JPS62277331A - 蛋白質標識のための放射性ハロゲン化小分子 - Google Patents

蛋白質標識のための放射性ハロゲン化小分子

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JPS62277331A
JPS62277331A JP61136324A JP13632486A JPS62277331A JP S62277331 A JPS62277331 A JP S62277331A JP 61136324 A JP61136324 A JP 61136324A JP 13632486 A JP13632486 A JP 13632486A JP S62277331 A JPS62277331 A JP S62277331A
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protein
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ダニエル スコット ウィルバー
アラン リチャード フリッツバーグ
ディビッド シュスター ショウンズ
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Poniard Pharmaceuticals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 特に抗体、を標識するための放射性ハロゲン化小分子、
および蛋白質分子に高い比放射能放射性ハロゲンを導入
する方法に関する。
放射性ハロゲン化蛋白質は広範囲にわたる科学的研究の
対象物であったし、in vitroとin viv。
の両方の各種の臨床的応用に有効であるという見込があ
る。例えば、放射性ヨウ素化フェリチンは血清中のフェ
リチン濃度のin  VitrO診断的測定に用いられ
る。放射性ヨウ素化甲状腺刺激ホルモンは同様の検定に
用いられる。
ハロゲンのfli射性射程核種断的県影および放射線療
法の両方にとって非常に魅力的なものとする性質をもつ
、例えば、ヨウ素−123としての放射性E ウ# (
 T  i/ 2 = 13h、+59KeVガンマ、
電子捕獲)は瑛在のガンマカメラによる擺影には殆ど理
想的であり、ヨウ素−131<7 1/2 =8d、3
64KeVガンマ、ベータ粒子)は、より質の低い像を
作るけれども、甲状腺の臨床的放射線療法に有効である
ことが焼成されている。同様に、臭素−75(T +/
2 =  1.6h 、陽電子)および臭素−76(T
 I/2 =16h 、陽電子)のような臭素放射性核
種は陽電子断層撮影にとってよい性質をもち、臭素−7
7(T 1/2 − 2.4d 、いくつかのガンマ、
電子捕獲〉は放射線療法にとってよい性質をもつ、弗素
−18(T 1/2 =110min, lijlTi
子)およびアスタチン−21 (T I/2 −  7
.2h 、アルファ粒子)のような他の放射性ハロゲン
はまた放射線撮影および放射線療法にとって将来有望な
物質である。
その高い特異性と!!瘍細胞表面の抗原に対する親和性
により癌組織に局在するモノクローナル抗体のrA発は
診断と治療に対する放射8!!標識抗体の臨床的応用の
期待を増した。抗体はその高い特異性により、癌部位に
放射能を放出する特異的riIl射性核種を付着させる
担体分子として有望である。
残念ながら、in vivoで使用するための放射性ハ
ロゲン標識抗体の日常的な臨床的診断または治療への応
用は今のところない。抗体や他の蛋白質の直接的放射性
ハロゲン標識は難しいことが分っている。抗体は故!)
1線標識反応条件に対しているいろな感受性を示し、放
射性ハロゲン化に必要な酸化反応条件は特に有毒である
。蛋白質の直接的放射性ヨウ素化は日常的となってきて
いるが、蛋白質の生物学的活性の無視できない減少が起
ることが非常によくある。付着した放射性ラベルの安定
もいろいろ変化すると考えられる。例えば、抗体からの
放射性ヨウ素の喪失はある標識抗体では24時間で50
%にも上ることが分っている。放射性臭素化は放射性ヨ
ウ素化よりも強い酸化反応条件を必要とし、蛋白質を直
接に放射性臭素化する試みは、高価で面倒であるけれど
も酵素を酸化剤として使用しなければ、成功例は少ない
。ざらに、蛋白質の直接的放射性ハロゲン化は先ずヂロ
ジル残基で起り、チロシンの放射化フェノール環は結果
として生ずるオルト−置換放射性ハロゲンラベルの固有
の電子的不安定の一因となっている。放射性ハロゲンラ
ベルはまた立体障害効果の原因にもなっており、ざらに
構造的に同じ甲状腺ホルモン、すなわちチロキシンを異
化するディオディナーゼ酵素に利用できる。
直接的な放射性ハロゲン化に必要な厳しい反応条件に蛋
白質をおくのを回避する1つのアプローチは別々の反応
容器中で放射線標識され、その結果緩い反応条件下で蛋
白質にカップルされる小さな分子の使用である。このア
プローチは市販されているBolton −Hunte
r試薬、N−スクシンイミジル−3−(4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート、の基本である。それにより
、中程度の放射性標識収量が放射性ヨウ素を用いて得ら
れているが(放射性蛋白質の35〜60%収り 、 1
11射性ヨウ素ラベルの安定性は化学的に類似した放射
性ヨウ素化チロシル残基について述べられているのと同
じ問題をこうむる。同様に、市販されているW00dS
試薬、メチル−4−ヒドロキシベンズイミデート、は蛋
白質への付着の前に放射性ヨウ素化することができる。
しかしながら、放射性ヨウ素化生成物はまたオルト−ヨ
ウ素化フェノールの固有の不安定性にも見舞われる。こ
れらの試薬は望まれるだけの安定な放射性ラベルを生じ
ないけれども、蛋白質の非活性化はその使用からは少し
しか起らないので、それは放射性ヨウ素化に広く利用さ
れている。
活性化芳香族環は高い比放射能放射性ヨウ素をこれらの
分子に導入するために必要であるのでフェノール環はB
olCon −Hunter試薬とW00d’s試薬の
両方に利用される。放射性ラベルがより安定にくっつく
ように、放射性ハロゲンをフェノール以外の芳香族環を
含む小さな分子に導入することが非常に望ましい;さら
に、ヒドロキシルが存在しないならば、放射性ラベルは
電子および立体障害効果を余り受けない。
文献の中の最近の報告は、高比放射能放躬性ハロゲンを
前記の欠点なしに蛋白質にくっつけることのできるより
複雑な有機分子にではなくて、簡単な有機分子の非活性
化芳香族環に導入する有機金属中間体の使用を述べてい
る。
本発明は高比放射能ハロゲン放射性核種を蛋白質の生物
学的活性を保持する条件下で蛋白質に抱合されつる小さ
な分子の非活性化芳香族環に導入する迅速かつ有効な方
法を提供する。非活性化芳香族環への放射性ハロゲンの
置換はフェノールのような活性化芳香族環へのこれまで
の方法による置換よりも安定性の高い放射性81!!識
蛋白質を提供する。ざらに、放射性ハロゲンは、ディオ
ジナーゼ酵素による攻撃をうけやすくない放射性ラベル
を与えるためにヒドロキシ官能性を含まない芳香族環の
パラまたはメタのような位置に置換することができる。
この方法によって、ハロアリール化合物は次の有機金属
