JPS6227937A - 人工関節 - Google Patents
人工関節Info
- Publication number
- JPS6227937A JPS6227937A JP16917985A JP16917985A JPS6227937A JP S6227937 A JPS6227937 A JP S6227937A JP 16917985 A JP16917985 A JP 16917985A JP 16917985 A JP16917985 A JP 16917985A JP S6227937 A JPS6227937 A JP S6227937A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- shock absorber
- joints
- artificial
- shock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Prostheses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、生体の関節部を人工的に補綴し、その機能並
びに形態を修復する人工関節に関するものである。
びに形態を修復する人工関節に関するものである。
交im事故などによる外傷やリウマチ、腫瘍など骨の変
性にもとづく関節部の病変により関節機能が1員なわれ
治癒、回復の見込みが薄いような場合、関節部分を切除
し、人工関節でもって補綴する置換手術が行われている
。
性にもとづく関節部の病変により関節機能が1員なわれ
治癒、回復の見込みが薄いような場合、関節部分を切除
し、人工関節でもって補綴する置換手術が行われている
。
その際に用いる人工関節としては、たとえば股関節の場
合特開昭58−206745号公報にみられるように腰
骨に固定するソケットと、該ソケソlに回動自在に収容
される骨頭球を一端に具備するとともに、他端を大腿骨
に挿入するように成したステム部から構成されたものが
あった。
合特開昭58−206745号公報にみられるように腰
骨に固定するソケットと、該ソケソlに回動自在に収容
される骨頭球を一端に具備するとともに、他端を大腿骨
に挿入するように成したステム部から構成されたものが
あった。
また、足関節の場合、特開昭58−22052号公報に
みられるように脛骨に固定する脛骨固定部材と、該脛骨
固定部材に嵌合させた摺動部材および、該摺動部材に当
接され距骨に固定される距骨固定部材より成っていた。
みられるように脛骨に固定する脛骨固定部材と、該脛骨
固定部材に嵌合させた摺動部材および、該摺動部材に当
接され距骨に固定される距骨固定部材より成っていた。
その他、人工の膝関節、肘関節等が使用されている。
人間の関節、特に股関節、膝関節、足関節には、生体の
重量に加えて、関節部位に作用する筋力により、部位に
よっては瞬間的に数トンにも及ぶ力が作用することがあ
る。そのため本来の生体の関節は、硬さだけでなくある
程度の柔軟性を持っており、圧力や衝撃を吸収、緩衝す
る働きがある。
重量に加えて、関節部位に作用する筋力により、部位に
よっては瞬間的に数トンにも及ぶ力が作用することがあ
る。そのため本来の生体の関節は、硬さだけでなくある
程度の柔軟性を持っており、圧力や衝撃を吸収、緩衝す
る働きがある。
ところが人工関節の場合は、セラミック、金属などから
形成されているため柔軟性がなくまた構造的にも衝撃を
吸収する部位がなかった。そのため、本来関節で吸収、
緩衝されるべき衝撃がそのまま伝わってしまい、関節部
材とセメントとの接合部分または関節部材と骨との接合
部分にルースニング(ゆるみ)が生じたり、2つの接合
部材の摺動面を傷つけるなどの悪影響があり、人工関節
としての寿命を短くしていた。また、人工関節の構成部
材を衝撃に耐えるような硬い部材にしなければならない
ため他の生体の骨とのバランスが悪く接合部あるいは、
他の部位の骨が折れやすくなるという欠点もあった。
形成されているため柔軟性がなくまた構造的にも衝撃を
吸収する部位がなかった。そのため、本来関節で吸収、
緩衝されるべき衝撃がそのまま伝わってしまい、関節部
材とセメントとの接合部分または関節部材と骨との接合
部分にルースニング(ゆるみ)が生じたり、2つの接合
部材の摺動面を傷つけるなどの悪影響があり、人工関節
としての寿命を短くしていた。また、人工関節の構成部
材を衝撃に耐えるような硬い部材にしなければならない
ため他の生体の骨とのバランスが悪く接合部あるいは、
他の部位の骨が折れやすくなるという欠点もあった。
本発明は上記に鑑みて、関節に加わる圧力や衝撃を吸収
、緩衝させるために、近位接合部材と遠位接合部材の間
かもしくは少なくとも一方の接合部材に衝撃吸収体を具
