JPS62273917A - 魚類のビブリオ病又はパスツレラ属細菌性類結節症治療剤 - Google Patents
魚類のビブリオ病又はパスツレラ属細菌性類結節症治療剤Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
３、発明の詳細な説明
産業上の利用分野
本発明は魚類のビブリオ病又はパスツレラ属細菌性順結
節症治療剤に関する。
節症治療剤に関する。
従来の技術及び問題点
９−フルオロ−６，７−ジヒドロ−５−メチル−１−オ
キソ−１Ｈ，５Ｈ−ベンゾ（］」）］キノリジンー２−
カルボン酸以下、フルメキンと称す）がビブリオ病又は
パスツレラ属細菌に起因する家禽の疾病の治療に効果が
あることは知られている。
キソ−１Ｈ，５Ｈ−ベンゾ（］」）］キノリジンー２−
カルボン酸以下、フルメキンと称す）がビブリオ病又は
パスツレラ属細菌に起因する家禽の疾病の治療に効果が
あることは知られている。
又、フルメキンがパスツレラ属細菌に起因する子牛、豚
、ウサギ等の敗血症及びエーロモナス属細菌に起因する
マスの敗血症及びせっそう病〔フフルマコロジイ エ
トキシコロジイ ヴエテリネ−／ｌ／ （Ｐｈａｒｍａ
ｃｏｌｏｇｉｅ ｅｔ Ｔｏｘｉｃｏｌｏｇｉｅ Ｖ５
ｔｇｒｉｎａｉｒｅｓ）ＩＮＲＡ Ｐｕｂｅ、Ｐａｒ
ｉｓ、 １９８２ Ｌｅｓ Ｃｏ１１ｏｑｕｅ
ｓ ｄｅ Ｌ’ Ｉ、Ｎ。
、ウサギ等の敗血症及びエーロモナス属細菌に起因する
マスの敗血症及びせっそう病〔フフルマコロジイ エ
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ｉｓ、 １９８２ Ｌｅｓ Ｃｏ１１ｏｑｕｅ
ｓ ｄｅ Ｌ’ Ｉ、Ｎ。
Ｒ，Ａ、） ８ 、ビ二ルタンフランセ ド ピンクル
トウール（Ｂｕｌｌｅｔｉｎ Ｆｒａｎｃａｉｓ ｄｅ
Ｐｉｓｃｉｃｕｌｔｕｒｅ）１９８０゜５２（Ｎα２
７７） ： １５４−１６２］に対して有効であること
が知られている。
トウール（Ｂｕｌｌｅｔｉｎ Ｆｒａｎｃａｉｓ ｄｅ
Ｐｉｓｃｉｃｕｌｔｕｒｅ）１９８０゜５２（Ｎα２
７７） ： １５４−１６２］に対して有効であること
が知られている。
従来、魚類のパスツレラ属細菌性類結節症又はビブリオ
病に対する治療剤としては、塩酸オキンテトラサイタリ
ン、アンピシリン、オキソリン酸等の薬剤が使用されて
いる。しかしながら、近年これらの薬剤に対する耐性菌
が出現し、十分な治療効果をあげられないことが多く、
新しい薬剤の開発が望まれている。
病に対する治療剤としては、塩酸オキンテトラサイタリ
ン、アンピシリン、オキソリン酸等の薬剤が使用されて
いる。しかしながら、近年これらの薬剤に対する耐性菌
が出現し、十分な治療効果をあげられないことが多く、
新しい薬剤の開発が望まれている。
問題点を解決するだめの手段
本発明はフルメキンを含有してなる魚類のビブリオ病又
はパスツレラ属細菌性類結節症治療剤に関する。
はパスツレラ属細菌性類結節症治療剤に関する。
本発明の治療剤はフルメキンを有効成分とするものであ
り、一般にはフルメキンを賦形剤（乳糖等）に混ぜたも
ので用いられる。その際、フルメキンを乳糖１００部に
２〜５０部含有させる。
り、一般にはフルメキンを賦形剤（乳糖等）に混ぜたも
ので用いられる。その際、フルメキンを乳糖１００部に
２〜５０部含有させる。
本治療剤を魚に投与する際には、該治療剤を餌料（例え
ば魚肉ミンチ、モイストペレット等）に混合して投与す
れば良い。投与量としては、魚体重ｌｋｇ当りフルメキ
ンとして５〜１００ｍｇの範囲で１日１回投与する。投
与期間は魚の症状に応じて３〜１０日間とする。本治療
剤が適用できる魚としては、ブリ、タイ、アユ等があげ
られる。
ば魚肉ミンチ、モイストペレット等）に混合して投与す
れば良い。投与量としては、魚体重ｌｋｇ当りフルメキ
ンとして５〜１００ｍｇの範囲で１日１回投与する。投
与期間は魚の症状に応じて３〜１０日間とする。本治療
剤が適用できる魚としては、ブリ、タイ、アユ等があげ
られる。
次にフルメキンの抗菌活性を説明する。
（１） フルメキンのブリ細菌性類結節症原因菌パス
ツレラ・ピフシーダ（Ｐａｓｔｅｕｒｅｌｌａ ｐｉｓ
ｃｉｃｉｄａ）に対する最小発育阻止濃度（ＭＩＣ）を
日本化学治療法学会のＭＩＣ測定法により評価した。そ
の結果を第１表に示す。
ツレラ・ピフシーダ（Ｐａｓｔｅｕｒｅｌｌａ ｐｉｓ
ｃｉｃｉｄａ）に対する最小発育阻止濃度（ＭＩＣ）を
日本化学治療法学会のＭＩＣ測定法により評価した。そ