グループ、Sn  (n−8u )3あるいt、t S
n jyle 3の1つによりメタル化される。その結
果生成するアリール錫化合物は次の有機金属グループ、
HQX2、H9(○△C)2、BXl、あるいはBZ3
、この場合のXは(18) 、3r 、iRルイは■で
、Zはアルキルあるいはアルコキシである。
この1つと部位特異反応においてメタル転移される。そ
の結果、メタル化化合物は脱メタル反応によって放射性
ハロゲン化される。蛋白質への抱合に適した官能基が放
射性ハロゲン化の後あるいはむしろ前に加えられる。
R+ が放射性ハロゲンかあるいは前述の有機金属グル
ープの何れか1つであり、Anは芳香族あるいは複素式
芳香族環であり、R2は芳香族環を強く活性化せず、蛋
白質の生物学的活性を保持する垣鎖置換基であるところ
の式、R+  Ar−R20)化合物も提供される。本
発明の放射性ハロゲン化小分子は診断や治療に用いられ
るモノクローナル抗体のような蛋白質に抱合されつる。
本発明は、Xが放射性ハロゲンであり、Arが芳香族ま
たは複素式芳香族環であり、Rが、放射性ハロゲンXが
置換される環Arを強く活性化せず、蛋白質の生物学的
活性を保持する緩い、例えばアシル化、条件下で蛋白質
への抱合に適した官能基をもつ短鎖置換基であるところ
の式IvX−Ar−RI の放射性ハロゲン化小分子に関する。式Iの化合物は診
断または治療に用いられる試薬を提供するためにモノク
ローナル抗体あるいは血漿蛋白質のような蛋白質(ある
いは引き続いて蛋白質にカップルされるアミノ酸重合体
のような担体)にカップルされる。
ここで用いられているように、記号Xはヨウ素、特にl
−123、l−125、およびI −131:臭素、特
にB r−75、B r−76、およびB r−77:
弗素、特にF−18:およびアスタチン、特にAC−2
11の放射性同位元素を示す。診断的厖影目的のための
望ましい放射性ハロゲン!Xはl−431を含み、ガン
マカメラによる撮影にはl−123が最も望ましい。ま
た陽電子断層撮影にはF−18、Br−75、および3
 r−76が望ましい。診療的放射線療法のためには、
望まれる放射性ハロゲン”×はl−131、(3r−7
7、およびAt−211を含む、in vitro放射
線免疫検定のための望ましい放射性ハロゲノXはl−1
25とl −131を含む。本発明により、デハロゲナ
ーゼ酵素による異化を受けにくい放射性ハロゲンを提供
するために、放射性ハロゲン7Xはデハロゲナーゼ酵素
による異化を受けにくい放射性ハロゲンを提供するため
に置換基Rに関係する環Ar上のパラ−またはメタ−位
にある。
記号Arは芳香族または複素式芳香族環を示す。
望ましい環Arはベンゼン、ごリジン、フラン、および
チオフェンを含み、後者の3つが水溶性促進のためによ
り好ましい。環Arの炭素原子への放射性ハロゲンの付
加は芳香族または複素式芳香族環の炭素−ハロゲン結合
の結合度増加によりアルキル炭素原子への付加以上に望
ましい。ff1Arの性質は決定的ではなく、モノ−1
ご−、トリーあるいはより高い環数であってもよいが、
単環は水溶性が大きいために望ましい。環Arは全て炭
素原子から成るかあるいは窒素、酸素、または硫黄のよ
うなペテロ原子から成る。ピリジン、フラン、あるいは
チオフェンのような複素式芳香族環を含んでいることに
より、放射性ヨウ素化小分子抱合体の水溶性を増すこと
ができる。ニトロ、スルホン酸、カルボン酸、あるいは
ジアルキルアミン基のような極性置換基を用いてFXと
Rを除外して、環Arをさらに置換することは水溶性を
促進するためにも利用される。水溶性の増進は蛋白質と
の抱合反応においてより高い収率(および可能性のより
少ない凝集)を与え、抗体抱合体の好脂性の摂動を少な
くするために望ましい。他の置換基は酵素的分解に対し
ていくらかの調整を行うために加えられる。
記号Rは次の3つの必要条件に合致する置換弁を示す:
先ず、R置換基は求電子的置換反応に対して環Arを強
く活性化するはずがない。別の言葉で言うと、Rは遊離
のヒドロキシあるいは1次的アミン置換反応により作ら
れる増加の順にArの電子密度を増す結合により環Ar
に結合されることはない。第2に、非抱合あるいは開裂
した放射性ハロゲン化分子が腎臓により迅速に除去され
るように、Rは短鎖置換基でなければならない。
このように、Rはアリール結合と蛋白質抱合のための官
能基の間のアルキルまたは他のスペーサ−鎖を含むこと
が考えられるが、このようなスペーサー鎖は5以下の、
3以下が最も望ましいが、直鎖炭素原子を含まねばなら
ない。第3に、R置換基は蛋白質の生物学的活性を保持
するアシル化またはアミシネ−シコンのような緩い抱合
条件下での蛋白質への抱合に用いられる官能基をもって
いなければならない。このように、Rは蛋白質、糖蛋白
質、あるいは続いて蛋白質分子に抱合されるアミノ11
!重合体のような担体分子のアミノ酸または炭水化物残
基上の対応する官能グループ〈あるいは抱合結合部位〉
への共有結合のためのイミドエステルまたはイミデート
エステルのような官能基(ここではQと名付ける)を与
えなければならない。
前述の目的のための適切な官能基Qはフェノールエステ
ル(例えば、バラ−ニトロフェノール)、イミドエステ
ル(例えば、スクシンイミドエステル)、イミデートエ
ステル、酸無水物、アシルスクシンイミド、アルデヒド
、イソチオシアネート、ヂA−ル、ジアゾ、アミン、ヒ
ドラジン、ハロゲン化アルキル、マレイミドのようなM
 1chael受容器α、β−不不飽和シルボニル化合
物および共有結合により分子を蛋白質に結合させるのに
用いることのできる他のグループを含む。R1換基が官
能基Qの前駆物質をもっところの式Iの放射性ハロゲン
化小分子も提供される。適切な前駆物質はQがフェノー
ルエステル、イミドエステル、酸無水物、アシルスクシ
ンイミド、あるいはマレイミドであるところのカルボン
酸、Qがイミデートエステルであるところのニトリル、
Qがアルデヒドであるところのアルコール、Qがイソチ
オシアナート、チオール、ヒドラジンあるいはアミンで
あるところのハロゲン化物、およびQがジアゾあるいは
マレイミドであるところのアミンを含む。
代表的なRfl換基はイミドエステル、アルキルイミド
エステル、アミドアルキルイミドエステル、イミデート
エステル、アルキルイミデートエステルおよびアミドア
ルキルイミデートエステルを含む。
本発明の代表的な放射性ハロゲン化小分子は、×が前述
のような放射性ハロゲンであり、nは整数であり、Qは
前述のような官能基であるところの式■とmの化合物を
含む。
放射性ハロゲンは芳香族環Arのどの放射性異性体とし
ても位置することができるが、放射性ハロゲンが立体的
不安定性およびディオディナーゼ酵素による異化を受け
にくくするためにバラ−あるいはメタ−置換が好ましい
。スペーサー成分(cH2)nは12までであるが、好
ましいのはわずか5の直鎖炭素原子を含む直鎖または枝
分れ鎖アルキルまたはヘテロアルキル基である。最も望
ましい具体例においては、わずか3の直鎖炭素原子が官
能基Qを芳香族環から分離している。すなわちn−0,
1,2,または3である。診断的撮影のためにバックグ
ラウンド放射能を迅速に取り除き、生体器官に対する放
射線日を最小にするためには、アルキルスペーサー成分
