JPS62273994A - エストラジオ−ル誘導体を包含するハロゲン標識化合物、合成中間体およびそれらの合成法 - Google Patents

エストラジオ−ル誘導体を包含するハロゲン標識化合物、合成中間体およびそれらの合成法

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JPS62273994A
JPS62273994A JP61117133A JP11713386A JPS62273994A JP S62273994 A JPS62273994 A JP S62273994A JP 61117133 A JP61117133 A JP 61117133A JP 11713386 A JP11713386 A JP 11713386A JP S62273994 A JPS62273994 A JP S62273994A
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ジェイ、スパイサー
ウィリアム、ピー、ダンカン
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    • C07J1/007Estrane derivatives substituted in position 17 beta not substituted in position 17 alfa the substituent being an OH group free esterified or etherified
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
発明の背景 本発明は、エストラジオール誘導体、それらの合成法お
よびそれらの合成中間体または前駆物質の製法に関する
。更に詳細には、本発明は、特定の好ましい立体化学を
有する成る置換エストラジオールの製法に関する。 ここで使用する「エストラジオール」なる用語は、次の
一般構造式 を有する化合物を意味する。 化合カニに類似のエストラジオールは、総称的にエスト
ラ−1,3,5(10)−トリエン−3゜17−ジオー
ルである。前記式中、ステロイド構造中の炭素は、ステ
ロイド用に一般に認められた命名法システムに従って番
号がつけられる。ヒドロキシ置換基は、3位および17
位に位置づ番プられる。17位の置換基は、αおよびβ
と称される2つの配向のいずれかを有することができる
ことが理解されるであろう。一般に、α置換基は前に示
された式の平面の下に突出するものであり、そじてβ置
換基はステロイド環式の平面の上に突出するものである
。同一のことは、C−16に位置づけられた置換基の場
合に真実であろう。 以下に示される物質■は、特定の重要性を有することが
一般に医学的に認められているエストラジオールの形で
あり、そしてβに位置づけられた17−ヒドOキシ置換
基を有する。この物質に常用される名前は、エストラ−
1,3,5(10)−トリエン−3,17β−ジオール
(17β−エストラジオールまたはβ−エストラジオー
ル)でIx エストラジオールは、その誘導体が薬物用途を有するこ
とが見出されている天然産物質である。 例えば、3−メチルエーテルは、エストロゲン欠乏の代
償療法の場合に使用されている。また、成る放射的に標
識されたエストラジオールは、エストロゲンレセプター
検定において使用され得る。 特に、トリチウム化ヨウ素−125(I−125)およ
び臭素−77(Br−77)標識物質は、試験されてい
る。 エストロゲンレセプター、即ちエストラジオール用の結
合基体(bindio 5ubstrata)は、成る
動物組織において見出され得ることが弐知である。 また、エストロゲンレセプターの存在は、11織の成る
異常と関連し博ることが見出されている。エストラジオ
ールは、適当に標識されるならば、組織内のこれらのエ
ストロゲンレセプターの存在を検出するのに利用され得
る。医業は、一般にこれらのエストロゲンレセプター分
析が生体外または生体内で行なわれ得ると理論づけてい
る。更に、出願人は、適当に標識されたステロイドが治
療効果を促進するために放射性核または特定の反応性実
体(ent i ty)を組織内の異常性の部位に与え
るのに利用され得ることを予知する。例えば、特定の種
類の細胞に選択的に運ばれ、かつこのような細胞を破壊
または修飾するであろう反応性実体。 特に、16位で置換されている成る17β−エストラジ
オールは、一般にエストロゲンレセプターに対して親和
力を有すると考えられ、このことは有意であるとともに
エストロゲンレセプター分析、例えば検定および画像形
成(imaging)を行なう際に有用である。多数の
16置換−17β−エストラジオール、特に16置換基
がハロゲンであるものくJlも重粟にはハロゲンが放射
性である時〉は、重要性を有することができると予知さ
れる。 16α−および16β−置換エストラジオールの両方は
、有用であることがあると予知される。しかしながら、
所定の置換基の場合には、エストロゲンレセプターに対
する16α−211I4−17β−エストラジオールの
親和力は、類似の16β−置換−17β〜エストラジオ
ールの場合の親和力とは異なるらしい。 16α−置換J3よび16β−置換−17β−エストラ
ジオールの両方は、実用性を有すると予知されるので、
各々の合成法が開発されることは好ましい。各合成スキ
ームは、精製問題および結合部位に対する2つの異性体
の親和力の差からの問題が回避されるように所望の異性
体を実質上立体特異的に生成することが好ましい。この
ように、2つの一般合成スキーム、即ら16α−買換化
合物を与えるもの(16β−N摂生合物はほとんど存在
しない)および16β−置換化合物を生成する第二の一
般反応法(16α−置換化合物はほとんど存在しない)
が、必要である。 16α−または16β−置換化合物を比較的非常に迅速
にかつ容易に与えることができる単一の合成前駆物質ま
たは中間体を開発することが、最も望ましいことが容易
にわかる。即ち、合成中間体の供給を仮定すると、合成
実験室は、所望される16−置換化合物のどちらでも容
易に生成できる。行なうことが比較的容易であり、かつ
非常に迅速であるとともに非常に効率良く、かつ所望の
最終生成物の比率的高率を生ずる別の合成スキームを有
することが、特に望ましい。 現在のテクノロジーの場合には、標識エストラジオール
の2つの基本的検出法が、最も有効である。一方におい
ては、放射性置換基は、分子に導入され、そして放射性
同位体の標準検出法が生体外または生体内のいずれかで
動物組織内の標識エストラジオールの存在を決定するの
に利用される。   ・他方においては、核磁気共鳴(
NMR)法が成る核を検出するのに利用され、そして一
般に非放射性標識が使用され得る。現在、放射性同位体
技術のみが広く利用可能であるが、他の方法が将来更に
利用可能になると予知される。 放射性同位体が標識として使用されるならば、16−置
換−17β−エストラジオールの合成をもたらす反応を
立体特異性は、臨界的であることがある。また、生成物
収率および放射性同位体を分子に導入し、次いで診断ま
たは治療用途用の目的生成物を単離するのにかかる時間
の長さの点からの反応効率は、非常に重要であることが
ある。 立体特異性の重要性は、容易に理解される。放射性標識
は、非常に高価であり、そして反応外十分には立体特異
性ではないならば、多口の標識は、望ましくない生成物
中で失なわれることがある。 また、望ましくない生成物が捨てられるべきであるなら
ば、危険な残留廃棄物放射能の問題があり得る。最後に
、副生物は、所望の異性体から容易には分離できず、そ
して生成物が医療分析で使用される時に集められる検定
および画像形成データの確実性を妨げることがある。 生成物の収率が十分には高くないならば、放射性同位体
