混合され、
   しかる後に該汎用形空冷ヒートポンプパッケージに送ら
   れて所定の温度まで冷・暖房され、室内へ給気されるよ
   うにしてなることを特徴とする空調システム。