は、非抱合および化学的または酵素的開裂放射性ハロゲ
ン化化合物が心臓または肝臓にあける脂肪酸分解経路を
通じてよりも腎臓を通じて迅速に除去されるように、短
くしなければならない。他方、ある応用のためには、放
射性標識アリール環と蛋白質の間の短いアルキルまたは
ヘテロアルキルスペーサーが望ましいと考えられる。
本発明の放射性ハロゲン化小分子の実例である非制限的
な例は、N−スクシンイミジル3−(4’  −[”I
 Eヨードフェニル)−プロごオネート、メチル3− 
(4’  −[”r ]ヨードフェニル)プロピオイミ
デート、N−スクシンイミジル4−[131I]ヨード
ベンゾエート、メチル4−[”l+]−ヨードベンズイ
ミデート、N−スクシンイミジル4−〔13111−ヨ
ードベンズアミドアセテ−1〜あるいはN−スクシンイ
ミジル4−[”’I]ヨード馬尿酸エステル、メチル4
−[’INヨードベンズアミドアセトイミデート、およ
び4−[:”’I]ヨードベンズアミドアセトニトリル
を含む。
また、本発明によりMがSn  (n−EBu )3 
 (BUはブチル)、snMe3 (Meはメチル)、
HOX <XはCff1.SrまたはI) 、Ha 0
Ac(OAcはアセテート) 、B (OH)2 、あ
るいはBZ2  (Zはわずか5個、および好ましくは
より少数の炭素原子を含むアルキルまたはアルコキシ)
であり、ArとRの両者は式■により定義されていると
ころの式■ M−Ar −RIV の有機金属中間分子も提供される。有機金属基Mはパラ
−またはメタ−位であることが望ましい。
本発明の有機金属中間物質の実証的であるが非制限的な
例は、N−スクシンイミジル3−(4′−トリブチルス
タンニルフエニル)プロピオネート、メチル3−(4’
−1−リブチルスタンニルフェニル)プロピオイミデー
ト、N−スクシンイミジル4−トリブチルスタンニルベ
ンゾエート、メチル4−トリブチールスタンニルベンズ
イミデート、N−スクシンイミジル4−トリブチルスタ
ンニルベンズアミドアセテートあるいはN−スクシンイ
ミジル4−トリブチルスタンニル馬尿酸エステル、メチ
ル4−トリブチルスタンニルペンズアミドアセトイミデ
−トおよび4−トリブチルスタンニルベンズアミドアセ
トニトリルを含む。
式■の化合物を合成する方法が提供される。簡単に言う
と、下に述べる3つの反応の1つは官能基Qあるいは官
能基Qの前駆動物質をもつハロ芳香族誘導体の位置的異
性体をメタル化するために使用される。メタル化にはS
n  (n −8u )3あるいはSnMe3のような
トリアルキル錫試薬が用いられる。その結果生成するア
リール錫化合物は、XがSr Iあるいは好ましくはC
2で、Zがアルキルあるいはアルコキシであるところの
次の有機水銀あるいは有機ホウ素試薬、HG X2 H
!1(OAC)2、BX3あるいはBz3の1つとの部
位特異性反応においてメタル転移ざbる。その結果生ず
る有機金属中間物質は下に述べるメタル化反応により代
りにつくられる。スタンニル化あるいは別のメタル化化
合物は、官能基Qが存在してからが望ましいが、脱メタ
ル反応により放射性ハロゲン化される。
前記有機金属試薬は既知の化学により得られ、例えば△
Ipha  Products 、 [)anvers
、 MAから市販されている。
弐■の有機金属中間分子の前駆動物質は既知の化学によ
り得られ、市販もされている。適切な前駆物質分子は、
バラ−ブロム−およびバラ−ヨード安息香酸(pfal
tZおよび3 aLler、 5talllford。
Conn、)、パラ−ブロム−およびパラ−ヨードベン
ゾニトリル(P ra+tzおよびB auer)を含
む。
パラ−ブロムフェニルプロごオン酸の高収率の合成は実
施例1に)ホベる。酸の対応するニトリルへの転換はJ
、○rg、 Chem、41 (7) : 1187−
1191゜1976年に)ボへられているようにして行
うことができる。アリールスタナンの合成は次の明らか
に異なった3つの反応のいずれか1つにより行うことが
できる。第1の反応においては、ハロ芳香族化合物は−
100℃近くでn−ブチルリチウムとあるいは室温でマ
グネシウムと反応させ、次いでアリール金属をトリアル
キル錫試薬のハロゲン化物誘導体と反応させる。第20
)反応においては、ハロ芳香族化合物はヘキサアルキル
ジ錫およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラ
ジウムと反応させる。第3の反応においては、ハロ芳香
族化合物はトリアルキルスタンニルアルカリ(例えば、
トリメチルスタンニルナトリウム)と0℃でテトラグラ
イム中で反応させる。
有機水銀および有機ホウ素中間物質の合成は前述の方法
によって(Q rganometal l ic  C
hem、 Rev、  1 :  305− 329.
1982;丁etrahedron  38(12) 
: 1713−1754.1982)あるいは前記アリ
ールスタナンのメタル転移によって行われる。アリール
錫化合物の前記有機水銀あるいは有機ホウ素グループの
1つによるメタル転移は芳香族環への部位特異性置換を
達成するために11ねれる。例えば、B(18)s と
のメタル転移は対応するアリール−BCI!2化合物を
生じ、これは次に対応するアリール−8(OH)2化合
物に転換されるベースとなれる。Hg (OAc )2
 との反応は、ハロゲン化物イオン(X>との反応によ
りアリール−HりXにさらに転換される対応するアリー
ル−Hg○AC化合物を生成する。
放射線標識されることになっている化合物を蛋白質にく
っつけるには、優れた残るグループ、例えばヒドロキシ
スクシンイミドを含むエステルにカルボン酸前駆物質グ
ループを転換することにより、あるいはシアノ前駆物質
をイミデートエステルに転換することによって得ること
ができる官能基Qが必要である。このような転換は蛋白
質のアミノ基(例えばリジン残基)、チオールあるいは
ヒドロキシ(あるいは余り好ましくないがカルボキシレ
ート)のような対応する官能基との反応へ向って分子を
活性化するものと考えることができる。アルカリ金属中
間物質の求核的性質により、これらの試薬が使用される
場合には、活性化イミドおよびイミデートエステルある
いは他の求核的試薬に感受性のある前記官能基Qはトリ
アルキル錫官能性を芳香族環に導入した後でのみ合成す
ることができる。従って、我々は、第20)アリールス
タナン合成反応は求核反応に感受性のある化合物を製造
するのに特に有用であることを認めた。
活性化イミドおよびイミデートエステルあるいは他の官
能基Qを放射性ハロゲンを導入する前につくることによ
って、放射線化学的収率のロスと他の方法では生ずると
思われる放射線化学的不純物の取込みを避けられる。
アリール錫かそうでなければ遊離のカルボン酸またはそ
のスタンニルエステルからのメタル化誘導体のN−スク
シンイミジルエイチルへの転換は、無水テトラヒドロフ
ラン(THF)中でジシクロへキシルカルボジイミド(
DCC>およびN−ヒドロキシスクシンイミド(NH8
)を用いて放射線ハロゲン化ステップ前に達成される。
しかしながら、シアン化合物からのイミデートエステル
の合成はアリール−金属結合、特にアリール錫結合の酸
不安定性により問題とされている。このように、シアン