の多くは、有用な生成物に配合されず、催事高価な同位
体を廃棄する。 分子内への放射性同位体の導入に包含される反応が、所
望の放射性生成物を単離するのに必要な如何なる更に他
の反応または精製と結合される時に十分に迅速でないな
らば、特殊な問題に遭遇することがある。放射性標識は
、一定に崩壊していることが理解されるであろう。そし
て、同位体が十分に短い半減期を有するならば、分子に
迅速に導入されなければならず、そして化合物は、生物
学的用途のために比較的迅速に単離されなければならず
、または同位体は、十分な半減期を通過していて、「ホ
ット」または放射性の基体が余りに少ないので検出が困
難であることがあるであろう。 若干の場合には、使用される放射性同位体は、少量の同
一化合物の他のtIi射性同性同位体染されることがあ
る。例えば、ヨウ素−123(I−123)は、現在生
成される時、に、しばしば若干のヨウ素−124(I−
124)で汚染される。 I −123の半減期は約13.3時間であり、一方l
−124の半減期は約4.2日である。■−123は、
容易に検出可能であり、かつ鮮明な画像を与え、一方l
−124は、一般に若干の散乱おJ:び低解像の画像を
生ずる。l−123対l−124が99=1の混合物が
基体を標識するのに利用される場合に生じることを考え
る。基体分子内への同位体の導入および目的生成物の単
離のための反応が、余りに長くかかるならば(例えば、
26@間>、l−123は大体2つの半減期を通過する
であろうし、そしてそれの約25%のみが残されるであ
ろう。しかしながら、l−124は、めったに崩壊し始
めず、そしてそれのほとんど100%が残されるであろ
う。I −123対ニー124の比率は、26時間後に
、約24:1に変化しているであろう。l−124は画
像の解像を困難にさせることがあるので、比率によるl
−124の存在量の増大は、困難を生じてしまうことが
自明である。また、同位体混合物の多くは、l−123
の画像形成に便宜をはかるために与えられなければなら
ないならば、長い半減期を有するl−124成分からの
残留放射能は、問題を生ずることがある。これらの種類
の問題は、同位体が通常より長い半減期の第二同位体に
よって汚染されているならば、短い半減期の同位体が使
用される時にはいつでも通常存在する。 若干の場合には、崩壊された生成物は、エストロゲンレ
セプターに関する限り依然として活性であり、そして標
識されているがもはやホットではないエストラジオール
誘導体は、エストロゲンレセプターがホット基体を受容
するのを妨げ、このように得られる検定または画像形成
データの精度を妨害する。この問題は、過剰のエストラ
ジオール物質を使用することによっては克服できない。 その理由は、そのようにすることがエストロゲンレセプ
ターを過負荷し、そしてボッ]〜エストラジオールを他
の位置に送る傾向があり、ここでそれが検出されてエス
トロゲンレセプターの存在について誤った結論を生ずる
ことがある。 非放射性同位体が化学合成で使用される時には、低収率
および低い特異性の問題は、多量の出発物質、および標
識を利用し、かつ有意偵の目的生成物の単離を可能にす
るのに十分な精製を受けることによってしばしば克服さ
れる。この方法は、放射性標識が使用される時に一般に
許容不能であることが明らかである。第一に、放射性標
識は、効率的ではない合成スキー・ムを液系上利用可能
にさせるには通常余りに高価である。第二に、放射性同
位体は、危険であることがあり、そしてそれらの高m瓜
は、回避れるべきである。また、未反応出発物質および
望ましくない副生物は、放射性であることがあり、清浄
時、単離時および廃棄物処分時に汚染問題を生ずること
がある。更に、目的生成物の単離が余りに長くかかるな
らば、同位体の崩壊問題があることがある。 ハロゲンの放射性同位体は、生物検定および画像形成の
ために化合物を標識する際に使用するのに最も重要な種
類の標識であると一般にみなされる。最大の重要性を有
すると一般にみなされる同位体は、フッ素−18(F−
18)、臭素−77(Br−77)、Eつ素−123(
I−123)およびヨウ素−125(I−125)であ
る。フッ素−18は、Ill電子放出体であり、そして
半減期約110分を有し、比較的高エネルギーの崩壊を
有する。陽電子放出用の検出器は、現在床くは入手でき
ず、それ故、フッ素−18は、将来、同位体標識として
広く使用されるようになることができるが、その可能性
は、まだ完全には実現されていない。しかしながら、フ
ッ素−18化合物は、その需要が増大する時に化合物を
与えるように本発明に従って調製できると予知される。 臭素−77は、γ線を放出しながら崩壊し、そして半減
期的56時間を有する。 ヨウ素−123は、半減期的13.3時間を有するγ放
出体である。γ崩壊のエネルギーは、比較的高く、約1
59キロエレクトロンボルト(KeV>である。ヨウ素
の毒性は、一般に良く理解されており、そしてI −1
23は、生物学的研究で使用するのにほとんど理想的な
放射性同位体であると一般にみなされる。特に、その比
較的短い半減期は、放射能汚染を比較的小ざい問題にさ
せ、一方向時に崩壊の比較的高いエネルギーは、検出を
生体内においてさえ比較的容易にさぼる。 ヨウ素−125は、半減期約60日を有し、そしてγ崩
壊エネルギー約35.48KeVを有するγ放出体であ
る。残留放射能がかなりの時+11あるであろうので、
その比較的長い半減期は、多くの用途にはそれを望まし
くなくさせる。その比較的低いγ放出エネルギーは、生
体外検出さえ問題であることがあるが、特に生体内で使
用される時に大部分の計器で検出することを困難にさせ
る。 ハロゲンの多くの他の放射性同位体があるが、前記放射
性同位体は、診断医学で使用することが最も一般に考慮
されているものである。それらのうち、l−123は、
エストラジオールを標識する際に使用するのに量も一般
に望ましい実際的同位体であると現在みなされている。 従来、16位においてI −123で標識された17β
−エストラジオールは、それらの合成l11mのため、
生体外または生体内のいずれかでの検定、および他の診
断仕事で有用であると一般にみなされる母および純度で
は入手できない。一般に、これらの問題は、Il−12
31aを16位に立体特異的に導入するのに以前必要な
時間の長さ、および合成を完了し、かつ目的生成物を単
純しかつ精製するのに必要な時間の長さから生ずる。更
に、従来考えられた合成法は、しばしば低収率であり、
そしてしばしば多聞のl−123標識の廃棄物を生じた
。 標識化合物を生成する際の本発明の利点は、ハロ置換基
を17β−エストラジオールの16位に導入する従来既
知の方法の検討が先ず行なわれるならば最も明らかであ
ろう。主要な既知の方法のこのような検討は、次の通り
である。 16α−ハロ置換−17β−エストラジオールの高度に
公表された製法は、R,B、ホッホベルグによって頒布
されたものであり、そして一般にホッホベルグ法または
合成と称される。ホッポベルグ合成の最終工程は、以下
に示され、そして16β−ブロモ化合物上へのヨード置
換、即ちフィンケルスタイン反応からなる。 本明細Sにおいて、くさびは、式の平面の上に突出する
置換基を示し:点線は下への突出を示し:そして曲線は
、両者の混合物を示す。これらは、立体化学を示す常、
法である。また、A・Cは、アセチル基−C(0)CH
3を示すのに使用される。 置換反応は、一般に、2−ブタノン中で12〜24時間
行なわれる。反応は、放射性同位体ニー125を17β
−エストラジオールの16α位に尋人するのに使用され
ているが、比較的短い半減期を有する放射性同位体、例
えばI −123の置換による化合物の効率良い生成を
可能にするには余りに低い収率および余りに長い時間を
有すると、一般にみなされる。 置換反応速度の増大を可能にする条件が見出されるとし
ても、ホツホペルグによって提案された合成/精製法は
、放射性同位体が非常に短い半減期を有する時には商業
上有用な16α置換放射性工ストラジオール誘導体を生
成するのに容易かつ経済的には利用できないらしい。例
えば、ホツホベルグ合成は、時間のかかる生成物単離お
よび精製を必要とすることがある。更に、反応は、16
β置換化合物の実質上立体特異的生成には適していない
らしい。 以下のスキームは、全体のホツホベルグ合成法を示す。 前記反応スキームの場合には成る問題がある。 例えば、臭素化工程は、2種の化合物(大部分β形)を
生成し、そして還元工程は、すべて4種の可能なブロモ
ヒドリンの混合物を与え、それから所望の異性体が単離
されなければならない。16α置換化合物を迅速に与え
ることができ、かつ16β置換化合物も迅速に与えるこ
とができる単一の中間体は、生成されない。また、最終
フィンケルスタイン用出発物¥’j16β−Br−17
β−エストラジオール、および最終置換の生成物16α
−ニー17β−エストラジオール、は、りOマドグラフ
ィー目的で同様の特性を有し、それ故最終置換が完了し
ない場合には互いの完全な分離は、困難であることがあ
る。更に、フィンケルスタイン反応時およびワークアッ
プ(work−up ) 時に、出発物質または生成物
のエピマー化があり、このように効率を低下することが
ある。また、1つのエピマー化生成物16α−Br−1
7β−エストラジオールは、目的生成物に非常に類似の
りOマドグラフィー性を有し、精製を若干困難にさせる
。 従って、ホッホベルグ法によって16α−125■−1
7β−エストラジオールを生成しようとする研究者の初
期の試みは、理論比放射能的2.000キユ一リー/ミ
リモル(Ci/mM)に対立するものとして非常に低い
比放射能的95〜140Ci/mMを有する生成物を生
じた。フィンケルスタイン反応で使用される16β−B
r−17β−エストラジオールの細心の精製は、若干増
大された比放射能を生じていることが文献に報告されて
いる。しかしながら、生成物のMI度は、依然として問
題であるらしく、そして比放射能を低く保つらしい。 別の実際問題は、ホッホベルグ法に関連される。 大部分のIIl射性凸性ハロゲン陰イオンアンモニウム
塩またはナトリウム塩の形で市販されている。 放射性ヨウ化物の場合には、アンモニウム塩およびナト
リウム塩の両方が通常入手可能であり、−5方臭化物お
よびフッ化物の場合には、通常ナトリウム塩のみが入手
可能である。これらの放射性同位体は、容易には蒸発し
ない水中で通常輸送され、そして有意aの塩基、即ち水
酸化ナトリウムまたは水酸化アンモニウムのいずれかが
存在するであろう。フィンケルスタイン反応、およびそ
の出発物質は、塩基または水のいずれかの存在に敏感で
あることがある。それ故、その塩基性貯蔵U合物中の市
販の同位体は、通常、利用される前に細心に中和され、
乾燥されなければならない。水の存在に少なくとも比較
的敏感ではなく、かつ好ましくは塩基を許容できる反応
法を開発することが、望ましいであろうことが明らかで
ある。 17β−エストラジオールを16位においてハロゲンで
標識する別の方法が、カツエネレンボーゲンなどによっ
て開発され、かつ利用されている。 それらの一般反応法は、以下に示される。 カツエネレンボーゲンなど、J、Hed、  Chem
、 。 23、 p、994−1002(1980)は、前記の
ように酢酸エノール(1)を臭素化した後、加水分解し
て16α−8r−3−ヒトOキシ−1,3,5(10)
−トリエン−17−オン(16α−Br−エストロン)
(2b)を比較的高収率およびα生成物(2b)に対す
る比較的高い特異性で与えることを記載している。16
β−Br化合物(4a)の生成は、酸中での16α化合
物(2b)のエピマー化によって達成された。エピマー
比は1/1.8 (2b/4a)であった。商業的用途
においては、このような混合物は、クロマトグラフィー
によって分離されなければならないであろうし、そして
完全な分離は、困難であり、かつ時間がかかると予想さ
れ得る。 16α−Br−17β−エストラジオール(3a)は、
水素化アルミニウムリチウム(LiAlH4)でのケト
ン(2a)(7)i元カラ生成された。還元は、17α
−アルコールおよび17β−アルコールの両方(3a 
43よび3b)を比率2/1(17β/17α:3a/
3b)r:生成する。このような混合物は、理論上、り
Oマドグラフィーによって分離され得る。しかしながら
、再度、生成物は非常に類似しているので、り0マドグ
ラフイ一分離は、困難であり、かつ時間がかかると予想
され得る。 カツエネレンボーゲン法は、ホウ水素化III鉛(Zn
BH4)での16a−Br−エストロンと16β−Br
−エストロンとの混合物の還元によってホッホベルグの
前駆物質、即ち前記化合物5を生成する。還元は立体特
異的ではないので、すべての4種のブロモヒドリンが、
このような還元から生成される。再度、クロマトグラフ
ィ一手段は、理論上は、4種のブロモヒドリンを分離す
るのに利用され得るが、それらは、分離が非常に困難で
あると予想され得る程十分に類似の性質を有する。 16α−C1−エストロン(2C)は、カツエネレンボ
ーゲンなどによって酢酸エノール(1)を次亜塩素1t
−ブチルで処理することによって生成された。生成物の
混合物は、一般にこのような反応から生成され、それ故
若干の精製が塩化物の単離に必要である。 16α−CI−17β−エストラジオール(3C)およ
び16α−CI−17α−エストラジオール(3d)は
、L i A I H’、sでのエストロン(2C)の
処理から生成される。いずれかの生成物の単離は、一般
にりOマドグラフィーによる精製を必要とし、このこと
はこのような類似の反応生成物の場合には困難であるこ
とがある。 前記のことから、カツェネレンボーゲンなどによって利
用されるホッホベルグ法の変形は、特に放射性同位体が
使用されるべきである時に一般に161換化合物に対し
て効率的ではないことが認識され得る。第一に、はとん
どすべての場合に、高価な標識を廃棄しかつ分離するこ
とが困難であることがある生成物混合物が、調製される
。また、余りに長い時間が、比較的低い半減期の放射性
同位体を容易に取り扱うのに必要とされることがある。 ロングコープなどは、ホッホベルグ合成およびカツエネ
レンボーゲン変形法とは有意に異なる16β−ニー17
β−エストラジオールの合成法を開発している。それら
の合成は、16α−17β−エストラジオールで始まり
、そして以下に示される。 以下のものを包含する混合物 ロングコープ法は、脱離生成物と一緒に所望のβ−生成
物を包含する生成物混合物を調製し、それ故再度効率的
ではない。第二に、それは、16α生成物の生成には容
易には適することができく1い。また、放射性トリフェ
ニルホスファイトメチオダイトは、生成することが困難
であると夢想される。更に、他のハロゲンおよびそれら
の放射性同位体の利用には容易には適していないらしい
。 前記3種の一般合成法は、16−置換−α−またはβ−
17β−エストラジオールの合成に関連する問題の多く
を説明している。一般に、多数の生成物を包含する反応
混合物が、調製される。また、合成は、所望に応じて1
6αまたは16β異性体を立体特異的に生成するのに容
易には適していない。また、ハロゲン標識の導入および
生成物の単離に必要な時間の長さは、放射性同位体、特
に比較的短い半減期を有する同位体に対しての前記スキ
ームの利用を不可能でないとしても非常に困難にさせる
傾向がある。 発明の目的 本発明の主目的は、放射性ハロゲンを有機分子、特にス
テロイドおよびステ0イド誘導体に迅速に導入する方法
を提供すること:16−八ロ置換−17β−エストラジ
オールの一般製法を提供すること;比較的短い半減期の
放射性置換基が17β−エストラジオールの16位に迅
速かつ効率良く導入され得るような方法を提供すること
;17β−エストラジオールの16位への置換基の置換
が所望に応じてαまたはβのいずれかで行うことができ
、いずれの置換もほとんど完全な立体特異性で行われる
ような方法を方法を提供すること=16α置換−または
16β置換−17β−エストラジオールを比較的迅速に
、立体特異的にかつ効率良く誘導できるような合成法で
使用される合成中間体を提供すること;エストロゲンレ
セプター検定および画像形成研究で使用するのに好適な
、比較的高い化成tI4#、を有する16β−■−17
β−エストラジオールが迅速に、効率良くかつ容易に生
成され得る方法を提供すること:比較的高い比放射能を
有しかつエストロゲンレセプター検定および画像形成研
究で使用するのに好適である16β−l−17β−エス
トラジオールが比較的迅速に、立体特異的にかつ効率良
く生成され得る合成法を提供すること;このような合成
の生成物を提供すること;化成射能少なくとも5.00
0Ci/*Hを有しかつエストロゲンレセプター検定お
よび画像形成研究で利用するのに十分な凶で捕集される
特定の生成物16α−123ニー17β−エストラジオ
ールを提供すること:特定の生成物16β−123I 
−i 7β−エストラジオールを提供すること;および
利用することが比較的容易であり、経済的であり、かつ
それらの提案された用途に特に良く適しているような合
成法を提供することにある。 本発明の他の目的および利点は、例示として記載される
以下の説明および本発明の例の成る態様から明らかにな
るであろう。必要に応じて、本発明の詳細な態様および
例は、ここに開示される。 しかしながら、開示の態様および例は、本発明の単なる
例示であって、各種の形態で具体化され得ることが理解
されるべきである。それ故、ここに開示の特定の詳細は
、限定とは解釈されるべきではなく、むしろ単に特許請
求の範囲の基準として、そして当業者が本発明を種々に
使用することを教示するための代表的基準として解釈さ
れるべきである。 発明の概要 ここで使用される成る肩文字は、特許請求の範囲でも使
用されることが理解されるであろう。肩文字は、一般に
明細書全体にわたって終始一貫して使用される。それ故
、肩文字は、明細書全体にわたって数字の順序では現わ
れないかも知れない。 本発明は、ハロゲン置換有機化合物を製造する新しい合
成法に関する。更に詳細には、水沫は、16置換ステロ
イド、例えば16置換−17β−エストラジオールを製
造するのに特に好適である。 詳細には、ヨウ素−123(I−123)を17−β−
エストラジオールの16α−または16β位のいずれか
に所望に応じて本質上立体特異的に導入させる合成スキ
ームが、提示される。合成の特徴は、比較的短い半減期
約13.3時間を有するl−123標識が、生成物混合
物が生物検定で使用するのに望ましいのに十分な程ホッ
トではもはやないような点に崩壊する前に、目的生成物
が比較的多くかつ有用な量で単離され得るようなもので
ある。一般に、I −123は、17β−エストラジオ
ールに約1〜2時間で導入でき、それ故、その半減期1
3.3時間は、本発明の合成スキームによって容易に適
応される。 また、開発された一般合成スキームは、他の16置換−
17β−エストラジオール生成物の合成に容易に適して
いると予知される。例えば、16W1換フツ素、塩素お
よび臭素誘導体が生成され得ると予測される。従って、
各種のハロゲンの放射性同位体は、17β−エストラジ
オールの16位に迅速に導入され得ると予知される。 開発された合成スキームは、16α−ハロ置換−17β
−エストラジオールまたは16β−へ〇置換−17β−
エストラジオールのいずれかの高度に立体特異性の合成
に容易に適している。特に、実質上16α−ハロ置換−
17β−エストラジオールのみを包含する生成物溶液が
、得ることができる。また、実質上16β−ハol換−
17β−エストラジオールのみを包含する生成物溶液が
、反応スキームにおける若干の修正によって得ることが
できる。ここで使用される「立体特異性」なる用語は、
生成物混合物が実質上所望の立体異性体のみを包含し、
16αまたは16βであることを意味する。 以下の反応スキームは、本発明に係る16α−ハロ置換
または16β−ハロ置換−17β−エストラジオールの
一般合成を略述する。 (式中、ACはC(O)CH3であり、AVはハロゲン
化物の塩であり、Yはハライドイオンであり、そしてA
は陽イオンである) 参照の容易さのために、反応スキーム中の中間体および
生成物は、前記のように、ローマ数字Xで開始して言及
されるであろう。 合成での重要な工程は、合成中間体XIV、即ち3−お
よび17β−ヒドロキシ基の両方がアセテート基で保護
されている16β−トリフレート−エストラジオール(
16−beta−triflate−estradio
l)の利用を包含する。この中間体は、比較的安定であ
り、そして高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)に
よって容易に精製され得る。また、それは、比較的容易
に特徴づけられ、そして水の存在に対して比較的安定で
ある。 反応スキームに示されるように、一連の反応に従って、
トリル−トジアセテートXTVは、酸中で加水分解され
て17β−エストラジオールの16−β−トリフレート
XXを生成する。この後、ジオールXXは、求核源AY
で処理されて、ハロゲン置換基Yが16位上にαで位置
づけられる生成物XXIを生成する。この後者の置換反
応は、以下の例かられかるであろうように比較的迅速に
、かつ合成を商業上利用可能にさせるのに十分な程の一
般に高い収率で生ずる。また、sN2型機構を経て進行
すると信じられる置換は、一般に比較的立体特異性であ
ることが観察されている。 また、前記反応スキームかられかるように、16β−ハ
ロ置換−17β−エストラジオール誘導体XVIも、同
一のトリフレート中間体XrVから容易に生成され得る
。本発明の方法に従って、トリフレートジアセテートX
rVがエストラジオールへの加水分解前にハライド陰イ
オン源AYと反応されるならば、16β−ハロ置換−1
7β−エストラジオール、3,17βジアセテート(X
V)が生成される。この置換の機構は、完全には理解さ
れていないが、反応は、高度に立体特異性であるらしく
、そしてほとんど排他的に16β−ハロ置換生成物(X
V)を生成する。多分、17β−保5基は、1θβ位に
おけるトリフレート基と相互作用して置換を観察された
方法で生じさせる。 次いで、ジアセテート生成物Xvが加水分解されるなら
ば、16β−ハO置換−17β−エストラジオールXV
Iが容易に単離される。 前記置換および加水分解の多数の特徴は、本発明の合成
スキームを高度に有利にさせる。第一に、16置換八ロ
化合物は、ジヒドロキシまたはジアセタールのいずれで
あるかに無関係に16β−トリフレートから容易に分離
され、それ故置換からの生成物は、出発物質から容易に
分離され得る。 その理由は、トリフレートとハロゲン化合物の間のクロ
マトグラフィー性の大きな差のためである。 第二に、ご換反応は比較的迅速であり、それ故比較的短
い半減期を有する同位体の陰イオンは、トリフレートを
置換する求核試薬として利用され得る。一部分、その理
由は、多分置換反応に非常に良好なリービング(Iea
vinq ) Bとしてのトリフレート陰イオンの性状
のためである。 また、前記のように、トリフレート基およびそれへのハ
ロ2換反応は、反応混合物中の水の存在に比較的安定で
あることが見出されている。また、放射性同位体は、通
常、水性懸濁液中でのみ商業上入手可能であることが前
に指摘された。このように、水に対するトリフレートの