の結果を第１表に示す。
第 １ 表
注）＾ｅ−ｐｃ耐性ニアミノベンジルペニシリン耐性（
２） フルメキンのブリ・ビブリオ病原因菌ビブリオ
°アンギラルム（Ｖｉｂｒｉｏ ａｎｇｕｉｌｌａｒｕ
ｍ） に対するＭＩＣを日本化学療法学会のｒＡ Ｉ
Ｃ測定法により評価した。その結果を第２表に示す。
２） フルメキンのブリ・ビブリオ病原因菌ビブリオ
°アンギラルム（Ｖｉｂｒｉｏ ａｎｇｕｉｌｌａｒｕ
ｍ） に対するＭＩＣを日本化学療法学会のｒＡ Ｉ
Ｃ測定法により評価した。その結果を第２表に示す。
第 ２ 表
以下に実施例及び試験例を示す。
実施例１
フルメキン５ｇと乳糖９５ｇを混合して製剤１００ｇを
得た。
得た。
試験例１
ブリの細菌性類結節症宣に対するフルメキン薬剤の治療
効果を調べるために、ブリ養殖場における自然感染魚群
に対して投薬試験を実施した。
効果を調べるために、ブリ養殖場における自然感染魚群
に対して投薬試験を実施した。
試験には平均体重約２５０ｇのブリを、約５２００尾ず
つ収容した網生簀５基を使用した。
つ収容した網生簀５基を使用した。
薬剤としては、実施例１で得られた製剤をイカナゴミン
チに混合して１日１回経口的に第３表に示す量でＩＯ日
間投薬した。
チに混合して１日１回経口的に第３表に示す量でＩＯ日
間投薬した。
第 ３ 表
試験期間中における各試験区の斃死数及び斃死率を第４
表に、パスツレラ・ピツシーダの検出結果を第５表に示
す。
表に、パスツレラ・ピツシーダの検出結果を第５表に示
す。
第 ４ 表
第 ５ 表
第４及び５表から明らかな如く、フルメキンはブリの細
菌性類結節症に対してすぐれた治療効果を示す。
菌性類結節症に対してすぐれた治療効果を示す。
試験例２
ブリの細菌性類結節症に対するフルメキンの冶療効果試
験を実施した。
験を実施した。
試験点はブリ養殖場における自然感染魚群で、平均体重
的５００ｇのブリ２４０００尾を４つの試験区（ｌ試験
区： ６０００匹）に分けて使用した。
的５００ｇのブリ２４０００尾を４つの試験区（ｌ試験
区： ６０００匹）に分けて使用した。
供試薬剤は試験例１の場合と同様１日１回、第６表に示
す量で５日間投薬した。
す量で５日間投薬した。
第 ６ 表
試験期間中における各試験区の斃死数及び斃死率を第７
表に示す。
表に示す。
第 ７ 表
試験例３
ブリの細菌性類結節症及びビブリオ病に対するフルメキ
ン治療効果試験を実施した。
ン治療効果試験を実施した。
試験はブリ養殖場で細菌性類結節症とビブリオ病に混合
感染した平均体重的１８０ｇのブ！１５８００尾を使用
して実施した。供試薬剤は試験例１の場合と同様１日１
回フルメキン１０ｍｇ（力価）／ｋｇ・体重７日で５日
間連日投薬した。
感染した平均体重的１８０ｇのブ！１５８００尾を使用
して実施した。供試薬剤は試験例１の場合と同様１日１
回フルメキン１０ｍｇ（力価）／ｋｇ・体重７日で５日
間連日投薬した。
投薬試験実施前におこなった細菌検査の結果を第８表に
、試験期間中の斃死数の推移を第９表に示す。
、試験期間中の斃死数の推移を第９表に示す。
第 ９ 表
＊：網底を点検して死魚調査
投薬試験開始前に実施した細菌検査の結果、細菌性類結
節症の原因菌パスツレラ・ピッシーダおよびビブリオ病
菌ビブリオ・アンギラルムが分離され、明らかに両疾病
の混合感染魚群であったと考えられる。しかし、フルメ
キン薬剤を５日間投薬した後は、第９表に示す如く斃死
魚はほとんど見られなくなった。
節症の原因菌パスツレラ・ピッシーダおよびビブリオ病
菌ビブリオ・アンギラルムが分離され、明らかに両疾病
の混合感染魚群であったと考えられる。しかし、フルメ
キン薬剤を５日間投薬した後は、第９表に示す如く斃死
魚はほとんど見られなくなった。
以上の試験結果から、フルメキンはブリの細菌性類結節
症およびビブリオ病のいずれに対しても有効な治療効果
を示す。
症およびビブリオ病のいずれに対しても有効な治療効果
を示す。
発明の効果
フルメキンは魚類のビブリオ病又はパスツレラ属細菌性
結節症治療剤として優れている。
結節症治療剤として優れている。
Claims (1)
- ９−フルオロ−６，７−ジヒドロ−５−メチル−１−オ
キソ−１Ｈ，５Ｈ−ベンゾ（ｉｊ）キノリジン−２−カ
ルボン酸を含有してなる魚類のビブリオ病又はパスツレ