含有化合物はイミデートエステル生成の前に放射性ハロ
ゲン化される。望ましい方法は対応するハロゲンジニト
リルあるいはハロアリールアルキルニトリルのイミデー
トエステルを生成し、その後でイミデート含有化合物を
ヘキサアルキルジ錫およびテトラキス〈トリフェニルホ
スフィン)パラジウムを用いて(第20)アリールスタ
ナン合成ルートを用いて)メタル化することである。
対応するN−スクシンイミジルエステルの放射線ハロゲ
ン化は部位特異的膜メタル反応により所望の化合物を生
成する。N−スクシンイミジルエステルの加水分解の可
能性により、反応は反応時間を最小にする条件を用いて
行うべきである。例えば、反応物質は反応時間を短縮す
ることによって加水分解を最小にするために室温にもっ
てくる。
あるいは、加水分解が比較的遅い反応混合物が用いられ
る。驚いたことには、反応混合物に酢酸を加えるとN−
スクシンイミジルエステルの加水分解が非常に遅くなる
。例えば、4−トリーローブチルスタンニルベンゾエー
トのN−スクシンイミジルエステルは5%酢酸/メタノ
ール溶液中で何ケ月も安定であることが認められており
、例えば3olton −1−(untcr法で一般に
経験する短時間の制限を有利に取り除いている。
放射性ハロゲン化反応混合物は精製あるいはワークアッ
プ工程の前に添加される稀チオ疏酸ナトリウム溶液をも
っていなければならない。残留する放射性ハロゲン化物
の分離はクロマトグラフィーによる分離によって放射性
標識蛋白質の精製の前あるいは精製の間に簡単に完了す
ることができる。
放射性ハロゲン化反応は水、メタノール、エタノール、
あるいはその混合物のようなプロトン溶媒中で実施され
る。アルコール溶媒は放射性化合物を蛋白質溶液に加え
る前にうまく除去することができる(あるいは逆もまた
同じ)。しかし、非プロトン溶媒(例えば四塩化炭素)
は、2相システムは遊離の放射性ハロゲン化物を標識化
合物から分離する便利な方法を提供できることから放射
性ハロゲン化に使用することができる。
放射性ハロゲン化は放射線−HPLCにより、例えばM
e OH/1%HOACの混合物で水中に稀釈逆相高性
能液体クロマトグラフカラム(c−18〉上で監視し、
精製することができる。
また、放射性ハロゲンの導入が所望の放射性ハロゲン化
分子を与える適切な試薬と一緒に適切な官能!!Qをも
つ化合物(TV)を含むバイアルを含めた臨床使用のた
めの放射性薬剤キットも提供される。次いで、放射性ハ
ロゲン化生成物は、別々のバイアル中に与えられるモノ
クローナル抗体のような蛋白質に抱合される。キットは
また放射性ハロゲン化蛋白質製品からの残留する前駆物
質と不純物のクロマトグラフィーによる分離のための1
個以上の小さなカラムを含む。
本発明は次の実施例によりさらに詳しく説明される。
実施例1 3−(4−ブロムフェニル)プロピオン酸の合成 窒素下で無水テトラヒドロフラン(THF)中に溶解し
た10.0gの2.4,4.−1−ウメチル−2−オキ
サゾリン(88gモル)を含むフラスコを一78℃(ド
ライアイス/アセトン浴)で10分間平衡を保たせた。
このフラスコにゆっくりとn−ブチルリチウム(1,6
N、 85 mモル) 5511Lを加えた。次に、淡
黄色の溶液は一78℃で窒素のもとて200m lの無
水THF中に29.49の(100mモル)4−ブロム
ベンジル臭化物を含む第20)フラスコに移した。
その添加が完了したら、反応混合物は一78℃で20分
間撹拌した二次に冷浴を取り外し、撹拌を3時間続けた
飽和N H4(15),0200m1量を加え(t1重
に〉、2つの相を分離した。THF層を無水MgSO3
上で乾燥させ、油を生成させるために蒸発させた。
この油を2001111のジメトキシエタンと100f
flLの3NH(18)中に溶解し、5時間還流させる
ために加熱した。その結果生ずる溶液を氷に注ぎ、淡黄
褐色の固体を集めたく収量:17g)。
この固体を約300mしの15%KOH中に溶解し、2
QOi Lのジエチルエーテルで抽出した。KOH溶液
を氷で稀釈し、aHC,Qで酸性化した。白色の沈澱物
を集め、H20で十分に洗った(収量=10g)。
実施例2 4−トリーローブチルスタンニルベンゾニトリルの合成 蒸留したばかりの無水THF中に1当@(例えば、10
0I11モル)の4−ブロムベンゾニトリルを含むフラ
スコを窒素のもとて約30分間約−100℃(ジエチル
エーテル/液体窒素浴)で平衡を保たせておいた。次に
、このフラスコに1.1当m(例えば11 mモル)の
n−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中に2.3M )を
−90℃以下の反応温度を保たせるような速度で添加し
た。添加が完了したら、反応混合物を更に5分間約−1
00℃で撹拌した。
次に、無水THF中の1.1当聞く例えば、11 mモ
ル〉のトリーn−ブチル錫塩化物の溶液を1滴づつ加え
た。前と同じく、その添加は反応温度を=90℃以下に
保つような速度で行った。その添加が完了したら、反応
混合物を30分間−100℃で撹拌した。次いで、冷浴
を取り除き、反応混合物は2時間以上で室温になるよう
にした。
次に、THFを回転蒸発により除去し、乳状の油が得ら
れた。この油をCH2(18)2中に溶解し、H20で
洗い、M(lsOJ上で乾燥させた。CH2(18)2
0)蒸発により淡黄色の油が生成したく96%)。13
2℃7100ミクロンでの蒸留によるこの油の精製によ
り、HPLC分析で85%純度の無色の油が得られた。
HNMR<CD(18)3)δ 0.68−2.0(m
 、 27H)、7.68  (s 、4H)。
実施例3 トリーn−ブチルスタンニル4−(トリーn=ブチルス
タンニル)ベンゾエートの合成 方法1ニー100℃(ジエチルエーテル/液体窒素)に
冷やした無水T HF 100mL中の2.01g(1
0mモル〉の4−ブロム安息香酸(A lra  p 
roduCtS >の溶液に(温度計、添加漏斗および
磁気撹拌棒を装備したフラスコ中で)、ヘキサン(Ae
drich )中の13.5 mL (21mモル)の
4.55 Nn−ブチルリチウムを内部温度が一90℃
を越えないような速度で1滴づつ添加した。粘性のある
混合物を一78℃にまで温め、5.70mL (6,8
3g) 、21mモル)の塩化n−トリブチル錫(△1
drich)を15分以上かけて添加した。添加が完了
したら、混合物を室温にまでもってきて、1時間撹拌し
た。
次に、混合物に150m Lの飽和<NH4)2304
溶液を添加し、混合物を150111Lのジエチルエー
テルで抽出した。上層をかん水で洗い、乾燥しくMqS
○4)、ろ過し、濃縮して7.4913の液体が得られ
た。シリカゲルクロマトグラフィーによる精製(25%
EtOAc/ヘキサン)で2,320 (33%)のト
リーローブチルスタンニル4−(トリーn−ブチルスタ
ンニル)ベンゾエートが粘性のある油として得られた:
  ’HNMR<C(18) )4  δ 0.32−
2.70  (m 、 54H)、7.50  (d 
、 J−7Hz、2H)、7.99  (d 、 J−
7H2,2H)。
I R< ncat) 1635.1450.1315
cm−’ 。
方法2:N2雰囲気の下で7.6 mLのへキサブチル