不感受性は、同位体試薬の細心の乾燥が必要ではないこ
とを意味する。しかしながら、若干の乾燥は、好ましく
、そして通常行われる。 トリフレート基の置換は、適当なりラウンエーテル(c
rown ether )が求核試薬と併用される時に
更に迅速に進行させられ得ることが見出されている。ク
ラウンエーテルは、成る陽イオンと複合する大環状ポリ
エーテルである。環は、各種の大きさを有することがで
き、そして従って異なる陽イオンと複合する。置換反応
の場合には、クラウンエーテルは、ハロゲン陰イオンと
会合される陽イオンと複合し、このようにハロゲン陰イ
オンを自由にさせて置換反応を行わせると信じられる。 一般の放射性ハライドイオン源は、ハロゲン化ナトリウ
ムまたはハロゲン化アンモニウム塩である。ナトリウム
およびアンモニウム陽イオンと複合するのに有用なりラ
ウンエーテルは、18−クラウン−6であることが見出
されている。ここに記載の放射性同位体標識エストラジ
オールの合成においては、非常の少量のハロゲン化物が
反応混合物に存在するので、クラウンエーテルは、通常
、過剰で利用される。過剰のクラウンエーテルは、合成
において如何なる複雑化も生じないことが見出されてい
る。出願人は、クラウンエーテルの存在がエストラジオ
ールの16位においてまたは一般にステロイド中での多
くの八日置換を容易にすることができることを予知する
。 本反応スキームの別の利点は、トリフレート陰イオンの
八日置換の場合に、条件が生成物のエピマー化が最小限
に保たれるようなものであることである。一般に、トリ
フレート陰イオンは、非常に貧弱な求核試薬であり、そ
して条件は、エピマー化がありそうもないようなもので
ある。「貧弱な求核試薬」とは、ハロゲンに関して、貧
弱な求核試薬が基体を攻撃しそうもなく、そして多重置
換を生じそうもないことを意味する。このことの結果は
、置換反応の1構が高度に立体特異性であって事実上所
望の立体異性体のみを生成するという事実に加えて、反
応条件および生成物混合物が、望ましくない生成物をも
たらすエピマー化が一般に回避されるようなものである
ことである。フィンケルスタイン反応においては、対照
的に、出発物質および生成物のエピマー化が、問題であ
ることがある。 エストラジオール、3.17β−ジアセテートの16β
−トリフレート(XIV)は、ハロゲンをエストラジオ
ールの16位に立体特異的に導入するのに非常に有用な
中間体であることが明らかである。目的生成物の合成用
の中間体または前駆物質としてのこのトリフレートの開
示された合成は、非常に有効であり、かつ重要であるこ
とが自明である。比較的短い半減期の放射性置換基が使
用される時には、トリフレート中間体は、生成され、か
つ放射的に標識したエストラジオールの使用が生ずるべ
きである設備の近くの位置に送ることができることが理
解されるであろう。次いで、前記ハロゲン置換反応は、
この位冒で行われ、生成物は精製され、次いで放射性同
位体が有意に崩壊する機会を有する前に、標識エストラ
ジオールは、使用の準備ができているであろう。 16− 123I−17β−エストラジオールを包含す
る成るm1組成物は、哺乳類でのエストロゲンレセプタ
ー位置を画像形成するのに使用され得ると予知される。 エストラジオール成分は、一般に、放射f10.5〜1
0.0ミリキューリーを導入するのに十分な量で回流へ
の注射によって哺乳類に導入されるであろうと予知され
る。一般に、化成射能少なくとも5.000ci/+e
Hを有する化合物が好ましいと予知される。更に、製薬
組成物は、一般に生理学的に許容可能な製薬希釈剤に溶
解された放射性成分からなるであろうと予知される。例
えば、エタノールとサリーン水溶液との混合物が、使用
され得る。希釈剤中の放射性エストラジオール成分の好
ましい濃度は、1.0〜10.0ミリキユーリー/dで
あり、それ故放射性化合物のすべてが比較的少容量で注
射され得ると予知される。 トリフレートXIVの一般合成は、前記反応スキームに
略述された。出発物質エストロン(X)は、容易に入手
可能であり、そして、酸中での酢酸イソプロペニルでの
処理時に酢酸エノールXIを容易に生成する。 合成における次工程、即ちケトンx■を生成するための
ペルオキシ酸での酸化は、臨界的であるとともに若干予
想外である。塩基性条件下(即ち、重炭酸ナトリウム)
m−クロロ過安息香酸での処理時に、エルレートXIは
、ケトンXIIを生成することが観察された。このこと
は、ペルオキシ酸でのエルレートXIの酸化が比較的安
定なエポキシドを生成するであろうことを示唆する化学
文献と対照的である。酸化が示される17β−アセテー
トのみを生成するので、ペルオキシ酸との反応からのケ
トンX■の単離は、所望のトリフレートXIVの単純な
合成を容易にすることが理解されるであろう。 合成における次工程、即ちアルコールX■を生成するた
めのケトンの還元は、ホウ水素化ナトリウム(NaBH
4)を使用して行われ、そして、迅速であり、比較的高
収率を有し、かつ高度に主体特異性であり、α面のみか
らの還元を与えて16β−ヒドロキシ化合物x■を生成
することが観察された。水素化アルミニウムリチウム(
LiAlH4)x還元剤として使用される時には、アル
コールの混合物がII!!Jされる。還元は、立体因子
によって1lltllされ、そして主として還元への立
体接近に敏感である試薬が利用される限り、α攻撃の量
は最大限にされかつ本質上16β−ヒドロキシ化合物の
みが単離され得ると信じられる。 トリフレートXIVの合成における次工程は、ヒドロキ
シ化合物X■からの生成である。このことは、ピリジン
の存在下にトリフリック無水物(triflic an
hydride ) (CF3SO2> 20を使用し
て容易に達成される。前記のように、トリフレートXI
Vは、比較的安定であり、そしてHPLCによって容易
に精製され得る。このように、前の反応工程からの望ま
しくない副生物が存在するならば、所望のトリフレート
生成物から容易に分離され得る。 前記合成は、成る16−ハロ置換エストラジオールを一
般に立体特異的に精製するのに一般に有用な合成スキー
ムであると予知される。 エストロン(XXX)で開始して、全体の合成の第一部
分は、エルレートへの転化および3−とドロキシ基のX
I製を包含する。一般に、次の通りである。 前記の特定例においては、RX工およびRX■は、両方
ともアセチル基であった。しかしながら、XI    
 Xπ 他の基が利用でき、かつRおよびRは、同一である必要
はないことが予知される。例えば、エストロンXXXの
3−ヒドロキシ基は、17−ケト基エル−トに転化され
る前にアセテート以外のエーテルまたはエステルへの転
化によって保護され得る。必要なことは、一般にRX■
が後の除去のために酸で容易に加水分解でき、かつ17
−エルレート基の酸化条件に安定であるヒドロキシ保護
基であることである。アセテート以外の成るシリルエー
テル、およびエステルは、使用され得ると予想される。 成る状況下では3−ヒドロキシ基を未保護のままにする
ことが望ましいことがあり、この場合にX■ はRはHであることが予知される。3位における一〇 
H基の存在は、M無水物/ピリジンまたは類似の反応が
行われる時にはエステル、例えばトリフレートに転化さ
れ得るが、後の反応を有意には妨げないであろうことが
予知される。しかしながら、このことは、3位上に置か
れるどんなエステル基も最終の酸加水分解時に容易に除
去可能であるらしいので、問題ではないと予知される。 また、水素化物還元工程時に、3−ヒドロキシ基が保護
されないならば、それは水素化物試薬と反応し得るが、
このことは、過剰の水B物試薬が使用されるならば実質
的問題ではない筈であると予知される。 一方、保ff1RXIは、エポキシド転位傾向のエルレ
ート保護基である。その−膜特性は、それは、エルレー
トとしてエノールをトラップするのに使用でき、かつ一
旦エル−トが次工程におけるように保護ヒドロキシ基に
転化されたら、酸での処理によって除去できることであ
る。また、本発明の目的では、RX工基は、以下の酸化
および転位において機能できるべきである。 酸化/転位反応の機構は、完全には理解されていないが
、17β−16一ケト化合物XXXIを実質上立体特異
的に生成するらしい。 −C(o)CH3以外のエルレート保護基は、XI Rとして利用され得ると予知される。 前記酸化
〔0〕は、酸化剤としてm−りO口過安息香酸
(m−CPBA)を使用して行われた。 他のエポキシド生成酸化剤、特に他のペルオキシ酸は、
使用され得ると予知される。m−CPBA閲七条件は、
一般にN a HCO3を使用して塩基性でありて−O
Rおよび−0RX■基を加水I 分解から保護した。一般に、酸化用には中性または塩基
性条件が好ましい。 本発明に係る16β−ハロ置換エストラジオ−17β−
ジ保護基体(XXXI[[)の還元(R)である。 XXXXXXI        XXX工V■ 大抵の場合、RおよびRV1基は、それぞれXI   
    XI[ RおよびRと同一であろう。しかしながら、それらがそ
うである必要はない。化合物xxxiは、3.17β−
ヒドロキシ基の脱保護および保護基R■およびRvでの
再保護によって異なる対または保I!基を有する化合物
xxxmに転化され得ると予知される。このような転化
は、前または後の反応のいずれかの成る面を最大限にす
るか、基体中の他の位置に位置づけられることに非開示
の官能基を有する誘導体の合成を助長するのに望ましい
ことがある。Rvは、通常の酸加水分解技術によって容
易に除去できるほとんど如何なる保護基であることもで
き、そしてRVは、好ましく更に還元時に水素化物攻撃
の方向を妨げないであろう保護基であると予知される。 また、−0Rvは、還元時に置換されないであろうよう
に比較的貧弱なリービング基である。 前記のように、還元(R)は、水素化物源または水素化
物還元剤を使用して達成される。好ましくは、水性ワー
クアップ時に排他的または一般に排他的なα−攻撃を与
えて実質上16β−ヒドロキシ化合物xxxrvのみを
生成する水素化物試薬が、使用される。NaBH4は良
く働くことが見出されており、一方LiAlH4は混合
物を与える。主として立体因子によって影響される還元
剤は、α−水素化物攻撃を最大限にする傾向があるであ
ろうと信じられる。 反応順序における次の一般工程は、ハライドイオンによ
る置換用の適当なリービング基への16β−ヒドロキシ
基の転化である。 XXXVI(7)RJ5J:TFR工Lt、XXXrV
中(F)RおよびR■とそれぞれ一般に同一であるであ
■ ろうが、同一である必要はないことが理解されるであろ
う。R工は、好ましくは、酸で容易に加水分解される保
m基である。Rは、好ましくは、−0RI[の生成を妨
げない容易に加水分解可能な保護基である。一般に、こ
のことは、−ORが比較的嵩高ではないことを必要とす
る。また、−ORは、化合物XXVIがC−161Cお
Gする一OR■のハロゲン置換用に使用されるべきであ
るならば、好ましくは、C−17における置換が次工程
でC−16における置換と競争しないであろうように十
分に貧弱なリーピング基である。 −ORがカルボキシ基であるならば、この後者の要件は
、一般に満されると信じられる。 一方、−OR”は、好ましくは、置換反応において優秀
なリービング基である。一般に好ましい基は、16−ア
ルコールxxxvと、トリフリック無水物および塩基、
好ましくはピリジンとの反応から生成されるトリフレー
ト基 一0802CF3である。一般に、競争置換および脱離
反応が晟小限にされるように、低求核性の弱JR基が好
ましい。一般に、−OR■基は、通常、エステルリーピ
ング基、一般にスルホン酸のエステルであろう。−0R
IIWは、余り容易には加水分解可能ではなく、または
脱保護が所望前に生じ得ることが好ましい。 16α−ハロ化合物が望ましいならば、合成における次
工程は、次の通りである。 胱憤IIXXXXX Rが非β配向性である保護基であるならば、即ちC−1
6における求核攻撃を反転で進行させるであううならば
、AYとの置換反応は、保護化合物XX■について行わ
れ得る。しかしながら、−ORが−0C(0)CH3で
ある時にはXXVI上への攻撃は、少なくとも−OR■
がトリフレートである時にはC−16で保持で進行する
。これらの条件下で、化合物XXXVIは、C−17に
おいて脱保護しかつXxX■を与えるために加水分解さ
れるべきである。保護基が3−ヒドロキシ置換基上に残
されたならば、置換反応は、反転で進行するであろうと
予想される。しかしながら、大抵の状況においては、C
−17における加水分解は、C−3においても脱保護す
るのに十分であるう。 −ORと−OR■との組み合わせを変えることは、反転
で攻撃を生ずるであろうことが理解されるであろう。−
ORが一〇ACであり、かつ−OR■がトリフレートで
あるならば、AYでの攻撃は、AYがNHIまたはNa
Iである場合に、C−16における反転で進行する。 16β−へ〇置換化合物が望ましいならば、反応は、次
の通りであろう。 XL中、−ORは、−OR”と関連された時■ にβ−配向能を有する保護ヒドロキシである。このよう
な組み合わせは、前記のように、−OR■が一0ACで
ありかつ−OR■が 一08020F3である時のものである。同様の化学的
特徴を有する他の組み合わせも、使用できると予知され
る。−OR”基は、前記の系列からの−OR■基である
ことができる。 保護C−3およびC−17基の加水分解は、生成すべき
所望のジオールに適当な時にはいつでも、行われ得るこ
とが理解されるであろう。これらは、C−16における
ハロ置換が乱されないように一般に酸加水分解であろう
。 以下の例は、成る16置換エストラジオールを生成する
応用における本発明の高い効率および融通性を示す。更
に、以下の例は、本発明の例示の目的のものであり、本
発明の範囲を限定するとは解釈されるべきではない。 立見 A、 酢酸エノール(XI)の生成 エストロン(X) 10.09 (37,0mM)の溶
液を酢酸イソプロペニル70mおよび溶媒澄液10dに
溶解した。触媒溶液は、酢酸イソプロペニル10dに溶
解された濃硫酸0.2mからなっていた。反応混合物を
沸騰まで加熱し、留出物的10mを0.5時間の期間に
わたって留去した。 追加の30mの酢酸イソプロペニルを触媒溶液的1mと
一緒に添加し、留出物的50rdが留去されるまで沸騰
を続けた。この時点で、別の30IIdlの酢酸イソプ
ロペニルおよび触媒溶液11dを添加し、第二の30a
f!の留出物が留去されるまで沸騰を続けた。 反応混合物を室温に冷却し、エーテル200dで希釈し
た。エーテル溶液を冷い製型炭酸ナトリウム溶液で洗浄
した。次いで、溶液を水洗し、乾燥し、W3媒を黒光し
た。残渣をアセトン50M1に取り上げ、ヘキサン/ア
セトン4/1で展開されたシリカゲルカラム(5cIR
×30cIRのカラム中500g)に通過させた。カラ
ムからの除去時に、固体をエタノール(120d)から
再結晶した。 生成物は、黄色の固体(9,88g、収率75%、融点
145〜148℃)であった。得られた生成物のNMR
スペクトルを取った。それは、目的生成物(XI)の構
造と一致していた。 8、16−ケドーエストラジオール、3゜17β−ジア
セテート(XII)を生成するためのエルレート(XI
)の酸化 0.5mM重炭酸ナトリウム水溶液をm製し、この溶液
100dを500mの丸底フラスコ中のクロロホルム1
50dに添加した。ジアセテート(Xn)(9,889
,27,9mM)をクロ0ホルム溶液に一度に添加した
。ステロイドが溶解した後、m−クロロ過安息香酸6.