ラ属細菌性類結節症治療剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61118337A JPH08775B2 (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | 魚類のパスツレラ属細菌性類結節症治療剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61118337A JPH08775B2 (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | 魚類のパスツレラ属細菌性類結節症治療剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62273917A true JPS62273917A (ja) | 1987-11-28 |
| JPH08775B2 JPH08775B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=14734172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61118337A Expired - Fee Related JPH08775B2 (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | 魚類のパスツレラ属細菌性類結節症治療剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08775B2 (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4876898A (ja) * | 1971-12-30 | 1973-10-16 | ||
| JPS57142983A (en) * | 1981-02-27 | 1982-09-03 | Dainippon Pharmaceut Co Ltd | 1-vinyl-1,8-naphthyridine derivative and its salt |
| JPS5925391A (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-09 | Dainippon Pharmaceut Co Ltd | ピリジルナフチリジン誘導体およびその塩 |
| JPS59155381A (ja) * | 1983-02-22 | 1984-09-04 | Kyorin Pharmaceut Co Ltd | ベンゾキノリジンカルボン酸誘導体及びその製造法 |
| JPS60126284A (ja) * | 1983-12-09 | 1985-07-05 | Dainippon Pharmaceut Co Ltd | ピリドンカルボン酸誘導体およびその塩 |
-
1986
- 1986-05-22 JP JP61118337A patent/JPH08775B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4876898A (ja) * | 1971-12-30 | 1973-10-16 | ||
| JPS57142983A (en) * | 1981-02-27 | 1982-09-03 | Dainippon Pharmaceut Co Ltd | 1-vinyl-1,8-naphthyridine derivative and its salt |
| JPS5925391A (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-09 | Dainippon Pharmaceut Co Ltd | ピリジルナフチリジン誘導体およびその塩 |
| JPS59155381A (ja) * | 1983-02-22 | 1984-09-04 | Kyorin Pharmaceut Co Ltd | ベンゾキノリジンカルボン酸誘導体及びその製造法 |
| JPS60126284A (ja) * | 1983-12-09 | 1985-07-05 | Dainippon Pharmaceut Co Ltd | ピリドンカルボン酸誘導体およびその塩 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08775B2 (ja) | 1996-01-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |