JPS62277126A - 水分除去器 - Google Patents

水分除去器

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Publication number
JPS62277126A
JPS62277126A JP62022677A JP2267787A JPS62277126A JP S62277126 A JPS62277126 A JP S62277126A JP 62022677 A JP62022677 A JP 62022677A JP 2267787 A JP2267787 A JP 2267787A JP S62277126 A JPS62277126 A JP S62277126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
conductive solid
moisture
water
protons
Prior art date
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Pending
Application number
JP62022677A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Yamauchi
四郎 山内
Kenichi Mori
謙一 森
Eiichi Nagao
栄一 永尾
Koichi Hirooka
広岡 紘一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 この発明は水分を含んでいる気体から水分を除去する水
分除去器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、気体中の水分を除去するには、一般にシリカゲル
、モレキュラーシーブ等の水分吸着剤を使用している。
シリカゲルは、吸着力の強いケイ酸のゲlしで、成分は
5i02・nH2Oである。多孔性で、その表面積はI
gにつき450 m’におよぶものもある。吸着力は含
まれている水の量と関係し、ゲルとしての構造が保rこ
れる限り高度に脱水されたものほど吸着力が大きい。第
7図は吸着剤の水分吸着量を示す図であり、縦軸は吸着
量、横軸は湿度を示す。シリカゲルの吸着力は活性炭よ
りも広範囲の湿度で作用し、不燃性1機械的堅牢性など
の特長によって活性炭よりすぐれrこ点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の水分吸着剤は、高温・高湿度の環境下では各種吸
着剤の腐食が進行しやすく、またシリカゲル等の吸着剤
の水分吸着能力には限度があり、刊和吸着状態に到達後
は気相中の水分を除去することができない等の問題点が
あった。また従来、専用空調室に設置されていた固定磁
気ディスク装置a等が一般環境に設置されることになり
、装置内の湿度を信頼性高く除去することが必要となっ
てき に 。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
rこもので、継続して、かつ信頼性高く気相中の水分を
除去することができる水分除去器を得ることを目的とす
る。
〔問題点を解決する1こめの手段〕 この発明に係る水分除去器は、水分を含む気体と一方の
面において接触し、正の電圧を印加することにより水分
からプロトンを生成する第1の電極と、この第1の電極
の他方の面と接合し、プロトンを通過させるプロトン導
電性固体と、このプロトン導電性固体と第1の電極との
接合部以外で、プロトン導電性固体と一方の面で接合し
、かつ他方の面が空間に接しており、負の電圧を印加す
ること(こよりプロトン導電性固体を通過しfこプロト
ンから水素或いは水を生成する第2の電極を備えたもの
である。
〔作用〕
この発明における水分除去器は、第1の電極を正、第2
の電極を負とする所定の電圧を印加することにより、第
1の電極で電気分解が生じ、水分が酸素とプロトン(水
素イオン〕に分解される。
この分解されたプロトンが、プロトン導電性固体中を通
過して第2の電極に到達し、到達しfこ水素イオンが第
2の電極で水または水素となることにより、第1の電極
(こ含まれる水分を除去する。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の実施例を図について説明すも第1図は
この発明の一実施例である水分除去器の説明図である。
図において、(1)は容器、(2)は容器(1)の中に
存在する水分を含む気体、(3)は気体(2)の中の水
分を示す水の分子、(4)は気体(2)と接触する多孔
性電極、(5)は多孔性電極(4)に接合されなプロト
ンi[性向体で、41E率の亮いrisMO+2P04
o ・29H2O又は、HJW12PO4,−29H2
O等が使用される。(6)はプロトン導電性固体(5)
と接合し容器(1)の外の空間と接触する多孔性電極で
、多孔性型fM(4)、プロトン導電性固体(5)、多
孔性電極(6)は圧着又は蒸着等の方法で積層一体(こ
形成され電気化学的セ/l/ (7)を構成している。
(8)はセ/l/ (7)を容器(1)と絶縁する絶縁
物で、絶縁物(8)と容器(υは固着されている。(9
)は多孔性電極(4)を正、多孔性電極(6)を負とす
る電圧を印加する直流電源である。
次に動作について説明する。容器(1)の中の気体(2
)に含まれる水分(3)は、直流電源(9)Iこより電
圧が印加され正に帯電している多孔性電極(4)とプロ
トン導電性固体(5)との界面で次の反応を生じる。
H,lO−+ 2H” + ′−02+2 e−この反
応により気体(2)に含まれる水分(3]は分解され、
酸素分子αQは容器(1)の中に残る。分解された水素
イオン(以下プロトンと称す)συはプロトン導電性固
体(5)の中を、負に帯電している多孔性電極(6)に
向かつt矢印入方向に移動する。多孔性電極(6)に到
達し1こプロトンaυは多孔性g、m (6)とプロト
ン導電性固体(5)との界面で次の反応を生じる。
2H++ LO2+ 2e−−) H2O又は 2H” + 2e−−* H2 この反応誓こよりプロトンα刀から水ま1こは、水素を
生成し、多孔性゛電極(6)に接触する空間に放出され
る。これにより容器(1)の中の気体(2)に含まれる
水分は除去さnることになる。
この実施例では多孔性電極(4)、プロトン導電性固体
(5)、多孔性電極(6)の順に積J−一体に形成され
ているが、プロトン導電性固体(5)に多孔性成Th 
(4)(6)が接合し、所定の電圧が印加されていれば
どんな形状でも容器(1)の気体(2)に含まれる水分
(3)を除去する動作を行なうことができる。まfこプ
ロトン導電性固体(5)は実施例に記載されrこ組成物
(ルMO+2PO<o ・29H2O、H3WI2PO
4Ll ・29H2O)以外のものでも同様な効果を奏
する。
ま1こ、第2図に示すようにセル(7)の中にヒーター
四が内蔵されていると導電率が扁まりより顕著な効果を
奏することができる。
第3図は、この発明に係る水分除去器口を磁気ディヌク
装置α41iこ設置した場合を示す図で、(a)は平面
図、(b)は側部断面図である。図において□□□はイ
ー気ディスク装置α4の筐体、q6は筐体時の中に収納
され、情報を記録する磁気ディヌク、口は磁気ディヌク
ut5の情報の人出を行う磁気ヘッド、(ト)はこの磁
気ヘッド口を支持し、磁気ディスクHの所定の位置に磁
気ヘッドσηを位置決めする侶動部、四は筐体(至)の
所定の位置に開口する息抜部である。
この息抜部QIeffi体α9の内側から多孔性電極(
6)によって閉鎖するように水分除去器口を設置し、多
孔性電極(6)を筐体μsの外部の大気と接触させる。
このように設置された水分除去器G3の多孔性電極(6
)に正、多孔性電極(4)に負の所定の電圧を印加する
ことにより磁気ディスク装置α4の筐体(至)の中に含
まれる水分を除去する。
第4図は、この発明蛋こ係る水分除去器口を磁気ディス
ク装置114の磁気ヘッド四を構成するヌライダ部四に
取り付けた状態を示すものであり、(a)は平面図、(
b)は正面図、(C)はスライダ部の拡大図である。(
lfia)は磁気ディスクの記録面、■は記録再生部、
四はスライダ部、(23a)は浮上面である。
水分除去器口は浮上面(28a)に多孔性u f−’l
i (41の面がほぼ一致するようにヌライダ部四に埋
設される。
このように構成された磁気ヘッド1こ取り付けられ1こ
水分除去器口は、浮上面(23a)と磁気ディヌクHの
記録面(16a)との間に存在する水分を空間(7)を
介して通気穴(至)から外部に取り出すため、この水分
により生じる磁気ディスクUaと浮上面(28a)との
吸着現象を防止することができる。次(ここの発明の他
の実施例を第5図について説明する。この実施例は磁気
ヘッド@の全体を水分除去器として形成したものであり
、スライダ部@の浮上面(28a)の全面を多孔性電極
(4)とし、この浮上面(21a)の反対側の磁気ヘッ
ド四の面を全面多孔性電極(6)とし、両電極(41、
(6) fillの磁気ヘッド(イ)の全体をプロトン
導電性固体(5)で構成しfこものである。
このように構成されfこ磁気ヘッド□□□は、多孔性電
極(4)(こ正、多孔性電極(6)に負の電圧をそれぞ
れ印加することにより水分除去器口が作動し、磁気ディ
ヌクQlの記録面(18a)と浮上面(z3a)との間
に存在する水分を除去することができる。
次にこの発明のさらに異なる他の実施例を第6図につい
て説明する。この実施例ではスフイタ部口に水分除去器
口を設けると共に、さらに磁気ヘッド(支)の溝部−1
こも水分除去器αJを設け、磁気ディ7りの記録面(1
6a)と浮上面(23a)との間の水分を浮上面近傍か
ら磁気ヘッドの外部(こ水分を取り除いている。このよ
うに構成すること暑こより、浮上面(28a)と記録面
(16a)との間の水分を除去する能力をより向上する
ことができる。さらに。
多孔性Wl極t4) 、 (8)の代わり(こプロトン
電子混合導電性固体により構成され7:電極を使用して
も同様の構成で水分の除去を行うことができる。この際
使用するプロトン電子混合導電性固体は金属水素化物を
形成可能な金属又は金属化合物すなわち、Pd 、 L
aNi5. Ti3Ni等、あるいはWO3、ReO3
,MOO3。
MnO□、 Ni00H’ HzO等の金属酸化物であ
る。このようなプロトン電子混合導電性固体を電極とし
て使用し1こ水分除去器の動作としては、先づ正に印加
され1こプロトン電子混合導電性固体による電橋(以下
第1の電極と称す。〕と水分を含む気体との接触面で、