909(40,0mM)を一度に添加し、反応混合物を
室温で15時間撹拌した。次いで、水相を分液漏斗で除
去し、有機層を2つの50dずつの10%重硫酸ナトリ
ウム溶液で洗浄し、次いで2つの50dずつの飽和重炭
改ナトリウム水溶液で洗浄した。 有機溶液を硫酸ナトリウム上で乾燥し、を濾過し、蒸発
乾固して黄色の半固体を与え、この半固体をエタノール
から再結晶して白色の固体(5,509、収率53%、
融点146〜149℃)を与えた。この固体を再度エタ
ノールから再結晶して白色の固体(3,549、収率3
4%、融点151〜153℃、(α)−54,5(Et
OH)。 TLCによる1スポツト(ヘキサン:アセトン4/1、
シリカゲル)〕を与えた(NMR分析は、唯一の異性体
XI[が生成されたことを確認した)。 C016β−ヒドロキシ−17β−エストラジオール、
3.17β−ジアセテートX■を生成するためのケトン
x■の還元 16−オキソ−エストラジオール−3,17−ジアセテ
ート(XII)(1,049,2,81mM)をイソプ
ロパツール80ai!に溶解し、ホウ水素化ナトリウム
35d (0,92mM)を室温で一度に添加した。0
.5時間後、反応混合物を濃塩酸3滴で処理し、蒸発乾
固した。残漬を分取TLC(ヘキサン:アセトン3:1
、シリカゲル、8個の1000ミクロプレート)によっ
て精製し、最高R5成分を溶離し、白色固体として単離
した(14419、収率14%、融点75〜80℃、C
DCl2でのNMRは前記構造xmと一致)。 D、 ジアセテートX■からのトリフレートXrVの生
成 16β−17β−エストリオール−3,17−アセテー
ト(XI[[) 54519 (0,145mM)を隔
壁トップバイアル(septum top vial 
)中のシュウテロ−クロロホルム0.5mに溶解し、ピ
リジン21μm (21η、0.260+H)を添加し
た。 バイアルを水浴中で冷却し、トリフリック無水物40t
tj  (65βg、0.237mM)を注射器で添加
した。1時間後、反応混合物を濾過し、ン戸液を分取T
LC(ヘキサン:アセトン3:1、シリカゲル、1つの
1000ミクロプレート)によって精製して、無色の固
体を与えた(59sy、収率81%、融点50〜58℃
、CDCI 3でのNMRは前記構造XrVと一致)。 脱保護ジオールは、以下の実験3で行われる加水分解と
類似にt−ブタノール(t−BuOH)中の濃塩酸での
加水分解によってジアセテートから容易に単離される。 支−墓−1 16α−l−17β−エストラジオールの生成 放射性同位体l−123は、一般に NHIまたはNa   Iのいずれかとして人手可能で
ある。以下の実験においては123工をヨウ素同位体源
として利用したが、H4 類似の実験では、本発明の目的で満足に機能することが
見出されたNa   Iを使用して行われている。いず
れの実験法も、実質上同一である。 NHIを7トミツク・エネルギー・オブ・カナダ・リミ
テッド(AECL)から1%水酸化アンモニウム溶液中
で受は取った。溶液の容量は、0.5〜1.0dであっ
た。容器は、ゴム隔壁を有する10mの密封バイアルで
あった。 バイアルは鉛容器に入れられ、そして19ゲージ針を経
てのガスおよび真空ラインを備えていた。 バイアルを通しての気流が維持できるように25ゲージ
針を隔壁に挿入した。乾燥がバイアル中に得られるまで
、装茸を80℃で加熱した。  −濃硫酸1dをt−ブ
タノール99mに添加することによって、t−ブタノー
ルの酸性溶液を調製した。1%H2SO4溶液の十分量
を 123Iバイアルに添加して水酸化ナトリウ H4 ムを中和した。このことは、バイアル中に元々存在する
塩基溶液の社と同−容置の酸性溶液(0,5〜1.0d
)を一般に必要とした。試験紙を利用してpHを試験し
た。pH紙が6.5〜7.5のpH範囲または大体中性
を示すまで酸性溶液を添加した。 前記の後、溶液に含有される放射能の愚は、一般に8〜
10ミリキユーリー(ICi )であった。 溶液の約半分(4〜5mC1)をキャップ付きの0.3
0dのマイクロバイアルに移した。 16β−トリフレート−17β−エストラジオール20
0μ9をt−ブタノール200mに溶解123工を含有
する反応バイアルに し、既にNH4 移した。18−クラウン−6エーテルの1つの結晶(5
00〜1.000μ9)を反応液に添加した。 バイアルを通過する気流での蒸発によって、反応混合物
を約100μ夕の容量に濃縮した。この時点で、バイア
ルを密封し、90分間沸騰まで加熱した。加熱後、バイ
アルを冷却し、内容物をマイクロ注入バイアルに移し、
HPLCに注入した。 利用されたHPLC条件を後述する。 生成物をHPLCから捕集した後、溶媒を気流によって
蒸発し、残漬を5%無無水エタノールササリーン溶液溶
解した。溶液を滅菌のために0.22μの濾過器でン濾
過した。 HPLC条件は、次の通りであった。 1、 ウォーターズ(Waters> モデル720設
備をWISP  710B自動インゼクターと共同して
使用した。 2、 検出器は、モデル440uv/vis吸収検出器
であった。U■検出器の波長は、選択に応じて254〜
280alであった。 3、 カラムは、ウォーターズから入手できるCl8R
P10ミクロンの内径8sIの径方向充填カラムであっ
た。 4、11用された溶媒系は、アセトニトリル/水501
50の混合物であった。流通を1.0aeZ分に設定し
た。 前記条件下に、反応生成物は、約19分後にカラムを去
った。 置換が前記のように1〜1.5時間行われた時、置換生
成物の収率は、約40〜50%であった(非放射性NH
4工での測定に基づき)。U換用の加熱が余分の2〜3
時間続けられた時、収率は、約70%に増大されたく再
度、非放射性物質での実験に基づき)。 検出限界はII算30 、000 Ci/量Hの比放射
能を必要とするが、カラムから出た直後の生成物は、最
大に近い比放射能、即ち237 、000Ci/sHを
有していたと予想される。 1−隻一ユ 16β−■−17β−エストラジオールの生成 1%水酸化ナトリウム溶液中のNHIの形の市販のI 
−123を、16α異性体の調製のために前記された方
法で、酸で中和し、基体との反応のために調製した。中
和HN    I溶液をt−ブタノール500μmで希
釈し、溶液の大体半分(4〜5mC1)をマイクロ反応
バイアルに移した。 エストラジオール、16−β−トリフレート。 3.17β−ジアセテート200μ9をt−ブタノール
200μgに溶解し、マイクロ反応バイアルに移しな。 18−クラウン−6エーテルの1つの結晶(500〜1
,000μg)を反応液に添加した。反応混合物を気流
で乾燥することによって約100μρの容量に濃縮し、
約90分間沸騰まで加熱した。 置換後、濃塩酸100μmを反応液に添加し、加熱を約
60分間続けた。加水分解後、反応バイアルを室温に冷
却し、バイアルの内容物を前記HPLCシステムに注入
し、目的生成物をカラムから捕集した。 16β−異性体の収率は、前記実験2に記載の16β−
異性体に匹敵するらしかった。生成物の比放射能も匹敵
した。 本発明の成る形態がここに例示されかつ記載されている
が、本発明は、記載された特定の方法、形態、または組
成物には限定されるべきではないことが理解されるべき
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、OR^IIは比較的低い求核性のエステルリービ
    ング基部分であり、Rは水素またはヒドロキシ保護部分
    であり、そしてR^ I は水素またはヒドロキシ保護部
    分である) を有する化合物を臭素、塩素、フッ素またはヨウ素イオ
    ンまたはそれらの混合物であるハライドイオン源と、前
    記ハライドイオンによる前記 −OR^IIの実質的置換が生ずるまで反応させることを
    特徴とする16−ハロ−17β−エストラジオールの製
    法。 2、(a)前記−OR^IIがトリフレート部分であり、
    そして (b)前記ハライドイオンがヨウ素イオン である 特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3、(a)前記ハライドイオンが^1^2^3 I イオ
    ンである 特許請求の範囲第2項に記載の方法。 4、(a)前記Rが水素または非β配向性部分である 特許請求の範囲第3項に記載の方法。 5、(a)前記Rがβ配向性部分であり、そして (b)その後酸で加水分解する 特許請求の範囲第3項に記載の方法。 6、16β−^1^2^3 I −17β−エストラジオ
    ールを含有することを特徴とする組成物。 7、生成時に2,000Ci/mMよりも大きい比放射
    能を有する16α−^1^2^3 I −17β−エスト
    ラジオールを含有することを特徴とする組成物。 8、前記比放射能が、少なくとも5,000Ci/mM
    である特許請求の範囲第7項に記載の組成物。 9、生成時に2,000Ci/mMよりも大きい比放射
    能を有する16−^1^2^3 I −17β−エストラ
    ジオール少なくとも0.5ミリキューリーを含有するこ
    とを特徴とする製薬組成物。 10、(a)前記エストラジオールが、16α^1^2
    ^3 I −17β一エストラジオールであり、そして (b)前記比放射能が、少なくとも 5,000Ci/mMである 特許請求の範囲第9項に記載の組成物。 11、(a)前記エストラジオールが16β−^1^2
    ^3 I −17β−エストラジオールである特許請求の
    範囲第9項に記載の組成物。 12、有機化合物RXをヨウ化物イオン I ^−源と反
    応して化合物R I を生成することからなるヨード置換
    有機化合物の製法であって、 (a)Xが式 −OSO_2CF_3 を有するトリフレートリービング基であり、(b)Rが
    Xによって置換された炭素に おいて求核置換を受ける能力を有する有機基体であり、
    そしてRはそうでなければ一般にヨウ化物イオンに敏感
    ではない ことを特徴とするヨード置換有機化合物の製法。 13、(a)ヨウ化物イオン源が、NH_4 I 、Na
    I またはそれらの混合物であり、そして(b)利用さ
    れるヨウ化物イオンの実質 的部分が、原子質量数123を有するヨウ素の放射性同
    位体から生成されるイオンである 特許請求の範囲第12項に記載の方法。 14、一般構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Yはフッ素、塩素、臭素またはヨウ素であり、
    Rは水素(H)である非β配向性置換基または非β配向
    性ヒドロキシ保護部分であり、そしてR^ I は水素(
    H)またはヒドロキシ保護部分である) を有する16α−ハロ置換−17β−エストラジオール
    化合物を製造するにあたり、 (a)一般構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、OR^IIは低求核性のエステルリービング基部
    分である) を有する化合物をハライドイオン源(前記ハライドイオ
    ンはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素の陰イオンまたはそれ
    らの混合物)と反応させ、そして(b)前記−OR^I
    I部分に対する前記ハ ライドイオンの実質的置換が生ずるまで前記反応を続け
    て立体化学の反転を生じさせる ことを特徴とする16α−ハロ置換−17β−エストラ
    ジオール化合物の製法。 15、(a)前記リービング基−OR^IIが、トリフレ
    ート基−OSO_2CF_3である 特許請求の範囲第14項に記載の方法。 16、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Yはフッ素、塩素、臭素またはヨウ素であり、
    R^ I は水素(H)またはヒドロキシ保護基であり、
    そしてR^IIIはβ配向性ヒドロキシ保護基である) を有する16β−ハロ置換−17β−エストラジオール
    化合物を製造するにあたり、 (a)一般構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、OR^IVは低求核性およびβ置換ポテンシャル
    のエステルリービング基部分である) を有する化合物をハライドイオン源(前記ハライドイオ
    ンはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素の陰イオンまたはそれ
    らの混合物)と反応させ、そして(b)前記OR^IV部
    分に対する前記ハラ イドイオンの実質的置換が生ずるまで前記反応を続けて
    立体化学を保持する生成物を生成することを特徴とする
    16β−ハロ置換−17β−エストラジオール化合物の
    製法。 17、(a)前記反応後、前記生成物を酸で加水分解し
    て16β−ハロ−17β−エストラジオールを生成する
    追加の工程を包含し、そして(b)前記リービング基−
    OR^IVが、ト リフレート基−OSO_2CF_3であり、そして(c
    )前記ハライドイオン源が、一般式 NH_4^1^2^3 I を有する前記ヨウ素−123
    イオンのアンモニウム塩であり、更に次の工程 (d)前記化合物および前記ハライド源 の溶液を前記反応時に溶媒として存在するt−BuOH
    で調製する工程、および (e)クラウンエーテルを前記溶液に前 記反応時に添加する工程 を包含する特許請求の範囲16項に記載の方法。
JP61117133A 1984-10-22 1986-05-21 エストラジオ−ル誘導体を包含するハロゲン標識化合物、合成中間体およびそれらの合成法 Pending JPS62273994A (ja)

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