JPS62274041A - Ｎｉ基合金 - Google Patents
Ｎｉ基合金Info
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- JPS62274041A JPS62274041A JP11616886A JP11616886A JPS62274041A JP S62274041 A JPS62274041 A JP S62274041A JP 11616886 A JP11616886 A JP 11616886A JP 11616886 A JP11616886 A JP 11616886A JP S62274041 A JPS62274041 A JP S62274041A
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Links
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- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 18
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Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
五発明の詳細な説明
〔産業上の利用分野〕
本発明はさまざまな分野で適用される摺動部材に好適な
Ｎｉ基合金に関する。
Ｎｉ基合金に関する。
従来の乾燥摩擦条件下の摺動材としては（１）高分子材
料の樹脂（２）固体潤滑剤と金属との焼結材（３）セラ
ミックスなどがある。
料の樹脂（２）固体潤滑剤と金属との焼結材（３）セラ
ミックスなどがある。
ところで、上記（１）の高分子材料の樹脂や１２）の固
体潤滑剤と金属との焼結材は室温から２００℃までの温
度条件下では摺動特性は良好であるが、実際に乾燥摩擦
条件下で必要性の高い高温域では材料が不安定となるた
め使用することはできない。また、｛３）のセラミック
スの場合、高温で使用でき良好な耐摩耗性を有するが、
摩擦係数が高く潤滑性は劣る。
体潤滑剤と金属との焼結材は室温から２００℃までの温
度条件下では摺動特性は良好であるが、実際に乾燥摩擦
条件下で必要性の高い高温域では材料が不安定となるた
め使用することはできない。また、｛３）のセラミック
スの場合、高温で使用でき良好な耐摩耗性を有するが、
摩擦係数が高く潤滑性は劣る。
本発明は、耐摩耗性や潤滑性が優れ、室温から高温まで
安定して使用できる摺動部材用 Ｎｉ基合金を提供しよ
うとするものである。
安定して使用できる摺動部材用 Ｎｉ基合金を提供しよ
うとするものである。
すなわち、本発明は、
（１）原子百分率でＡｌ−７〜２９ Ｘ ＃ Ｂ ２
Ｘ 以下、Ｆｅ１〜１５％を含み残部がＮｉおよび不
可避不純物の組成より成り、該合金のほとんどが金属間
化合物より構成されることを特徴とする特許 び １２）原子百分率でＡＺ ７ 〜２ ９ ９１； ＃
Ｂ ２ Ｘ以下，Ｆｅ１〜１５Ｘを含みかつ’ｒｉ
１２Ｘ以下，Ｖ １ａＸ以下，Ｚｒ１．６Ｘ以下，
Ｎｂ７ｘ以下，Ｍｏ５％以下，Ｈｆ７％以下，Ｔａ９％
以下，Ｗ ５％以下を単独または複合で合計２０Ｘ以
下含み、残部がＮｉおよび不可避不純物の組成より成り
、該合金のほとんどが金属部化合物より構成されること
を特徴とする摺動特性の優れ九Ｎｉ基合金 である。
Ｘ 以下、Ｆｅ１〜１５％を含み残部がＮｉおよび不
可避不純物の組成より成り、該合金のほとんどが金属間
化合物より構成されることを特徴とする特許 び １２）原子百分率でＡＺ ７ 〜２ ９ ９１； ＃
Ｂ ２ Ｘ以下，Ｆｅ１〜１５Ｘを含みかつ’ｒｉ
１２Ｘ以下，Ｖ １ａＸ以下，Ｚｒ１．６Ｘ以下，
Ｎｂ７ｘ以下，Ｍｏ５％以下，Ｈｆ７％以下，Ｔａ９％
以下，Ｗ ５％以下を単独または複合で合計２０Ｘ以
下含み、残部がＮｉおよび不可避不純物の組成より成り
、該合金のほとんどが金属部化合物より構成されること
を特徴とする摺動特性の優れ九Ｎｉ基合金 である。
以下本発明における成分ならびにその限定理由について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
（ ＡＡについて〕
ＡｌはＬＩ雪型金属間化合物のＮｉｓＡＡを形成するの
に不可欠な元素であシ、その必要な組成範囲は７ 〜２
９ ａｔＸである。７ ａｔＸ未満ではＡｌは母相に
固溶し、ＬＩ，型金属間化合物を形成しない。また、２
９ ａｔＸを超えるとＬＩ，型金属間化合物を形成す
るが構造材として必要な延性が十分でない。との範囲中
好ましい範囲は８〜２１ａｔ％、特に好ましい範囲は９
〜１８ａｔ％である。
に不可欠な元素であシ、その必要な組成範囲は７ 〜２
９ ａｔＸである。７ ａｔＸ未満ではＡｌは母相に
固溶し、ＬＩ，型金属間化合物を形成しない。また、２
９ ａｔＸを超えるとＬＩ，型金属間化合物を形成す
るが構造材として必要な延性が十分でない。との範囲中
好ましい範囲は８〜２１ａｔ％、特に好ましい範囲は９
〜１８ａｔ％である。
ＣＢＫついて〕
Ｂは常温および常温近傍のＬＩ，型金属間化合物のＮｉ