前述し1こ多孔性電極を使用しrこ時と同様の水の電気
分解反応が生じる。この反応によりプロトンが生じ、プ
ロトンは第1の[li内を通過しrこ後、プロトン導′
成性固体中を移動し、負に印加されfこプロトン電子混
合導電性固体(こよる電極(以下第2の電極と称す。)
を通過して第2の電極と空間との接触面に到達する。こ
の接触面で第2の12極中の電子と結合し水素となるか
、又は空間中の酸素と反応し水を生成して空間に放出さ
れる。
〔発明の効果〕 以上のようにこの発明によれば、水分を含む気体と一万
の面において接触し、正の電圧を印加すること(こより
水分からプロトンを生成する第1の電極と、この第1の
電極の他方の面と接合し、プロトンを通過させるプロト
ン導電性固体と、このプロトン導電性固体と第1 (7
)電極との接合部以外で、プロトンI4電性固体と一万
の面で接合し、かつ他方の面が空間に接しており、負の
電圧を印加することにより、プロトン導電性固体を通過
したプロトンから水素或いは水を生成する第2の1と極
を備え1こ水分除去器を(4成しfこことにより、継続
的で信頼性の昼い水分除去をすることができると共(こ
、寿命の長い水分除去器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である水分除去器の説明図
、第2図はこの発明の池の実施例を示す説明図、第3図
はこの発明の水分除去器を磁気ディヌク装置に設置し1
こ構成図で(a)は平面図、(b)は側部断面図、第4
図はこの発明の水分除去器を磁気ヘッドに設置した構成
図で(a)は平面図、(b)は正面図、(c)はスライ
タ部の拡大図を示す。第5図はこの発明の水分除去器を
磁気ヘッドに設置した地図において、(4) 、 (6
)は多孔性電極、(5)はプロトン導電性固体である。 なお、各図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水分を含む気体と一方の面において接触し、正の
    電圧を印加することにより上記水分からプロトンを生成
    する第1の電極、この第1の電極の他方の面と接合し、
    上記プロトンを通過させるプロトン導電性固体、このプ
    ロトン導電性固体と上記第1の電極との接合部以外で、
    上記プロトン導電性固体と一方の面で接合し、かつ他方
    の面が空間に接しており、負の電圧を印加することによ
    り上記プロトン導電性固体を通過したプロトンから水素
    或いは水を生成する第2の電極を備え、上記気体中の水
    分を除去する水分除去器。
  2. (2)第1の電極、プロトン導電性固体、第2の電極の
    順で積層一体に接合されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の水分除去器。
  3. (3)第1の電極と第2の電極は多孔性電極であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の水分除去器。
  4. (4)第1の電極と第2の電極はプロトン電子混合導電
    性固体であることを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の水分除去器。
  5. (5)プロトン電子混合導電性固体はPd、LaNi_
    5、Ti_3Niのいずれかからなることを特徴とする
    特許請求の範囲第4項記載の水分除去器。
  6. (6)プロトン導電性固体がH_3MO_1_2PO_
    4_0・29H_2OまたはH_3W_1_2PO_4
    _0・29H_2Oのいずれかであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項から第4項いずれかに記載の水分
    除去器。
JP62022677A 1986-02-06 1987-02-02 水分除去器 Pending JPS62277126A (ja)

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JP2481686 1986-02-06

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JP (1) JPS62277126A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0290916A (ja) * 1988-09-28 1990-03-30 Mitsubishi Electric Corp 電気装置
DE3921966A1 (de) * 1988-11-09 1990-05-10 Mitsubishi Electric Corp Feuchteregler
JPH067627A (ja) * 1991-08-20 1994-01-18 Mitsubishi Electric Corp 湿度調整器
JP2014108425A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Industrial Technology Research Institute 電気浸透除湿装置

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