錫(Al!fa)および10111Lのトルエン中の1
、OOG(5mモル)(7)4−70ム安患香酸(AI
!l1ha)の撹拌した懸濁液に58+ngのテトラキ
ス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(○)(Ag
drich )を添加し、混合物を95℃で20時間撹
拌した。
涼しい時には、オレンジ色の混合物が1oO11ILの
10%水性KF液と100fflLのジエチルエーテル
の間で分配された。エーテル層はかん水で洗い、乾燥し
くM(+ 504 ) 、ろ過し、濃縮し、K uge
lrohrにより蒸留し、 1.14g(33%)のト
リーn−ブチルスタンニル4−(トリーn−ブチルスタ
ンニル)ベンゾエートが粘性のある油として得られた:
  200−250℃で蒸留、0.25+nm Hg。
実施@4 N〜スクシンイミジル4−(トリーローブチルスタンニ
ル〉ベンゾエート 18.41111の無水THF中の1.29g (1,
84mモル)のトリーローブチルスタンニル4−(トリ
ーローブチルスタンニル)ベンゾエートの溶液に417
mg(2,021I1モル)のジシクロへキシルカルボ
ジイミド< S iu+a)と212mg  (1,8
4mモル)のN−ヒドロキシスクシンイミド(S ig
ta>を添加し、混合物を室温で15時間撹拌した。固
体はろ過によって除去し、混合物を濃縮した。シリカゲ
ルクロマトグラフィーにる[1(25%EjOAc(ヘ
キサン)で731mg  (78%)のN−スクシンイ
ミジル4−(トリーn−ブチルスタンニル)ベンゾエー
トが生成した。  HNMR(cDCffi3)δ 0
.50− 2.20  ([Q 、27H)、2.90
  <s 、 4H)、7.65(d 、J=8Hz 
、2H)、8.06  (d 、 J−8Hz 、2H
) 、I R(niat) 1780.1750.11
90.1055.980cm −’。
実施例5 4−(トリーローブチルスタンニル)馬尿酸の合成 6.4m lのCH3CN中の406mg  (0,8
0mモル)のN−スクシンイミジル4−(トリーブチル
スタンニル)ベンゾエートの溶液に224μL(1eo
mg、1.60mモル)のEC3N (Fisher 
)を、次イテ1.6m lのH2C中の60mg (0
,8mモル)のグリシン(F 1sher )の溶液を
加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、次に10m L
の5%z c Q水溶液とiom LのEC20の間で
分配させた。Et20層をかん水で洗い、乾燥しくMg
5O4)ろ過し、濃縮し、374mg (100%)の
4−〈トリーn−ブチルスタンニル)馬尿酸、その後の
反応に十分純粋な粘性のある油、が得られた:  ’H
NMR(cDC23)60.40−2.50  (m 
、 27H)、3.94−4.53 (+11 、2H
)、6.70−7.25 (m 、コH)、7.53 
 (d 、 J−8H2,2H)、7.80(d 、 
J−8Hz 、 2H)  9.00−9.65  (
brds。
1 H) 、 I R(neat) 3330.172
0.1635.153cm−直により強い吸収をもつ3
600−2300範囲。
実施例6 N−スクシンイミジル4−(トリーローブチルスタンニ
ル)馬尿酸エステルの合成 8mLのTHF中の375mQ (0,80m−E/l
z ) (7) 4−(トリーn−ブチルスタンニル)
馬尿酸の溶液に182mgのジシクロヘキシルカルボジ
イミドlIla)、次いで92mgのN−ヒドロキシス
クシンイミド$ ( S igma)を加えた。混合物
を室温で6時間撹拌し、次に酢酸を3滴加えた。混合物
をろ過し、濾液を濃縮し、油っこい固体にした。シリカ
ゲル上のクロマトグラフィーによる精製(50%EtO
Ac/ヘキサン)により、純粋なN−スクシンイミジル
4−(トリーローブチルスタンニル)馬尿酸エステルi
sgma  (35%)が白色の固体として得られた:
 ml) 1(19−111℃(EtOAc/ヘキサン
);’HNMR(000区3)δ 0.33−2.27
  (m、27H〉、2.85  (s 、4H)、4
.66  (d 、 J=6Hz 、2H)、7.02
  (t 、 J=6Hz 、 I H)、7.63 
 (d 、 J=8Hz 、2H)、7.89  (d
 。
J=8Hz 、2H)。
実施例7 トリーローブチルスタンニル3−<4’  −トリーn
−ブチルスタンニルフェニル〉プロピオネート T HF 125mLとヘキサン2Sm L中の2.2
5g(10mモル)の3−4′ −ブロムフェニル)プ
ロピオン酸の溶液(N!雰囲気したで、N2注入口、添
加漏斗、および温度計を備えたフラスコ中で)、を−1
00℃に冷却下(ジエチルエーテル/液体窒素)。この
溶液に溶液の温度が一90℃を超えないような速度でヘ
キサン(A Idrich)中のブチルリチウムの1.
55 M溶液13.5 mL (21mモル)を1滴づ
つ添加した。生成する粘性の塊を1z2時間以上−75
℃に温めておき、5.70111の塩化n−トリブチル
錫(A Idrich)を1分間以上1滴づつ添加した
。次に、この混合物を再び液状にし、30分間−15℃
で撹拌した。次に、冷浴を取り外し、混合物の温度が室
温に達するまでこれを撹拌した。
この混合物に1001Lの飽和(NH4)2 SO4溶
液を加えた。分離漏斗の中で撮った後、上層を1001
1ILの10%KF液と50mLのかん水で連続的に洗
い、MQ 304で乾燥させ、ろ過し、濃縮して、ろう
状の固形物を得た。この物質のH20/アセトンからの
2回の再結晶により、405mg(42%)のトリーロ
ーブチルスタンニル3−(4’−i−リ〜n−ブチルス
タンニルフェニル)プロピネートが白fA粉末トシT生
成シタ:mps9−6o℃:IHN M R(cD(1
8)3)δ0,50−2.34  (lit 、 54
H)、2.75  (m  、  4H)  、 7.
23  (d  、  J−8H2。
2H)  、 7.45  (d  、  J−8t−
1z  、  2H)  ;  IR(melt)+6
95.1530cm−’ 。
実施例8 N−スクシンイミジル3−(4’−t−ソーn−ブチル
スタンニルフェニル)プロごオネートの合成 6.5 mLの無水THF中の4601110  (0
,63In モル)のトリーローブチルスタンニル3−
<4’  −トリーローブチルスタンニルフェニル)プ
ロピオネートの溶液に143mQ  (0,69mモル
)のシンクロヘキシルカルボジイミド(S igma)
を、次いで73mg(0,63mモル)のN−ヒドロキ
シスクシンイミド(S igma)を添加した。この混
合物を24時間撹拌し、37μL (38mg、0.6
3 mモル)の酢酸を添加した。この混合物をろ過し、
5Iilシた。シリカゲルクロマトグラフィー(30%
F(○Ac/ヘキサン)による精製で、約195mg(
58%)のN−スクシンイミジル3−(4’−1−ジ−
1−ブチルスタンニルフェニル)プロごオネートを粘性
の油として得た:’HNMR(cDCi3)δ 0.3
8−2.15(m、27)−1)  、  2.53 
− 3.32  (+11 .8H)  、7.20 
 (d  、J−8Hz  、 2H)  、  7.