ｓＡｌの延性改善に効果がある。しかし、２ａｔＸを超
えても十分な延性は得られず逆に脆くなる。この範囲中
、好ましい範囲はＣＬＯ４〜ｔ４ ａｔＸ 、特に好ま
しい範囲はｃＬ１４〜Ｑ．５ａｔＸである。
ｓＡｌの延性改善に効果がある。しかし、２ａｔＸを超
えても十分な延性は得られず逆に脆くなる。この範囲中
、好ましい範囲はＣＬＯ４〜ｔ４ ａｔＸ 、特に好ま
しい範囲はｃＬ１４〜Ｑ．５ａｔＸである。
ＦｅはＬＩ．型金属間化合物のＮｉｓＡＡの延性改善に
効果がある。これは、ＮｉとＡｌは共有結合性が強いが
、ＸＰｅはＮｉ．ＡＡの中で金属結合性を増加させる働
きがあシ、このためＦｅを添加するとＮｉ３Ａｌの延性
が改善できるわけである。１ａｔ％未満ではその効果は
十分ではなく、１５５Ｌｔ％を超えてもそれ以上の添加
による効果はあまり期待できない。この範囲中、好まし
い範囲は５〜１２ａｔＸ，特に好ましい範囲は５〜１０
ａｔＸである。
効果がある。これは、ＮｉとＡｌは共有結合性が強いが
、ＸＰｅはＮｉ．ＡＡの中で金属結合性を増加させる働
きがあシ、このためＦｅを添加するとＮｉ３Ａｌの延性
が改善できるわけである。１ａｔ％未満ではその効果は
十分ではなく、１５５Ｌｔ％を超えてもそれ以上の添加
による効果はあまり期待できない。この範囲中、好まし
い範囲は５〜１２ａｔＸ，特に好ましい範囲は５〜１０
ａｔＸである。
（ Ｔｉ，Ｚｒ，Ｈｆ，Ｖ，Ｎｂ，Ｔａ，Ｍｏ，Ｗにつ
いて〕これらの元素は、Ｌ工３型金属間化合物のＮｉ＠
ｆｉＪ。
いて〕これらの元素は、Ｌ工３型金属間化合物のＮｉ＠
ｆｉＪ。
に固溶し強化するため本発明合金の強さを増す働きがあ
る。摺動特性はこれらの元素を添加しなくても良好であ
るが、添加すると硬さが増すことからさらに一層優れた
摺動特性を示すようＫなる。各元素の添加量は各々の元
素のＮｉ３Ａｌに対する固溶限のちがいから原子百分率
でＴ１１２％以下、Ｖ １０Ｘ以下，Ｚｒ１．６Ｘ以
下。
る。摺動特性はこれらの元素を添加しなくても良好であ
るが、添加すると硬さが増すことからさらに一層優れた
摺動特性を示すようＫなる。各元素の添加量は各々の元
素のＮｉ３Ａｌに対する固溶限のちがいから原子百分率
でＴ１１２％以下、Ｖ １０Ｘ以下，Ｚｒ１．６Ｘ以
下。
Ｎｂ ７％以下、Ｍｏ ５％以下，Ｈｆ７％以下。
Ｔａ ９％以下，Ｗ Ｓ％Ｘ以下なる。また、複合
で添加する場合、各々の元素は独立して固溶可能である
が総量が２ ０ ａｔＸを超えても、それ以上の添加に
よる摺動特性の向上はほとんどない。ただし、上記範囲
内で添加した場合でも、ｋＡ ｔ ４ｐ Ｆ’ｅ量など
の関係で固溶限を超える場合もあるが、この範囲内の添
加では摺動特性上何ら問題となることはない。
で添加する場合、各々の元素は独立して固溶可能である
が総量が２ ０ ａｔＸを超えても、それ以上の添加に
よる摺動特性の向上はほとんどない。ただし、上記範囲
内で添加した場合でも、ｋＡ ｔ ４ｐ Ｆ’ｅ量など
の関係で固溶限を超える場合もあるが、この範囲内の添
加では摺動特性上何ら問題となることはない。
本発明を実施例により具体的に説明する。
第１表に試験に供した本発明の実施例である合金の成分
を示す。これらの合金の溶製は非消耗式アルゴン雰囲気
アーク溶解炉にて行った。
を示す。これらの合金の溶製は非消耗式アルゴン雰囲気
アーク溶解炉にて行った。
溶製後１０５０℃で５０時間均一化処理を施し、摺動試
験に供した。
験に供した。
第２表は室温および７００℃の乾燥状態で行った摺動試
験結果を示す。この第２表において、比較材および相゛
手材は市販の高分子系材料、固体潤滑刺入シ金属系焼結
材、セラミックス（アルミナ）および軸受鋼ＪＩＳ
ＳＵＪ２を用いた。比較材の高分子材料および固体潤滑
割入金属系焼結材は２００℃以上では熱により材料が不
安定となるため使用できないので室温だけの試験を行っ
た。試験は面圧５ ’ＩＱｆ／ａｍ”で１０時間相手材
として軸受鋼のＪＩＳ ５ＵＪ２を用いて実施した。
験結果を示す。この第２表において、比較材および相゛
手材は市販の高分子系材料、固体潤滑刺入シ金属系焼結
材、セラミックス（アルミナ）および軸受鋼ＪＩＳ
ＳＵＪ２を用いた。比較材の高分子材料および固体潤滑
割入金属系焼結材は２００℃以上では熱により材料が不
安定となるため使用できないので室温だけの試験を行っ
た。試験は面圧５ ’ＩＱｆ／ａｍ”で１０時間相手材
として軸受鋼のＪＩＳ ５ＵＪ２を用いて実施した。
本結果から明らかなように、比較材の高分子材料と固体
潤滑剤入金、属系焼結材は室温では良好な摺動特性を示
すが、高温では材料が不安定なために使用することはで
きない。また、セラミックスの入４０３ （アルミナ）
は摩耗量は少々いが、摩耗係数が約０．５と高い。これ
らの比較材に対し本発明材は室温でも高温でも摩耗量、
摩擦係数とも低く、優れた摺動特性を安定して示す。な
お、本発明材は乾燥摩擦下だけでなく油潤滑下でももち
ろん使用可能である。
潤滑剤入金、属系焼結材は室温では良好な摺動特性を示
すが、高温では材料が不安定なために使用することはで
きない。また、セラミックスの入４０３ （アルミナ）
は摩耗量は少々いが、摩耗係数が約０．５と高い。これ
らの比較材に対し本発明材は室温でも高温でも摩耗量、
摩擦係数とも低く、優れた摺動特性を安定して示す。な
お、本発明材は乾燥摩擦下だけでなく油潤滑下でももち
ろん使用可能である。
本発明の Ｎｉ基合金は、室温から高＠まで安定して優
れた摺動特性を示すのでさまざまな用途の摺動部材とし
て適用できる。特に、高温での摺動特性は他の材料にな
い性質であるので、ボイラ支承や想高温高圧タービンの
弁などへの適用も可能であ−リ、その使用範囲は広い。
れた摺動特性を示すのでさまざまな用途の摺動部材とし
て適用できる。特に、高温での摺動特性は他の材料にな
い性質であるので、ボイラ支承や想高温高圧タービンの
弁などへの適用も可能であ−リ、その使用範囲は広い。
７ 復代理人 内 １） 明
復代理人 萩 原 亮 −
復代理人 安 西 篤 夫
Claims (2)
- （１）原子百分率でＡｌ ７〜２９％、Ｂ ２％以下、
Ｆｅ １〜１５％を含み残部が Ｎｉおよび不可避不純
物の組成より成り、該合金のほとんどが金属間化合物よ
り構成されることを特徴とする摺動特性の優れたことＮ
ｉ基合金。 - （２）原子百分率でＡｌ ７〜２９％、Ｂ ２％以下、
Ｆｅ １〜１５％を含みかつＴｉ １２％以下、Ｖ １
０％以下、Ｚｒ １．６％以下、Ｎｂ ７％以下、Ｍｏ
５％以下、Ｈｆ ７％以下、Ｔａ ９％以下、Ｗ ５
％以下を単独または複合で合計２０％以下含み、残部が
Ｎｉおよび不可避不純物の組成より成り、該合金のほと
んどが金属間化合物より構成されることを特徴とする摺
動特性の優れたＮｉ基合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11616886A JPS62274041A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | Ｎｉ基合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11616886A JPS62274041A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | Ｎｉ基合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62274041A true JPS62274041A (ja) | 1987-11-28 |
Family
ID=14680473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11616886A Pending JPS62274041A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | Ｎｉ基合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62274041A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009215649A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-09-24 | Osaka Industrial Promotion Organization | 高い硬度を有するＮｉ基金属間化合物合金 |
| CN105603233A (zh) * | 2016-01-15 | 2016-05-25 | 武汉理工大学 | 一种以Ag和Mo-B-O-Si四元板状晶体为复合润滑相和增强相的新型NiAl基自润滑材料及其制备方法 |
| JP2016160495A (ja) * | 2015-03-03 | 2016-09-05 | 本田技研工業株式会社 | Ｍｏ添加Ｎｉ基金属間化合物合金及びその製造方法 |
-
1986
- 1986-05-22 JP JP11616886A patent/JPS62274041A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009215649A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-09-24 | Osaka Industrial Promotion Organization | 高い硬度を有するＮｉ基金属間化合物合金 |
| JP2016160495A (ja) * | 2015-03-03 | 2016-09-05 | 本田技研工業株式会社 | Ｍｏ添加Ｎｉ基金属間化合物合金及びその製造方法 |
| CN105603233A (zh) * | 2016-01-15 | 2016-05-25 | 武汉理工大学 | 一种以Ag和Mo-B-O-Si四元板状晶体为复合润滑相和增强相的新型NiAl基自润滑材料及其制备方法 |
| CN105603233B (zh) * | 2016-01-15 | 2017-05-17 | 武汉理工大学 | 一种以Ag和Mo‑B‑O‑Si四元板状晶体为复合润滑相和增强相的NiAl基自润滑材料及其制备方法 |
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