備せしめたものである。
、緩衝させるために、近位接合部材と遠位接合部材の間
かもしくは少なくとも一方の接合部材に衝撃吸収体を具
備せしめたものである。
〔実施例〕
以下、図によって、本発明の詳細な説明する。
第1図は股関節における実施例である。遠位接合部材で
あるステムMは一方端を大腿骨に接合させ、他方端には
、骨頭球Kを具備している。骨頭球には近位接合部材で
あるソケットS内に回動自在に収容されており、該ソケ
ットSは骨頭球にと当接するプラスチック体Pと外枠部
材Cおよび両部材の間に介在する衝撃吸収体Aよりなる
。外枠部材Cとプラスチック体Pき間に少し隙間を設け
ておき、該隙間に衝撃吸収体Aを介在させ、外枠部材C
に設けた爪CIによってプラスチック体Pを固定する。
あるステムMは一方端を大腿骨に接合させ、他方端には
、骨頭球Kを具備している。骨頭球には近位接合部材で
あるソケットS内に回動自在に収容されており、該ソケ
ットSは骨頭球にと当接するプラスチック体Pと外枠部
材Cおよび両部材の間に介在する衝撃吸収体Aよりなる
。外枠部材Cとプラスチック体Pき間に少し隙間を設け
ておき、該隙間に衝撃吸収体Aを介在させ、外枠部材C
に設けた爪CIによってプラスチック体Pを固定する。
大腿骨から腰骨への圧力や衝撃は、すべて、骨頭球K
によりプラスチック体Pを通じて衝撃吸収体Aに伝わり
、ここで吸収、緩衝されるように構成されている。
によりプラスチック体Pを通じて衝撃吸収体Aに伝わり
、ここで吸収、緩衝されるように構成されている。
第2図は、人工膝関節における実施例である。
遠位接合部材である脛骨固定部材Eに、衝撃吸収体Aを
介在させて、突出部Tを爪E1によって固定する。突出
部Tには近位接合部材である大腿骨固定部材りを支点ピ
ンBによって接続させる。
介在させて、突出部Tを爪E1によって固定する。突出
部Tには近位接合部材である大腿骨固定部材りを支点ピ
ンBによって接続させる。
脛骨と大腿骨間の圧縮方向の圧力や衝撃はすベ J −
て衝撃吸収体Aに伝わり、吸収、緩衝される。
第3図は足関節における実施例である。近位接合部材で
ある脛骨固定部材F中に膝関節の場合と同様に衝撃吸収
体Aを介在させておいて、遠位接合部材である距骨固定
部材Gと当接させる。距骨と脛骨の間の圧縮方向の圧力
や衝撃は衝撃吸収体Aに伝わり吸収、緩衝される。
ある脛骨固定部材F中に膝関節の場合と同様に衝撃吸収
体Aを介在させておいて、遠位接合部材である距骨固定
部材Gと当接させる。距骨と脛骨の間の圧縮方向の圧力
や衝撃は衝撃吸収体Aに伝わり吸収、緩衝される。
第4図は、さらに別の実施例である。一方の接合部材の
摺動面に、摺動性が良くかつ弾力性のある部材で形成し
た衝撃吸収体Aを具備させている。
摺動面に、摺動性が良くかつ弾力性のある部材で形成し
た衝撃吸収体Aを具備させている。
なお、以上の実施例では近位接合部材と遠位接合部材の
いずれか一方のみに衝撃吸収体を設けたものであるが両
方の接合部材に衝撃吸収体を設けてもよい。
いずれか一方のみに衝撃吸収体を設けたものであるが両
方の接合部材に衝撃吸収体を設けてもよい。
さて、このような衝撃吸収体は関節に加わる圧力または
衝撃を吸収し、緩衝するのに必要な厚さを有すると共に
、衝撃が加わっても著しい変形を起こさずに関節を保持
できるような適切な弾性率を備えていなければならない
。例えば0.5Kg /cJの圧力で約1150の体積
収縮を起こすものから、1〇0Kg/c+flの圧力で
約1750の体積収縮を起こすものまでが用いられる。
衝撃を吸収し、緩衝するのに必要な厚さを有すると共に
、衝撃が加わっても著しい変形を起こさずに関節を保持
できるような適切な弾性率を備えていなければならない
。例えば0.5Kg /cJの圧力で約1150の体積
収縮を起こすものから、1〇0Kg/c+flの圧力で
約1750の体積収縮を起こすものまでが用いられる。
このような衝撃吸収体の材質としては、耐衝撃性、耐蝕
性、耐老化性、安全性等のすぐれたシリコン樹脂、ナイ
ロン、フッ素樹脂、ビニール系樹脂、ポリアクリル酸エ
ステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリウレタン樹脂等
が適用される。さらに衝撃吸収体は、均質でなく、異な
る複数の弾性材料の多層構造を有するものでもよい。
性、耐老化性、安全性等のすぐれたシリコン樹脂、ナイ
ロン、フッ素樹脂、ビニール系樹脂、ポリアクリル酸エ
ステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリウレタン樹脂等
が適用される。さらに衝撃吸収体は、均質でなく、異な
る複数の弾性材料の多層構造を有するものでもよい。
また、衝撃吸収体の形状は第5図(イ)に示すような、
シート状の他に第5図(ロ)に示すような球状でもよい
。球状にしておくことによって、衝撃吸収体Aの位置が
次第に回転変化してゆき、圧縮力の加わる方向が変わる
ため、劣化しにくくなるという利点がある。
シート状の他に第5図(ロ)に示すような球状でもよい
。球状にしておくことによって、衝撃吸収体Aの位置が
次第に回転変化してゆき、圧縮力の加わる方向が変わる
ため、劣化しにくくなるという利点がある。
〔発明の効果〕
畝上のように本発明によれば、近位接合部材と遠位接合
部材の間か、もしくは少なくとも一方の接合部材に衝撃
吸収体を具備させることにより、関節に加わる圧力や衝
撃を吸収、緩衝させること6一 ができ、関節部+4とセメントとの接合部分または、関
節部+4と骨との接合部分のルースニングや、2つの接
合部材の摺動面を傷つけたりするようなことがない。ま
た、人王関節自月の破I員を回避し、長寿命化が図られ
、本来の生体の関節により近すいた人工関節を提供する
ことができる。
部材の間か、もしくは少なくとも一方の接合部材に衝撃
吸収体を具備させることにより、関節に加わる圧力や衝
撃を吸収、緩衝させること6一 ができ、関節部+4とセメントとの接合部分または、関
節部+4と骨との接合部分のルースニングや、2つの接
合部材の摺動面を傷つけたりするようなことがない。ま
た、人王関節自月の破I員を回避し、長寿命化が図られ
、本来の生体の関節により近すいた人工関節を提供する
ことができる。
第1図、第2図、第3図は本発明の実施例による人工関
節の一部破断面図であり、第1図は股関節、第2図は膝
関節、第3図CJ足関節を表している。 第4図、第5図は、本発明に係る人工関節の主要部のみ
の断面[R]である。
節の一部破断面図であり、第1図は股関節、第2図は膝
関節、第3図CJ足関節を表している。 第4図、第5図は、本発明に係る人工関節の主要部のみ
の断面[R]である。
Claims (1)
- 近位骨に接合される近位接合部材と遠位骨に接合される
遠位接合部材を有する関節において、近位接合部材の間
、もしくは少なくとも一方の接合部材に、衝撃吸収体を
具備せしめたことを特徴とする人工関節。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16917985A JPS6227937A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 人工関節 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16917985A JPS6227937A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 人工関節 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6227937A true JPS6227937A (ja) | 1987-02-05 |
Family
ID=15881708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16917985A Pending JPS6227937A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 人工関節 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6227937A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0356424U (ja) * | 1989-10-03 | 1991-05-30 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51145195A (en) * | 1975-06-02 | 1976-12-13 | English T A | Artificial bone |
-
1985
- 1985-07-30 JP JP16917985A patent/JPS6227937A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51145195A (en) * | 1975-06-02 | 1976-12-13 | English T A | Artificial bone |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0356424U (ja) * | 1989-10-03 | 1991-05-30 |
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