38  (d  、J−8Hz  、  2H)  :
  IR(neat)1820.1790.1740、
1185、1045cIlr’ 。
実施例9 メチル4−ブロムベンズイミデートの合成全ての固形物
が溶液になるまで、20 mlのメタノール中の7.2
0  (4011モル)の4−ブロムベンゾニトリル(
P faltzと3auer)の懸濁液を通じてH(1
8)、ガスを泡立たせた。メチル4−ブロムベンズイミ
デートの塩化水素塩の長い針晶が生成される90時間の
間この混合物を4℃で冷蔵庫の中に置いた。この塩を真
空ろ過により集め、8.17g(81%)の長い白色針
晶が得られ、50m1の水冷10%Na2CO3溶液と
50m1−のジエチルエーテルの間で 1.330のH
O2塩を分配することによって一塩基に転換した。ジエ
チルエーテル層を50mLのかん水で洗い、MVSO4
で乾燥させ、ろ過し、濃縮し、ヘキサンから再結晶して
、0,83a (60%全収率)の純メチル4−ブロム
ベンズイミデートを針晶としrwた: mp64−65
° ;’HNMR(cD(18)g )δ 3,91 
 (S 、 3H)、 7.60  (S 、 4H)
、7.53−7.90  (brd 、1 H)実施例
10 メチル4−(トリーローブチルスタンニル)ベンズイミ
デートの合成 N2雰囲気下トルエン2+lL中(7) 214mg(
1,0mモル)のメチル4−ブロムベンズイミデートの
溶液に 1.52  mL <  1.74(1,3,
Omモ/L、)のへキサブチルジ錫<AQfa>、次い
で11mg(0,01mモル)のテトラキス(トリフェ
ニルホスフィン)パラジウム(0)  (A 1dri
ch)を加えた。この混合物を油浴中で18時間75−
80℃で加熱した。涼しい場合には、この混合物を10
m1−の10%水性KF液と10 mLのジエチルエー
テルの間で分配させた。
ジエチルエーテル層をMQSO4で乾燥させ、ろ過し、
′a縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(25%E
t OAc /ヘキサン)による油状濃縮物の精製で、
226mg  (53%)の純粋な4−(トリーn−ブ
チルスタンニル)ベンズイミデートが粘性油として得ら
れた:’HNMR’(cC24)δ 0.54−2.1
8  (m 、27H)、3.87(s 、3 H)、
7.45  (d 、 J−8Hz 、2H)、 7.
67  (d 、 F−8Hz 、 2H) : I 
R(neat> 3340.1635cm−’ 。
実施例11 4−(3’  −プロピオン酸)フェニル臭化第二水銀
の合成 無水THF151!IL中の96111Q (0,30
mモル)酢酸第二水銀(A 1drich>の溶液に2
0℃(水浴)で1.72  mlの酢酸、次いでTHF
1mL中ノ218mgのトリーローブチルスタンニル3
−(4’−t−ジ−n−ブチルスタンニルフェニル)プ
ロピオネートの溶液を加えた。生成する溶液を20℃で
1時間撹拌し、+5m1−の水性3%KBr液を加えた
。さらに1時間後、白色の沈澱物が瑛われるまで回転蒸
発器で殆どのTHFを除去し、この混合物を45mLの
N20で稀釈した。沈澱物を真空ろ過により集め、少量
のEt OHで洗い、93mg (72%)の4−(3
′プロピオン酸)フェニル臭化第二水銀か白色の固形物
として得られた:’HNMR<DMSO−d6)62.
23−3.(19  (m 、4H)、7.15(d 
、J=8Hz 、2M)、7.39  (d 、 J=
8Hz、2H);質!スペクトル(ce)lIl/z4
31、 433  (M  +  18.7 、 6.
0) 、  351  <27)  、  133(1
00)。
有機ホウ素グループを含むメタル転移は同様の方法でな
しとげられる。
実施例12 N−スクシンイミジル4−〈トリブチルスタンニル)ベ
ンゾエートの放射性ヨウ素化5%HOAc /メタノー
ル50μL中に10−50μ9のN−スクシンイミジル
4−(トリーローブチルスタンニル〉ベンゾエート(0
,02−0,10μモル〉3含むバイアルにメタノール
jO−20μL中の10−20μ(]  < 0.08
−0.45μモル)のN−クロルスクシンイミドを添加
した。この溶液に10μしのN a llr I溶液(
[) elbecco’sノV) lvuM衝Fa :
 Gibco  1−abo )  (100μCi 
−2m Ci >を加えた。3−5分後に、Na 23
205(7) 0.25 μg/ mL溶液20μLを
加えた。反応混合物をさらに50μLのPBS溶液で稀
釈し、容量が減少して水性のもののみになるまで溶液の
表面にN2流を吹きつけた。75−95%の放射線標識
が得られた。この物質は下で述べるように蛋白質標識試
験に直接に使用することができる。
ヨウ素−131による放射線ヨウ素化は同じやり方で匹
敵する収率で行われた。
実施例13 放射性ハロゲン化小分子による蛋白質標識前述の粗水性
放射性ヨウ素化エステル浪合物を緩衝蛋白質溶液(PH
8,5−9>を含むバイアルに移した;あるいは逆でも
よい。抱合反応(よliiで5分以内に完了した。抱合
収率は約35〜65%の範囲に及んだ。標識蛋白質はゲ
ル浸透クロマトグラフィーカラムかあるいは小孔ろ過シ
ステム(例えば、Centricon超遠心分離)の何
れかを用いて非抱合放射能から精製した。
実施例13のIW射性ハロゲン化蛋白質生成物は放射線
診断や治療に用いることがでさる。例えば、モノクロー
ナル抗体あるいは腫瘍細胞関連抗原と特異的に反応する
抗原結合フラグメントはこの方法によって放射性ハロゲ
ン化することができ、哺乳動物の身体の腫瘍細胞の位置
を撮影するために使用することができる。放射性ハロゲ
ン化抗体の適切な量は、例えば静脈内注射により、患者
の体内に導入され、その後に身体をガンマカメラのよう
なシンチレーション検出器を用いてスキャンする。この
ような放射性ハロゲン化抗体はLlsの放射線療法の目
的でも哺乳動物の体内に導入される。
器官あるいは疾患のある組織に集中する傾向のある他の
蛋白質やペプチドはこの方法によって同様に放射性ハロ
ゲン化でき、ホメオスタシスからの逸脱や疾病状態を監
視するのに利用することができる。例えば、放射性ハロ
ゲン化フィブリノーゲン(よin vivo撮影により
深部の静脈血栓症をつきとめるのに使用することができ
る。脳下垂体や他のペプチドホルモンの病気による摂取
の変動は同様にして監7′、することができる。
もつと後の例として、この明細書により放射性ハロゲン
化された抗体はin vitro放射線免疫検定に用い
ることができる。
放射性ハロゲンは抱合体の非活性化芳香族あるいは複素
式芳香族環に置換されるために、前述の放射性ハロゲン
化蛋白質の全てはしっかりと放射性標識される。ざらに
、ヒドロキシル官能性の存在なしでパラあるいはメタ−
位に放射性ハ゛ロゲンを置換することによって、放射性
ハロゲンは身体のデイオディナーゼ酵素による異化に対
して感受性がより小さくなる。
実施例14 生物分布研究 フェノール含有芳香族環により常法により放射性ヨウ素
化された蛋白質に比べて、被検者の小分子の放射性ヨウ
素化蛋白質の有利なin vivo安定性は次の動物実
験によって証明された。実験において、放射性ヨウ素の
甲状腺取込み(首の放射能により測定)はin viv
o代謝の測度として利用された。
12匹のマウスに実施例120)放射性ヨウ素化製品で
標識した抗体を注射した。3匹づつのグループを注射後
2時間、24時間、48時間および72時間開目殺し、
放射性ラベルの生物分布を常法により直ちに測定した。
その結果を第1図と第2図に棒グラフとして示す。ここ
では次の記号が用いられている。BL、[Ih液:TA
、尾;TLI、色素細胞11l:SK、皮膚;Mu骨格
筋:Bo3骨:LLI、肺;Ll、肝臓:SP、牌臓:
S丁、胃:NE、首(甲状腺を含む);に■、腎臓;お
よびIN、腸。
その結果は代りに%線量/グラム組織あるいは%総線量
として表わされる。(%総線量を示すグラフは血液、皮
膚、筋肉および骨の全身放射能の小部分を示すにすぎな
い。)甲状腺における放射能の量は最初の2時間の基線
蓄積から時間とともには増加しなかった。
