JPS62279185A - 船体ム−ンプ−ル構造 - Google Patents

船体ム−ンプ−ル構造

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JPS62279185A
JPS62279185A JP11929886A JP11929886A JPS62279185A JP S62279185 A JPS62279185 A JP S62279185A JP 11929886 A JP11929886 A JP 11929886A JP 11929886 A JP11929886 A JP 11929886A JP S62279185 A JPS62279185 A JP S62279185A
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JP
Japan
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moon pool
seawater
moonpool
hull
ship
Prior art date
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Pending
Application number
JP11929886A
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English (en)
Inventor
Yoichi Yoshinaga
陽一 吉永
Koichiro Matsumoto
光一郎 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 この発明は、船体に設けられたムーンプール内における
海水面の昇降を軽減せしめることのできる船体ムーンプ
ール構造に関する。
〔従来の技術〕
海水中に機材を降ろして作業を行なう場合、船体略中央
垂直方向に貫通する開孔、即ちムーンプールを有する船
舶が使用される0例えば、海底油田の開発等の海底作業
用に用いられるドリルシップ等の作業船は前記ムーンプ
ールからドリリングパイプやライザパイプを降ろして海
底作業を行なう、又可変深度ソナー (V、 D、 S
、)等の機器もムーンプールより海中に沈めて使用する
のが一般的である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、甲板上で作業を行なう場合、波等による影響
をできるだけ少なくして、安全に作業を行なうことがで
きるようにする必要から、各徨の船体構造の改良がなさ
れている。
しかし、ムーンプールを有する船体では、該ムーンプー
ル内の海水面の上下揺の固有周期が短いため、波周期が
短く一般に船体動揺の74%さい様な海象においても共
振を起こしやすい、共振が起こった場合、ムーンプール
内の海水が甲板上にかけ上って、パイプ取り付は等のド
IJ IJソング業やその他の船上作業ができなくなる
という問題を生ずる。又その様な状態で無理に作業を行
なうと波に洗われて危険であ、る。
一方、ムーンプール内の海水面の昇降を少なくする技術
として。
■第4図のよう−こムーンプール翰内壁にリング状の邪
魔板(60)を設ける構成や、■ムーンプール吃水下で
、該ムーンプール内壁面からその求心方向に向けて窒気
泡を噴出せしめてエアバリアを形成せしめる構成や、 ■ムーンプール内で一定レベルより上に昇った海水を該
ムーンプール外へ排出せしめる構成、 等の提案もなされている。
しかし、これらはいずれも、上記共振現象を防げるもの
ではなく、従ってその効果はさほど期待できないのが現
状である。更に■の構成についていえば、ムーンプール
翰内壁の邪魔板(60)は、船体ell)が動揺して傾
斜した時に、パイプやその他の機器のハンドリングの邪
魔になるためもともと大きなものは設置できず、従って
ほとんど効果がない。
本発明は以上のような問題に鑑み創案されたもので、l
・−ンプールを有する船舶の船体構造を改良することに
より、共振によるムーンプール内の海水面の昇降を減少
せしめんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は水槽中で周期の短い波を造って、模型をそ
こに浮かべ、実験を繰り返した。
その結果、船体外部構造を変えたものは、いずれもさほ
どの効果が得られなかったが、ムーンプールの構造に改
良を加えたものの中で共振が起こりにくいものがあるこ
とがわかった。
本発明は以上の杼緯から11案されたものであり、第1
図(a)に示すように、船体(1)のムーンプール(2
)垂直方向中間部に、該ムーンプール(2)径より犬−
きな径を有する拡幅空洞部(3)を設けた構造を有する
ものである。
又第2発明としては、上記第1発明と同様な構造を有す
ることを前提とし、同図(b)に示すように、ムーンプ
ール(2)の船底開口部周りの船底外板から上記拡幅空
洞部(3)内へ複数のバイパス孔(4)を導通せしめた
構造を有している。
〔作 用〕
上記ムーンプール(2)の途中に拡幅空洞部(3)を設
けたことにより、該ムーンプール(2)内の海水の上下
揺の市有周期がより短くなる。従ってこのような構造に
よってムーンプール(2)内の海水の上下揺の固有周期
を海洋波としてはほとんど存在しない波周期まで下げれ
ば、共振の発生を妨げることができ、上記海水のかけ上
がり現象は起こりにくくなる。又ムーンプール(2)内
に海水がかけ上がる時、拡幅空洞部(3)が設けられた
ため段差となったエツジ部分(3a)で渦が発生する。
この渦が造渦抵抗となり、海水の上昇を妨げることにな
る。
第2発明は更に波が上昇すると、前記バイパス孔(4)
上部より海水が噴き出し、その時に造渦抵抗を生ずる。
この造渦抵抗が海水の船底からの上下動を抑える。この
ような造渦作用については、第2口伝)のような普通の
平板を水中で上下動させる場合と、同図(b)のような
孔(5)の開けられた平板を水中で上下動させる場合と
では、孔(5)の開けられた方を上下動する場合の方が
造渦抵抗が大きく、上下動させにくいということからも
明らかである。
〔実施例〕
以下本発明の実施例につき説明する。
第3図は、本発明の一実施例を示す船体模型幅方向断面
図であり、本発明は船体H略中夫に垂直方向に設けられ
たムーンプール内の中間部に該ムーンプール山径2 r
、より大きな径2 rtを有する拡幅空洞部CI!’I
)が設けられている。
ここで次式(I)は、上記拡幅空洞部(至)の設けられ
ていない通常のムーンプール構造を有する船舶で、da
の吃水深さを有するムーンプール内の海水の上下揺の固
有周期Tzoを示しQする。
Aw6 :ムーンプールの断面積(πro”)f :重
力加速度 又次式(n)は、拡幅空洞部(7)を有する本実施例に
係るムーンプール構造を有する船舶で鮪記ムーンプール
翰内の海水の上下揺の固有周期’rziを示している(
同じ< daの吃水深さを有している)。
Awl :拡幅空洞部間の断面積(πrt”)dl:船
底Iから拡幅空洞部渕の底面6ル談での距離以上の本実
施例模型で、例えばn=0.5゜O Awl = 4.oとすると、これをdl=0.5d)
 、 AftW2 = 4. OAmlと直してω)式に代入すれば、とな
る。その結果ムーンプール(イ)内の海水の上下揺の固
有周期が、約20%低減され、共振を起こしにくくなる
。このような模型を使用した実験の結果、−が大きい程
・反対に力ρdo               Aw
lが小さい程、ムーンプール園内の海水の上下揺の固有
周期が短くなり、共振防止効果が向上することになる。
次に通常のムーンプール構造を有する船体と、この船体
を改良し、ムーンプール内の中間部に前記拡幅空洞部■
を設けた船体C1(lとのムーンプール(イ)内の海水
の上下揺の固有周期を共に比較する実験を行なった。
この時、 do= 1 o、om %r6 = 8.O
r!L% rt =16.0島、dl=5.oyaであ
った。
従って、通常構造のムーンプール園内の海水の上下揺の
固有周期Tzoは、上記(1)式より、TZo” 2”
7’FC= 6.3 (see)9.8 となる。
他方、拡幅空洞部(至)を有するムーンプール園内の海
水の上下揺の固有周期TZI+は、上記(n)式より、 となる。
このように、ムーンプール■の構造をかえることにより
、ムーンプール園内の海水の上下揺の固有周期を6.3
(see)から5 (see)に下げることができる。
該固有周期をs、Q(sea)以下に下げることができ
れば、海洋波としては、はとんど存在しない波周期なの
で、共振を起こす心配がない。
尚、実際に建造を行なった後者の実施例では、第3図に
示すように拡幅空洞部(至)の設けられた部分にムーン
プール(イ)内周面と連続するようにネット(32) 
(ピラーでも良い)を張設し、拡幅空洞部(7)が設け
られたため段差となった前記エツジ部(33)等に昇降
機器がぶつかって破損してしまうことのないようにして
いる。又会が大きくなる程、逆に±−が小wl さくなる程、ムーンプール園内の海水の上下揺の固有周
期が短くなって共振防止によいとしたが、実際にはda
 = 10.0 (’)の時にdi =s、o(m)以
下程度でないと、ムーンプール■上部も、その船底側と
同じ形状になっているため、拡幅空洞部(7)の部分の
影響がほとんどなくなってしまうようである。
〔発明の効果〕
以上のような本発明によれば、ムーンプール中間部に拡
幅空洞部を設けることにより、ムーンプール内の海水の
上下揺の固有周期を短くすることができ、短かな波周期
の海洋波との間で共振を起こすことがなくなる。そのた
め、ムーンプール内の海水が甲板上にかけ上がってくる
ことがなくなり、船上作業を安全に行なうことができる
という優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) (b)は本発明の構成の概略を示す断面
図、第2図体)伽)は第2発明の作用のもととなる原理
の説明図、第3図は本発明の一実施例の構成を示す船体
幅方向断面図。 第4図は従来技術の一例を示す断面図である・ 図中、(1)(IIは船体、(2)(7)はムーンプー
ル(3) C311は拡幅空洞部、(4) (40)は
バイパス孔を各示す。 特許出願人  日本鋼管株式会社 発 明 者   吉   永   陽   −同   
     松   本   光 −部代理人弁理士  
 吉   原   省   三筒  1  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、船体を垂直方向に貫通するムーンプー ルの中間部に、該ムーンプール径より大 きな径を有する拡幅空洞部を設けてなる 船体ムーンプール構造。 2、船体を垂直方向に貫通するムーンプー ルの中間部に、該ムーンプール径より大 きな径を有する拡幅空洞部を設けると共 に、前記ムーンプール船底開口部周りの 船底外板から拡幅空洞部内へ複数のバイ パス孔を導通せしめてなる船体ムーンプ ール構造。
JP11929886A 1986-05-26 1986-05-26 船体ム−ンプ−ル構造 Pending JPS62279185A (ja)

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JP11929886A JPS62279185A (ja) 1986-05-26 1986-05-26 船体ム−ンプ−ル構造

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JP11929886A JPS62279185A (ja) 1986-05-26 1986-05-26 船体ム−ンプ−ル構造

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JPS62279185A true JPS62279185A (ja) 1987-12-04

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100587227B1 (ko) * 1998-06-30 2006-09-14 삼성중공업 주식회사 2단의 문풀 구조를 구비한 시추선
KR20090058187A (ko) * 2007-12-04 2009-06-09 대우조선해양 주식회사 시추선의 문풀 구조물 유동저감 구조
US7918174B2 (en) * 2006-05-11 2011-04-05 Samsung Heavy Ind. Co., Ltd. Anti-sloshing device in moon-pool
JP2014503424A (ja) * 2011-01-25 2014-02-13 イデオル 環状浮体

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US7918174B2 (en) * 2006-05-11 2011-04-05 Samsung Heavy Ind. Co., Ltd. Anti-sloshing device in moon-pool
KR20090058187A (ko) * 2007-12-04 2009-06-09 대우조선해양 주식회사 시추선의 문풀 구조물 유동저감 구조
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