24時間の安定性の比較として、追加の3匹のマウスに
既知のクロラミン−下酸化を経て放射性ヨウ素で直接に
標識された以外の同じ抗体の同一量を注射した。放射性
ラベルの生物分布は前記のように測定し、その結果を第
3図と第4図に示す。
図を見ると、24時間では被検者の生物分布と前からの
試薬の生物分布は皮膚、骨、肝臓、腎臓、および腸では
非常に類似していた。このことは放射性標識抗体が同じ
ように作用することを示している。反対に、クロラミン
−T標識蛋白質を注射した動物においては、胃と首が注
入放射性ヨウ素のかなり大きな画分を蓄積していた。こ
のことは遊離の放射性ヨウ素はクロラミン−■標識蛋白
質の代謝によって最もつくられ易いことを示している。
これらの比較試験結果は、被検者のバラ−ヨードフェニ
ル標識抗体はin vivoでずっと安定であり、この
ことは高比放射能放射性ヨウ素を含む非活性化芳香族環
はin vivoで代謝的にあるいはその反対に脱ヨウ
素化されないことを初めて証明した。対照データ(第3
図と第4図)は、クロラミン−T酸化によるように直接
的に標識されようと、Bolton −Hunterあ
るいはWood’s試薬によるように間接的に標識され
ようと、一般に放射性標識フェノール含有芳香族環に匹
敵できると考えられる。
F(ab’)2を用いた補助的な生物分布研究は、この
方法によって放射性標識された抗体画分は1nvivo
 fr陳代謝に対して安定であることを示した。
ざらに、このタイプの放射性標識試薬は前に検討した標
識全抗体製品よりも早く取り除かれ、身体器官に72時
間開目最小の残留物を残す。
本発明は優先の具体例と共に述べられたが、前)本の明
細書を読んだ後の通常技術の1つがいろいろな変化、相
当するものの置換、およびここに述べられている成分や
方法に対するその他の変動を有効にすることがで切るで
あろう。そこで、与えられる保護は特許請求の範囲とそ
れに相当する物に含まれる定義によってのみ限定される
と考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図および第4図は、実施例14に
述べられているように、本明細書により放射性標識され
たモノクローナル抗体の促進されたin vivo安定
性を確証する比較的生物分布を示す棒グラフである。 %艮i/グラム

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)^*Xがヨウ素、臭素、弗素あるいはアスタチン
    であり、Arが芳香族あるいは複素式芳香族環、および
    Rが、放射性同位元素が置換される環を強く活性化せず
    、また蛋白質の生物学的活性を保持する条件下で蛋白質
    に対する抱合に適する官能基をもつ短鎖置換基であると
    ころの式 ^*X−Ar−R をもつ化合物。
  2. (2)^*XがI−123、I−125、I−131、
    Br−75、Br−76、Br−77、F−18、ある
    いはAt−211である特許請求の範囲第(1)項に記
    載の化合物。
  3. (3)置換基Rの官能基がフェノールエステル、イミド
    エステル、イミデートエステル、酸無水物、アシルスク
    シンイミド、アルデヒド、イソチオシアネート、チオー
    ル、ジアゾ、アミン、ヒドラジン、ハロゲン化アルキル
    およびマレイミドから選ばれる特許請求の範囲第(1)
    項に記載の化合物。
  4. (4)Rがイミドエステル、アルキルイミドエステル、
    アミドアルキルイミドエステル、イミデートエステル、
    アルキルイミデートエステル、あるいはアミドアルキル
    イミデートエステルである特許請求の範囲第(1)項に
    記載の化合物。
  5. (5)^*Xが置換基に関してパラ−あるいはメタ−位
    である特許請求の範囲第(1)項に記載の化合物。
  6. (6)N−スクシンイミジル3−(4′−[^*X]ハ
    ロフェニル)プロピオネート;メチル3−(4′−[^
    *X]ハロフェニル)−プロピオイミデート;N−スク
    シンイミジル4−[^*X]ハロベンゾエート;メチル
    4−[^*X]ハロベンズイミデート;N−スクシンイ
    ミジル4−[^*X]ハロベンズアミドアセテートある
    いはN−スクシンイミジル4−[^*X]ハロ馬尿酸エ
    ステル;メチル4−[^*X]ハロベンズアミドアセト
    イミデート;および4−[^*X]ハロベンズアミドア
    セトニトリルの化合物からなるグループから選ばれた特
    許請求の範囲第(1)項に記載の化合物。
  7. (7)MがSn(n−Bu)_3、SnMe_3、Hg
    X_2、(XはCl、Br、あるいはIである)、Hg
    OAc、B(OH)_2、あるいはBZ_3、(Zはア
    ルキルあるいはアルコキシである)であり、Arが芳香
    族あるいは複素環式芳香族環であり、およびRが、Mが
    置換される環を強く活性化せず、また蛋白質の生物学的
    活性を保持する条件下で蛋白質に対する抱合に適する官
    能基をもつ短鎖置換基であるところの式 M−Ar−R をもつ化合物。
  8. (8)置換基Rの官能基がフェノールエステル、イミド
    エステル、イミデートエステル、酸無水物、アシルスク
    シンイミド、アルデヒド、イソチオシアネート、チオー
    ル、ジアゾ、アミン、ヒドラジン、ハロゲン化アルキル
    、およびマレイミドである特許請求の範囲第(7)項に
    記載の化合物。
  9. (9)Rがイミドエステル、アルキルイミドエステル、
    アミドアルキルイミドエステル、イミデートエステル、
    アルキルイミデートエステル、アミドアルキルイミデー
    トエステルである特許請求の範囲第(7)項に記載の化
    合物。
  10. (10)Mが置換基Rに関してパラ−あるいはメタ−位
    である特許請求の範囲第(7)項に記載の化合物。
  11. (11)N−スクシンイミジル3−(4′−トリブチル
    スタンニルフエニル)プロピオネート;メチル3−(4
    ′−トリブチルスタンニルフエニル)プロピオイミデー
    ト;N−スクシンイミジル4−トリブチルスタンニルベ
    ンゾエート;メチル4−トリブチルスタンニルベンズイ
    ミデート;N−スクシンイミジル4−トリブチルスタン
    ニルベンズアミドアセテートあるいはN−スクシンイミ
    ジル4−トリブチルスタンニル馬尿酸エステル;メチル
    4−トリブチルスタンニルペンズアミドアセトイミデ−
    ト;および4−トリブチルスタンニルベンズアミドアセ
    トニトリルの化合物からなるグループから選ばれた特許
    請求の範囲第(7)項に記載の化合物。
  12. (12)(a)有機金属グループがSn(n−Bu)_
    3およびSnMe_3から選ばれ、官能基あるいは官能
    基の前駆物質をもつハロ芳香族化合物のハロゲンと有機
    金属グループを置換し、 (b)ステップ(a)の生成物の前駆物質グループを官
    能基に転換し、および (c)有機金属グループを除去し、ヨウ素、臭素、弗素
    あるいはアスタチンの放射性同位元素を置換するために
    ステップ(a)または(b)の官能基含有生成物をハロ
    脱メタル化するステップから成る、^*Xがヨウ素、臭
    素、弗素、あるいはアスタチンの放射性同位元素であり
    、Arが芳香族環または複素環式芳香族環であり、およ
    びRが、放射性同位元素が置換されている環を強く活性
    化せず、まだ蛋白質の生物学的活性を保持する条件下で
    蛋白質に対する抱合に適した官能基をもつ短鎖置換基で
    あるところの式 ^*X−Ar−R をもつ、蛋白質標識のための放射性ハロゲン化小分子を
    合成する方法。
  13. (13)ステップ(a)のハロ芳香族化合物がパラ−ま
    たはメタ−置換性である特許請求の範囲第(12)項に
    記載の方法。
  14. (14)官能基がフェノールエステル、イミドエステル
    、イミデートエステル、酸無水物、アシルスクシンイミ
    ド、アルデヒド、イソチオシアナート、チオール、ジア
    ゾ、アミン、ヒドラジン、ハロゲン化アルキルおよびマ
    レイミドから選ばれる特許請求の範囲第(12)項に記
    載の方法。
  15. (15)官能基の前駆物質がカルボン酸、ニトリル、ア
    ルコール、およびアミンから選ばれる特許請求の範囲第
    (12)項に記載の方法。
  16. (16)ステップ(a)の前駆物質がカルボン酸であり
    、ステップ(b)の官能基がイミドエステルである特許
    請求の範囲第(12)項に記載の方法。
  17. (17)ステップ(a)が (i)ハロ芳香族化合物を−100℃でn−ブチルリチ
    ウムと反応させるかまたは室温でマグネシウムと反応さ
    せ、 (ii)上記(i)の反応生成物を有機金属グループと
    反応させるステップから成る特許請求の範囲第(12)
    項に記載の方法。
  18. (18)ハロ芳香族化合物をヘキサアルキル錫とテトラ
    キス(トリフェニルホスフィン)パラジウムと反応させ
    ることから成る特許請求の範囲第(12)項に記載の方
    法。
  19. (19)ステップ(a)がハロ芳香族化合物をトリアル
    キルスタンニル、アルカリと0℃でテトラグライム中で
    反応させることから成る特許請求の範囲第(12)項に
    記載の方法。
  20. (20)ステップ(a)が、XがCl、BrまたはIで
    あり、ZがアルキルまたはアルコキシであるところのH
    gX_2、H_g(OAc)_2、BX_3、およびB
    Z_3から選ばれた有機金属化合物によりアリール錫置
    換化合物をメタル転移することから成る特許請求の範囲
    第(12)項に記載の方法。
  21. (21)(a)有機金属グループがSn(n−Bu)_
    3およびSnMe_3から選ばれ、官能基の前駆物質を
    もつハロ芳香族化合物のハロゲンと有機金属グループを
    置換し、 (b)有機金属グループを除去し、ヨウ素、臭素、弗素
    またはアスタチンの放射性同位元素を置換するためにス
    テップ(a)の生成物をハロ脱メタル化し、また (c)ステップ(b)の生成物の前駆物質グループを官
    能基に転換するステップから成る、^*Xがヨウ素、臭
    素、弗素またはアスタチンであり、Arがフェニルまた
    は複素環式芳香族環であり、またRが、放射性同位元素
    が置換される環を強く活性化せず、蛋白質の生物学的活
    性を保持する条件下で蛋白質に対する抱合に適した官能
    基をもつ短鎖置換基であるところの式、 ^*X−Ar−R をもつ、蛋白質標識のための放射性ハロゲン化小分子を
    合成する方法。
  22. (22)ステップ(a)のハロ芳香族化合物がハロゲン
    パラ−またはメタ−置換である特許請求の範囲第(21
    )項に記載の方法。
  23. (23)グループの前駆物質がカルボン酸、ニトリル、
    アルコールおよびアミンから選択される特許請求の範囲
    第(21)項に記載の方法。
  24. (24)官能基がフェノールエステル、イミドエステル
    、イミデートエステル、酸無水物、アシルスクシンイミ
    ド、アルデヒド、イソチオシアネート、ジアゾ、アミン
    、ヒドラジン、ハロゲン化アルキルおよびマレイミドか
    ら選ばれる特許請求の範囲第(21)項に記載の方法。
  25. (25)前駆物質グループがニトリルで、官能基がイミ
    デートエステルである特許請求の範囲第(21)項に記
    載の方法
  26. (26)ステップ(a)が、 (i)ハロ芳香族化合物を−100℃でn−ブチルリチ
    ウムとまたは室温でマグネシウムと反応させ、(ii)
    上記(i)の反応生成物を有機金属グループと反応させ
    ることから成る特許請求の範囲第(21)項に記載の方
    法。
  27. (27)ステップ(a)がハロ芳香族化合物をヘキサア
    ルキル錫およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)
    パラジウムと反応させることから成る特許請求の範囲第
    (21)項に記載の方法。
  28. (28)ステップ(a)がハロ芳香族化合物を0℃でテ
    トラグライム中でトリアルキルスタンニルアルカリと反
    応させることから成る特許請求の範囲第(21)項に記
    載の方法。
  29. (29)ステップ(a)が、XがCl、BrまたはIで
    、Zがアルキルまたはアルコキシであるところの有機金
    属グループによりアリール錫置換化合物をメタル転移す
    ることから成る特許請求の範囲第(21)項に記載の方
    法。
  30. (30)特許請求の範囲第(1)項に記載の化合物と前
    記蛋白質のアミノ、チオールまたはヒドロキシ基を水性
    媒質中で反応させるステップから成る、蛋白質を放射性
    ハロゲン化する方法。
  31. (31)特許請求の範囲第(30)項に記載の方法の放
    射性ハロゲン化蛋白質生成物。
  32. (32)前記蛋白質が放射線診断法あるいは放射線療法
    の何れか、あるいは両者に有効である特許請求の範囲第
    (30)項に記載の方法。
  33. (33)前記蛋白質が抗体、抗原結合フラグメント、ア
    ミノ酸重合体、血漿蛋白質、およびペプチドホルモンか
    ら成るグループから選ばれる特許請求の範囲第(30)
    項に記載の方法。
  34. (34)前記蛋白質がモノクローナル抗体である特許請
    求の範囲第(30)項に記載の方法。
  35. (35)前記モノクローナル抗体が腫瘍結合抗原と特異
    的に反応する特許請求の範囲第(34)項に記載の方法
  36. (36)特許請求の範囲第(35)項に記載の方法の放
    射性ハロゲン化モノクローナル抗体生成物。
  37. (37)特許請求の範囲第(35)項に記載の生成物の
    有効量を体内に導入し、その後でシンチレーシヨン検出
    器を用いて身体をスキャンするステップから成る哺乳動
    物の体内の腫瘍細胞の位置を映し出す方法。
  38. (38)特許請求の範囲第(35)項に記載の生成物の
    有効量を哺乳動物の体内に導入するステップから成る腫
    瘍放射線療法の方法。
  39. (39)特許請求の範囲第(31)項に記載の放射性ハ
    ロゲン化蛋白質を導入することに改良点のある、哺乳動
    物の身体に放射性ハロゲン化蛋白質を導入し、その後シ
    ンチレーション検出器を用いて身体をスキャンするステ
    ップを含むin vivo撮影の方法。
  40. (40)(a)対応するハロベンゾニトリルあるいはハ
    ロアリールアルキルニトリルのイミデートエステルを生
    成し、 (b)有機金属グループをステップ(a)の生成物のハ
    ロゲンと置換し、その有機金属グループはSn(n−B
    u)_3およびSnMe_3から選ばれ、またその置換
    はイミデート含有のステップ(a)の生成物をヘキサア
    ルキル錫およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)
    −パラジウムと反応させることから成り、 (c)有機金属グループを除去し、ヨウ素、臭素、弗素
    またはアスタチンの放射性同位元素を置換させるために
    ステップ(b)の生成物をハロ脱メタル化するステップ
    から成る、^*Xがヨウ素、臭素、弗素あるいはアスタ
    チンであり、Arがフェニルまたは複素環式芳香族環で
    あり、Rが、放射性同位元素が置換される環を強く活性
    化せず、蛋白質の生物学的活性を保持する条件下で蛋白
    質に対する抱合に適した官能基をもつ短鎖置換基である
    ところの、式 ^*X−Ar−R をもつ蛋白質標識のための放射性ハロゲン化小分子を合
    成する方法。
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